クリティカルをしまくったら、いつの間にかほとんどのモンスターが一撃で倒せるようになってしまった 作:伊達 マイム
作者の僕はVRMMOのことをあまり詳しくないです。だから、VRMMO(MMO)のことで何か変だなと思ってもスルーの方向でお願いします。
それでも良ければご覧になってください。
ある少年が一つの袋を片手に家路へと急いでいる。その少年が持っている袋の中身にはあるゲームのソフトが一本入っていた。そのゲームとは『カオス・タワー・オンライン』通称『CTO』。
半年程前に発売したVRMMOのゲームソフトだ。少年は家路へと着き、自分の部屋に入ると声を上げて喜んだ。
「よっしゃー!やっとてにいれぞ!バイトでコツコツためたお金でようやく買えたぜ。早速プレイするか」
そして少年はCWOをするためにアバターの設定をし始めた。
「えっと、見た目は・・・まあ、現実の姿を少し変えるだけでいいかな。まず、初期設定で登録した自分の姿を出してっと。おお!こんな感じになるのか。髪の色を変えて、目の色も変えて・・・。」
こうして少年のアバターは一時間かけて完成した。
「よし!おーわりっと」
さてさて次は名前か。まあ、本名のもじりでいいか。名前が
無難に名前を決定した後、茂治の周りを武器が囲んでいた。
「その次は、武器を選ぶのか。ふむふむ。18種類もあるのか。多!うーん、どうするか悩むなぁ。鉄扇とかロマンがあるけど使いこなす自信無いし、片手剣って安直だしな。どうしようかなぁ」
30分ほど悩んで茂治は馴染んでいる刀を選択した。
「ま、伊達に剣道やってないしな。やりやすい武器が一番だって師範も言ってたし」
その後、茂治の目の前にステータス画面が現れた。
「お、次はステ振りか。250ポイントも振れるのか。うーん。AGIとSTRは欲しいかな。VITは今はいらないかな。後はDEXとINTにLUKくらいか。うーん。配分はどうしようか。素早さは欲しいからAGIに100ポイント振って、STRに70ポイント、DEXに20ポイント、INTに30ポイント、LUKに残りの30ポイント振れば完成っと」
ステ振りが終わると、茂治の目の前の画面にチュートリアルをスキップしますかYES/NOという表示が現れた。
「チュートリアルはやったほうがいいかな。自分が思っていたのと違っていたらいけないし」
茂治はNOを選択した。直後、茂治が見ていた光景が切り替わり、地図と蒼髪ショートの美少女が現れた。
「私はカオス・タワー・オンラインの世界を案内する案内人のフラン・ガードナーと申します。何か知りたいことは何ですか」
目の前に画面が表示され、“世界の成り立ち”、“ゲームのクリア方法”、“イベント”、“このゲームをするにあたっての注意点”、“他に聞きたいこと”、“知りたいことはない”の六つが表示された。
「上から順番に聞くか」
茂治は“世界の成り立ち”を選択した。すると、画面が切り替わり、フランは画面の隅に顔だけ映されている状態になっている。
「分かりました。“世界の成り立ち”についてですね。このカオス・タワー・オンラインの世界の成り立ちはですね。今の世界になる・・・そうですね。だいたい1000年程前に混沌の王が十個の世界を支配しました。それから100年程はそれぞれの世界をまとめていたのですが、面倒に思ったようで十個の世界をまとめて一つの世界にしました。この時、一つの世界に一つの塔を創り、バラバラに配置しました。」
その時に起こった混乱で暴動やクーデターとか起こって治安が悪かったろうなと思った茂治だった。
「その時の混乱のせいでいろんな場所でパニックになり、暴動や戦争、デモ活動、クーデター、テロなどが至る所でありました。さらに、十個の世界を巻き込んだ大規模な大不況が起こり、それが100年の間続きました。その時に、世界の至る所に塔がいつの間にかできていて、その数は十個になりました。後に、この時代のことを『混沌の時代』と呼ばれるようになりました。それから、200年の間は小さないざこざはありながらも、平和な時代が続きました。そして、いつしかこの世界のことを『カオス・ワールド』と呼ばれるようになりました。また、十個の塔を『カオスタワー』と呼ばれるようになりました。これで、“世界の成り立ち”については以上になります」
