転生することになりましたがオリ主とか興味ないので安心して暮らせる特典をいただきました   作:BサインからCサイン

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戦闘狂が増えていく…

前回のあらすじ

 

 

黒歌さん仲間入り

 

 

どうもみなさん、諸葛慶です。猫魈の黒歌さんが英雄派に加入してから数日たちました。特にこれといった問題もなく平和です、私も有休をもらって西洋を観光してきました。黒歌さんもここの暮らしに馴染めているようで揉め事も発生しませんでした、よかったです。

 

黒歌さん仕事内容こそは私と違いますがよく私と一緒にいます。食事したり駄弁ったり遊んだり出かけたりなどして、黒歌さんが来てからは毎日楽しいことだらけですね。平和って素晴らしい。

 

 

ただ自分の仕事を私に手伝わせようとするのはやめてほしいです。

 

 

黒歌さんは最近ではジャンヌや美猴と話していることが多く見られます。美猴というのはここ最近に英雄派に加入した孫悟空の子孫…闘戦勝仏の末裔である猿の妖怪です。チャラい、下品な言動、戦闘大好きの三拍子が揃った男です。

 

私はあまり美猴とは話したりはしません、チャラい男というものはカッコいいとも思えませんし下ネタは私は嫌いです。なにより戦闘が大好きという性格は私にとって厄介__いえ、邪魔です。戦闘狂はヘラクレスだけで十分__いえ、ヘラクレスだけだとしても勘弁願いたいです。

 

ヘラクレスと言えばそういえば彼、私の時と同じように勝負を挑んでましたね、本当にもう、どうしようもない戦闘狂ですねヘラクレスは、妖怪だからって女に勝負挑んで何が楽しいんでしょうか。美猴は別にいいですけど。

 

 

さて、そんなこんなで平凡に安全で平和な日々を過ごしていたある日、事件は起こりました。私の部屋で黒歌とジャンヌの三人でお土産のシュークリームを食べていたときのことでした。

 

曹操から突然呼び出されました。なんでも新しく禍の団に加入した人を紹介するのだとか、別に行きたくもありませんが行かないと私の給料がカットされてしまうので行かないわけにはいきません。三人で曹操のもとに行くことに。

 

 

曹操がいる場所は私や黒歌さんとは違い訓練場でした。今まで新人紹介は会議室で行われていたはずですが…それに曹操は勧誘はしてきても私たちを呼び出して紹介するなどということは滅多にしないのですが……どうしたんでしょうか?

 

そして到着訓練場、そこにはやはり私たちを呼び出した曹操____とその隣に立つ銀髪で蒼い碧眼のイケメン。あと美猴も。

 

 

この銀髪のイケメンはヴァーリ・ルシファー、通称ヴァーリ。ルシファーということはあの悪魔の子孫とかでしょうかねえ?大丈夫なんですか曹操?黒歌さんに危険が迫ったりしたら大変ですよ?……まあ、これから同じ仲間になるんですから仲良くしましょう。

 

いくら悪魔が嫌いだからといってそれだけで邪見に扱うほど私は酷い性格ではありません。社内いじめはこういった偏見から始まるんです。ヴァーリは堕天使所属らしいですし。

 

 

あと、ヴァーリを禍の団に勧誘したのは美猴なんだとか。なぜかヴァーリの隣でドヤ顔をしている美猴ににイラッときました。まあ彼はほっといて私とジャンヌはヴァーリとの挨拶を済ませましょうか。ですが、挨拶を済ませたところで衝撃の事実が発覚しました。

 

 

このヴァーリ、白龍皇であり戦闘狂です。

 

 

白龍皇というのは二天龍という神器を宿した存在の一匹らしいです。アルビオンが白龍皇、ドライグが赤龍帝と呼ばれておりそしてヴァーリがその白龍皇。その白龍皇が戦闘狂とは……ただでさえうちには面倒くさい戦闘狂がいるというのに……。

 

そしてヴァーリは曹操となにやら話すと私に勝負をふっかけて来ました。曹操としてくださいよ…え?私が曹操に勝ったからですって?…なに勝手に教えてるんですか曹操。肩を落とす私、笑って誤魔化す曹操、勝負を申し込んでくるヴァーリ。

 

 

勘弁してください。

 

 

