龍騎士   作:無課金系指揮官

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更新遅れました。申し訳ございませんっ!

では、ほのぼの?回ですっ!

ゆっくりしていってね!


第8話:初めての休日

あれからフェン、グラニの訓練をしその成果等をドーベルマンさんに報告したりして大体5日が経ったある日の朝。

 

「んっ...朝だな」

 

布団の中から手を伸ばして近くの端末を手に取る。そして日時を確認してふと何も書かれていないのを確認した。

 

「あっ今日休日か」

 

ならやること無いし寝るーーー

と思ったが、無いなら無いで色々買い足さなきゃと思った物があり、俺は布団の中から這い出た。

 

 

布団から這い出て、朝食やら着替えをして売店にて日常日用品の買い足していると声を掛けられた。

 

「ドラグーン?朝早くからなにをしている?」

「日用品の買い足しかな?サリアさんは?」

 

現れたサリアさんの質問に返事をする。

朝早くからやってるとは思っていなかったが、どうやら日用品等は夜勤の人もいるので24時間やっているみたいだ。因みに今は朝の6時である。サリアさんの感じ的に徹夜っぽくは感じないけど。

 

「私もそうだ。今日は休日だしな」

「服装、普段と変わらないじゃないですか」

 

この前は普段着来てたのにどうしたんだろう?と思いつつ聞いて見たら彼女は少し視線を外し

 

「さっきまで研究室で仮眠しててな」

「あぁ、お疲れ様です」

 

そこでピタリと会話が消える。俺は日用品の選定を終えたのでそろそろ会計に行こうかなと思い一応別れの挨拶しようー

 

「ドラグーン」

「ーなんですか?」

 

狙ったかの如く呼び止められた俺はそのまま彼女の方を見たら、彼女は暫く悩んだ後質問してきた。

 

「今日、暇か?」

 

まだ給料入って来てないので、ラックやら家具やら買うだけの余力は無いな。この前の救出作戦の報酬も来るの来月だし....うん。休日だけどやれることは相棒のメンテか鍛錬かしかやれないしな。

 

「ー暇ですね」

「なら少々付き合ってもらえないか?礼はする」

「礼は良いですよ。それで?」

 

何を付き合えば良いのか聞くと彼女は、ニヤリと笑い

 

「買い出しだ」

「はい?」

 

俺の頭の中は真っ白になった。

 

 

あれから詳しい話を聞くと、どうやら今日宅飲みならぬ部屋飲みをするらしい。メンバーは仲の良いオペレーター達だそうだ。サリアさんの役割は売店にて買い出しをする役目だったそうだがーー

 

「まぁ、一人じゃキツイですねこれは」

「あぁ」

 

俺は酒が、コレでもかと乗っている台車を押すサリアさんを見ながら苦笑いをしているとサリアさんは此方を見て

 

「にしても、よく持てるな?」

「まぁ、鍛えてますから」

 

っとこれは煽りになりますねと続けるとサリアさんは少し目を細めて

 

「その一言が煽りになるぞ?」

「すみませんした...」

 

そんな事を話していると、部屋の前まで来たようだ。俺は先に扉を開けたサリアさんに持っていた食材を渡した。それから台車の上の物が無くなった所でサリアさんが軽く頭を下げつつ

 

「済まないな。感謝する」

「いえいえ気にしないで下さい。あっそうだ」

 

俺は肩に掛けていた自分の買い物の中からある物を出しサリアさんに渡した。

 

「これは」

「あの量だと必要な人も出てくるかな?と思ったので。では台車戻しつつ帰りますね!」

 

俺はそう言ってサリアさんと別れた。うん。久々にオフで人と話したから緊張したのである。傭兵の頃はこんな事無かったからな、忘れていた。

 

さてと、時刻は昼飯時か...じゃあ食堂でも行くかな?

そう思い歩いていた道を少し引き返して、そのまま食堂へと向かって歩いていると、前方に見知った後ろ姿が二人見えたが、気配を消してそのまま追い越した。単に話す内容が無かったからなのだがな。

 

「ふぅ...」

「相席よろしいでしょうか?」

 

そのまま食堂で昼食として蕎麦を食べていると、相席を頼んで来る者がいた。俺は顔を上げ確認すると、そこにはバイソンが立っていた。

 

「お、バイソン坊。おう構わんよ」

 

特に拒む必要性が無いのでそう返事すると彼は、では失礼してと向かいに座った。

 

「結局ロドスに来たんですね」

「まぁ、教官職だけどな」

 

以外だろ?と続けるとバイソン坊は直ぐに

 

「いえ、凄く合ってますよ」

「そうか?お世辞でも嬉しいな」

 

そう言うとお世辞ではないのにとブツブツ始めた少し怖いわっ。

 

「そういえば、そんなに驚いた感じじゃないな?どうしてだ?」

「先日グラニさんと同じ作戦に出まして、そのときに聞いたんですよ」

 

なる程な、どんな風に話したのか少し気になると同時に少し怖いが聞いて見る事にした。

 

「ー彼女はなんて?」

 

