転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
キュアフォース ことリナ・シャオレンの
精神は一度はアルカロックでの戦いによってひびが入ったが、止まらない闘争心と仲間に為に戦うという決意は《
フォースはその事を新たな
*
「食らえやクソジジィ!!!! オルァッッ!!!!!」
「戯けが!!! そのような大振りの拳を食らう儂じゃと思うか!!!」
「!!!」
真っ向から攻撃を仕掛けるフォースに対し、フォラスもそれを真っ向から迎え撃った。
身体を膨張させ、顔のように見える骸骨の仮面の下に大きな窪みを作り、フォースを誘うように大きく開けた。
その光景を見ていたブレイブは無意識にフォラスの口が骸骨の仮面にあるという認識が思い込みだったと理解した。
「フォース!!!!」
「大莫迦者が!!!! 儂の身体はあらゆる部分が口であり目であり手足なのじゃ!!!
儂の栄養となって果てよ!!!!」
「ハッ!!! バカはテメェだ!!!」
「!!?」
「《プリキュア・フォースグレネード》!!!!!」
「!!!!?」
フォースの拳がフォラスの口に入りかけた瞬間、彼女の拳が眩い程の光を発した。その光はフォラスの網膜だけでなく身体にまで干渉する《
光が炸裂した瞬間、フォラスの身体は口の上顎と下顎(のように見える部分)を境にして二つに裂けた。
「……………!!!!」
「こっちが本体かァ!!!?」
「!!!」
フォラスが自分の身に何が起こったのかを認識するより早く、フォースは更なる追撃に出た。
空中で身体を捻り、フォラスの上部分に
しかし直ぐに身体を再生させ、近づいてくるフォースに向き直った。
「………………
只の阿呆では無かったのか。じゃがそんな軟な蹴りでは何発食らわせようと儂の命には届きはせんぞ。」
「んな訳ぁねぇだろ。テメェもスライムだってんなら不死身じゃねぇ。特に
テメェの場合ァその面にでもあるんじゃねぇのか?」
「さぁな。貴様の命を賭け金にすれば分かるやも知れんのぉ。」
「生憎だがテメェにんな高ぇもん賭けらんねぇよ。せいぜい俺のこの
「そんな安いもので足りると思うか。貴様の
こんな風にのぉ!!!」
「!!?」
フォラスは身体の一部を触手の様に細く伸ばし、背後にあった気を強引に引き抜き、自分の身体に取り込んで飲み込んだ。
強力な消化液は飲み込んだ木をいとも簡単に消化した。
「……………」
「ふぅ。やはりこのような植物性蛋白質では大した腹の足しにはならんの。
しかし、この通り儂にとっては全てが栄養源じゃ。対して貴様には消耗した体力を回復する術はない。利がどちらにあるかのぉ?」
「バカかよ。要はジリ貧にならなきゃいい訳だろ。」
「それが出来んと言ったつもりだったんじゃがな。」
「言ってろ。すぐにそのナメた口をふさいでやるよ。どこに舌や声帯があるか分からねぇがよ!!」
「そうだよ!! 私も戦う!!!」
『!』
フォースとフォラスの舌戦にブレイブが割って入った。しかし二人はそれを重要視はしなかった。空に浮いている物体がその理由だ。
「おいブレイブ!! 無理すんじゃねぇ!! 分かってんだぞ!!
お前がさっきからずっと気ぃ張ってんのはよ!!! あの空に浮いてる奴に体力使ってんだろ!!?」
「ハッハッハ!!! 貴様の予想の通りじゃキュアフォースよ!!!
あの空に浮いている球の中には、儂の魔法で作られた強力な酸が並々と詰まっておる!!!
彼奴が少しでも球に穴を開ければ忽ち、其処から酸が漏れ出る!!!
そうなれば貴様等だけでなくこの町も人間共も皆共に骨も残らずに溶けてしまうじゃろうよ!!!!」
「!!!! んだと……………!!!?」
フォラスの高らかな豪語にフォースは顔を青くさせた。
その宣言を聞いた彼女の脳裏に過るのはかつてマーズとの戦いで彼の《
彼の毒に自分の身体が侵される事は無かったが、その事は恐怖として彼女の脳に焼き付いていた。
「因みにじゃが、儂の酸はマーズの
おや? どうかしたか。先迄の嘗め腐ったような笑みはどうした。儂の酸に貴様等が溶かされる光景でも思い浮かべたか?」
「ふざけんな!!! すぐに止めやがれ!!!
毒に身体を溶かされるかもなんて事に不安になるのは俺一人で十分なんだよ!!!!」
「……貴様等がどうしてもと言うならば消してやっても良いがのぉ。ただ、
「?」「!!!! ブレイブ!!!!!」
フォースが振り向くと、ニトルの