転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
《蛍達の現在の居場所》
《魔法警備団 本部》
・夢崎蛍(キュアブレーブ→キュアブレイブ)
・ギリス=オブリゴード=クリムゾン
・フェリオ・アルデナ・ペイジ
・タロス・アストレア
・エミレ・ラヴアムル
・フゥ・フルフワン・ティンカーナ(キュアカーベル)(新)
《
・ハッシュ・シルヴァーン
・リナ・シャオレン(キュアフォース)
・ヴェルド・ラゴ・テンペスト
《豪華客船 グランフェリエ 内部》
・リルア・ナヴァストラ(キュアグラトニー)
・リズハ・ナヴァストラ(新)
・カイ・エイシュウ
・ミーア・クロムウェル・レオアプス(キュアレオーナ)
・マキ・マイアミ
***
「………じゃあ準備は良いな? 始めるぞ。」
「………分かった!!」
朝食を終えて数時間が経ち、ギリスの身体に通信が使えるだけの魔力が戻った。机の上に少し大きな通話結晶が置かれ、その前に蛍達 全員が座っている。これから行われるのはそれぞれの場所で具体的に何が起こったのか。それを報告する。
「!! 出た!!」
ギリスが魔力を込めると、結晶の上に二つの円い画面が浮かび上がった。その中に浮かんでいた靄が鮮明になっていく。そして数秒後にははっきりとした像を結んだ。
『おー!! 映った!! 映ったぞ!!!』
『総隊長、通信出来ました!』
「!! リルアちゃん!! ハッシュ君!!!」
ギリスの口から全員が無事である事を聞かされていても蛍はその表情筋を緩めた。それは無事に通信が出来た事、そして仲間の顔を見る事が出来た事が大きい。まだ別行動を取ってから何日も経っていないにも関わらず、まるで数年ぶりの再会を経験したかのような感覚を覚えた。それ程までに蛍にとって彼等は大きい存在になっていたのだ。
「ハッシュ君、リナちゃんは!? リナちゃんはどこ!?」
『おーギリス! 折り入ってお前に言っておかなければならん事があってだな!!』
『ギリス殿!? その身体の包帯は一体━━━!!?』
『落ち着いてホタル。リナは今━━━━』
「ハッシュ隊長!! ガイン隊長!! 大変なんですよ!!
ついさっき追っていた勇者連続殺人犯が━━━━━━!!」
「お前達、一度静かにしろ!」
『!!!』
それぞれに疑問に思う所や伝えたい事があり、口々にそれを言葉に出す。それをギリスが窘めた。その言葉で場は静まり返る。
「色々と言いたい事があるのは分かる。だが慌てていてもどうにもならないだろう。
それぞれ 具体的に何があったのかを話せ。」
***
《アルカロック サイド》
襲撃犯:マーズ・ゼルノヴァ、ギンズ・ヴィクトリアーノ
成果:裏切り者の判別及び排除
被害:アルカロック 大破、人的被害 無し
マーズ、ギンズ両名 死亡
《グランフェリエ サイド》
襲撃犯:ガスロド・パランデ
成果:乗客乗員 全員の安全確保、
被害:グランフェリエ本体 大破、ガスロド 逃亡
《魔法警備団 サイド》
襲撃犯:ロノア・パーツゲイル、サリア・デスタロッサ、ガミラ・クロックテレサ
成果:情報(タロス・アストレア及び魔法警備団の身の潔白の証明)確保、勇者連続殺人犯を被疑者死亡で確保、
被害:魔法警備団員 重軽傷、警備団本部 半壊
ガミラ 死亡 ロノア、サリア両名 逃亡
「━━━━ざっとこんなところか……………………」
ギリスは結晶越しに得た情報を紙に書き出していた。蛍が紙を見た第一印象は人的被害が全く無い事、そして敵の幹部が三人 死んだ事だ。
「………リナちゃん、これって檻の人が その、ヴェルダーズの悪者で、二人共死んじゃったって事だよね?」
『…………ああ。けど間違えてくれんな。
俺ァ飽くまであいつをひっ捕らえて吊し上げるつもりだった。それをアイツが手前で死にやがった。心臓をこう、毒でブスりとな。』
「!!!」
『それよりギリス、僕達が追ってた勇者連続殺人犯がヴェルダーズの仲間だったっていうのは本当なの?』
「確たる証拠は無いが、本人がそう言ってるんだから十中八九間違いは無い。だがそれはさほど大きな問題では無い。処理はルベド辺りにやって貰う。
━━━━━それよりも俺が聞きたいのは、リルア!! お前だ!!!」
「そうだよリルアちゃん! そのリズハっていうのは━━━━」
『おう! 紹介するぞリズハ。
こいつらが今の私のマブダチだ!!』
『うん!
久しぶり ギリスお兄ちゃん! そんでもって初めまして、ホタルさん! 皆さん!
私、リズハ・ナヴァストラ。リルアお姉ちゃんの妹です!!!』
「!!!」
『えーーーーーっ!!!?』
過去、もしくは同じ船に乗り既に事情を把握している者以外の全員の声が揃った。