女子バトスピ部~少女たちのバトスピ活動日誌~   作:ルーナっち

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第1話 女子バトスピ部、始動!!

場所:女子バトスピ部部室前

 

 

?「はぁ…どうしてこんなことに…」

 

 

ーーーー

ーーー

ーー

 

 

~10日前~

 

 

場所:?宅リビング

 

 

?「ぼー…」

 

 

ガチャッ!!(扉が開く)

 

?、入室ー

 

 

?「オッス!【ルナ】ちゃん♪相変わらずぼーとしているね♪」

 

ルナ「あっ…【ミミ】姉…お疲れー…」

 

ミミ「その疲れきっている感じ…」

 

ミミ「さてはまたバイトクビになったなぁ…」

 

ルナ「アハハ…正解だよミミ姉…」

 

ルナ「何でも覇気が無い人はこれ以上雇えないんだって…」

 

ミミ「アハハ…ルナちゃんは覇気無いもんねぇ…」

 

ミミ「あれ…でもルナちゃんのバイト先ってコンビニだったよね…」

 

ミミ「覇気を求めるコンビニとは一体…」

 

ルナ「と言うよりミミ姉…」

 

ルナ「今日は一体何しに来たの?」

 

ミミ「あぁ!忘れてた忘れてた!」

 

ミミ「ルナちゃん!あのお願いは考えてくれた?」

 

ルナ「お願いって…もしかして【バトスピ部】のコーチの件?」

 

ミミ「ピンポーン♪」

 

ルナ「それなら言われた時に言ったよね?」

 

ルナ「私はバトスピを辞めている…だから引き受けられないって…」

 

ミミ「それは聞いたけど…」

 

ミミ「でもお願い!他に頼れる人がいなくて…」

 

ミミ「だからお願いっ!!」

 

ルナ「丁寧にお断りさせてください」

 

ミミ「なんでそこまで断るのさっ!」

 

ルナ「何でって…それは…」

 

ミミ「それは?」

 

ルナ「わ…私の話は良いの!」

 

ルナ「話を戻すけど…」

 

ルナ「ずっと疑問だったんだけど何で私なの?他にもバトスピが強くて…コーチとして教えられるような人なんていくらでもいると思うよ…」

 

ミミ「そんなの…」

 

ミミ「ルナちゃんじゃなきゃダメだからだよ!」

 

ルナ「私じゃなきゃって…理由になっていないような…」

 

ミミ「私はルナちゃんならきっとあの子達を支えて助けてくれるって信じているの!だからお願い!コーチになって!」

 

ルナ「ミミ姉…」

 

ルナ「ミミ姉の気持ちはすごく伝わったけど…でも…」

 

ルナ「やっぱり私はもうバトスピを辞めたから…」

 

ミミ「そっか…」

 

ルナ「ごめん…」

 

 

ガシッ!?(ルナの脇腹を掴む)

 

 

ルナ「へっ!?」

 

ミミ「…」

 

ルナ「ミ…ミミ姉…これは…一体…」

 

ミミ「頼んでも聞かない悪い子には…」

 

ミミ「お仕置きが必要だよね♪」

 

ルナ「ま…まさか…」

 

ミミ「ほーれ♪こちょこちょー♪」

 

こちょこちょ♪

 

ルナ「ア…アハハ!?ちょっ…ミミ姉!?」

 

ミミ「ほれ♪コーチの件受けてくれるかい?」

 

ミミ「受けてくれるならくすぐり止めるよ♪」

 

こちょこちょ♪

 

ルナ「ア…アハハ!?ず…ずるいよ!?」

 

ミミ「だって何度言ってもダメっていう言うんだもん…」

 

ミミ「もぉ♪実力行使しかないよね♪ほれこちょこちょー♪」

 

こちょこちょ♪

 

ルナ「アハハ!?そ…そんにゃ!?」

 

ミミ「ほーら…いつまで耐えられるかなぁ…」

 

ルナ「アハハ!?わ…わかっら!?やるからもうこちょこちょ止めて!?」

 

ミミ「言ったね?もし今言った事が嘘だったら…」

 

ミミ「わかるよね?」

 

こちょこちょ♪

 

ルナ「わ…わかっらから!?もう止めて!?」

 

