転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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ヒロインアンケートは引き続き募集中です。


NIN!

前回のあらすじ

 

 

慶はぼっちと化す

 

 

翌朝、朝食を食べ終えた慶は曹操と一緒に早速アジト地下にある収容庫に向かった。曹操はジャラジャラと鳴る鍵の束を持ちながら慶の前を歩いていく。そして辿り着いたのは一回の奥に存在する空き部屋。ここは広いだけで何もなかったはずでは?と疑問に思った慶だがその考えはすぐに崩れ去る。

 

 

なんとこの部屋には隠し通路が存在したのである。

 

 

曹操は部屋の右奥へ向かうとそこに向かって拳を繰り出した。するといとも簡単に壁を砕けそこには通路が広がっていたのだ。どうやらそこの箇所のみ薄く作られていたようだ。にしても___

 

 

このアジトの広さはいったいどれほどなのだろうか……?

 

 

そして二人は隠し通路を歩いていく。少しだけ下り斜面になっている通路は地下に向かう道を思わせる造りであった。そして通路を進むこと二分、途中でいくつか分かれ道があったがなんなく二人は目当ての収容庫へと到着した。

 

 

ちなみにここで曹操がどの鍵が合っているのか忘れたために数分のタイムログがでてしまって蹴りを入れられたのだが、割合する。

 

 

ガチャリ、と収容庫の扉の鍵が開き二人は仲へと入っていった。

 

「わー、広いですねぇ」

 

収容庫の広さは見ただけでも寺一つ分以上もの大きさがあった。

 

「ここには明りが少ないから来るときはライトを持ってくるんだ」

 

曹操は予め用意しておいた少し大きめのランプを取り出した。確かにこの部屋の明かりは薄暗い、大きいゆえに光が届いていないのだろう。

 

「では早速、武器になるものを探しましょうか」

 

 

 

捜索開始。お目当ては飛び道具および軽装備。銃などが好ましい。

 

「曹操、なにかいいものはありましたか?」

 

普段より大きめの声で慶は尋ねる。なにせこの広さ、場所によっては聞こえないかもしれないのだ。

 

「うーん、サーベルや日本刀ならあったんだが…」

 

「それは却下ですね、剣術は心得がありませんので。…て、なぜサーベルなんてあるんですか……ここ西洋じゃありませんよ?」

 

それは神のみぞ知る。

 

「良くて拳銃…ダメならリボルバーやオートマチックでもいいのですが…」

 

「それどっちも拳銃じゃないか?」

 

時折にくだらない茶番をしつつ、捜索は進んでいった。

 

「曹操、モーニングスターがありました」

 

「それを俺に伝えてどうするんだ?俺は槍以外使わないし、君も鈍器は使わないだろう?……使わないよな?」

 

進んでいった。

 

 

☆☆☆

 

 

捜索開始から三十分後、部屋の入り口付近には見つかった武器が並べられていた。物騒な物からネタ要素満載の物まで盛りだくさんである。

 

「にしてもよくこんなに集まりましたね…」

 

「まったくだ、ここはもともと建てられていたのを俺たちが改築したモノだからな。こういう武器が残っていたんだろう」

 

二人は沢山の武器の中から使えそうな武器を探していく。

 

「このクロスボウガンはどうでしょうか?」

 

「それは動くものに対しては命中率が低いし次の矢の補充にも時間が掛かるからおススメはしない」

 

「…ガンブレードは、重くて持てませんね……」

 

どこにあったそんなもん。

 

「この十手(じって)はどうだ?使いやすいし威力もなかなかだぞ」

 

「どれどれ……ふむ、確かに。これは部屋にかざっておきましょう」

 

使うんじゃないのか。

 

「ダガーまであるんですね…これは私にぴっったりですね、懐にもちょうど隠せるサイズです」

 

ちなみにダガーとは全長10~30cm程度の諸刃の短剣のことである。慶が見つけたのは12cmほどのダガーナイフだ。

 

「慶、鉄の扇があったぞ」

 

「切れ味がよいものなら使ったんですけど……ん?」

 

ふと足元にある大きめの箱に目を向ける慶。慶はしゃがみこんでまじまじと箱を見つめ手に取った。重い。なかなかの重量感である。

 

「へぇ……」

 

中に入っていたのは『手裏剣』だった。数多の種類と数の手裏剣が箱の中に綺麗に収納されていた。みんな大好き手裏剣である。

 

しかもその一つ一つが錆ておらず、欠けてもいなかった。慶は黒い光沢が光るその美しい姿に思わず声をあげた。

 

「どうした慶?……へえ、手裏剣か…実物は初めて見るが…」

 

「これにしましょう。手裏剣なら飛び道具になりますし威力も十分です、それにさきほどのダガーと合わせれば牽制にもなりますし……それに私の特典ともマッチしていますし」

 

「そうか。ならここから出るとするか。ここにある武器を『片付け』てからな」

 

「」ピクッ

 

歓喜していた慶の動きが止まった。

 

「片付け……ですか?」

 

「そうだ」

 

「……全部?」

 

「全部」

 

「………」

 

慶は足元に並べられた武器を見る。一体どれほどの時間がかかるのかと思うと汗が滴る。慶は思った、探すことに夢中で片付けるということを忘れていました……と。悔やんで拳を握る慶の肩を曹操は叩いた。

 

「なに、心頭滅却すれば火もまた涼しというじゃないか。すぐに終わるさ」

 

「そんなぁ………」

 

ちなみに片付けが終わったのは三時間後のことである。

 

 

 

 




と、いうわけで主人公の武器は『手裏剣』でした。
わかった人はいるかな?
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