転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
「~~~~~~~!!!!!」
(やっぱりなぁ!!! 仲間を気にして攻撃を受け止めるしかねぇんだ!!!)
この時のガミラは知る由もない事だが、衝突して交差した《
(刀剣系がなんだってんだ!! 俺の鎌も
この状況でてめぇが取る選択肢は一つしかねぇ!!!)
「サ、《
(かかった!!!)
ブレイブは再び《
交差した衝撃波を纏めて立方体状の格子に閉じ込め、無力化させる。その格子を蹴り上げ、衝撃波から逃れる。
(た、助かった……………!!!)
「勇者女!! 前だ!!!!」
「!!!?」
「一手遅れたなぁ!!! 勇者ァ!!!!」
ブレイブが視線を前に向けると、視界には鎌を構えて向かって来るガミラの姿が映った。格子を蹴り上げた事で一手が後れ、向かわせる事を許してしまった。
(ディ、《
「甘ェ!!!!」
「!!!?」
剣を振り下ろそうとしたブレイブに対し、ガミラは身体を回転させて彼女の横に回り込んだ。斬る対象を失った剣は虚しく空を切る。あらゆる物の硬度を無視して切断する《
(し、しまった━━━━━━!!!!)
「手に余る武器を持って調子に乗ったてめぇの負けだ!!!!
《
「!!!!?」
ガミラが振り抜いた鎌が、ブレイブに横から襲いかかった。咄嗟に《
「~~~~~~!!!!」
「てめぇの
「!!!?」
ガミラの
ブレイブは再び森の奥へと消えた。その事はガミラにとっては良い事でも悪い事でもあると言える。ガミラはそれを良い事と捉えた。
「ロノア!! サリア!!!
てめぇらその警備団の連中を止めとけ!!! 俺ァ勇者の首を取る!!!!」
「わ、分かりました!!!」
(ッ!!! 人の絶好のチャンスを邪魔しとして何言ってんの!!!)
***
「うわぁっ!!!」
ガミラの衝撃波に吹き飛ばされたブレイブは森の中を何メートルも吹き飛ばされも回転しながら受け身を取った。
(た、確かに調子に乗ってたかも…………!!!
油断してたら負けちゃう…………!!!)
「《
「!!!!」
ブレイブが着地した瞬間、ガミラの放つ大量の衝撃波が森の木々を切り倒しながら向かって来た。それをブレイブは剣と格子で防御するが、完全に足が止められる。
(………………!!!!
さ、さっきより激しくなってる………………!!!!)
「
「!!?」
「
それが何だってんだ!!! 進化したばっかで使い慣れてもねぇ鈍な武器で、俺の
それがてめぇの誤算だ!!!! 親父譲りの
「!!!!」
ガミラが放つ衝撃波の密度は更に激しくなった。それは最早 大量の衝撃波とすら形容出来る代物ではなく、衝撃波の塊と呼ぶべき代物だった。
(こ、これはヤバい━━━━━━!!!!)
「てめぇにゃ遺体を遺す資格すらねぇ!!!
細切れになって消し飛べ━━━━━━━」
「《
『!!!!?』
衝撃波の塊がブレイブに到達する瞬間、上空から巨大な竜巻が飛来し、ガミラの衝撃波を纏めてかき消した。
「キュアブレーブ、いえ、
遅ればせながら助太刀に参りました!!!」
「カ、カーベル!!!」
「~~~~~~!!!!
こ、この虫けらがァ………………!!!!」
ブレイブとガミラが上に視線を向けると、そこにはキュアカーベルが飛んでいた。《
「キュアブレイブ、漸く
私も貴女と共に戦います!!!」
「カーベル………………!!」
キュアカーベルという存在はブレイブにとって心強い援軍となった。しかしその心の余裕はガミラの激しい歯ぎしりによって頭の隅に消えた。
「ガ、ガミラ……………!!?」
「~~~~~~~~!!!!!
お前ら勇者は!!! 一人はちっぽけな存在だってのに!!!! 群れて!!!! 依存し合って!!!!!
そのせいで!!!! そのせいで
「………………………!!!!?」
ガミラは必死に何かに訴えかけるかのように絶叫しながら喚いた。それがブレイブの目には恐ろしく、そして奇妙なものに映った。