ミミ「ふぅ♪」

 

ミミ「それじゃあルナちゃん!10日後に私の学校に来てね♪」

 

ミミ「もちろん来なかったら…わかるよね?」

 

ルナ「あっ…あっ…はひ…」

 

ミミ「よぉし♪それじゃあまた10日後にねぇ♪」

 

 

ーーーー

ーーー

ーー

 

 

場所:女子バトスピ部部室前

 

 

ルナ「はぁ…しかし困ったな…」

 

ルナ「ミミ姉もホント強引なんだよねぇ…」

 

ルナ(しかしうん…すごく言いづらいことだけど…私が誰かに何か教えるなんて無理だし…しっかり断ろう…ただ断った後が怖いなぁ…ミミ姉…絶対に怒るだろうし…うぅん…どう言い訳すれば被害が少ないかな…)

 

 

ガチャッ!!(扉が開く)

 

 

ルナ「えっ…」

 

?「げきとーーーつっ!!!!」

 

 

ドスッ!?

 

 

ルナ「グフッ!?」

 

?「あ…あり?」

 

?「ちょっ!?アホ【緑】!?なにやってるのよ!!」

 

緑「い…いやぁ…人がいるなんて思わなくて…」

 

?「だ…大丈夫ですか!?」

 

ルナ「う…うん…」

 

ルナ(お腹に頭突きをされるなんて…)

 

?「とりあえず中に入ってください!ほらっ!!アホ緑は冷やすものを準備しなさい!!それを当たった場所に当ててもらって痛みを和らげてもらうのよ!!」

 

緑「おう!合点承知の助だぜ!」

 

緑「…」

 

緑「って!!誰がアホだぜ!!そこを訂正しろ!」

 

?「緑!!そんなこと言ってる場合じゃないよ!」

 

ルナ「う…うぅん…」

 

ルナ(この子たちが…もしかしてミミ姉が言っていた部活の子なの…かな?)

 

?「入ってください!!」

 

ルナ「あっ…はい…」

 

 

ルナ、入室ー

 

 

場所:女子バトスピ部部室

 

 

ルナ「ふぅ…」

 

ルナ(だいぶ痛みは収まったかな…)

 

緑「さっきは本当にごめんだぜ!!」

 

緑「ひ…人がいないと思って…」

 

ルナ「ううん…私もぼーとしていて…」

 

?「だ…大丈夫ですか?」

 

ルナ「うん…」

 

ルナ「あっ…冷やすものありがと♪痛みも…すごく落ち着いたよ♪」

 

緑「良いってことよだぜ♪」

 

?「お前が威張るなっ!!」

 

 

ゴンッ!?(ゲンコツ)

 

 

緑「ごめんなさい!?」

 

?「ホントすみません…うちのアホ緑が…」

 

ルナ「ぜ…全然気にしてないよ…」

 

?「アハハ…緑…大丈夫?」

 

緑「痛すぎて涙が止まらないぜ…」

 

緑「と言うか…何で扉の前にいたんだぜ?」

 

ルナ「えっ…それはミミ姉に…」

 

緑「ミミ姉って…」

 

緑「もしかしてミーたんのことかだぜ!!」

 

ルナ「あっ…」

 

?「えっ…ミミ先生の知り合いが私たちの部活の前にいるってことは…」

 

?「もしかして今日からコーチをやってくれるってお話の方ですか!?」

 

ルナ「えっ…」

 

緑「なにー!?あのバトスピがめちゃくちゃ強いって言う人かだぜ!?」

 

ルナ「ぜ…全然!?強くないからっ!!」

 

ルナ(ミミ姉ぇ…一体どんな紹介を…)

 

緑「と…とりあえず何すればいいだぜ!?漫才か!?漫才で笑ってもらうかだぜ!」

 

?「ちょっと落ち着きなさいよ!!」

 

緑「これが落ち着いていられるかって!?だって最強の人が目の前にいるんだぜ!!ウキウキが止まらないぜ!!ウキウキが!!ウキー!!」

 

?「猿かっ!!」

 

 

ゴンッ!?(ゲンコツ)

 

 

緑「本日2発目!?」

 

?「でも緑…ちょっと落ち着こう…ねっ?」

 

緑「だ…だぜ…」

 

