指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~ 作:サモアの女神はサンディエゴ
さぁやって参りました女の子の特別な日!!
そんな日でも皆も楽しくマッソーしよう!!
特別な日と聞くと何だかソワソワしちゃうよね!!
今回はそんなソワソワするお話だよ!!
それではレッツマッソー!!
今回はKAN-SEN視点からスタートだよ!!
長門である。
今日は重桜でとても特別な行事を執り行う事になっておる。
そう、それはひな祭り。
今年はばれんたいんでーという好いておる男子にちょこれーとを渡す行事をセイレーンに潰されたから、皆一様に奮励しておるぞ。
かく言う私も今回は張り切っておる。
なんと今年のお雛様役はこの長門が務める事となったのだ。
あの時お雛様役のくじ引きを、江風が私の分のくじを引いてくれた時に私の分のくじが当たって本当に嬉しかった。
だって今年のお内裏様役は指揮官なのだから………
「ど、どこか変な所は無いか江風?」
「はい、大丈夫です長門様…………ですがそれは先程も聞かれましたが?」
「う、うむ。じゃが指揮官と共に最上段を飾るお雛様とあっては、どうしても気になるものなのだ………」
「そうですね………鳳翔が着付けを行い、あの赤城が化粧を施して完璧ですし、長門様の美しさならば大丈夫だとは思いますが………」
「そ、そうか?なら良いのだが………」
ひな祭りの段を飾っている間に待機している待機室の中で私はソワソワしてしまう。
江風には悪いと思っておるのだが、どうしても気になって仕方が無いのだ。
だって………あの指揮官がこの行事に参加してくれると聞いて誰もが驚いた。
あのばれんたいんでーでの事件は皆に不満をもたらした。
その鬱憤を晴らす目的とはいえ、いつもは角が立たないようにお内裏様役をKAN-SENに任せていた指揮官が、引き受けてくれると聞いた誰もが今回のくじ引きに殺気立っておったのを覚えている。
じゃがの?赤城に大鳳と隼鷹に愛宕よ、くじ引きで引き直しはないからな?
あ奴らの目の血走り具合に睦月型の駆逐艦達は怯えて、くじを引きに行くのにしばらく時間が掛かったらしいからな?
指揮官の事を好いておるのは分かるが、周りに迷惑を掛けない程度にしてもらいたい。
「はぁ………」
「如何なさいましたか長門様?」
「いや、なに……くじ引きの時の赤城らの騒動を思い出してな」
「ああ………あの者達にも重桜に属する者として少し落ち着きを持って貰いたいものです」
「全くだ」
江風との会話はとても落ち着く。
ずっと傍に控えてくれている彼女だからこそ、なのかもしれない。
だからあの時、江風の言葉に私は頷いたのだろう。
あれは指揮官と共にこの母港に着任して1年が過ぎた頃の事だったか………
「長門様にどうしてもお願いしたい事が御座います」
それは滅多に私に意見を言わない江風が土下座までして伝えて来た事。
重桜寮の私専用に作られた部屋にある和室で江風と2人っきりの部屋で設けられた休息を取る為の時間。
江風が立ててくれたお茶を飲んで、一心地付いていた私にはそんな彼女のお願いとやらが気になった。
「良い、申せ」
「はい、実は…………指揮官の事でございます」
「指揮官の?」
「はい」
江風から指揮官の事と聞いて思わず首を捻る。
私から見ていて江風と指揮官との接点はあまり無い。
江風は私の護衛として傍に控えているのだから仕方の無い事なのだけれど、そんな彼女の口から指揮官の名が出てくるなど珍しい。
いったい指揮官がなんだと言うのだろうか?
