指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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やあ皆マッソーしてるかな?

マッソーを鍛える事で余計なしがらみも全てマッソーにしようね?

さて、今日のマッソーは足腰を鍛えるんだ。

しっかり鍛えて皆も筋肉筋肉!!



第2話 人体の不思議と夕張

指揮官です。

 

今日は母港のトレーニングルームにて専用のトレーニングウェア(上下白のジャージ)を着て元気に鍛えております。

このルームランナー最高ですよ!!

なんと重桜の巡洋艦である夕張が特別なチューンをしたおかげでベルトの回る速度が時速50kmまで出せる優れものなんだよ。

 

「夕張!今何キロぉ!?」

 

「ご主人は本当に人間?今メーターは時速47kmだよ………短距離走のオリンピック選手より速い速度で、もう10分以上走ってる」

 

メーターを見ながら時折こちらを見る夕張に走り続ける俺。

前傾姿勢のまま走る俺は16ビートどころか24ビートを刻んでいる自分のハートに限界を感じていた。

 

「うぅぅぅぅおぉぉぉぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

正直に言うとめちゃくちゃしんどい。

本当は自分のペースで筋肉と対話しながら走りたいけれど………股間のロンギヌスがカチコチに固まっている為にそれが出来ないのだ。

 

何故こんな事になったのか?

 

その答えはとても簡単で分かりやすい。

 

「う〜ん、ご主人のペースがまた上がった………これも記録しなきゃね」

 

そう言うと夕張は俺が走るルームランナーの正面にある機材に端末を接続して記録を取り始めた。

ここで説明しておくが、今世の俺は身長が高い。

だいたい190cmくらいある。

 

そこに小柄な夕張が重桜独特の着物でいつもの着崩した状態で俺の前に来たらどうなるか?

 

 

 

小柄なりに育ったちっぱいの先端が見え隠れする状態で俺の目前にそれはもう人類が目指した楽園(エデン)として素敵な光景を広げているのだ。

 

 

 

我、理性へのリビドー侵攻を観測せり

 

 

 

いや理性崩壊したら不味いから!!

 

ますます硬さを増す自分の分身が焦りを募らせる。

しかし、このままではジリ貧だ。

俺の身体はすでに限界に近い。

いや、よくここまで持った方だと思う。

 

 

 

ここで夕張に全てを明かして欲望を満たしてしまっても良いのではないのか?

 

 

 

そんな考えが頭を過ぎる。

だが俺は童貞だ。

がっつき過ぎて引かれるんじゃなかろうか?

そもそもこの歳で童貞とか笑われるんじゃなかろうか?

というより真剣に実験をしている夕張に手を出すとかそれは不義理過ぎるのではないか?

 

色んな事が頭の中で回って考えがまとまらない。

決して、決してその行為に移る前にヘタレた訳では無い。

これはだね、本当に夕張の事を考えてだな…………

 

 

 

「ご主人もういいぞ?凄い記録が取れた、感謝する」

 

 

 

不意にルームランナーの速度が落ちてゆく。

そしてモヤモヤ考えていたら我が息子は萎えてしまって代わりに力強く走り続けた足腰の筋肉が汗で輝いていた。

 

「………要修行といった所か………不覚!!」

 

「むむむ、人類最高以上の身体能力を持っててどこが不覚なんだご主人?」

 

不思議そうに小首を傾げる夕張に俺はタオルで汗を拭いながら首を振る。

あぁ、修行不足だ。

邪な考えを振り払えず、一過性の感情で夕張を手篭めにしようとするなんて………

 

「まだだ、俺はまだいける!!」

 

「むむむ、これから解析にかけたいからコレは回収したいぞご主人」

 

「そうか………なら仕方がない。部屋でトレーニングを続けるとするか」

 

私室にはルームランナーは無いが、筋肉を鍛える為の道具は一通り揃っているからそれで我慢するとしよう。

決して優柔不断で勿体ないことしたなぁとかもう少し夕張のちっぱいを堪能したかったなぁ………なんて邪念を振り払う為じゃないからな!!

 

ホントだぞ!!

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「凄い………ご主人は凄いよ」

 

あのルームランナーの実験で得られたご主人の身体能力を記録としてパソコンに打ち込んでいく。

人類最高峰といっても過言ではない持久力に脚の速さ。

 

「こんなデータは見たことない………」

 

他にも普段使っているバーベルの重量も頭がおかしい程の重さであり、総合的なパラメータはもはや超人である。

 

ご主人には内緒でルームランナーに付けた小型カメラで映像記録も撮っているが………

 

 

 

「これは………これは夕張だけのもの」

 

 

 

画面に映る雄叫びを上げながら雄々しく走るご主人のカッコ良さは尋常ではない。

一つの事を全力で取り組むご主人の一生懸命な表情が夕張の胸を高鳴らせる。

 

「わざと胸元を広げてみたけど、ご主人は気が付いていたかな?」

 

他の人達のように大きくはない胸を精一杯露出してアピールしてみたけれど、ご主人は襲ってくれなかった………

それどころか鬼気迫る表情で実験をしてくれるご主人のこちらを見る視線だけで、夕張の身体は火照りが治まらなくて何度も計器を確認する振りをして呼吸を整える羽目になってしまったのが悔しい。

 

「はぁ…はぁ…んぅ………熱い……」

 

自身の深い部分に少し手をやるだけで下腹部からの洪水が感じられる。

あの夕張を見つめる視線を思い出すだけで息が上がって熱くなるのをどうしても止められない。

 

「今度はもっと過激に………ご主人のお情けを………」

 

そう言いながら夕張は身体を横にする。

 

「ご主人!あぁ……ご主人!!」

 

映像に映るご主人を見ながら夕張は自身を慰める為に指を動かすのだった。

 

 

 

 





ただ走るだけじゃマッソーはついていかない!

バリエーションを増やしてもっと柔軟な筋肉を!!

ダッシュ&ジョグなんていいぞぉ!!

持久力重視のマッソーを鍛えて尚且つ見栄えの良い大腿部の筋肉やふくらはぎの筋肉がいっぱい付くんだ。

皆も身体を鍛えて最高のマッソーを身につけよう!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

  • いる
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  • マッソー

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