転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
《
それは人間を素体とした時に稀に発生するチョーマジンの上位種である。
特徴としては普通のチョーマジンより体格は小柄であるが、その力量はチョーマジンをはるかに上回る。
蛍がその存在を認識したのは先日の魔法警備団本部での戦いが初めてだった。
今回、フォラスの手によって召喚された
「………………!!!」
「人間が変えられるのを見るのは初めてか? じゃが驚いておる暇なぞ無いぞ。
行けいッ!!!!」
『グルアァァァァァァァ!!!!!』
「!!!!」
フォラスの声に従うように、ニトルの
咄嗟の攻撃に反応できなかったブレイブは、《
━━━━━ドゴォン!!!!!
「!!!?」
ブレイブの身体は教会の壁を破壊してその場にいた人々の視界から消失した。
それにいち早く行動を起こしたのはフェリオだった。ブレイブの後を追って教会から飛び出した。それを
その様子をフォラスは冷静に観察していた。
(フフフフフ。此処迄は概ね予定通りじゃ。
如何にして奴の心を折ってやろうとするかのう。)
***
「うわぁっ!!!!?」 ガシャァン!!!!!
彼女の耳が認識したのはガラスが割れる音と人々の悲鳴だった。その情報でようやく彼女は突っ込んだこの場所が何かの飲食店である事を理解する。
(ま、まずい!! ここじゃ人を巻き込む…………!!!)
『グルアァァァァァァァ!!!!!』
「!!!!」
自分の状況を分析しようとした瞬間、
民間人への被害を抑えるためにブレイブは彼の攻撃を身体で受け止めた。両手を互いに握り合い、体重を掛けあう力比べの様相になる。
得体の知れない怪物を目にした民間人達は混乱に陥り、蜘蛛の子を散らすように逃げ惑った。民間人を邪魔とは微塵も思っていなかったが、この状況をブレイブは有難く思った。
(ち、力が強い……………!!!!
両腕も塞がってるし、これじゃ剣が使えない…………)
「ブレイブ!!! 今助けるファ!!!!」
「!! フェリオ!!!」
ブレイブの身体によって開いた大穴からフェリオが建物の中に入ってきた。その手は不自然に光っていた。
ブレイブは瞬時にフェリオのやろうとしている事を理解した。《
「(
《
(行けっ━━━━━━━━)
『!!!!?』
その瞬間、ブレイブとフェリオの目は信じられない光景を捉えた。
ブレイブの見ている光景が
(え!? 何!? どういう事!!?
何でフェリオが目の前に居るの!!!?)
(ま、まずいファ!!! このままじゃブレイブに当たる!!!)
「うわぁっ!!!」
「!!!」
自分に向かってくるフェリオの手を、ブレイブは咄嗟に蹴って弾いた。斜め上に弾かれたフェリオの手から光の弾が爆発した。
それはさながら日光を直視したかのように眩く、直撃すれば皮膚を焼いてしまいそうな熱量があった。
(し、しまった!! フェリオの事蹴っちゃった━━━━!!!)
(よ、良かった!! なんとかブレイブは無事に━━━━!!!)
『!!!!?』
目の前で起きている光景を処理する前に、
二人はそのまま
*
『うわぁっ!!!!』
ズガァンッ!!!!!
ブレイブとフェリオの身体は蹴り飛ばされ、店の向かいの建物の壁に激突してようやく止まった。
「痛ぁ………!! 何あの蹴り……!!
っあ!!! ッてかゴメンフェリオ!!! 私、フェリオの事蹴っちゃった……………!!!」
「いや大丈夫ファよ!! それよりも私の手でブレイブを傷つけなくて良かったファ!!」
「フェリオ……」
バキッ 『!!!』
互いを見つめ合っていたブレイブとフェリオだったが、それは
同時に二人の関心も目の前の
「……ねぇフェリオ、あいつ今、私達を
「いや、物ならともかく、人間を入れ替える魔法なんて聞いた事ないファよ!!!」
「…………いやはや。此れには儂も驚いたわ。」
『!!!』
「彼れは《
『………………!!!!』
*
悪魔系
能力:自分の周囲にある二つの物の位置を入れ替える。