「長門様が指揮官に恋慕されているのは承知しております」
「ブッフォ!?」
「長門様!?」
「ゲホッゲホッ………い、いきなり何を申すのだ江風!!」
いきなりの事に飲んでいた茶を喉に引っ掛けてしまった。
確かに私が指揮官の事を好いておるのは事実なのだが、いきなりここでそれを言われて動揺するなという方が難しいだろう。
だって………あの重桜の奥で仕舞われ続けて外を見れなかった私と妹の陸奥を、外へ連れ出してくれた指揮官に………恋に落ちた。
『行こう長門に陸奥!俺達と共に外の世界へ!!お前達の力を貸してくれ!!』
そう言って力強くも優しく私の手を握ってくれたあの時の事は、今でも覚えている。
私達は童のようにただ導かれるままに指揮官と共に世界を救う戦場を駆け抜けた。
救えなかった事もあった、罵倒される事もあった。
しかし、指揮官は私達KAN-SENと握り続けたその手を、離す事だけは絶対にしなかった。
だからだろう、そんな彼の事を好きになってしまっていたのは。
私だけではない、沢山の者達が指揮官との絆を結んでその心まで深く結び着こうと願っている。
私もそんな彼女達の中の一人という訳なのだが………
それと江風の願いはどういう結び付きがあるのだ?
「それで?江風の願いと余の指揮官への想いはなんの関係があるというのだ?」
「実は………」
「勿体ぶらずに話せ。余の指揮官への想いを口にしたのだ、言えぬとは言わせぬぞ?」
心を許せる江風とはいえ、指揮官への私の想いを口にしたのだ、それ相応の事でなければ私は許さぬぞ?
それだけ私の指揮官への想いは募っているのだからな。
しかし、じっと江風を見ていると普段の彼女らしくない。
具体的には視線が定まっておらぬし、指先を合わせてモジモジしておる。
普段の無表情ぶりが嘘のように狼狽して頬も赤く染めていた。
…………私にはもう答えが見えてきたかもしれん。
明らかにおかしい江風の様子を見て、私は大きくため息を吐いた。
たぶん私の予測は外れてはおらんはずだ。
言葉に詰まる江風に頭を抱えながら私から声を掛けることにした。
「惚れたか?」
「っ!?」
その反応でもう分かった。
それで私にその想いを持っていても良いのか聞きに来たのであろう?
全く………その想いは江風だけの物であり、私がどうこう出来る事では無いというに………
「で、では………よろしいのですか?」
「良いも悪いもお主の心次第であろう?そこに余の言葉を挟む事は無い」
「承知致しました」
「ふぅ………」
とりあえずこれで良い。
全く、自分ではなく他人の恋路に口を挟むような趣味は私には無いぞ?
しかし、これで私と江風は同じ男子(おのこ)に恋慕する好敵手となる訳か………
それはそれで張り合いがあって良いのかもしれんな。
だが指揮官を想う気持ちでは負けぬぞ江風?
そんな事を考えながら再びお茶を啜る。
「では長門様に了解頂けましたので、陸奥様からの御提案通りに正妻を長門様、第二夫人を陸奥様、そして妾としてこの江風を指揮官に娶って頂くご計画を進めていきたいと思います」
「ちょっと待って」
思わず素が出てしまったが、これは仕方の無い事だと思う。
何その計画?
私聞いてないよ?
というか陸奥はいったい何を考えているの?
あの子はなんでそんな事を江風に提案したの!!
「江風………それは貴女も賛同してるの?」
「はい長門様」
即答する江風に本気で頭を抱える。
というかお茶を噴き出さなかっただけ良かったと思うべきか。
こんなの威厳を保つような話し方なんてしている場合じゃない。
それよりもいつこの計画が立ち上がったのかをしっかりと把握しておかないと………絶対に後で後悔する事になる。
「それで………何時からこの計画をあの子が考えたの?」
「陸奥様のご計画は既に一年ほど前から考えていたとの事です」
それってこの母港に着任した時からなの!?
