転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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はぐれ悪魔ですって?

前回のあらすじ

 

曹操と対決、即刻終了。

 

最近曹操の態度が以前とは見違えるほど変わってきていますね。ゲオルグや部下のみなさんと接していることが多いですし昨日は訓練場で部下のこ…この……名前忘れてしまいました。とにかく、昨日は部下の人に槍術を教えていました。やはりあの日私と戦ったことがきっかけなのでしょうか……。

 

 

だとしたら罪悪感が沸きます。

 

 

実はあの日、私はまじめに戦ってはいません。曹操が槍を私に突き刺してきたのでそれを服で防御、瞬間移動で彼の後ろに転移したすぐに手刀を首に下ろして気絶させたのみ。決着が早すぎました。普通に戦って一分くらい接戦をしたほうがよかったのではと思います。

 

 

思うだけですが。

 

 

最近変ってきている曹操、こうも一変するとかえって気味が悪いほどですね。あ、いい意味でですよ?変人になったとかそういう意味で言っていませんからね?

 

ゲオルグも私にあいさつをよくしてくれます、しかしなぜ彼はあまりしゃべらないのでしょうか?私、気になります。ヘラクレスはいまだに勝負を挑んできます、はっきり言って迷惑としか言いようがありません。なぜあなたはそう戦うことしか頭にないんです?もっと他のことを考えなさい、ラブアンドピース!あ、それとこれは最近の出来事なんですが。

 

 

私にも部下ができました。

 

 

とうとう私も幹部入りということでしょうか?ジャンヌやゲオルグたちと同じ役職ですよね、ですが私まだほとんど何もしていませんよ……はっ、もしや英雄派は減点制なんでしょうか。それなら納得です。最初に上の役職に立たせておきそこで発揮される上司としての態度を見極めるということならば私をいきなり幹部にする理由にもなります!

 

だって私ここに来てまだ二カ月ほどですよ?一年以上前からここにいる部下さんたちに申し訳ありません。ですが私は今の暮らしに充分満足しているんです、もし平落ちなんてしたら毎日のようにテロ関係をやらされるでしょう。

 

 

そんなことはごめんです。

 

 

閑話休題

 

 

さて、私が禍の団英雄派の幹部として出世してから一週間ほど立ったある日。昼間に曹操に呼び出されました。場所は曹操の部屋なんですが……私曹操の部屋なんて知りませんよ?あの日運んだのは医務室ですしそれ以降は用事も対して無かったので行くことはありませんでした。

 

ジークフリードの部屋で大富豪をしたことはありますけどね。

 

あ、丁度いいところにジャンヌ。曹操の部屋ってどこにあるかわかります?こっち?どうもありがとうございます。

 

 

そして曹操の部屋で対峙している私と曹操。

というかなぜあなたの部屋には椅子がないんですか、机には椅子がセットでついてくるものでしょう?あなた書き物をするときどうしているんですか?立ったまま?そんな人私初めて見ましたよ。

 

まあそれは置いておきましょう。話の内容は単純な仕事でした。なんでもSS級悪魔がこの近くにやってきたそうなので退治してきてほしいとのこと。

 

 

悪魔ってなんぞえ?

 

 

……なるほど、この世界には悪魔、堕天使、天使が存在する。そしてその三勢力から狙われるのがはぐれ悪魔なんですね。確かにそんな輩が町を出歩いていたら平和には暮らせませんね、ですが私が争いが嫌いなのは知っているでしょう?戦闘もできれば勘弁してほしいんですが………え?特別ボーナスですって?おまけに有休もいただけると?

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

任せてください曹操、この私がその憎きはぐれ悪魔を退治してあげましょう!けっしてお金と有休に目が眩んだわけではありませんからね!

 

 

ごめんなさい、嘘です。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

アジトの外に瞬間移動して近くの森へと到着しましたー。あ、そういえばはぐれ悪魔ってどんな奴なんでしょう?私曹操から何も聞いてませんでしたよ?……まったく、曹操もうっかり屋ですね本当にもう。

 

まあ悪魔というくらいですからすぐにわかるでしょう。悪○くんやゲゲゲの○太郎に出てきたキャラに似た者と思えば簡単に見つかるは_____

 

 

見つかったーーーーーー!私すごっまだ探してから一分も立ってませんよ!

 

 

今私の目の前にはスタイルのいい着物を着た女性がコウモリの翼の生えた気持ち悪いおっさんに追いかけられている姿が!そしてこのおっさんニヤニヤしながら『犯してやる』とか言ってますよ!もう完全にあんたはぐれ悪魔ですね、ゲロ以下の匂いがぷんぷんします…。もうようしゃしませんよ。主を裏切るだけでなくこんな可憐な女性に襲おうとするなんて外道の中の外道ですね!

 

さあお嬢さん私の後ろに、来い悪魔め!成敗してくれます!なんかいろいろ喚いていますが関係ありません。さあ行きなさい!ヘブンズ・ドアー!

 

このヘブンズ・ドアーは私の十五年間に及ぶ修行のおかげもあって、対象に触れさえすれば能力を発動できるのです!さあ悪魔よ、カモンカモン!近づいたときがあなたの最後です!

 

 

なんですかこの悪魔ェ……。空飛びながら攻撃とかずるくありません?おまけに魔力の塊飛ばしてきますし、これでは近づくことができません……。

 

ですがここで諦めたら私の金と休みがゲフンゲフン。お嬢さんに毒牙がかかってしまいます。そんなことはさせません!こうなったら挟み打ちです、ヘブンズ・ドアー!フフフ、驚いていますね、恐らく私から離れることとができないとでも思っていたんでしょうが。ヘブンズ・ドアーの射程距離はBです、これぐらいは容易いことなのです!そして驚きに動きが止るのはナンセンスですよ。

 

 

ある人は言いました。その一瞬が命取りとね!

 

 

さあ本になってもらいましょうか、そしてこの場の記憶を全て消させていただきます!

ですがまだこれでは足りません。いくらこの悪魔が這いずることしかできない状態でも女性を襲おうとしたことは事実なのです。ですのでその代償としてさらにこう書かせていただきましょう。

 

『顔面から時速120キロで地面に落ちる』

 

 

はい、悪魔は文字通り地面に120キロの速度でめり込んでいきました。かなり深く沈みましたねー、もうこれでは数時間は出てはこられないんじゃないですかね。そのまま土に埋もれて窒息してくれるでしょう。私に関する記憶も消しておきましたし、これで仕事は終了ですね。

 

 

あとはお嬢さんを家に送り届けるとしましょうか。…………え?居場所がないですって?ならうちに来ますか?

 

 

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