指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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あけましておめでとうございマッソー!!

今年も筋肉の素晴らしさと尊さに力強さを全面に押し出しておこうと思っているよ!!

新たな何かが始まる瞬間ってワクワクするよね!!

今日はそんなワクワクするお話だよ!!

それではレッツマッソー!!



お正月だよ!!初詣マッソー!!《初詣とジャベリン》

指揮官です。

 

今年も無事に新年を迎える事が出来ました。

今は重桜の寮区画に数年前に建立した神社に朝日が昇る前に向かっております。

重桜の娘達の中には巫女をしている子達も居るので、その神職を全うして貰う為にも俺の使わず貯まる一方の貯金を全て使い、資材を集めて饅頭達を指揮して凄く立派な神社を建てました。

 

「まぁあの時貯まっていた金は全部使って無くなったがな………」

 

「でもでも〜また貯まってるんでしょ?」

 

「使い道が無いからな」

 

「そんなこと言いつつ皆に晴れ着を買ってあげてる指揮官って〜本当に女の子のキュンキュン来る乙女心を凄くくすぐってますよ?」

 

「………そんなつもりはないんだがな」

 

「うんうん♪指揮官が素でそんな事やっちゃうから皆も指揮官にメロメロなんですよ♪」

 

神社への階段を登りつつ、後頭部を掻いて視線を逸らす俺にロイヤル駆逐艦 ジャベリンはまるで向日葵のような眩しい笑顔を向ける。

若干青紫っぽい髪を普段は結い上げてクラウンの髪留めやリボンで留めている彼女だが、今日は髪を降ろしたままいつもの白いフード付きワンピースを着ている。

イメージチェンジという奴だろうか?

無垢に笑うその笑顔は俺の心に安らぎを齎してくれる。

 

「えへへ〜♪指揮官もしかして私の髪が気になります?指揮官って〜いつも頭を撫でてくれる時に、髪を梳いてくれる時があるからもしかして髪の毛触るのが好きなんじゃないかな〜って思ったんですよ!!だから思い切って髪留めを外してみました!!」

 

「そうか……無意識だったな」

 

「そうなんですか?でも指揮官に撫でて貰えるの気持ちいいからついついオネダリしちゃうんですよ♪」

 

「……………マッソー撫ではしないぞ?」

 

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!なんでですか!!気持ちいいからお願いしますよぉ!!」

 

悲痛な表情で俺の右手に縋り付くジャベリン。

そこまでして撫でて貰いたいのか(困惑)

それにあの撫で方したらお前…………

 

「あ、粗相してもそのまま続けて下さいね?」

 

「やる前提なのか!?」

 

「いや〜♪気持ち良過ぎて自分で止められないんですよぉ♪…………思い出したら疼いちゃいました」

 

「おいおい………ここは神様の通る道の半ばだぞ?罰当たりだろ?」

 

「不敬で罰当たり…………でもなんだか背徳感があってゾクゾクしちゃいます♪」

 

「しまった………コイツもシリアスと同類だった………」

 

思わず天を仰ぐ俺。

その間にもジャベリンは俺の右腕に、身体をクネらせながら擦り付けて自家発電を初めてしまっている。

中学生位の少女が大人の男の腕で発情するってそれはそれで絵面の犯罪臭がヤバいんだが?

 

「はぁん♡こんなに昂らせて………焦らすのはイジワルですよぉ指揮官♪」

 

「いや、俺は何もしてないぞ!?」

 

「良いですよぉ♪指揮官なら良いです♡ここで初めてを…………あ、新年早々にこういうのスるのって姫初めって言うんでしたっけ?後から登って来る皆に見られながらの姫初め………ジャベリンとっても興奮します!!」

 

「誰だコイツにこんな知識を深めさせた奴は!!」

 

「え?ダイドーさんとシリアスさんが渡してくれた雑誌に載ってましたよ?」

 

「ダイドー級の二人は後でベルファストに説教してもらわないとな…………」

 

あまりの事態に頭を抱えているとジャベリンの声が段々嬌声へと変わっていくのが分かる。

というか俺の腕で達しようとするのは止めて貰えませんかね?

絵面酷過ぎて俺海軍部の憲兵隊に逮捕されそうなんだが………

 

「あぁん♡大丈夫ですよ指揮官♪はふぅ…♡指揮官以外に人は居ませんからヤリ放題ですよ♪」

 

「問題しかねぇわ!!」

 

そうだった。

この母港の人間は俺だけであとは饅頭とKAN-SENしか居ないんだわここ。

というかコイツの倫理観はどうなってんだ?

他にこんな奴は居な………重桜の連中ならやりかねんか(失望)

いかん、このままだとズルズルとジャベリンのペースに惹き込まれて………ここで互いの純潔を交換する事になりそうだ。

さっきまで大人しくしていた俺の息子がジャベリンの嬌声を聞いて『オラワクワクすっゾ!!』と起き上がり始めてやがる。

………おかしい。

俺は普通に初詣に行く筈だったのに………

 

 

 

マッソー神よ!!

 

 

 

俺にこの局面を打破するお告げを…………

 

 

 

俺の祈りが通じたのか………一筋の光が、俺とジャベリンの居る階段をそれはそれはありがたい初物である初日の出が照らし始めた。

そしてそのまま階段の上の方まで照らしていく。

 

「これだ!!」

 

「あ♡はぅ♡………ほぇ?」

 

「行くぞジャベリン!!」

 

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

 

俺は自家発電中のア○顔になりつつあるジャベリンをお姫様抱っこして抱え上げ、階段を全力ダッシュで駆け上がる。

マッソー神のお告げは多分こうだ《階段を登ってマッソーを鍛えつつもピンチを回避せよ》と。

抱え上げられて惚けていたジャベリンも驚いて丈の短いスカートに手を置き、中が見えないように抑えている。

………そういう部分は乙女なのか(困惑)

オープン痴女まっしぐらだった彼女でも下着を皆に披露するのは恥ずかしいらしい。

………どちらかと言えばそういう行為の方が俺的にはグッと来るんだか?