あの子、そんな素振りは全く見せなかったのに…………
でも考えてみれば思い当たる節がある。
指揮官を初めてこの重桜寮に招待し、私のいる最上階へ案内した後に、時間を正確に伝えて貰えなかった私が慌てて準備の為に着替えていた部屋に入らせるなんて真似をしたのは今でも許せない。
江風が他の準備の為に私から離れた時を見計らったかのような状態で、下着姿の私を指揮官に見られたのだ。
余りの羞恥に思わず砲撃してしまったのは本当に反省しているが、乙女の柔肌を見られたのだからそれくらいは許して欲しい。
あの時は陸奥が時間を伝え忘れていたなんて言っていたから、厳重注意だけで済んだのだけど…………
………まだまだ思い返せば陸奥が原因の私が恥ずかしい思いを指揮官の前でした記憶が沢山ある。
例えば母港を散歩していた時に外周を走っていた指揮官とバッタリ出会って他愛の無い話をしていたら、陸奥の飼っている猫にスカートを捲られて彼に下着を晒してしまったり……
ある時は執務室で私と陸奥だけで報告に行ったら、私の後ろに居た陸奥が転けて服がずり下げられるなんて事件があった。
あの時は本気で泣き出しそうになった瞬間、指揮官が自分の上着を脱いで掛けてくれたから、その紳士ぶりに彼の事がますます好きになったのだけど………
「まさか全部計画通りって事?」
「はい、全て陸奥様の仕込みだったとの事です」
「………………頭が痛くなってきた」
「ご心中お察し致します」
つまり陸奥は私達と指揮官の関係をより深める為に、ワザとこういう事をしてきたという事になる。
姉であるこの私をダシにしてまで。
その目的はいったい…………私や江風まで巻き込んで指揮官と繋がろうとするあの子の考えが読めない。
恋とは、夫婦(めおと)となる為には、その人の一番を目指すのが普通では無いのだろうか?
「陸奥様はこう言っておられました。皆で幸せになりたい、長門姉と江風と一緒にと」
「あの子が…………」
江風からのその言葉を聞いて、何となくだがあの子の考えている事が分かった気がする。
陸奥は重桜に居た頃からとても窮屈な思いをしていた。
好奇心旺盛なあの子にとって、大事だからと奥に入れられていた事はとんでもない苦痛だったのだろう。
そして姉である私が表立つ事であの子に重い決断や采配をさせないようにしてきた。
苦しんで出した答えに声には出さず、納得せずに冷たい視線を送る者達に私は黙って耐えてきたのだ。
その事をずっと見てきたあの子が苦しんできた自分達が、一緒に幸せになれるようになりたいと思ってしまったのかもしれない。
「…………陸奥なりの幸せの形という事?」
「恐らくは」
「…………そう」
「………………」
それ以上、互いに口を開けなくなってしまった。
色々と思わされる事はあるのだが………ここはあの子の考えに乗ろう。
それに指揮官を想う者達は大勢いるのだ、こちらが有利になるよう連携して勝ち取るのは悪い策略ではない。
「………そういえば」
「む?どうしたのだ?」
そんな事を考えていたら不意に江風が何かを思い出した様に呟く。
今度はいったいなんだろうか?
出来れば簡単に解決出来る事が良いのだけど………
「陸奥様が『指揮官と夜伽する時に一人ずつだとすぐにバテそうだから皆一緒が良いね。………長門姉とかすぐに悲鳴を上げそうだもん』と仰っておりました」
「陸奥のお馬鹿はどこに居るの!!!!!」
その日は一日陸奥を捜して潰れてしまい、疲れて寮に帰って来たら部屋に居た陸奥に
「ね?長門姉って体力無いから絶対に途中でバテるよ?指揮官って筋肉さんだから余計に凄そうだしね?」
そう言われて疲れきっていた私は力無く頷くのだった。
「………あれから数年経ったが、進展してはおらんな」
「そうですね、長門様」
あの時の事を思い出してポツリと呟くが、陸奥の計画通りに進めてあんなに恥ずかしい思いをしたのに、指揮官はこちらを意識してくれているのだろうか?
陸奥のらっきーすけべとやらで指揮官にどきどきしてもらう作戦らしいのだが………私が恥ずかしいだけではないのか?
「本当にこれで良いのだろうか?」
「陸奥様からは今回のひな祭りも計画の内と」
「これも仕込みか!?」
「はい」
「…………陸奥はどこまで計画しておるのだ」
思わず天を仰ぐ。
どうやらこのひな祭りに私がお雛様となるのも陸奥が仕込んだらしい。
最近では睦月型の駆逐艦達とも同盟を結んだとか………もしや!?
