転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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オカルト研究部

 

前回のあらすじ

 

 

見事なりフラグ回収

 

 

皆さんこんちにわ、私諸葛慶は現在絶賛拉致られ中でございます。

なぜこんなことになってしまっているのか。

翌日の放課後になると保健室に兵藤くんと悪魔サイドの使い木場佑斗くんがやってきました。

朝の時点で既にオカルト研究部に行く話になっていた私は逆らうことなく素直に連行されるしかありませんでした。おかげで私の気分は朝から最悪です。

 

もう諦め半分で普段通り出勤した私は、なぜか既に学校にいた一年の搭城小猫さんに呼び止められ放課後オカルト研究部に出廷(誤字あらず)することを余儀なくされました。

 

朝イチで行動を起こすとは考えなかった…!

 

登校早過ぎんですよ悪魔ェ…悪魔の活動時間は夜でしょうが、なぜこんなに朝が早い。

睡眠時間を考えずに活動できるなんて、悪魔は化物か!いや化物の類でしたねハイ。

 

そんな事を考えている内にオカルト研究部へ、中はいかにもといった雰囲気の部室でした。しかし中には羊羹を口にしている搭城さんのみ、他の部員らしき女性二人はシャワーカーテンの向こうにいるようです。

 

人を呼んでおいてシャワーを浴びるとはこれいかに。

いえそもそも何故部室にシャワーがあるのか。

 

シャワーを終えたリアス・グレモリーさんが制服に着替えカーテンを開き出てくる。

その後ろのには彼女と同じ三年生の姫島朱乃さん。

駒王学園の二大お姉さまと呼ばれる二人の登場に兵藤くんは興奮を隠せない様子、別に構いませんが自重はしましょうね。

 

自己紹介を済ませ話が本題に入る時、グレモリーさんが兵藤くんにとって衝撃の一言を口にします。

 

「単刀直入に言うわ。私たちは悪魔なの」

 

ジャンジャジャーン!いま明かされる衝撃の真実ぅ!

まぁ知ってましたんで衝撃でも真実でもなんでもないんですが。

グレモリーさんが悪魔や堕天使の存在など必要なことを説明していきます。

 

兵藤くんに告白した美少女が堕天使だったこと、三大勢力の対立関係、兵藤くんが狙われたのはその身に宿っている神器が原因だったこと、そして死にかけていた兵藤くんを悪魔に蘇生したこと…。

ふむ、あの堕天使は兵藤くんの神器を危険因子だと判断したのでしょう。

 

グレモリーさんに言われて立ち上がり、アニメキャラのようなポーズをとって神器を発現させる兵藤くん。その左腕には赤色の籠手が装着されていました。

……これ赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)じゃありませんかね?効果は確か一定時間ごとに力を倍加させる…ヴァーリくんの対になる神滅具の。

 

ヴァーリくんが意気揚々と学校に乗り込んでくる姿が私の脳裏を横切った。

兵藤くんは様々な面倒事を抱えてくる、私にはそんな予感がしてならない…。

 

そして話は変わり、グレモリーさんが私に話しかけてきます。

いまからでも帰ってはダメでしょうかねぇ…?

 

「さて、諸葛先生。まず昨日はイッセーを助けてくれてありがとうございます」

 

「いえいえ、そうお気になさらず」

 

感謝しているのなら、いますぐ私を家に帰してください。

頭を下げて礼を言ってくれたグレモリーさんを見てそんなことは言えませんでした。

悪魔は人間を見下しガチな類が多いですが…彼女は一応私を教師(年上)として敬語を使っていますしね。どっかの悪魔とは大違いです。

 

「ですが、貴女は何者ですか?悪魔や堕天使でないのはわかりますが、一般人ではないでしょう?」

 

「いえ、私は人間、駒王学園の保険医の諸葛慶。平和に暮らす一般人です」

 

「ただの人間が堕天使を退けるなんて、ありえなことですわ」

 

残念、一括されてしまいました。

いえうちの職場には堕天使なんて簡単に退けれる人間はたくさんいますからね?あ、あの人たちはタダの人間じゃあありませんでしたね。

そして同じ職場の私も同類ですか。解せぬ。

 

「まぁそれもそうですね。ですが、確かに私は人間ですよ?少し力を持っただけの、平和を望む人間なのです」

 

「…つまり駒王学園に転任してきたのに意図は無いと?」

 

「ええ。其方が警戒することは何一つありません、堕天使のように神器使いを狙うわけでも、悪魔に敵対するつもりもありません。私はいまの生活ができていればそれでいいのです」

 

心からの本心(嘘10%)を告げる私の台詞を信じてくれたのかそうでないのか、グレモリー先輩はわかったわと言ってくれました。

しかしやはり私を手放す訳にはいかないようです、グレモリーさんに悪魔にならないかと勧誘されてしまいました。

 

「悪魔ですか…いえ、遠慮しておきましょう。私もまだ人間として人生を楽しみたいですしね。気持ちだけ、受け取っておきますよ」

 

「そうですか…残念です。ですが悪魔になりたくなった時は、いつでも歓迎しますわ」

 

そんな時は死ぬまでこないと思います。

しかし寿命が延びるのは結構なメリットなんですよねぇ…実は内心悩みまくってたりします。

 

「では、そろそろ私は失礼します。兵藤くん、悪魔としての生活これから頑張ってくださいね」

 

「は、ハイ!頑張ります」

 

一礼して部室を後にします。

あとは若い生徒同士で仲良くしてくれるでしょう。

 

しかしすがすがしい…実にすがすがしい気分です。

悪魔サイドに敵対の意志がないことを証明し、疑われることもなく会談は終了。

監視がつくわけでもなく、私は元の生活に戻ることができるという訳です…完璧です。

これこそ私の望んでいるエンディング!

 

歓喜!せずにはいられない!

今日の夜はすき焼きにしましょう。この気持ちを祝うにはそれくらい豪華じゃなくては!

あぁー明日からの生活が楽しみでたまりません!

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

翌日、校長からオカルト研究部の顧問になる事を言い渡され私は思わず膝をついた。

 

どういう…ことですか。

まるで意味がわかりませんよ!

なぜ私がオカルト研究部の顧問になっているんですか!?

答えてみなさいグレモリー!!

 

 

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