転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
《
消化液を操作する追尾弾は謂わば囮であり、本命は広範囲の攻撃だった。仮に《
ブレイブの命も、そしてこのツーベルクもだ。
*
ブレイブが一面の紫色を目にした瞬間、彼女の思考は如何にして
彼女には
(《
「!!!」
ブレイブは脳内で
瞬間、彼女の手には
その早業の成功を理解した瞬間、ブレイブは次の行動を実行した。
「《プリキュア・ブレイブカリバー》!!!!!」
「!!!!」
「やぁっ!!!!」
消化液が身体に襲い掛かる瞬間、ブレイブは《
フォラスが吐き出した消化液に一本の線が入り、二つに分かれた。
「はあっ!!!!!」
「!!!」
ブレイブは一発目の剣を下から上に斜めに振るっていた。更に彼女は体勢を翻し、一発目と重なるような軌道で上から斜めに刃を振るう。消化液の塊には十字の亀裂が走り、四つに分かれた。
そしてブレイブの消化液への攻撃はこれだけに留まらない。《
消化液はまるで急激に高温に晒されたように蒸発して霧散した。
「……………………!!!」
「………………………………ッ
ぐふっ!!!」
辛うじて消化液による窮地は脱した。しかし、一瞬とはいえ四つの[[rb:贈物>ギフト]]を同時に使用した代償は大きかった。体力は一気に削られ、《
地面に着地する事には成功したが、地面に膝をついてしまった。
「~~~~~~~!!!」
「はっは!! 一難去ってなんとやら、じゃのぉ。其処迄しても《
たった一日過ごしただけで其処迄の情念が移ったというのか。」
「そ、その通りだよ!! このツーベルクはご飯が美味しくて! 立派な教会があって! 景色もきれいで空気も美味しくて!!
こんなにいい町をあなたなんかに消される訳にはいかないよ!!!!」
「そうかそうか。大した蛮勇よ。
じゃがな、この町に魔の手を伸ばしたのが
「!!?」
「ああ、言い忘れておったが、あの球の中の酸が[[rb:解呪>ヒーリング]]でどうにかできるとは考えん方が良いぞ。
あれは儂の
「!!!」
フォラスの推測は的外れではなかった。
寧ろ、彼女の中に《
「ッ!!
バ、《
フォラスに図星を突かれても尚、ブレイブの闘志は尽きてはいなかった。
最早、壁に直立する事は困難と判断し、両手にのみ肉球を出現させる手段を取った。
「フッフッフッフ。
其の奇怪な肉球には散々苦渋を飲まされたが、結局は同じ事よ。勇者がスライムの餌となるという笑い話が現実となる結果に揺るぎは無い!!!」
「そんな事、そんな訳ない!!!
フォースもフェリオもヴェルドも必死に戦ってる!!! 私だけ倒れる訳にはいかないよ!!!」
「ハッ!!!!
悪足搔きの末の援軍だよりという訳か!!! 大莫迦者が!!!!
貴様の命運を他人に賭ける其の温過ぎる根性こそが貴様等の弱点じゃと何度言わせれば分かる!!!!!」
「!!!!」
手に剣ではなく肉球を携えるブレイブに対し、フォラスはその身一つで襲い掛かった。