ウルティアが不憫すぎる件について   作:神信陸

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1628回目⑥

『回答を認識した。判定は──不正解だ』

 

「!?」

 

 これが違う!?

 ならばアクノロギア···いえ、私は彼に触れたことがないはず。

 となると別の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)

 けれど今現在生きていて、私が触れたことのある滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)なんていたか···?

 いえ、私がよく知るベルセリオンたちを選んでおきながら、私と滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)という関わりしかない人物を選ぶ? それともこのラスト一つが本命で残り二つは当てられるのを覚悟で選んだものだとでも言うの?

 分からない。だったら答えは一体なんなの?

 

『では次、ネロのターン』

 

「『回答』──悪魔の鍵」

 

『回答を認識した。判定は──』

 

 

 

 

 

§§§

 

 

 

 

 

『正解だ。これによって三問正解。また、ネロが後攻であったのでこれで決着。勝者は──ネロ!』

 

 っしゃああああああっっっっっっーーー!!! やっふうううぃぅぅーーー!!! イッェエエエイ!!!

 Yeah! Yeah! 勝って泣こうゼッ!

 う~ううう あんまりだ・・・HEEEEYYYY あァァァんまりだアアアア! フー スッとしたぜっ !

 へいへ~い、アイリーンさ~ん、今どんなキモチ? 今どんなキモチ? 僕はこれ以上なく最高の気分ですよぉ~。最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ!

 え? なんすか? 所詮運で勝っただけだろって? ←(アイリーンさん言ってません)

 何言ってんすかぁ~? 運も実力の内っしょ、難癖だよそんなの~。

 勝ちは勝ち! 勝った者が正義! 自分が正義! 

 

 正義! 正義! 正義は自分! ジャスティス! フゥー!

 

 

 

 

 

§§§

 

 

 

 

 

 さーせん、ちょっとはしゃぎすぎました。

 でも···っっっっっしゃああああああーーー!!!

 やった! やった! 勝ったー!!!

 いやあほんと危なかったぁ。アイリーンさんがあの回答をしてなかったら星霊の鍵で答えてましたよ~。いやホントに、『アイリーン』と答えてくれたアイリーンさんマジナイス! その前の『質問』で鍵状か聞いた自分マジ神! ゴッド! 最っ高、ッイッエエエイッ!

 にしても偶然ってのは重なるもんすねえ。まさか元ネタの作品『アクマゲーム』での三単(Word)究明(Investigation)と同じカタチでキメられるとかマジテンション上がるわぁ~。

 きっとアイリーンさんが自分が『ゲーム開始前に知ったもの』を選んでいたから、僕の選んだ最後の単語もそうだと思ったんでしょうねぇ←(違います)

 でもぉ、お陰でぇ、アイリーンさんがぁ、『ゲーム開始前に知ったものを選んだのでは?』と思えたぜイェエイ!

 

「ねえ」

 

 うっわあああ! ビックリした!

 急になんすかアイリーンさん、もっとこの感動を堪能させて下さいよぉ←(本音)

 

「えっ···えっと···なんですか···?」←(建前)

 

 いえ、その、違うんですよ?

 別に散々煮え湯を飲まされてるからアイリーンさん相手に強気に出れないとかそういうんじゃないですからね?

 だってほら、絶対服従賭けさせてますし? そうだったらそんなことできないじゃないですか?

 僕は断じて、アイリーンさんに逆らえないなんてことはないです···ホントですよ?

 

「あなたの選んだ最後の単語。一体なんだったの?」

 

「え? それは──」

 

 

 

 

 

§§§

 

 

 

 

 

「エルザ···ですけど···」

 

「エルザ···」

 

 っはは···。そういうこと···。

 エルザは私のお腹の中で、胎内で、四百年生きてきた。それは確かに、生きているとも、いないとも言えるわけだ。

 ドラゴンとなった運命を呪い、肉体を忌避し──けれど私自身が、自分がドラゴンであると認めてしまっていたから、私は負けたのか。

 

 

 

 

 

§§§

 

 

 

 

 

 うわ、なんか泣きそうな顔してる。

 やめてほしいですね、女性に泣かれるとか普通にどう対処すればいいか分からないですもん。

 逆に分かる人いますか?

 相手は彼女とかでもなんでもないんですよ?

 普通に心苦しいです。

 あっ! そうだ! 今アイリーンさんは僕に絶対服従なんですから命令すればいいんですよ。

 なんて言えばいいですかね?

 まあ取り敢えず適当に

 

「······」

 

 適当に

 

「······」

 

 適当に

 

「······」

 

 命令するんだ。

 僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。僕はアイリーンさんに命令するんだ。

 

「······」

 

 だぁめだこりゃ。




言い訳をさせて下さい。
これが僕の限界なんです。
これ以上アイリーンさんの心情を読み取れなければ、上手く締める構成力もなかったんです。
それに前回に本気出しすぎてもう気力が···。
言っときますけど一番悔しいのは僕ですからね!? もっとちゃんとまとめたかった! ←じゃあ時間掛けてでもやれよ、締め切りとかねえだろ←返す言葉もございませんごめんなさい。

いやホントに···すいませんでした!

でも究極アイリーンさんが味方になるって展開のためだけのお話なので勘弁してください。
そういえばサラッと出しましたがようやく出ましたね、主人公の名前。
ネロ
ぶっちゃけ深い理由はありません。精々ブレイン→脳→ネウロ→縮めてネロってだけです。

次回からは···いえ次々々回ぐらいからX784年になると思います。
次回とその次は例の計画実行不可となる『なんだかんだ』のお話です。
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