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

押し寄せるリビドーの攻勢に対して気合いの裂帛と共に階段を駆け上がる俺の脚の筋肉は……ハムストリングに下腿三頭筋は煩悩エネルギーを喰らいながら爆発的な力を発揮して、一段ずつ登っていた階段を四段飛ばしで駆けてゆく。

燃え上がれ!!俺のマッソー!!!

 

「着いた!!!!」

 

皆の待つ頂上の神社へととうとう辿り着いた。

新年早々に俺の息子とマッソーがワクワクする展開とんでもねぇ開幕は本当に勘弁して欲しい。

 

「あ……………もう着いちゃったんだ…………」

 

「ん?どうしたジャベリン?」

 

「指揮官とせっかく二人っきりだったのになぁって………もっと長く一緒に居たかったんです。イチャイチャしたかったんですよぉ………」

 

「…………そうか」

 

「やだやだやだやだやだやだぁ〜!!もっと指揮官と一緒に居たいんですぅ〜!!!」

 

口をへの字に曲げて涙目の上目遣いで悲しそうに訴えてくるジャベリンは、先程の痴女モードは何処へ消えたのか分からない程に甘えん坊だった。

普段のお調子者のテンションも消えて、完全な駄々っ子になってしまったようだ。

 

「指揮官が急にお姫様抱っこしてくれてすっっっっっごくドキドキが止まらなかったのに………こんなにすぐ終わっちゃうのは……嫌です」

 

俺の首に手を回して離れまいとする泣き顔のジャベリンに俺の方がキュンと来たわ。

…………………仕方ない。

 

「分かったよジャベリン。初詣の間はこのまま抱えといてやるから元気出せよ」

 

「ホントに?」

 

「ああ、本当だぞ?」

 

「指揮官!!大好き!!」

 

泣いたカラスがなんとやら。

いつもの笑顔ではしゃぐジャベリンを見つつ、神社の本殿へと視線を移して………俺は乞い願う。

 

 

 

この娘達が、いつか戦いの無い平和な世界を謳歌して………恋をして、結婚して、子を育み老い衰えるまで壮健でありますように………と

 

 

 

…………そしてジャベリンでエロスを感じてしまった俺がロリコンの道へと進みませんように!!

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「あ〜楽しかったぁ〜♪」

 

ロイヤル寮の自室に戻って饅頭クッションを胸に抱きながら初詣の時を思い出す。

あの後皆でお年玉を貰って神社巡りをしたんだけど………

今年初めて指揮官を独占した私は、友人の皆からとても羨ましがられた。

 

「綾波ちゃんはチラチラ指揮官の方を見てたし、ラフィーちゃんは指揮官の服の裾を握って離さなかった………でも一番意外だったのは、二ーミちゃんが指揮官の背中に抱き着いて離れなかった事だよね………」

 

顔を真っ赤にしながらも指揮官から離れなかったのは………二ーミちゃんも本気を出し始めたって事なんだろう。

アレを見てた他の二人も目の色が変わってたし、多分すぐにでも指揮官へのアプローチ方法を考えて来るだろうなぁ………

 

「う〜ん………やっぱり私も何か考えないといけないかなぁ?」

 

自分が痴女スレスレの事をしているのは分かっている。

でも指揮官の手を見るだけで条件反射的にお臍の下が、熱くなってキュンキュンし始めるのだから自分では止められない。

 

「むしろこんな身体にした指揮官が責任を取って、私をお嫁さんにしてくれなきゃダメじゃないのこれ?」

 

リットリオさんが指揮官を癒すって言ってたけど、それならもっと楽しく皆と遊んで毎日爛れ………充実させた方が良いと思うんだけどなぁ………

 

「…………今ナチュラルに痴女っぽくなってた」

 

どうしても指揮官の事を考えると下着がダメになるし、快楽方面に何処までも堕ちてしまいそうになる。

今だってビショビショになり始めてるし、なんなら初詣の時に軽く何度も達していた。

 

「指揮官は気が付いてたかなぁ?」

 

指揮官が絡むと本当にどうしようも無い。

気が付いて組み伏せられたらとか、そのまま頭を撫でられたらなんて妄想が正常な思考回路はすぐ横で組み立てられてしまっている程なのだから………

 

「やっぱり指揮官に責任を取って貰わないと………えへへ♪」

 

ウェディングドレスを着たまま式場で指揮官と致す妄想が止まらない。

こんなに淫乱じゃなかった私は何処へ消えたのでしょうか?

それもこれも指揮官が悪いのだ。

 

「こんな事考えたら………ワクワクが止まらないよぉ………」

 

指揮官との事を妄想するだけでワクワクドキドキの連続だ。

 

 

 

だからね指揮官?

 

 

 

私だって本気ですからね!!

 

 

 

誰にも一番は譲りませんよ!!

 

 

 

だから………ジャベリン、全力でイきま〜す♪

 

 

 

 





という訳でワクワクするお話だったね!!

作者は筋肉のサイズが大きくなっているか測るのが一番ワクワクするよ!!

皆のワクワクはどうかな?

それでは今回はここまで!!

それじゃあ皆もマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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