?「とりあえず…」

 

?「先ほどから本当に騒がしくてすみません…」

 

ルナ「い…いいえ!!」

 

?「とりあえず自己紹介をしてもよろしいでしょうか?」

 

ルナ「えっ…あっ…はい…」

 

?「私は【青松 海(あおまつ うみ)】と申します!一応学級委員長とかやってます♪よろしくお願いします!」

 

ルナ「えぇと…青松さんだね…よろしくお願いします…」

 

海「そしてあそこにいるのが…」

 

?「初めまして!私は【朱目 紅(あかめ くれない)】です!特に紹介出来ることは無いのですが…よろしくお願いします!」

 

海「紅はこの部活のメンバーで一番バトスピが強いんですよ♪」

 

ルナ「なるほど…朱目さん…よろしくお願いします…」

 

海「そしてあっちのボケまくっているのが…」

 

緑「やっと私の番だぜ♪私は【風間 緑(かざま みどり)】だぜ♪気軽に緑ちゃまって呼んでくれだぜ♪」

 

ルナ「え…えぇと…風間さん…」

 

緑「違う違う!!緑ちゃま♪緑ちゃまって呼んでだぜ♪ほらほら♪セーイ♪」

 

ルナ「さ…さすがにそれは…」

 

海「アホ野郎って呼んであげてください…アホなので…」

 

緑「誰がアホだぜ!!てかさっきからアホアホ言いすぎだろ!!」

 

海「事実なんだからしょうがないでしょ!!」

 

緑「そんなに言われたら心が凹むだろうがっ!!」

 

海「胸の間違いじゃない?」

 

緑「ウキー!?海だってペッタンコだろうが!!」

 

海「私は成長途中なのよ!!」

 

緑「じゃあ私も成長途中だぜ!!」

 

紅「ちょっ!?ふ…2人共!!その辺にしないと…」

 

海「はっ…確かにそうね…コーチさんの前で言い合う内容じゃないわよね…止めてくれてありがとう紅…」

 

緑「だぜだぜ…」

 

紅「うん♪」

 

緑「とりあえずコーチさんは名前何て言うんだぜ!!」

 

ルナ「えっ…わ…私は…」

 

緑「教えて!教えて!おーしーえーてー♪」

 

海「うるっさいっ!!」

 

 

ゴンッ!?(ゲンコツ)

 

 

緑「3発目は聞いてないぜ!?」

 

海「すみません…アホがテンション上がって…」

 

海「それで…コーチさんのお名前は…」

 

ルナ「私の名前は【夢見 ルナ(ゆめみ るな)】って言います…」

 

海「ではルナさんとお呼びしても良いですか?」

 

ルナ「えっ…あっ…うん…」

 

緑「よぉぉぉしっ!!それじゃあお互いの自己紹介終わったし早速部活始めようぜ♪」

 

海「こら緑…まだ2人来てないでしょ?」

 

緑「あっ…そっかそっか!!テンション上がりすぎて…」

 

紅「後2人…私たちの部活には部員いるんです♪」

 

紅「ただ…今日は委員会お仕事があるみたいで遅くなっていて…」

 

ルナ「そ…そうなんだ…」

 

海「とりあえず2人来るまでお茶でも飲んでましょうか…緑はいつもので良いでしょ?」

 

緑「おう!」

 

紅「あっ!私も手伝うよ!」

 

海「ありがとう紅♪」

 

海「ルナさんは何飲みます?暖かいモノから冷たいモノまで色々ありますので…リクエストがあればぜひ♪」

 

ルナ「えぇと…」

 

ルナ(あっ!!違う違う!!何普通にお茶貰おうとしているんだ…私は今日コーチ断るつもりでここに来たんだった…)

 

緑「とりあえずお茶が来るまでデッキ見せてくれよ♪私のデッキも見せるからさぁ♪」

 

ルナ「私…今日デッキ持って来てなくて…」

 

緑「へっ?」

 

ルナ「ごめん!青松さんも朱目さんも聞いてもらっても良いかな…」

 

紅「は…はい?」

 

海「どうかされましたか?」

 

ルナ「今日ここに来た理由なんだけど…」

 

ルナ「本当にごめんなさい!私はみんなコーチにはなれないんです!それを言いにきたくて…」

 

