転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
シャルディアの主張では、
彼女は
「ユ、ユリウス………!!? ユリウスだと……………!!?」
「シャルディアさん!? その人知ってるんですか!?」
「知っているも何も、ユリウスは私の弟だ。尤も、度し難い愚弟だったがな………!!」
「!? 愚弟!?」
*
ユリウス=ハーレークイン=フェルナーデ
それがシャルディアの実弟の本名である。シャルディアが彼を愚弟と酷評する理由は彼の思想にある。
ギリスとルベドが激突し、人間族と魔人族の意識が種族融和へと向いた。程無くして
その歴史に偽りは無いが、ギリスの知らない事実があった。それこそがシャルディアの実弟、ユリウスの存在である。
シャルディアは多少の警戒心はあれど魔王ギリスとの交渉の席に立った。それは即ち魔人族と接触する意思があったという事である。ユリウスはそれを真っ向から否定していた。
彼は保守派を通り越して、
*
「
「閉塞的な価値観によって生まれた愚かな思想だ。ギリスとの対談が始まる時、里は今のように種族が固まってはいなかったし、族長も私とユリウスがその座を争っている状態だった。その時魔人族の実情を証言し、世論を私の、即ち種族融和へと傾けたのが、当時の
私が族長に就任しギリスとの対談が正式に決まって、ユリウスは姿を消した。あいつの下に就いていた保守派の連中数人を連れてな。
そしてヴェルダーズの襲撃の被害が落ち着いて調査が始まって、元々
「だから
「誰もがそう信じて疑わなかった。だが、どうやらそれは間違いだったらしいな…………。」
シャルディアの口から語られた
「━━━━言い訳は終わったか?」
「!! い、言い訳なんかじゃないよ!! シャルディアさんは何も嘘なんか言ってない!!!
だから教えてよ!!
「何故お前にそんな事を教えなければならない…………」
「えっ!?」
「そもそもお前は一体何なんだ。何故人間族がそんなふざけた格好でこんな場所に居る。余所者の、しかも大物でもなさそうな子供の立ち入りを許す程、シャルディアは焼きが回ったのか……………?」
「!」
ブレイブは
「わ、私は
「私が何時お前の名前を聞いた? それにプリキュアだと? そんな肩書きが何処にある。話が通じなければ身も心もふざけた奴だな……………!!」
「私は訳あってこの里に来て、昨日シャルディアさんから
だから教えてよ!!
「…………どうやらシャルディアの洗脳が解けていないらしいな。だったら正しい歴史でも学んでいけ。」
「!!」
*
ここに一人の歴史学者が居る。人間族の《マルク・テルノート》。彼は異種族に関する歴史の研究に力を入れている。
ある日、彼は既に絶滅した妖精族の
「結論から申し上げますと、
これは様々な文献の記載を読んで得た、その情報を繋ぎ合わせて私が辿り着いた一つの筋書きです。
まず、
『
この事から類推して私は、