転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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英雄派はコミュ症?

前回のあらすじ

 

転生先は中国、曹操と一緒に禍の団に行くことに。

 

 

あれから数十分後、アジトに着きましたー!

 

というか疲れました……なんで徒歩なんですか、普通車くらい出しましょうよ。観光ツアーじゃないんですから、いえ観光ツアーにだってバスくらい使いますよ。一時間ぎりぎり使い切りましたよね?おまけに途中で自転車盗んでいましたし……。

 

窃盗ですよ!しかも二人乗り!

 

まあ過ぎたことですしもう置いておくことにしましょう。どうせ後で返しに行っても捕まるだけでしょうし。この年で警察にお世話になるわけにはいきません。

 

 

閑話休題

 

 

やっと辿り着いた禍の団英雄派のアジト、なかなかに立派です。地震が発生しても震度6くらいなら耐えられるのでは?そしてまさかの六階建という……町からかなり離れていますがここなら安全な暮らしができるかもです。移動なんて私の能力を使えば楽ですしね。

 

そして中に入ると何やら訓練場、オフィスらしき部屋、そして会議室のように長い机と多くの椅子が並べられた部屋に案内されました。会議室には腰に何本も帯剣した白髪、容姿の整った西洋の女性、巨漢の男、ローブを被った青年が座っていました。

 

 

なんですかこの空気。

 

 

え?ここに呼ばれたってことは私をするってことでしょう?新入社員いびりは勘弁してください。そして曹操、あなた会話をスムーズに進め過ぎです、せめて座ってから話しましょうよ。あなた立っているのが好きなんですか?仮にそうだとしても私は座ってもいいでしょうよ。

 

まあ私だけしゃべらないのもあれなんで自己紹介くらいは自分でしておきましょうか。初めまして、諸葛慶です。諸葛孔明の子孫ですが、今日からここでお世話になります。

 

一番近くにいた女性に握手を求めてみました、が、あいさつを返されただけで握手はしてもらえませんでした。……やはり女性に拒まれるというのは辛いものです。笑ってあいさつをしていただけなのに……やはり女性に対してスマイルでのあいさつが許されるのはイケメンだけなんでしょうか……。

 

 

ここにいる人たちはジークフリード、ジャンヌ、ゲオルグ、ヘラクレスというらしいですね。というか全員本物の英雄の子孫でした。でもみなさん、ドヤ顔であいさつするのはやめましょうよ…。

 

そんなこんなで私たちの自己紹介は終了しました。その後は曹操に私の部屋に案内されました、空き部屋ですね、わかります。にしてもこの空き部屋結構きれいですね、掃除とかなされてるんですか?使った事がないからきれいなだけ?そうなんですか……。

 

ま、まあ会話が途切れて曹操もどこかへ行ってしまいましたがいいでしょう。今日からここで私は平和にのんびりと暮すのです、地震で崩れる心配もありませんし万が一の場合にはこの窓から脱出…できませんね、はい。ここ六階でした。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

私が英雄派に所属してから数日、いろいろありました。ええもう本当に……。

 

立派な訓練場はあるのにみなさんあまり使っていませんし、ご飯は買い出しか部下の人たちに用意させてばかり、昼時にヘラクレスが訓練場を使っていたので見学しようとしたらいきなり勝負を挑まれましたし。もちろんお断りしました、争いは嫌いなんです。

 

あと昼食をゲオルグと食べようとしたら恥ずかしがって逃げられてしまいました。それも魔方陣で。……私のときもこれで案内してくれればすぐだったのでは?

 

頼みの綱、リーダーの曹操も出かけてばかりです。少しは仲間のことも考えなさい!

 

みなさんが集まるのは会議の収集か御飯のときくらいでした。おまけにそれですら一週間に二、三回ほどです。みなさん仲悪いんですかね?私最近部下の人とばかり話している気が……はっ、もしかしたらみなさん、コミュ症なのでは?

 

それなら納得がいきます。勝負を挑んでくるのは接し方がわからないから、逃げたのは話しかたがわからないからだったんですね!ゲオルグは暗そうな人でしたし。曹操もリーダーなのにあまり面倒みてくれませんし。

 

思い立ったが吉日、さっそく明日の朝にでも相談にのってあげましょう。私は平和が好きですが困った人はたまに助ける性格なんです。あ、曹操。明日の朝は幹部全員揃えてくださいね。大事な話がありますので!

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

みなさん、もっと団体で過ごす時間を増やしましょう!一人で活動していては派閥の意味がないじゃないですか、仲間でしょう?恥ずかしがらなくてもいいんです。同じ人間じゃないですか、不安なんてありません。コミュ症を全員で治しましょう!そういうとみんなキョトンとしてしまった。ですが曹操は顔を真っ赤にして怒ってしまった。『俺はコミュ症じゃない!一人でいるのは勧誘や修行を行うためだ!』とのこと。

 

私は彼にこう言いました。曹操、そう恥ずかしがらなくていいんですよ。修行ならうちの訓練場があるじゃないですか、言い訳なんてしなくてもいいんですよ?大丈夫です、誰だって最初は通る道なんですから。

 

 

曹操がキレました。

 

 

彼を宥めようとしても取り乱しているのか聞いてくれません、それどころか槍を構えてきます。幸いジャンヌたちが押さえてくれているおかげで部屋に被害はありませんでしたが曹操の怒りはヒートアップするばかりです。

 

え?なんですか?勝負しろですって?いやに決まって____あれ?ジャンヌさん?勝手に決めてません?みなさんもなぜ訓練場に向かって、ええー……。

 

それから半場強制的に勝負をすることに、いやわけがわかりません。証明してやるとか言われても私は戦いたくないんですけど。ですが彼を押さえるには気絶させるくらいしかありません、おまけにただ気絶させただけでは彼と私のムードは最悪になってしまいます……。

 

 

 

 

 

・・・・・はあ、しょうがないです。お互いに傷つかないようにしないといけませんね。訓練場で戦うとしましょうか。ですが、今回だけですからね!

 

 

 

 

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