ルナ「本当にごめんなさい!!」

 

海「えっ…それって…」

 

紅「ルナさん…」

 

緑「そ…そんな…の…」

 

緑「そんなの困るぜ!?」

 

紅「緑!!」

 

緑「私たちどーしても強くならなきゃいけないんだぜ!!だから…だからっ!!」

 

緑「だからコーチになって私たちのことを強くしてくれだぜ!!頼むよっ!!」

 

ルナ「ごめんね…」

 

緑「…っ!!」

 

紅「緑…」

 

緑「く…紅…」

 

海「ルナさんにも事情があるのよ…無理強いは出来ない…違うかしら?」

 

緑「違わねぇよ…違わねぇ…けど…」

 

緑「私たちは…強くならないと…」

 

ルナ「本当にごめんね…」

 

ルナ「今日はそれを言いにきただけで…それじゃあ…」

 

紅「ちょっ…ちょっと待ってください!!」

 

ルナ「えっ…」

 

紅「もし良ければここで会ったのも何かの縁…」

 

紅「少しデッキを見ていただけませんか?」

 

海「そ…そうね…毎日の部活は無理でも…今日1日だけ…」

 

海「デッキ診断をお願い出来ないでしょうか?」

 

ルナ「そうだね…そのくらいなら…」

 

海「良かった♪」

 

海「緑もそれで良いわよね?」

 

緑「おう…」

 

紅「ありがとうございます!!」

 

紅「それじゃあ私のデッキから…」

 

 

ガチャッ!!(扉が開く)

 

男子生徒、入室ー

 

 

男子生徒「おいおい…弱小バトスピ部が何かやってるぜ!!」

 

緑「何だよおいっ!!勝手に入ってくるなだぜ!!」

 

ルナ(誰?)

 

男子生徒「ヘッヘッへ…固いこと言うなよ…どうせ2週間後にはこの部活もなくなるんだしさ♪」

 

緑「ま…まだ決まった訳じゃねぇだろ!」

 

ルナ(無くなる?どういうことなんだろ…)

 

男子生徒「もう決まったようなモノだろ♪」

 

男子生徒「何て言ったってここは…」

 

男子生徒「弱小バトスピ部なんだからよぉ!!」

 

緑「ふ…ふざけるなっ!!」

 

海「緑っ!!止めなさい!!喧嘩するだけ無駄よ…」

 

男子生徒「今日はこっちの部活が休みで暇なんだよなぁ…」

 

男子生徒「だからよ…」

 

男子生徒「強い男子バトスピ部様がいっちょ鍛えてやるぜ♪」

 

緑「うるせぇ!!さっさと出ていけだぜ!!」

 

男子生徒「おいおい♪口じゃなくてバトルで追い出してみれば良いだろ♪」

 

男子生徒「あっ♪そっか♪お前たち弱小バトラーじゃ…そんなこと無理か♪」

 

緑「言いたい放題言いやがって…」

 

紅「いい加減に…」

 

海「…っ!!」

 

男子生徒「ほれっ!!俺は準備出来てるんだぜ♪かかってこいよ!!」

 

緑「くっ…」

 

男子生徒「ふん…バトルが弱いだけじゃなくて度胸もねぇんだなっ!!だから弱小って言われるんだよ!アーヒャヒャ!!」

 

緑「う…うる…さ…」

 

ルナ「ではそこまで言うなら…あなたは相当強いってことですよね?」

 

男子生徒「あぁ…なんだお前?」

 

緑「ルナ…さん…」

 

ルナ「さっきからずっと聞いていましたけど…」

 

ルナ「すごく気分が悪いです…」

 

男子生徒「気分が悪いって…他人のお前には関係無いだろ!!」

 

ルナ「関係は無いです…無いですけど…」

 

ルナ「すごくムカつきました…」

 

男子生徒「へへっ…だったらバトルで追い出してみろよ!!こんな弱小バトスピ部の所にいる奴なんだ…テメェも弱いんだろ!!」

 

ルナ「弱いかどうかは知りませんが…バトルなら受けますよ…」

 

男子生徒「良い覚悟してるじゃねぇか…だったらさっさとやろうぜ!!」

 

ルナ「二度とバトスピはしないと決めたけど…これは仕方ない…よね…」

 

