指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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寒くなってもマッソーは熱い!!

鍛える筋肉の波動で寒さを乗り切ろう!!

皆もマッソーさえあれば寒さを吹き飛ばせるよ!!

今日はそんな跳ね除ける事についてのお話だよ!!

それじゃあレッツマッソー!!



第21話 重さと樫野

指揮官です。

 

誘惑に負けそうです。

目の前でフルリフルリと揺れるお尻が俺の股間を熱くする!!

というかこの状況がマジでヤバい!!

 

「んー、ここはこれで………これはあそこですね」

 

筋トレ用に置いてある重りを一つずつ丁寧に仕舞っていく彼女は、俺の視線に気が付いているのだろうか?

トレーニングルームで日課の筋肉との対話を始めていたら起こってしまったこの誘惑………

 

「あっ!これはここに置くんですね!!」

 

嬉しそうな声色と共に仙骨部辺りから生えている尻尾が勢い良くフリフリと振れる。

ダンベルを抱えてダンベルフライをしているのに、視線が彼女のお尻とか尻尾に持っていかれるのだ。

 

「何故………」

 

思わず声に出てしまう。

だが、思わずにはいられない。

 

何故………彼女は俺の枕元で重りの整理をしているのだろうか?

 

しかもあのミニスカートで若干腰を屈めているので、中身丸見えなんです。

ちくしょう無地の白かよ!!

視線誘導し過ぎだろうが!!

 

「あ、この重りはこっちですか!やっと数が合いました!!」

 

俺の気持ちとは裏腹に本当に嬉しそうな彼女に、そろそろ俺の枕元から退いて欲しい。

これ以上誘惑され続けたら筋肉との対話どころじゃなくなってしまう。

 

「あれ?この重りはバーベルに使う物じゃない?……んー、向こうに仕舞わないと」

 

そう言って重りを抱えた彼女は俺の枕元から離れていった。

 

 

 

「………マッソー神よ、あなたに感謝を」

 

 

 

筋肉に宿るマッソー神に感謝の祈りを捧げる。

耐え難い誘惑に負けずに筋肉との対話を続けられた事に、俺は深く深く祈りを捧げてダンベルフライを続行した。

前にユニオン潜水艦 アルバコアがイタズラで重りを持って行ったのを彼女が整理しにきたと、全ての重りを持って現れたのには少々ド肝を抜かれた。

 

「確か……全部で800kgくらい持ってなかったかあれ?」

 

鍛えている俺よりも更に重量のある重りを軽々と持ち上げる彼女に、俺はダンベルフライをしながら眺める事しか出来ずに………あの様な事態を引き起こしてしまったのだ。

 

「力持ちだとは聞いていたが………やはり大和型の主砲を運搬しただけはある」

 

素直にその力に感心し続けていると、またこちらに彼女が歩いてくる音が聞こえた。

だが今度の俺は一味違うぞ?

 

「ふっ、ふっ……マッソー神との対話に集中する為に………ふっ……己の目を閉じれば大丈夫だ」

 

そう、視覚からの誘惑に対してその目を閉じれば万事解決なのだ。

そうすればそこに居るのは己と対話をしている筋肉とマッソー神だけ。

なんて素敵な解決方法なのだろうか?

 

「さぁ……対話の時間だ……ふっ、ふっ、ふっ……」

 

静かに目を閉じて筋肉のうねりを感じる。

暗闇の中で躍動する大胸筋が俺のエネルギーを消費しながら大きく肥大していくのがよく分かって最高だ!!

ダンベルが頂点に達してまた降りる度にまた一つ筋肉が輝くのを感じてもう堪らない!!

 

 

 

マッソー神よ!!俺の筋肉に光を!!

 

 

 

喜びに包まれる筋肉に思わず笑みが零れるが、鍛える事こそが俺の気持ちを昂らせる。

 

 

 

ああ………筋肉よ、永遠となれ…………

 

 

 

「………ええっとぉ………これは何処に仕舞うのでしょうか?……指揮官にお聞きすれば……きゃっ!?」

 

「ぐほぉ!?」

 

筋肉の賛美をしている最中に腹部へとんでもない重量物が落ちてきた。

目を閉じていた間に何が起きた!?

鍛えていた俺でなければ内臓に重大な損傷を受けてもおかしくは無い衝撃だったぞ?