少し覚悟を決めて彼に聞くと、彼は確かと少し思い出すように話し始めた。

 

「底が見えない少しサバっとしてるがキチンと鍛えてくれる龍族の青年と」

「...サバっとしてるか?」

「そうですね」

 

まぁ、少し前まで傭兵業やってたからかね?少し直して見るかぁと思っていると苦笑いしたバイソン坊は少しホッとした感じに

 

「でも、ドラグーンさんがロドスに居てくれるのは嬉しいですね」

「そういえばここに居るんだっけ?例の人達は」

 

そうなんですよねと若干愚痴モードに入りそうな彼の肩をポンと叩き

 

「ロドスには長く居るつもりだから、前より気軽に話を聞けるから、そんなに気を落とすなよ」

「そうですね...ありがとうございます」

 

そう言えば今日は仕事じゃないのか?と思い聞くと彼は時間を確認して慌てて食べ始めた。

 

「うぐっ?!」

「おいおい...ほれ水。急ぎすぎるなよ。最悪俺が担いで走るからな」

 

そう言うと、彼は目をギョッとして更に速度を上げ今度はむせることなく食べきった。

 

「ご馳走様でした!ではー」

「食器は俺が持ってくから行きな」

「ー!ありがとうございます!このお礼はしますので!」

 

手短に軽く頭を下げた彼は食堂を猛スピードで後にした。誰かとぶつからなきゃ良いけど。

 

「さてと、俺もそろそろ部屋に帰るか」

 

もう今日やる事が無くなったので部屋に向かい歩いていると向かい側から、チェンが歩いて来ていた。

 

「ん?ドラグーンか」

「チェンさん、どうも」

 

軽く頭を下げつつ言うと、チェンは首を傾げた。

 

「いつもの雰囲気ではないな」

「オフの時はそんな物です」

「そうか」

 

そう言えば今日チェンさんは休みなのかな?と思い聞いて見ると頷いた後ブツブツ言い始めた。

 

「そうだ。そもそも今日は仕事やれるはずだったのに、ホシグマの奴が邪魔をしてな。しかもなら訓練をしにいっても入れない」

「適度な休みは必要ですよ?」

 

やっぱりこの人ワーカーホリックか。そう思い彼女を無理やり休ませた優しい鬼の手伝いでもしようとおもい遠回しに伝えるが予想通りの返答が帰ってきた。

 

「休んでいる」

「...なら、少し付き合って下さい」

 

硬物を説得するならこうするしか無いなと思い俺は少し警戒しつつもついてくるチェンと共にある場所に向かって行った。

 

 

と言う訳で来ました。誰も寄り付かなさそうな少しの明るさしかない開けた場所にて俺は途中の売店にて買った2つの折りたたみの椅子を開いて並べた。

 

「ここに座って下さい」

「一体何なんだ?」

 

疑問符を出しているチェンに笑顔を返して、俺は柔軟をし始める。

 

「ここ、多分中々人が来ない場所です」

「ーーそうだな」

 

そして俺は何時も羽織っている上着をちゃんと着直しいつも懐に隠してる短刀を抜いて構えを取る。

 

「静かな所で見る舞も乙なものなんですよ」

「お前がやるのか?」

「まぁ昔習っていましたからね」

 

詰まらなかったら何時でも帰って良いですからと伝えて舞を始める。ーーー願うは彼女の疲労回復

そう心に決めて舞を始める。誰かに見られながら舞うのは実に久しぶりだな。

 

 

それから一つ一つ丁寧に披露して、終わりを迎えた。さてまだ居るかなー

 

「ーーえぇ」

「.......」

 

そこには眠っているチェンの姿があった。うーんそう言えば昔もそうだったかな?それか余りに疲れ過ぎてて詰まらなかったけど静かだから寝たのかな?

 

「まぁこの気温なら風邪はひかないかな?」

 

俺は隣にあるもう一つの椅子に座り彼女が起きるまで待った。

それから短刀の手入れやら、アーツの使い方等の勉強本(ドーベルマン教官からのおすすめ)を読んで過ごしていると隣から物音がした。

 

「ん...ぁ?」

「起きましたか?おはようございます」

 

俺が薄目を開けたチェンさんに声を掛けると暫くボーとした後、少し顔を赤くして

 

「すまない、眠ってしまっていたか」

「いえいえよく寝れたようで、良かったです」

 

そう言うと、チェンさんは少しバツが悪そうにした後

 

「お前が良ければ何だか、またやってくれないか?今度は最後までみたいからな」

「ーえっ?」

 

チェンさんはそれだけ言うと、先に失礼すると言いそのまま歩き去っていった。

気を使ってくれたみたいかな...?

 

「これは、次まで練習し直さなきゃな」

 

久々過ぎてあまり上手く出来てなかったので、どうせならと練習してあの頃より上を目指そうと目標を定め椅子から立ち上がった。

 

「これで、金が掛かる趣味が出来るようになるまでの暇つぶしが出来るな」

 

俺はそう言い上機嫌で部屋に戻ったのであった。




感想・評価気軽にお願いします!執筆欲に直結しますっ

では、次回お会いしましょう。

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