海「ルナさん!!」

 

ルナ「えっ…青松さん?」

 

海「変なことに巻き込んでしまいすみません…助けていただけるのは嬉しいです…でもこれは私たちの問題で…その…」

 

紅「ルナさん…」

 

緑「コーチじゃないのに…何で助けてくれるんだぜ?」

 

ルナ「さっき…」

 

紅「えっ…」

 

ルナ「さっきみんなは…部活のことを…仲間のことを…バカにされたとき…すごく怒っていたよね?」

 

ルナ「同じ部活での仲間を…そして友達をバカにされたら怒る…」

 

ルナ「そんな心の優しいみんなを助けたいって思ったの…」

 

紅「ルナさん…」

 

海「で…でもルナさん!!確か今日はデッキを持って来ていないって…」

 

ルナ「あっ…そうだった…」

 

ルナ(ヤバイ…予備のカードも無いし…マジでどうしよう…)

 

緑「ルナさん!!」

 

ルナ「えっ…」

 

緑「私の…魂のデッキを使ってくれだぜ!!」

 

ルナ「風間さん…」

 

緑「私…あいつにバカにされたとき…本当に悔しくて…ムカついて…でもあいつが言う通り…私は弱いから…ビビって動けなかったんだぜ…」

 

緑「だからルナさん…」

 

緑「私のこの魂のデッキで…あいつを倒してくれだぜ!!」

 

ルナ「風間さん…」

 

ルナ「うん…」

 

ルナ「風間さんの魂…確かに受け取ったよ!」

 

男子生徒「へっ…それじゃあバトルしてもらうぜ!!」

 

ルナ「その前に…」

 

ルナ「私が勝ったら彼女たちにしっかりと謝ってください!」

 

男子生徒「良いぜ!俺が負けるなんてねぇんだからよ!!」

 

ルナ「では…」

 

ルナ「ゲートオープン!!界放!!」

男子生徒「ゲートオープン!!界放だ!!」

 

ルナ「私のターンです!」

 

 

リザーブ4(S)

トラッシュ0

手札4→5

デッキ36→35

 

 

ルナ「えっ!?こ…この手札…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

緑「ルナさん!がんばれー!!」

 

紅「ま…まさかこんな展開になるなんて…」

 

海「そうね…いくらミミ先生が強いって言っていても…相手は男子バトスピ部の奴…勝てるかしら…」

 

紅「それは…」

 

緑「海!!紅!!なに弱気になっているんだぜ!!」

 

ルナ「ルナさんは私たちのために戦ってくれているんだろ!!だったら私らが全力で応援してルナさんを支えるだけだろうが!!」

 

紅「そうだね…うんっ!!緑の言う通りだよ!」

 

海「そうね!!」

 

緑「ルナさん!!がんばれー!!」

 

海「ところで緑…ルナさんに渡したデッキって…」

 

緑「もちろん昨日の夜に完成させた《緑スペシャル》だぜ!!」

 

海「えっ…」

 

緑「だぜ?」

 

海「も…もしかして聞くけど…LINEで送ってきたあのヘンテコデッキのことじゃないわよね…」

 

緑「ヘンテコ言うなしっ!!」

 

緑「たくっ…」

 

緑「ちなみに昨日海にLINEで送ったデッキだぜ♪」

 

海「アホ緑…完全に終わったわ…」

 

紅「えっ…えっ…どういうこと…」

 

海「今ルナさんが使っているのは…このアホが作った全色盛り盛りの凄まじいデッキなのよ…」

 

紅「えぇぇぇっ!?もしかしてお昼休みに見せてもらったあの冗談みたいなデッキのこと!?」

 

緑「たくっ…2人ともあのデッキの奥深さを信じてないなぁ…」

 

緑「もういいっ!!私一人でも応援するぜ!がんばれー!!ルナさーん!!」

 

海「紅…このバトル…ルナさんが負けても文句言えないわよね…」

 

紅「うん…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ルナ「こんなに色がバラバラで…どのカードも全てが自由…」

 

ルナ「こんなデッキ…初めて見た…」

 

男子生徒「おいっ!!さっさとターンを進めろよ!」

 

ルナ「は…はい!」

 

ルナ(とりあえず勝つために…やれるだけのことをやってみよう…)