 

「痛たた………ごめんなさい指揮官!」

 

「う…ぐぅ………お前か樫野」

 

目を開けて自分の腹部を見ると、そこには俺の上に横から被さるようにして倒れた重桜運送艦 樫野がいた。

彼女は信濃と一緒に最近この母港に配属されたKAN-SENで、あの大和型に積む為の主砲を運送する為だけに建造された運送艦であり、細い腕に見合わず力持ちだ。

ただ、KAN-SENとして生まれてから自分の身体のバランスに着いていけずによく転ぶ姿が目撃されている。

 

まぁ、理由は簡単だ。

 

豊か過ぎるフォートレスお胸様に安産型のBIGヒップが、あの細い手足と腰つきに付いているのだからバランスを崩すのは仕方の無い事だろう。

 

「本当にごめんなさい指揮官、邪魔するつもりは無くて…………」

 

「ああ、分かっている」

 

とりあえず俺の上から退いてもらえないだろうか?

その大きさに見合わず柔らかいフォートレスお胸様が服の上からでも分かるくらいに、俺の腹部で窮屈そうにしていて息子が呼んでもないのに立ち上がりそうだ。

そんな風に思っていると樫野が哀しそうに聞いてくる。

 

「あの……すみません、重いですよね?」

 

「いや、大丈夫だが?」

 

彼女自身は全然重くなかったので速攻で答えた。

持っていたらしい重り(50kg)は向こうに飛んでいってしまっているので、俺に掛かっている重さは樫野だけ。

そのくらい鍛えている俺の筋肉にとって負担となる訳が無い。

 

「そ、そうですか?本当に重くないですか?」

 

「ぜんぜん平気だが?倒れ込んできた勢いに驚いたが、お前自身は全く重くはないぞ?」

 

「だって………こんなに胸が大きくて自分でも重いって思うのに………」

 

持っていたダンベルを降ろして床に置き、不安げにこちらを見る樫野に俺は頭を撫でた。

多少コンプレックスになっているのかもしれない。

確かロイヤル空母のユニコーンにも同じような兆候が見られていた。

 

自分は小柄なのに胸だけ皆と違うと。

 

その話を直接ユニコーンに言われた俺は返答に困ってしまったが、その時一緒にいたユニオン駆逐艦 ラフィーの発した『カッコイイ』という発言とその後のフォローのおかげでユニコーンは笑顔を取り戻した。

 

今回もそのパターンだろう。

だが違う点としてフォローを入れてくれる子が居ないという点だ。

ならばここは俺が彼女にフォローしてあげるのが一番良いだろう。

 

「樫野、それはお前の個性だ。皆と違うのは当たり前だよ」

 

「でも指揮官………私は……」

 

「不安か?」

 

「………はい 」

 

曇ったままの樫野に俺は笑みを浮かべながら言葉を選ぶ。

不安でいっぱいの彼女の心を癒す言葉を考えるんだ。

 

「俺だって不安な事はある。お前達にふさわしい指揮官であれているのかってな」

 

「そんなことは!」

 

「そう言ってくれてありがたいよ。でもな?俺は人間だ。いつ間違いを犯すか分からないし、その時にお前達を危険に晒すかもしれない…………」

 

「それは………」

 

「な?言い切れないだろ?」

 

「………はい」

 

自分の不安に思う事を赤裸々に話す。

彼女が不安に思っている事を話したんだ。

それくらいしないと彼女は萎縮して話せなくなってしまうかもしれない。

 

「前線で戦い続けた学の無い俺なんかに皆は力を貸してくれる………俺はそんな皆の期待を一身に背負ってここに居るんだよ………だから不安に思う事なんだ」

 

「指揮官………」

 

「でも俺は逃げたくない……皆と一緒に居たいんだ。お前はどうだ樫野?」

 

「私は!指揮官と一緒に居たいです!!」

 

その答えを聞いた俺は何度も頷く。

配属されたばかりの彼女にそう言ってもらえるのはありがたい。

こんなにも信頼してくれる彼女の不安を俺が取り除かなければ。

 

「だからな樫野?俺はそんな信頼してくれるお前を変だとは思わない」

 

「え?」

 

「だってそうだろ?お前はお前だ。俺を信頼してくれる大切な仲間なんだぞ?どこに変だとは感じる必要がある?」

 

「指揮官………」

 

話を少しすり替えて信頼の話に持っていく。

女性の褒め方なんてこの童貞には分からない。

でも信頼してくれる仲間を励ます事くらいは出来るはずだ。

 

「それでも不安に思うなら………」

 

「思うなら?」

 

 

 

「黙って俺に着いて来い」

 

 

 

「ふぇ?」

 