「まさかあのくじ引きの際に怯えていた睦月型の駆逐艦達は………」
「そうですね、陸奥様からの仕込みもありましたが………あれは本気で怯えていたのかと」
「そ、そうか」
「しかし、睦月型の駆逐艦達に気を取られている間にくじを仕込むのは簡単でした」
「お主も乗っておったのか江風!?」
「え?陸奥様からは聞かされてないのですか?」
「初耳だぞ?」
「「……………………」」
なんだか私より陸奥の方が政(まつりごと)に向いておるような気がしてきた。
「この事は忘れよ」
「はい」
とりあえず起きてしまった事は仕方のない事なので互いに忘れる事にする。
あの子の計画がどこまで続いているのか江風と共に考えないようにしながら………
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指揮官です。
現在ひな祭りのお内裏様役をする為に紋付袴っぽい着物(何故か重桜のマーキング)に烏帽子に似た何とか冠ってヤツを身に付けて笏を持たされております。
というかこれ動きにくいぞ?
重桜の人達はよくこれで動けるもんだ。
「ほらほら指揮官♪長門姉が雛壇で待ってるよ♪」
「まぁ待て陸奥、そんなに急かしても俺は逃げないよ」
「お雛様になった長門姉とお内裏様の指揮官が見れるんだもん!早く見たいよ!!」
「ははは、分かったよ。じゃあ案内してくれ」
「は〜い」
ケモ耳元気ロリ娘な重桜の戦艦 陸奥に右手を引かれて俺はひな祭りの会場に入る。
世界に比類無き最高の戦艦と言われたビッグセブンの内の一隻だとは、この天真爛漫な姿を見て誰が想像出来るのだろうか?
初見だと絶対に無理だな。
こんな純粋無垢なケモ耳ロリ娘に手を引かれて歩くなんてロリコンからすればご褒美なんだろうなぁ………
「ほら着いたよ指揮官」
「案内ありがとう陸奥。おお、凄いな」
「えへへー。重桜の皆で頑張って準備したんだよ?」
元々一般人だった俺には想像もつかないような価値を持っていそうな豪華絢爛の雛壇がそこにはあった。
ちんまりとした胸を大きく張って自慢そうにする陸奥に微笑ましい気持ちになりながらも、俺はゆっくりと雛壇へと近寄る。
見れば見るほど圧倒される雛壇だなこれ。
この段毎に敷いてある敷物も触ってみるが、明らかに肌触りが違う。
五人囃子の使う笛や太鼓も本物ってか明らかに年季の入った、普通じゃない装飾の付いた物が置かれているし………ひょっとして国宝指定の文化財的な物じゃないよな?
「あ、長門姉も来たよ!指揮官、長門姉をお願いね?」
「む?来たか………了解だ陸奥」
そんなアホな事を考えていたら、お雛様として着飾った長門が江風に連れられて会場へとやって来た。
ふむ、元々の素材が良いからとても栄えて見える。
十二単ってのは初めて見たが、和風美少女なケモ耳ロリ娘な長門にはよく似合っているな。
それにお雛様って聞くとなんかド派手な髪飾りを付けて、異様に横に髪を広げ固めてマリモみたいにふっくらさせ、後ろで一括りにするもんだと思っていたのだが………………長門のは少し違った。
確かに髪飾りを付けているが、髪はそのまま流しているし、両横のもみあげ辺りを軽く結って纏めているだけでそんなにゴテゴテしていない。
本人の雰囲気と相まってとても可愛らしく着飾っていると言えるだろう。
たぶんこのチョイスは、重桜空母の鳳翔が本気で長門の魅力を引き出そうと頑張った結果だと思われる。
まぁ素材が良過ぎて張り切り過ぎたってのも否めんが…………
「き、今日は…よろしく頼むぞ!!」
「ああ、俺に任せてくれお雛様」
「っ!?…………そんな不意打ちは卑怯だぞ」
「ん?どうした?」
「な、なんでもないぞ!!」
陸奥にも任されたし、少し張り切ってそう言ってみたのだが………キザ過ぎただろうか?