と彼女が言い終えた後、元の状態に戻り「何か知りたいことは何ですか」と繰り返し言葉を紡いだ。
茂治はここまで聞いて何か思ったらしく「なるほど。ここまでが成り立ちか」と呟いてから“このゲームのクリア方法”を選択した。すると、地図の画面が切り替わり、まるでバベルの塔のごとく高い塔が映し出された。
「分かりました。“ゲームのクリア方法”についてですね。ゲームクリアの仕方は単純でこの世界に隠されている十個の塔の頂上にあるアイテムをゲットして、最後の塔への封印を解いて、最後の塔の頂上を目指すことです。頂上に何があるのかは辿り着いた
また元に戻り、彼女はさっきと同じセリフを言った。そして、茂治は次の“イベント”を選択した。
「分かりました。“イベント”についてですね。イベントは開催時の一週間前にお知らせします。イベント内容はPVPだったり、レイドバトルだったり様々です。イベントの詳細はゲーム内のお知らせやHP等で知ることができます。これで、“イベント”については以上になります」
その後、また同じセリフを言った。茂治は“このゲームをするにあたっての注意点”を選択した。
「分かりました。“このゲームをするにあたっての注意点”についてですね。まず、このゲームはグラフィックが現実と遜色がないほどに良いわけではありません。このゲームが売りにしているグラフィックは他のVRMMOと比べてグラフィックがずば抜けているだけなので現実と同じようなグラフィックを求めている場合は申し訳ありませんが我慢してください」
「いや、当り前じゃね。そんなに問い合わせが多かったのか?馬鹿どもばかりかよ。というかどうしたらそんな考えが生まれるんだよ」
と突っ込まずにはいられない茂治だった。
「次に、不正アクセスやチート等の使用が発覚したら、アカウントを剥奪します。また、ハラスメントコールを無視して異性のプレイヤーを三回襲った場合も同様にアカウントを剥奪します。(※ハラスメントコールはおよそ一分間鳴り続けて一回目、二回目は強制ログアウトの処置がとられます。)また、三回通報されるとアカウントを剥奪します。アカウントを三つ剥奪されたら、永久にカオス・ワールド・オンラインの世界へ入れなくなります。だから、その様なことをしないで下さい。
相手の同意を得てハラスメント行為をしたい場合は、メニュー画面の設定から『ハラスメント解除』をオンにして下さい。『ハラスメント解除』をオンにした状態のままで異性のプレイヤーに襲われてもハラスメントコール等のハラスメント行為の対処が出来ない恐れがある為、十分注意して下さい。『ハラスメント解除』を利用した同意のないハラスメント行為が行われていた場合、そのプレイヤーはアカウントを二回分剥奪したことにします」
「なるほど。確かにそんな奴とはプレイしたくないよな。反吐が出る」
そんな言葉を吐きながら茂治は説明を聞いている。
「そして、バイタルサインの値が基準値より大きく上回った場合や、一時間以上の睡眠等の異常を感知した場合、強制ログアウトされます。また、死亡時でも強制ログアウトされます。しかし、死亡時にはデスペナルティが発動し、自身のレベルに合わせて効果が違います。レベルが10アップするごとにデスペナルティが増えていきます。以上で“このゲームをするにあたっての注意点”について終わります。」
また、元に戻り同じ言葉を言った。その後、“知りたいことはない”を選択した。すると、本当にいいのですか?“はい”、“いいえ”と選択肢が出たので、“はい”を選択した。
「続いて、戦闘のチュートリアルを行います。モンスターを討伐していただきます。チュートリアル中にバグが発生していたら報告してください」
フランが言い終わると茂治は光に包まれて転送された。
いかがでしょうか。
まだ導入の部分だから面白いかどうかわからないだろうから頑張ろうと思います。