 

ルナ「【魔界従士デスムスカ】を召喚!」

 

 

魔界従士デスムスカLV1(1(S))BP1000:回復

 

手札5→4

リザーブ4(S)→0

トラッシュ0→3

 

 

男子生徒「ほぉ…紫のカードか…」

 

ルナ「召喚時効果発動!!デッキから1枚ドローします!」

 

 

手札4→5

デッキ35→34

 

 

ルナ「私はこれでターンエンドです!」

 

 

フィールド

魔界従士デスムスカLV1(1(S))BP1000:回復

 

ライフ5リザーブ0トラッシュ3デッキ34手札5

 

 

男子生徒「俺のターンだ!」

 

 

リザーブ4(S)→5(S)

トラッシュ0

手札4→5

デッキ36→35

 

 

男子生徒「【クリソコラ・ゴレム】を召喚だ!!」

 

 

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:回復

 

手札5→4

リザーブ5(S)→1(S)

トラッシュ0→3

 

 

ルナ「青のスピリット…」

 

男子生徒「よしよしっ!!このままアタックステップだ!」

 

男子生徒「【クリソコラ・ゴレム】でアタック!!」

 

 

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:回復→疲労

 

 

ルナ「そうですね…」

 

ルナ「そのアタックはライフで受けます!!」

 

 

ライフ5→4

リザーブ0→1

 

 

男子生徒「俺はこれでターンエンドだ!!」

 

 

フィールド

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:疲労

 

ライフ5リザーブ1(S)トラッシュ3デッキ35手札4

 

 

ルナ「私のターンです!」

 

 

リザーブ1→4→5

トラッシュ3→0

手札5→6

デッキ34→33

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

緑「おいおいっ!!ルナさん!!」

 

緑「先制攻撃受けたぜ!?大丈夫かよ!?」

 

海「紅はどう思う?」

 

紅「そうだね…あの場面でライフで受けたのはきっとスピリットをフィールドに残したかったからじゃないかな…」

 

海「なるほど…次への攻撃に備えている訳ね…」

 

緑「がんばれー!!ルナさーん!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ルナ「…」

 

ルナ(このデッキは本当にスゴいなぁ…ドローすればするほど色々なカードが登場して…見ていると楽しくなるな♪)

 

男子生徒「おいおい!!1ターンごとに悩み過ぎだろ!!さっさとターン進めろよな!!」

 

ルナ「わかってます…」

 

ルナ「【ダーク・ドーベルX】を召喚します!!」

 

 

ダーク・ドーベルXLV1(1)BP3000:回復

 

手札6→5

リザーブ5→1

トラッシュ0→3

 

 

男子生徒「なんだぁ?今度は白のカードか?」

 

ルナ「さらに【魔界従士デスムスカ】の《ソウルコア》とリザーブのコアを入れ換えます!」

 

 

魔界従士デスムスカLV1(1(S))→(1)

 

リザーブ1→1(S)

 

 

ルナ「このままアタックステップです!」

 

ルナ「【ダーク・ドーベルX】でアタックします!」

 

 

ダーク・ドーベルXLV1(1)BP3000:回復→疲労

 

 

男子生徒「それは…ライフで受けるぞ!!」

 

 

ライフ5→4

リザーブ1(S)→2(S)

 

 

ルナ「さらに【魔界従士デスムスカ】もアタックです!!」

 

 

魔界従士デスムスカLV1(1)BP1000:回復→疲労

 

 

男子生徒「それもライフだぁ!!」

 

 

ライフ4→3

リザーブ2(S)→3(S)

 

 

ルナ「私はこれでターンエンドです!」

 

 

フィールド

魔界従士デスムスカLV1(1)BP1000:疲労

ダーク・ドーベルXLV1(1)BP3000:疲労

 

ライフ4リザーブ1(S)トラッシュ3デッキ33手札5

 

 

男子生徒「俺のターンだぁ!!」

 

 

リザーブ3(S)→6(S)→7(S)

トラッシュ3→0

手札4→5

デッキ35→34

 

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:疲労→回復

 

 

男子生徒「よし…この勝負もらったぜ…」

 

ルナ「えっ…」

 

男子生徒「今から俺の切り札を見せてやるぜ!!」

 

