転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~ 作:Yuukiaway
『龍神武道会に? お前が?』
「うん! ハッシュ君にも相談したんだけど、やっぱり代表として
蛍がギリスと話している横で、ハッシュはルベドと通信をしていた。
『それで? 他には何かないのか?』
「そうそう。 ギリスって、その龍神武道会のこと、何か知ってない?」
『何か?』
「そうだよ。 …例えば、何か反則があるとか。」
『……俺が知ってるのは大昔の事だから分からんが、確か【武器の使用】と【殺害】が反則だった筈だぞ。』
「武器…………
『多分 そうだろ。』
蛍は少しだけ弱気になった。
今まで 剣を使った戦いしかやってこなかったからだ。
『でもま、何とかなるんじゃないか?』
「え? 何で?」
『武道会といっても所詮、ルールの中で行われる試合だぞ。お前は今日までルールも反則もない死線をくぐってきたんだからな。』
「死線なんて、そんな大袈裟だよー」
いくら死線をくぐってきたといっても、それで試合に勝てる保証はない。
『ちなみにだが、武道会はいつなんだ?』
「予選が3日後で、本戦が5日後だって。」
『それなら、その間にハッシュに稽古をつけてもらったらどうだ?』
「ハッシュ君に?」
『お前は武器を使わない戦い方ができるか不安なんだろ?だったらあいつに戦い方を教えて貰ったらいいじゃないか。』
「ああ! それはいいね!」
蛍は心の中で指を鳴らし、話題を変えた。
「ところで、そっちはどうなの?チョーマジンは出た?」
『いや。 今日は出ていない。』
「じゃあリルアちゃんはそこにいるの?」
『いるが、もう寝てしまった。俺たちは今ギルド近くの宿にいる。新人の依頼は済ませた。後は待つだけだ。』
「そう。」
***
翌朝
「じゃあ お願いします!」
「はいはい。最初は受身からね。」
武道場に蛍とハッシュが立っている。
朝一番で受けた蛍の頼みを、ハッシュは快諾した。
「でも僕だってやってきたのはルール無しのやつだし。あんま 教えられないと思うんだけど」
「大丈夫 大丈夫
私が知りたいのは武器を使わない戦い方だから。」
「じゃあまずは
「格闘用?」
「動きやすくするってことだよ。例えば 下をスカートじゃなくて動きやすいスボンに変えるとか、袖を短くするとか」
「フェリオ、そんなこと出来るかなー?」
「分かんないけど やってみるファ!」
「分かった。」
《プリキュア・ブレイブハート》!!!!
いつもの変身とは違う。服装を変えねばならない。スカートをズボンに、袖を短くして格闘用にしなければならない。
「………これでどうかな?」
「いいんじゃない?」
キュアブレーブの服装は、キュアブレーブから袖を短くし、下はハーフパンツになった。
「じゃあ早速受身から。こうやって腕や手で頭を━━━━━━━━」
***
結晶を通じてギリスとリルア、そしてルベドが話している。
『そうか。リュウに会ってきたか。』
「そうらしい。それであいつら、龍神武道会に出ることになったそうだ。」
『龍神武道会に!そりゃ苦労するだろうね。
あそこは強豪揃いだからな。』
「【武道会】なら ハッシュが出た方が良かったのにな」
「いや おそらくあいつの性格からして、誰かに出ろとでも言われたんだろ。」
しかしルベドには安心出来る理由があった。
「ところでなぁ、ルベド。」
『ん? 何かな リルアちゃん。』
「お前、あの時からずっと二番隊隊長を決めてないのか?ずっと欠番なのか?」
『……そうだよ。
「だけど、ハッシュは今本部にいないのだろ。少し手薄ではないのか?」
『大丈夫だよ。優秀なのはハッシュ君だけじゃないし。それにハッシュ君は元々潜入調査とかばっかりやらせてたし。その潜入先が
それならと リルアは質問をやめた。
『ちなみに、君たちは今 どこで何を?』
「言っただろ。蛍と別行動をして仲間を募ってるって。」
『それで、誰か見つかったのか?』
「あぁ。1人 入団希望者が現れて、今こっちに向かってる。まあ 少なくもと
『どういうやつなんだ?』
「顔は分からないが、名前と職業なら書いてあるぞ。
職業が新人の【ビーストテイマー】で、名前が【ミーア】というらしい。」