転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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とある悪魔の不幸

俺の名前はジャガル、人間から悪魔になった転生悪魔だ。言っておくが年は聞くなよ。

 

突然だが、俺の主はそれはもう面倒くさがり屋でな、仕事を全部俺らに押し付けてくる。いうなれば……いや、あれは十中八九ニートだな、最近じゃあ勝手にいなくなったと思ったらゲーム買いにいってやがるし……。

 

死んじまった俺を悪魔にしたことにはなんの不満も無いんだが…仕事を押し付けてくるのは勘弁してほしいぜまったく。

 

 

だってほとんど俺に回ってくるんだぜ?

 

 

言い忘れたが俺は『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』で兵士に転生した。僧侶のウェンさんや騎士の唐草が自分の仕事よりも下っ端な俺はヒエラルキーが一番低い。だから俺の仕事が必然的に多くなるんだなこれが。

 

 

そのせいでもう何日も遊んでねえ。

 

遊ぶってのは……ほら。わかるだろ?

 

 

ちなみに俺、悪魔に転生する前は結構モテてた。自慢じゃねえがそりゃもうってほどにな。でも悪魔になってからは仕事ばっかで自由な時間がまったくと言っていいくらいないんだぜ?おかげで欲求不満だよこちとら。

 

そんなある日、いつもと同じように俺に仕事が回ってきた。はぐれ悪魔を殺してくるっていう簡単な仕事だ。

 

これでも俺は結構強い、自慢じゃねえが(ry。眷属の中で三番目くらいだ。だから俺ははぐれを殺してくるくらいなんでもないんだが___!

 

俺は用紙に書かれた説明書を見て絶句した。そこに書かれていたのはSS級悪魔黒歌っていう主殺しで有名な悪魔だ。だが注目すべきはそんなもんじゃねえ!

 

 

すっっっっげえ美人じゃねえかァァァァァァァ!!

 

 

黒髪で着崩れした着物を身に纏っていてそのおかげで若干その巨乳が少し見えている!エロい、しかも俺の好みどストレートじゃねえか!そそるそそる、おっと。へへ、っつうわけで早速仕事行ってきまーす!

 

 

☆☆☆

 

 

いやあ本当に楽なもんだぜ、SS級悪魔だからってことだから結構苦戦するもんだと思ってたけど実際そんなもんでもなかったぜ!どうやら俺以外にも狙っていた奴がいたみたいだな、ずいぶんと疲労してるじゃねえか!

 

逃げ回っても無駄だぜ?お前を助けるやつなんていねえんだからな!もう人の姿を保ってるだけで精一杯みてえだなァ!……これもういいよな?どうせ殺しちまうんだし一回くらい犯しても___。

 

 

……なんだこいつ?はぐれの進行路に現れたと思ったら庇いやがったぞ?なにも知らねえ一般人か、それとも俺と同じ……?いや、俺に敵意を向けているからそれはねえな。

 

「おいてめえ!そいつははぐれだ!俺の獲物だから手をだすんじゃねえぞ!」

 

殺気をぶつけて威嚇してやった。普通の奴ならビビッて逃げるか腰が抜けるはずなんだが…こいつは動じなかった。おまけに俺を攻撃してきやがった。

 

おいてめえ!なんで俺を攻撃するんだよ、俺はそいつを殺すように言われてきたんだよ_______て聞けよ!!

 

……ケッ、まあいい。どうせだからてめえも始末してやる!

 

 

そいつは俺に向かって走りこんでくる。手には扇が一つ、武器らしいものもなし。ぶん殴って終わり______!!?

 

 

な、なんだ今のは……見えなかった。だが、確かに今俺の顔を何かがかすった(・・・・・・・)……?おかしい、奴の拳は俺には届いていないはずだ。左手は扇を持っていたはずだから殴ることはできない。

 

 

だったら。俺の顔にかすった左手はなんなんだ?まさか神器?不可視になる物__いやこれは違う、だったらこいつの体全体が消えるはずだ。気を操るタイプなのか?それなら納得がいく。

 

あいつが俺に近づいてきたってことは射程距離はさほど広くはねえ、だったら遠距離から攻撃すればいい!奴は俺に再び走り込んでくる、だが。

 

残念だったな!俺は翼を生やして空に飛びあがる。ひゃーっはっは!これでもう近づくこともできねーだろ!俺が放つ魔力弾の餌食になってもらうぜ_____!?

 

 

なんだ、この後ろになにかがいるような感覚は!?振り返るがそこには何も見えない。そして耳に届いた蹴り上げるような音__!?

 

 

しまった!俺が止まった一瞬のうちに奴は跳びあがり、俺の顔にその手が触れgggggggg。

 

 

その瞬間、俺は意識を手放した。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ん?どこだここは?なんで俺は地面に埋もれてやがる。なにが、なにが会った……?

 

 

あたりを見渡しても、あるのは森と俺の体の凹みだけだった。

 

とりあえず、戻るか。顔いてえし……。

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

どうも、諸葛孔菊です。先日のはぐれ悪魔の一件から数日経ちました。私が助けた女性の名前は黒歌というらしいですね。なんでもあの悪魔以外の奴からも狙われていたようで、疲労していたのでしょう。アジトについた途端に眠ってしまいました。来ていた着物も汚れていますし、少しほつれています。

 

とりあえずこれは私が縫っておきましょうか。代わりの服はジャンヌのを借りましょう、ジャンヌ、あとは頼みます。いろいろいいたいことはあるでしょうがまずはこの女性の介抱を、あと服が汚れているのであなたの貸してあげてください。

 

 

数分後、私のもとにジャンヌがやってきました。その顔はどこか悔し気でした、え?胸のサイズが違うせいで着せられなかったですって?……だいじょうぶです、まだ成長の余地はありますよ?ですから落ち込まない___すいません謝りますですからその聖剣をどうか収めください。

 

 

ふう、危なかったですね。ですがどうしましょうか、このままでは彼女は裸のままですし。……しかたありません。私の服を貸すことにしましょう、体を隠す役割くらいにはなるはずです。

 

タンスにある服を取り出して医務室に向かいましょうか。急がないと他の誰かが目撃してしまうかもしれませんし…あれ?

 

 

……これ私変態みたいじゃないですかね?

 

 

…落ち着くのです私。けっしてやましい行為をなさろうとしているわけではないんです。もし間違いが起きてしまえばあの悪魔と同じレッテルが張られてしまいます、それだけはなんとしても避けなくては……!

 

 

!そうです、スタンドに任せればいいじゃないですか!頼みますよヘブンス・ドアー!主に私の尊厳のために!精密起動性Cのあなたならだいじょうぶです!がんばれがんばれできるできるもっとがんばれあなたならできる!

 

 

 

 

 

…………ふう。なんとか終わりました。とりあえずこれで黒歌さんのことは安心ですね。さて、曹操に報告するとしましょうか。彼なら襲われていた女性を庇ってくれるでしょう。おーい曹操ー。仕事終わりましたよー。あと襲われていた女性を助けました、今は治療室で寝ていますよ。

 

名前は黒歌さんというらしいです。…なぜそんなに驚いているんですか?え?倒した悪魔はどうしたのかって?まだ地面に埋もれているんじゃないですか?

 

ちょっと曹操、どこ行くんですか、話はまだ終わってはいませんよ。え?俺は何も聞かなかった?何を言ってるんですかもう!ボーナスはしっかりと口座に振り込んでおいてくださいよ!

 

 

 




一体曹操はどうしちゃったんだろうね?(すっとぼけ)
あとジャガルの出番はここで終了です。
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