ルナ「…」

 

男子生徒「こいっ!!【コジロンド・ゴレム《リバイバル》】を召喚!!」

 

 

コジロンド・ゴレム《リバイバル》LV2(2(S))BP6000:回復

 

手札5→4

リザーブ7(S)→0

トラッシュ0→5

 

 

ルナ「大型のスピリットですか…」

 

男子生徒「このままアタックステップだ!!」

 

男子生徒「【コジロンド・ゴレム《リバイバル》】でアタックだ!!」

 

 

コジロンド・ゴレム《リバイバル》LV2(2(S))BP6000:回復→疲労

 

 

男子生徒「さぁ!!アタック時効果発動だ!!」

 

男子生徒「《粉砕》発動!!このスピリットのレベル分相手のデッキを破棄する!!今【コジロンド・ゴレム《リバイバル》】はレベル2だから…」

 

男子生徒「2枚破棄するぜ!!」

 

ルナ「良いですよ…」

 

 

デッキ33→31

 

ネリネフィールド:破棄

シロイワノハイドラ:破棄

 

 

男子生徒「だーはっはっ!!全色で…しかも何もかもがバラバラ…そんなのクズデッキ過ぎるだろ!!」

 

ルナ「…っ!!」

 

男子生徒「テメェも可哀想だなぁ…そんなクズデッキを使わされてよ!!」

 

ルナ「おいっ…」

 

男子生徒「あぁん?」

 

ルナ「人が作ったデッキを悪く言うのは止めてください…すごくイライラします…」

 

男子生徒「はぁ?」

 

ルナ「このデッキには風間さんの想いがたくさん詰まっています…クズなんかじゃないです!!」

 

男子生徒「さっきからグダグダうるさいんだよっ!そういうのは勝ってから言いやがれっ!」

 

ルナ「もちろん…全力で勝ちにいきます!!」

 

ルナ「フラッシュタイミング!!リザーブの《ソウルコア》をトラッシュに置き…」

 

 

リザーブ1(S)→0

トラッシュ3→4(S)

 

 

ルナ「【黒き獣ゼグロード】を【魔界従士デスムスカ】に煌臨!!」

 

 

黒き獣ゼグロードLV1(1)BP4000:疲労

 

手札5→4

 

 

男子生徒「何っ!?」

 

ルナ「煌臨時効果発動です!!」

 

ルナ「相手のBP6000以下になるようにスピリットを破壊します!!」

 

ルナ「もちろん破壊するのは…」

 

ルナ「【コジロンド・ゴレム《リバイバル》】です!!」

 

 

コジロンド・ゴレム《リバイバル》LV2(2(S))BP6000:破壊

 

リザーブ0→2(S)

 

 

男子生徒「んなっ!?お…俺の切り札が!?」

 

ルナ「どうです?これが風間さんの想いの強さです!」

 

男子生徒「く…くそぉ!!ターンエンドだ!!」

 

 

フィールド

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:回復

 

ライフ3リザーブ2(S)トラッシュ5デッキ34手札4

 

 

ルナ「私のターンです!!」

 

 

リザーブ0→4(S)→5(S)

トラッシュ4(S)→0

手札4→5

デッキ31→30

 

黒き獣ゼグロードLV1(1)BP4000:疲労→回復

ダーク・ドーベルXLV1(1)BP3000:疲労→回復

 

 

ルナ「まずは【黒き獣ゼグロード】のレベルを上げます!」

 

 

黒き獣ゼグロードLV1(1)→LV2(3)

 

リザーブ5(S)→3(S)

 

 

ルナ「このままアタックステップです!!」

 

ルナ「【黒き獣ゼグロード】でアタックします!!」

 

 

黒き獣ゼグロードLV2(3)BP5000:回復→疲労

 

 

ルナ「アタック時効果発動です!!」

 

ルナ「相手のBP7000以下のスピリットを1体破壊します!!」

 

ルナ「【クリソコラ・ゴレム】を破壊します!!」

 

 

クリソコラ・ゴレムLV1(1)BP3000:破壊

 

リザーブ2(S)→3(S)

 

 

男子生徒「くそっ!?」

 

ルナ「さらにこの効果で相手のスピリットを破壊したので…デッキから1枚ドローします!!」

 

