転生したらプリキュアだった件 ~助けてくれた女神様の世界をプリキュアになって守りたいと思います!~   作:Yuukiaway

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78 結託する軍人と格闘家! 里を守る戦い!!

戦ウ乙女(プリキュア)……………?」

 

龍神武道会が始まる3日前

カイ・エイシュウはリュウ・シャオレンの口からその存在を聞いた。

 

「私は それはおとぎ話でしか聞いた事が無いのですが……………」

「たわけ!!!!」 「!!!」

 

「伝説でも神話でも、ましてやおとぎ話なんかでもないわ!!!

それは わしがかつての友から確かに聞いた 揺るぎない ()()じゃ!!!!」

「………………はぁ 失礼しました。

それで、 何故 それを私に…………」

 

「それは、 その戦ウ乙女(プリキュア)がこの龍神武道会に出ることになったからじゃよ。」

「!!!? それは本当ですか!!?」

「無論じゃ。わしが直接 立ち会った女子(おなご)がいるとは伝えておろう?」

「すると、 その少女が件の?」

「そうじゃ。 そしてな、そいつが リナを仲間にしたいと申し出て来たのじゃ。」

 

「! それはまた…………」

「そこでじゃ カイ君。

もし リナがその気になったなら、君には同じギルドに入り、彼女達の主力として彼女達に力添えをして欲しいのじゃ。」

「私に、ですか?」

 

「そうじゃ。 あいつはそれを《戦ウ乙女之従属官(プリキュア フランシオン)》と呼んでいた。 そして、《星聖騎士団(クルセイダーズ)》の隊長が1人 ギルドに入ってその職業に就いておる。」

「! あの軍隊の隊長が ですか!?」

 

「いかにも。 仲間になったのは ハッシュ・シルヴァーン。 わしらと同じ 身一つで闘う軍人じゃ。」

「………!!

それほどの軍人まで仲間になっているのですか………!!!」

 

「それでどうかね?」

「…………………考えてはおきます。」

 

 

***

 

 

3日前の時点では ギルドの一員、つまり《戦ウ乙女之従属官(プリキュア フランシオン)》になる事を少しばかり躊躇っていたカイだが、今は迷いなく、 10年間 自分と親友のために積んできた鍛錬を[[rb:戦ウ乙女>プリキュア]]のために使う事を決意した。

 

「………お前が従属官(フランシオン)だと………? 何の冗談だ!!?」

「冗談などでは無い!!!!

私は彼女と身体をぶつけ合い、 敗れた時にこの力を彼女達のために使うと決めたのだ!!!!」

 

カイの連撃がついにオオガイのガードを突破し、つま先が顎を捉えた。

吹き飛ばす事は叶わないが それでもダメージは免れない。

 

戦ウ乙女(プリキュア)…………

それを誰から聞いた? リュウ・シャオレンか? 今は姿が見えないが、 しっぽを巻いたんじゃないのか?」

「黙れ!!!! 逃げてなどいない!!!

私が頼んで 観客席の皆様を避難させてくれるように頼んだのだ!!!」

 

「………じゃあ何か?

それが長老としてあるべき姿だ とでも言いたいのか?

 

………反吐が出る。

 

それに前だけ見てて良いのか?」 「!!!」

 

「《従属官(フランシオン)》を名乗った以上はお前も敵だ。 殺れ。」

 

オオガイの後ろに陣取っていたチョーマジンの大群 それが一斉にカイに襲いかかった。

彼らは従属官(フランシオン)も攻撃するように命令されていたのだ。

 

《プリキュア・ヘラクレスインパクト》!!!!!

 

ズドズドズドズドズドズドズドォン!!!!!

「「!!!」」

 

ハッシュがカイの背後から現れ、襲いかかってくる大群の腹に《解呪(ヒーリング)》の力を流し込む。 100体いた内の約 10体が元の葉っぱに戻った。

 

「かたじけない!! ハッシュ殿!!!」

「僕からも感謝します!! あなたのおかげでヤツらに隙が出来ました!!!」

 

ハッシュはカイを既にギルドの一員と認め、既に協力し合う関係を暗黙に結んでいた。

それをオオガイは 無言で見つめている。

 

「……………………!!!!

忌々しい……………!!!! やはり 《勇気デ戦ウ乙女達(ブレイブソウル プリキュア)》はここで消しておくしかあるまい…………!!!!」

 

「「!!!」」

 

オオガイの一言に反応してハッシュとカイは再び攻撃に備えて身構える。

 

「今こうしている間にも ブレーブがこっちに向かっているはずだから、それまでの時間を稼げれば 何とかなるはず!!」

「心得た!!!」

 

「……何か考えているようだが 忠告してやる。」 「「?」」

 

「今既に 俺が作ったチョーマジンは龍の里の全域を攻撃しているんだ。」 「「!!!!」」

 

 

 

***

 

 

 

「………………!!!

ど、どれだけいるの!!!」

「ブレーブ、あっちにもたくさん出てるファ!!」

「分かってる!! 一体一体は弱いけど 数が多すぎるんだよ!!」

 

龍の里の外れで ブレーブとフェリオはチョーマジンの大群に悪戦苦闘していた。 正に【数の暴力】を体現したような状況に置かれていた。

 

 

(…………チクショー……………!!!

あいつがあんなに頑張ってんのに何やってんだ 俺は!!

何か 俺に出来る事はねぇのかよ……………!!!!)

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