だって仮にもドラゴンですよ?その中でも最強クラスと呼ばれる二天龍の一匹の力を使うわけでして……勝てる要素なんて見当たらないんですけど。だって私の特典は戦うことを前提にしたものではないのですから。

 

そんなことを考えていると曹操に呼ばれた他のメンバーも集まってきました。ゲオルクにジークフリード、そしてヘラクレス。私はヘラクレスをヴァーリの前へと引っ張りました。

 

そう、私はこの場で戦わずに済む解決策を見つけたのです。それは___

 

どうですかヴァーリ、勝負したいのでしたらこちらのヘラクレスの方ががおすすめですよ?なにせいつも戦いたいっていっていますし私みたいな女よりも意欲のある彼と戦った方がいいと思いますよ?ヘラクレスだって戦いたいですよね、なんたって彼は白龍皇なんですから。

 

 

____ヘラクレスをヴァーリと戦わせて満足させること!

 

 

作戦成功、二人は私の策略により戦うことになりました。ちょうど訓練場でしたから移動も必要ありませんし時間もそうかからないでしょう、ゲオルクが結界を張ってくれているので私の身も安全です。……ん?もしかして曹操、訓練場に呼び出したのは私とヴァーリを戦わせるためだったり……しませんよね?

 

 

▼曹操は逃げ出した!

▼慶の足払い、曹操はこけた!

▼曹操は顔に60のダメージを受けた!

 

 

さて転んだ曹操は放っておいて観戦でもしましょうか。訓練場ではすでに二人が戦闘を初めていました。そして戦闘は終了、結果はヴァーリの勝ちでした。

 

 

それにしても、神器ってすごいですねー。訓練場そこらじゅうボロボロですよ。ゲオルクがいなかったらどうなっていたことやら……。というか神器ずるくありません?

 

ヘラクレスの神器巨人の悪戯(バリアント・デトネイション)殴ったところが爆発しましたねキラークイーンもびっくりの威力。殴って壊れたものを爆発させてヴァーリにぶつけてました。

 

対してヴァーリの神器は白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)は10秒ごとに触れたものの力を半減して自分のものにするできるという優れもの、オマケに空まで飛べる。ヘラクレスのパワーを半分にしたりしていましたね。

 

最終的にはどちらも禁手化して戦ってました。ヴァーリの翼は鎧に、ヘラクレスは体からミサイルを放ってました。

 

 

さて、ここで問題です。

 

Q私はヴァーリに勝てる。〇か×か。

 

 

 

ですよね、勝てる気がしません。相手が飛べる上にこっちの力を半減して自分の力にするのに対しこちらは武器らしいモノは一切持っていません。鎧を装備されたら手刀で秘孔を突いて気絶させることもできません。つまり___

 

 

____勝てるわけがない!

 

 

戦いを終えてすっきりしたはずのヴァーリは私の前に来ました。え?こんどは私と戦うですって?勘弁してください死んでしまいます。それにヴァーリも疲れているでしょう?やめておいたほうがいいですって、ハードワークは体によく____え?まだ全然大丈夫?いやあなたは大丈夫でもこちらは……って話を聞いてくださいってばちょっとー!

 

 

▼ヴァーリは去っていった。

▼慶は目の前が真っ暗になった!

 

 

……終わった。勝てるわけもない勝負をして死ぬ、絶対に死ぬ。しまった……ヘラクレスとの勝負でヴァーリのバトルスイッチが入ってしまったのでしょう。完全な誤算です。私の人生はここで終わってしまうんですね、ああこんなことなら戦ってる最中に逃げ出して部屋にでもいくんでしたよ本当にもう……。

 

 

神様、あなた私のこと嫌いですよね?

 

 

私まだ死にたくないのに…うう、どうせ死ぬんなら最後に美猴の持ってたお酒でも飲んでいこう。飲んだことなかったんですよねお酒って、まだ未成年ですけどどうせ最後ですし別にいいですよね……

 

 

それから先はよく覚えていません。ただわかっているのは目を覚ましたのがベットの上だったということ。自分が生きているということ。そして___

 

 

ヴァーリが私の隣で寝ているということ。

 

 




主人公の身に一体何が起きたのか?答えは次回。
また、活動報告でヒロインアンケートを開始しました。
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