転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
ニトルの爆弾は誇張抜きに建物一棟を容易く破壊できる威力がある。フォラスの消化液に侵されるという憂い目を一度は見たそれだったが、今回、エミレの改良を経て
オオガイを含めた敵全員がそれまで全く眼中に無かったニトルのよもやの奇襲に彼等は言葉を失っていた。その沈黙を破ったのはオオガイの一言だった。
「……………本当だったようだな。お前が
「!! も、申し訳ありませんオオガイ殿!! 今の事態は儂が招いたようなもの!! 罰は如何様にも━━━━」
「構うな。今ここでお前を責めた所で何にもならない。代わりにあの小僧について知っている事を全て話せ。」
オオガイの言葉に反応したのは言うまでも無くニトルを食い物にしたフォラスである。フォラスはニトルが持つ
「………成程、位置の入れ替えか。それで奴等と爆弾を入れ替え俺を……………
だが馬鹿な真似をしたな。そんな事をしたばっかりに
『!!』
爆弾の爆発によって付着した煤を拭いながらオオガイは不敵な笑みを浮かべてそう呟いた。オオガイが
『………嫌味な野郎だな。調子こいたようなあのヘラヘラした面も気に入らねぇ。あいつがあの連中の頭なのか……………!?』
『うん。気に入らないってのは私も一緒だけど気を付けて。あの人は《オオガイ》っていうとっても強い人なんだよ。』
ニトルに説明するブレイブの脳裏には龍の里での苦い記憶が思い起こされていた。かつての
確かに
ブレイブは仲間と共にオオガイに一斉攻撃を仕掛けたがそれすら誤った選択だったのではないかと思い始めていた。
(……………やっぱりギリスやニトルさんが正しかったもしれないな……………!!
まずオオガイを攻撃した方が良いって思ったけど、もしニトルさんが助けてくれてなかったら━━━━━━━━!!!)
「あのさぁ、お前等何時までオオガイさんにこだわってる訳? それよりも目の前に集中したら?」
『!!!』
ブレイブ達は当然のように自分達から遠く離れた所に居るオオガイに意識を向けていたが、その注目は
その方向に視線を向けると、そこにはダクリュールが居た。ダクリュールが空高く跳び上がっていたのだ。
(ダ、ダクリュール!!?)
「総員!! 警戒態勢を取れ!!!
(何をする気だ!! あんな所から!!!)」
単独で空高く跳び上がるというあまりに不可解な行動にブレイブ達の胸中は警戒と困惑に染まった。対してダルーバやオオガイ達は得意気に口角を上げていた。
(
「ダクリュール!!! 一世一代の大一番だ!!! 遠慮無くぶちかませ!!!!」
「ウス!!!!」
(!!! 来る!!!!)
オオガイの言葉に呼応するようにダクリュールの身体は急降下する。ブレイブ達はあらゆる事態に備え防御体制を取った。しかし、ダクリュールの狙いはブレイブ達では無かった。
(
見せてやるぜ!!! こいつが俺の新しい
「《
ズドォン!!!!!
『!!!!?』
《
『━━━━━━━━ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォン!!!!!』
『!!!!!』
それは地震だった。