転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
その赤い鳥は、キュアレオーナにとっての
「フェニックス…………!! 背に乗っているのはあの獣人族の少女か!!」
「はい、ミーアちゃんです! それであの鳥はきっとけがをしたミーアちゃんを連れて来たんです!! それはつまり、誰かに《
「ミーアちゃんは私が治します!! シャルディアさんは世界樹を守りに行ってください!!」
「いや、その役は私がやろう!!」
「!?」
ブレイブは満身創痍のレオーナを治療する役を自ら買って出た。しかしシャルディアがそれに異を唱える。
「君の力は他の輩と戦う為にある!! 私が生やす植物なら回復効果のあるものはいくらでもある!! それより君はギリスの方に行った方が良い!! ルベドが此処に居る以上、あいつは一人の筈だ!!」
「だ、ダメですよ!! シャルディアさんだってボロボロじゃないですか!! そんな状態で
「案ずるな。私も
「…………………!!
分かりました!! お願いします!!」
ブレイブはシャルディアの目に族長としての矜持、そして友を助けるという決意を見た。それに触発されるように、《
*
リルゾールの一言は
*
「………………!!!」
「カ、カイさん、これってまずいんじゃ…………!!」
「フッフッフ。コレデ私ガ言ッテタ事ガ間違イデハ無カッタ事モ、コノ状況ガ私ニ非常ニ有利ダトイウ事モ分カッタダロウ。役得トイウヤツダナコレハ。コレデシクジッタラ首ヲ差シ出サネバナランナ!!!」
この状況を一早く予測し、そして一番待ち望んでいたのはコキュートスだった。相手取っていた三人の中で一番の実力者である
「それは有難いな。この場一つ切り抜けるだけで貴様の首を落とせるなど、こんなに美味しい話は無い!!」
「ソレガ下ラン虚勢デアル事ハ分カッテイル。コノ状況ガ美味シイナドトイウ戯言ハ、ソノ身一ツデ私ノ能力ヲ打チ破ッテカラ言ウガイイ!!!!」
「!!!」
片脚を地面に踏みしめる。その動作だけで巨大な壁とも形容するべき氷の塊がカイとリズハの視界を覆い尽くした。
*
「フン、今の聞いたろ? やっぱり状況は俺達に傾いてるみたいだ。一つの場所に行くって簡単な仕事一つこなせなくちゃしょうがないよな!!」
「!! 総員!! 彼を逃がしてはなりません!!」
「逃がさないって? だったら捕まえてみろよ。そんな不安定な状態で出来るってんならな!!
《
『!!!』
ダルーバが言った不安定な状態というのは《
「《
「! へぇ…………」
カーベルは自分達三人の周囲を風で覆った。ダルーバが見舞った幻覚の小石はその風に巻き込まれて四散する。
「こんな不安定な場所でも無傷でやり過ごすとはね。やっぱり虫はしぶといって相場は決まってるな!!」
「私が虫なら貴方は下賤な蝙蝠です!! 私の風でその小汚い翼を引き裂いて見せましょう!!!」