惚ける樫野の目をじっと見て伝える。

考えるな、感じろの精神だ。

前線で戦い続けた俺と部下の間にあった絆でもある。

先を進んで道を切り開く俺に着いて来いと何度も言ったあの大戦時。

男臭いやり方だが、先の見えない俺達を鼓舞する為にひたすら先導役を続けた俺のやり方だ。

 

「俺がお前を認める。他の奴等になんと言おうとも俺だけはお前を認め続けてやる………だからその不安も全部俺に託して着いて来い」

 

「い、いいんですか?私、重いんですよ?」

 

「そんなもの屁でもない、そのくらい背負えるさ。俺はお前を信じてる。だからお前は俺を信じて着いて来てくれれば良いんだ」

 

「……指揮官………はい」

 

俺の撫でる手を両手で包み込んで頬擦りする樫野。

その表情はとても安らいで見える。

問題を先送りにしたような気もするが、今の俺にはこれが精一杯だろう。

後は時間と他のKAN-SEN達と交流を深める事で解決する筈だ。

 

 

 

でも何故だろうか?

 

 

 

なんかとんでもない事を言ってしまった気がするのだが………

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「指揮官の信じる私かぁ………ふふふ♪」

 

不思議と笑いが込み上げてくる。

その言葉が私の胸を熱くさせ、不安に思っていた事が全てどうでもよくなってしまった。

 

「凄いなぁ……カッコイイなぁ…………」

 

頬が熱い。

あの方の手を当てた場所が熱い。

新人としてここに来た時は不安でいっぱいだった。

他には無い艦種で皆と違う私は、仲良くなれる人をどうすれば見つけられるのか分からない。

 

しかも着任する場所は歴戦の英雄である指揮官の母港。

 

風の噂では前線でどんなに負傷しても指揮を執り続ける猛将だという。

果たして私はそんな凄い人の下で上手くやっていく事が出来るのだろうか?

運送しか取り柄のない私に何か出来ることはあるのだろうか?

 

「実際に会ってみて、凄く気さくな方で驚いたけど………本当に私がここに居ていいのかなって思うくらい居心地が良い場所をくれた人」

 

指揮官は困った事があれば嫌な顔せずに話を聞いてくれて、一緒に解決方法まで考えてくれるような良い人だった。

だからどんな雑用でも自分に出来ることはやってきたし、今回の重りを仕舞いに来たのもそう。

 

「指揮官が居たのは想定外だったけど……でも相談に乗ってくれたし………」

 

この人型になって得た他の人よりも遥かに大きな胸やお尻に誰にも相談出来なかった事を、指揮官に思わず言ってしまったのだけれど………あの方は笑うこと無く真剣に考えてくれた。

今思い出してみれば男性である指揮官には、答えずらい内容だったにも関わらずちゃんと答えてくれた。

 

「俺に着いて来いかぁ………えへへへへ~♪」

 

指揮官だけは私を認め続けてくれる。

私の不安も何もかもを背負って前に居続けるのだ。

 

「あれって………将来の"妻"として着いて来いって事だよね?」

 

先を歩いて道筋を示すあの方の、半歩後ろを着いて行くのが私の役目という事なのだろう。

私の全てを受け止めて背負い、共に歩いていこうという"プロポーズ"。

 

あんな風に力強く誘われたらときめかない訳が無い。

女の子ならカッコイイ王子様に助けられて力強く誘われてみたいなんて夢を見てみたいと思うものです。

 

「あぁぁぁ…………思い出したら胸がドキドキして止まらないよぉ………」

 

あの方が居れば他の事は全て気にならない。

指揮官が私を信じてくれるのならば………もう何も怖くない!!

 

 

 

他とは違うなんて事で悩むのはもうやめです。

 

 

 

「指揮官の為に………私、頑張ります!!」

 

 

 

あらゆる障害を跳ね除けてあの方のお側に居ても釣り合いが取れるようになる。

 

 

 

そして将来は…………あの方と共に幸せになろう。

 

 

 

この母港で一番の幸せ者になる為に………

 

 

 

今はひたすら指揮官が先導するこの未来を駆け抜けて行こう!!

 

 

 





という事で跳ね除けるお話だよ!!

皆も跳ね除けて覆したい事とかあるかな?

作者は筋トレのし過ぎでぎっくり腰を患って治療法が分からなくて苦しんでた時の事かな?

針治療で筋肉の緊張を解して温マッサージで筋肉の血の巡りを良くする事でかなり早く治ったんだけど、それを知るまでに1週間痛みで動けなかったからね!!

もっと早く知れば良かったと後悔したよ!!

だって1週間も筋トレできなかったからね!!

それじゃあ皆もマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

  • いる
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  • マッソー
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