転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
ガミラは地面を蹴り飛ばしてブレイブとカーベルに強襲を掛けた。鎌を持たない事で身軽になった分、その速度は更に上がりブレイブの反応速度を遥かに超えた。
しかしその中でカーベルは冷静に対抗策を弾き出した。
「悪足掻きも大概にしなさい!!!
「悪足掻きな訳あるか!!!
うらァ!!!!」
「!!!?」
カーベルの《
「もっかい女神サマの所に失せろ!!!
今度は永遠になァ!!!!」
「!!!!!」
「!!!!! カーベル!!!!!」
ガミラは左腕に仕込んだ鎌でカーベルの拳を迎撃した。そして右側の二本の腕に仕込まれた回転する鎌をカーベルに炸裂させた。
大量の斬撃を諸に受けたカーベルは鮮血を吹き出し、回転しながら森の奥へと吹き飛ばされた。
「カーベル!!!! カーベル!!!!!」
「人の心配してる場合じゃねぇぞ。
ウラァ!!!!」
「!!!?」
カーベルを撃破した直後、ガミラは回転する鎌を纏わせた蹴りをブレイブに見舞った。
咄嗟に
「…………………!!!」
「やっぱ
俺の鎌で魔王が落ちて、今度はぽっと出の虫けらも退場だ。
今度は誰に縋る? それとも降参して首を差し出すか? 今までの勇者共は色んな反応があったなぁ。
無謀に向かってくるやつも居りゃ泡吹いて泣きじゃくる奴も居てよォ。お前はどっちになるかなぁ。別に泣いたっていいぜ。
それで許してもらえると思うならなァア!!!」
「……………!!!!」
ガミラの言う通り、ブレイブはカーベルが攻撃された事で精神的に動揺していた。しかし彼女は考える事を止めた。
それは自分のこの動揺は
「━━━━━━━━━ならないよ。」
「ァン?」
「あなたの思い通りにはならないって言ってるの!!!
私は泣いたりなんかしないし、ヤケクソになったりもしない!!!! 今は一人に
!!!!?」
「?!」
心を奮い立たせて立ち上がろうとした瞬間、ブレイブの体勢が大きく崩れた。視線を送ると左脚が目に見えて震えている。それを認識した瞬間、痺れと痛みも神経を震わせた。
(あ、脚がガクガク震えて……………!!!
ま、まさか…………!!!
これってまさか………………………!!!!)
「━━━━━━クヒヒ。
口じゃ御大層な事を言っても身体は正直みたいだな。どうやら反動が来たみてぇだ。
やっぱてめぇは《刀剣系》なんて大それた代物を持っていい器じゃなかったんだ。身の丈に合わねぇ
「……………~~~~!!!」
「…………まぁ、そりゃ俺も同じみてぇだがな。
ガフッ!!!」
「!!!?」
話し終えた瞬間、ガミラの口から血が吹き出した。それを見てブレイブも瞬時に理解する。
この戦いの中で《
多く見積っても、彼に残された体力は僅かしか無いだろう。ブレイブの目にはガミラの姿はそう映った。
「言っとくが、『これ以上やったら死んじまうからもう止めよう』なんて平和ボケした説得は通じねぇぞ。
もう分かってんだろ? 俺もてめぇも身体はもう限界だ。もうこの戦いは最終ラウンドに入ってんだよォ!!!!!」
「!!!!!」
ガミラは再び回転する鎌を纏わせた蹴りをブレイブに振るった。それを《
(ディ、《
「遅せぇ!!!!」
「!!!!」
ガミラの脚は剣の刃ではなく鍔に当たった。あらゆるものの高度を無視して切断する《
鍔で蹴りを受け止めたブレイブの身体はカーベルとは反対方向に吹き飛ばされた。