 

手札5→6

デッキ30→29

 

 

ルナ「このアタックはどうします?」

 

男子生徒「ライフで受ける!!」

 

 

ライフ3→2

リザーブ3(S)→4(S)

 

 

ルナ「さらに【ダーク・ドーベルX】もアタックです!!」

 

 

ダーク・ドーベルXLV1(1)BP3000:回復→疲労

 

 

男子生徒「くっ…連続アタックが…止められない…」

 

男子生徒「ただ…このアタックを受ければライフは残る…」

 

男子生徒「そしたら次のターンで…ボコボコに…」

 

ルナ「次のターンなんてありませんよ…」

 

男子生徒「何っ…」

 

ルナ「フラッシュタイミング!!」

 

ルナ「【ヘ音獣リスクレフ】を音速召喚します!!」

 

 

ヘ音リスクレフLV1(1)BP1000:回復

 

リザーブ3(S)→1(S)

トラッシュ0→1

手札6→5

 

 

男子生徒「な…なんだとっ!?」

 

ルナ「ちなみにまだ【ダーク・ドーベルX】のアタックは継続中です…どうしますか?」

 

男子生徒「ラ…ライフだっ!!」

 

 

ライフ2→1

リザーブ4(S)→5(S)

 

 

ルナ「ラストです…」

 

ルナ「【ヘ音リスクレフ】でアタックします!!」

 

 

ヘ音リスクレフLV1(1)BP1000:回復→疲労

 

 

男子生徒「な…何にも出来ねぇ…」

 

男子生徒「くそっ…くそっくそっくそっ!!くそぉぉぉっ!!!」

 

ルナ「さぁ…あなたの全てを白く染めましょう…」

 

男子生徒「ライフで…受けるぅぅぅっ!!!!!!」

 

 

ライフ1→0

 

 

ルナ「終わりましたね…」

 

男子生徒「な…何なんだよお前っ!!何でそんなふざけたデッキで…そんなに強いんだよ!?」

 

ルナ「それは…」

 

ルナ「いえっ…」

 

ルナ「そんなの別に良いんです…」

 

ルナ「さぁ…早く彼女たちに謝ってください…」

 

男子生徒「く…くぅ…」

 

男子生徒「悪かった…」

 

緑「お…おう…」

 

男子生徒「テメェ…覚えておけよ…絶対に潰してやるからな…」

 

 

ガチャッ!!(扉が開く)

 

男子生徒、退出ー

 

 

ルナ「はぁ…」

 

緑「か…」

 

ルナ「あっ…風間さんデッキありがとうね♪返す…」

 

緑「感動したぁぁぁっ!!」

 

ルナ「えっ…」

 

緑「私感動したぜ!!ルナさんってめちゃくちゃ強いんだなっ!!」

 

ルナ「あっ…」

 

ルナ(しまった…怒っていて…全力で勝ちにいってしまった…)

 

緑「なっなっ!!海も紅も感動したよなっ!!」

 

海「え…えぇ…すごかったです!!」

 

紅「うん!」

 

緑「だよなっ!!」

 

ルナ「アハハ…」

 

緑「だから私決めたぜ!」

 

ルナ「えっ…」

 

緑「ルナさん!!いやっ!!ルナっち♪」

 

緑「絶対に私たちのコーチになってくれだぜ♪」

 

ルナ「い…いやぁ…」

 

緑「なぁなぁ!!頼むよ!!ルナっち♪ルーナーっちー!!」

 

ルナ「あっ!!わ…私用事が合ったんだった!!コーチの件はホントごめんね!」

 

ルナ「後でミミ姉に言っておいて!!ホントにごめん!!じゃあねっ!!」

 

 

ルナ、退出ー

 

 

緑「あっ!?ちょっ!!私たち絶対に諦めないからなっ!!!!」

 

 




紅です!!

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!!

次回はルナさんを説得するお話になります!!

私たち女子バトスピ部のみんなで頑張ってルナさんにコーチの件を説得してコーチになってもらいたいと思います!!

えっ…えぇぇぇっ!?///

ルナさんを説得するために私がメイド服を着なきゃいけないって!?///

冗談だよねっ!?///

次回も楽しみに待っていてください!!///

冗談だよねっ!?///
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