FGOを先にプレイしている友人と共に振り返っていると「お前頭おかしい」と言われた事柄からSS化しました。
この内容が確かに頭がおかしく、『プレイを初めて約1ヶ月で、終局特異点をクリアしたプレイヤー対象のイベントを走りきった』というものです。
これを頭に入れてもらった上でお楽しみ頂けたらと思います。
何の変哲もない廊下。
廊下には何かあるわけではない。というよりか廊下を擁するこの施設がおかしい。
人理保障機関『カルデア』
その名称が私のいる時間において正しいモノであるかは今は言及しない。少し悲しいことを思い出してしまう。
自分の置かれた状況を俯瞰する癖が職業柄になってしまった。状況把握はマスターに取って大事だからね。
癖がついたのはあの頃だっただろう。
円卓の騎士がやらかした特異点だ。
私が契約したサーヴァントの内、生前キャメロットのメンバーに属していた人はこの記録を見るなり多様な反応をしていた。
例えば、バーサーカーのランスロットはどこに感銘を受けたのかは分からないが、しばらく王の名前を叫びながら廊下を疾駆していた。
セイバーのランスロットはダヴィンチちゃんに反応していた気がした。
モードレッドは嬉しそうで悲しいような複雑な表情をしていた。
ガレスは形はどうあれ参戦していたモードレッドに向かって『いいな』と連呼していた。
閑話休題。
あの頃からか敵の構成を考えて編成を考えるようになった。
感慨深く頷いて思い出を反芻した私に向かって『セーンパイ』と呼び掛ける声。
パールさんにとても似た声だけど、どこか明朗で空回りしそうなその声の主は……
「どうしたの、BB?」
月のガン、スーパーAIのBBその人だった。
「マスターさんが私を迎え入れた状況の説明をセンパイの主観を交えてもう一度聞きたいんです。」
BBにしてはとても珍しいが聞きたいというのなら話す。
私がカルデアに来たのは、設立して何年か経った日のはずだ。しかし、ある者の企てでカルデアは時間軸から切り離された異空間と化した。簡単な話、カルデア内の時計が基準の期間があった。
私はそこでやらかしてくれやがった元凶を聖晶石片手に叩き潰した後、私は深海油田に引っ張られたのだ。そして、宝具を最大強化したBBがいつの間にかカルデアを散歩していた。
この期間は体感だと1ヶ月程度のはずだと記憶している。
「マスターさん、正直に言うと引きました。」
「酷いね?!」
「せっかくの特異点達が新米魔術師に1ヶ月程度で全部潰されちゃうとかドン引きにも程がありますっ!例えるとせっかく作ったトランプタワーがどこから入ってきたかも分からない猫に崩された、みたいな感じです!」
「なんとくは分かる。余談だけど、茶々さんと縁が繋がったのもこの1ヶ月の範囲内なんだよね。」
「寄り道してたのに潰したんですか?!」
「ワタシ、コレシカ、ヤリカタ、シラナイ。」
「イレギュラースレイヤーですか?バーサーカーですか?いくらガンでも進行は遅いはずです。」
「ガンって……。」
かつて家庭のテレビで見た程度の知識だけど、ガンって場所によって進行に差が出ると聞いたような気がした。
「まあ、立場を変えれば人類史の治療なんですけどね。」
戦闘に使っているステッキをクルクルと回しながらBBはフォローっぽい何かを入れた。
もしかしてだけど、特異点を作った者同士通ずるモノがあるとか?
「マスターさん、BBちゃん特製のスロット回します?」
「結構です。」
考えが読まれてる?!
「あからさまにイヤな顔するからですっ!」
変な流れになってきたと思った、その瞬間。
「もし、そこの方。」
可愛らしい声色に明確な殺意を孕んだその声の主はBBの肩に手をかけながら正気を失くした目で前方のムーンキャンサーを睨み付けていた。簡単に言うと清姫がマジでファイヤー5秒前。
清姫が落ち着くまで、というより通りかかった紅閻魔ちゃんに仲裁してもらうまで自称小悪魔系後輩とカルデアを駆け回ったのだった。
我ながら頭おかしい。
この一言に尽きます。
最初に召喚したサーヴァントが縁深いあの子を連れてきてくれた話をその内書こうと思います。
(ごめん!パイセン。旦那がこねえw)
文字数増やした方がいいんですかね?
それでは、また次回にてお会いしましょう。