転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
「ウルアァッッ!!!!」『!!!!!』
フェリオの目は一瞬の内に起こった様々な変化を捉え、脳はその光景を処理する事に専念していた。
自分の視界が
そしてヴェルドの上半身が高速回転し、強烈な打撃音と共に
「ヴェ、ヴェルド!! 大丈夫ファ!!?
…ヴェルド!? ヴェルド!?」
「………………!!
(何でだ!? 何であいつ、今
ヴェルドの耳にはフェリオの自分の身を案じる声が入っていなかった。
正確にはフェリオの言葉は入っては瞬時に抜けていた。それは頭の中の疑問に集中していたからだ。
(何で、何であいつは
わざわざ俺と入れ替わらなくても、フェリオの奴と入れ替わってりゃあいつの背後を取れた。
そうすりゃ(別にフェリオが弱いとは言わねぇが)勝率は上がってただろうによォ!!
……それとも
ヴェルドの脳は脳内に浮かんだ疑問符の処理に専念していた。戦場において動きを止める事は御法度だが、今回ばかりは違うと己の中で結論付けた。
相手についての謎を解く事は決して無駄ではないと思っているからだ。
「ヴェルド!! ヴェルド!!
何やってるファ!! 今はボーっとしてる場合じゃないファ」
『!!!』
フェリオとヴェルドは瞬時に自分達の視界が一変した事を理解した。
フェリオの視界はヴェルドの横顔から
それは即ち
「ア、《
『!!!!』
ヴェルドは瞬時に状況を把握し、フェリオに危険を伝えようとした。
しかしフェリオは身の危険を理解し、半ば反射的に《
そしてヴェルドは何が起こったのかを瞬時に理解し、この状況における最適解を実行する。
「ウルオァッ!!!!」
『!!!?』
ヴェルドは背後の木を砕きながら蹴り飛ばし、それによって生まれた推進力を全て足に乗せ、《
ヴェルドは頭の中で
(……今度はあいつ、
俺と自分を入れ替えてりゃ、あるいは俺とフェリオの同士討ちだって狙えた筈だ!!!)
ヴェルドの頭には自分の攻撃が上手く決まっている事に対する拭いきれない疑念があった。
そして同時に直感していた。この疑問を解く事が
(!!! まさか、そういう事か…………………!!!?
いや、それなら全部に辻褄が合う…………………!!!)
ヴェルドは頭の中に浮かんだ仮説を実証するための行動を実行する。
それはフェリオに足りない情報を補完してもらう事だ。
「ヴェルド!? ヴェルド どうしたファ!?」
「………なぁフェリオよ、あの野郎が
「!?」
*
フェリオは
しかしヴェルドにとってはそれだけで十分だった。彼が最も知りたがっていた情報がフェリオの説明の中にあったからだ。
「そうかそうか。
っつー事ぁよ、あの野郎が
「そ、そういう事になるファけど、それが一体………………」
「そいつを聞いてはっきりしたぜ。
あの野郎の
「ファ!!?」
「変だと思ってたんだ。物を入れ替えるっつーなら
それにさっきもよ、あいつぁわざわざ
あいつの《
フェリオはヴェルドの言葉に驚きつつも目に見えて高揚していた。
ヴェルドの推理が当たっているならばこれ以上ない有益な情報になるからだ。
「もう分かったろ? 奇怪な
俺達はこいつを