長門は顔を赤くしたまま俯き、チラチラと俺の方を見るばかり。
隣に控えていた江風はそんな俺と長門の様子を見て何故かため息を吐いていた。
いったい何故だ?
そんな風考えて困惑していたら時間となり、とうとう俺達は雛壇に飾られる事に。
まぁこのまま写真撮影して終わりかな?
「そんな事を考えていた時期が俺にもありました」
現在の俺、帯が解けて十二単の前が肌蹴た涙目の長門に正面から抱きつかれております。
というかこの十二単の下に襦袢を着てるけど、前開いてるし元々薄々過ぎてピンクのイチゴちゃんが見えてるんだよね。
泣き顔の長門はそれに気が付いていないし…………
「うぁぁぁぁぁぁん!!取って!!指揮官!!早く取ってぇぇぇえ!!」
「落ち着け長門!!そんなに慌てたら取る物も取れん!!」
「ひっ!?背中にモゾモゾしたのが…………ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぬわっ!?待て長門!?」
十二単をとうとう脱ぎ捨てる長門に、肌色いっぱいになり始めて流石に股間の息子が反応し始めた俺。
マジモンのパニックである。
何故こんな事になったのか?
それは写真撮影が終わった頃になるのだが…………
”ソイツ”は、いきなりやって来た。
撮影が終わり、後はひな祭りで用意したお菓子等を食べてお開きにしようかなんて思っていたら、長門に奥の待機室でお菓子を食べながら話をしないかと誘われた。
重桜のトップで毎日忙しい長門と母港の仕事と筋トレに忙しい俺が二人で話をする機会は余り多くない。
なのでそれも良いかと二つ返事で了承してホイホイ着いて行くと、江風がお茶を入れてくると席を外した。
そして最近あった事を談笑しつつ話していると……………
「それは実に面白い話だ…………ん?」
「む?どうした長門?」
「いや………何か背中に…………ひぃ!?」
「どうしたんだ!?」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「な、何を……っ!?」
いきなり半狂乱になった長門が帯を解いて十二単を脱ぎ出した。
俺大混乱である。
そして長門は十二単の前を開いて俺に縋り着いて
「虫!!虫が背中に入ってきたの!!は、早く取ってぇぇええええ!!」
そう言って背中にを指していた。
そうして俺はパニック状態の長門を落ち着かせながら虫取りする事になったのだ。
原因が分かった所で時を戻すとしよう。
現在長門は肌襦袢しか身に付けていない。
それでも虫は長門から離れていない様でこの最後の砦すら彼女は脱ごうとしている。
流石にそれは拙すぎるぞ?
ただでさえ最近睦月型の娘達に愚息が反応し始めているのに、ここで長門の裸なんて見ようもんなら完全覚醒しちまうかもしれない。
そうなる前にも早く虫を排除しなくては…………
「クソっ!!この服動きにくいな!!」
「も、もういやぁぁぁ………これも……これも脱いで良いか?!」
「少し待て!!」
「む、無理………あ、あぁぁぁ…………」
長門は限界だ!!
俺の息子もそんな長門の様子に性癖歪められて限界だ!!
なんだよこの服!!
お内裏様の服って動きにくいったらありゃしないぞ?
こうなったら………………仕方ない!!
「フンヌッ!!」
抱きついていた長門が落ちないように俺は片腕ずつ、裾から外して着ていた羽織と上の着物を脱ぎ捨てた。
というか本当に動きづらいんだよ!!
そして改めて長門の背中にいる虫を………………っておい!?肌襦袢どこぉ?!
「うぅぅぅ…………ひっく……」
「………………」
肌襦袢を脱ぎ捨てたら虫もどこかに行ったらしく、落ち着き始めた長門に、上を脱いで動きやすくなったのに役立たずな俺。
どうにも気まずくてソワソワしちゃう。
というかいつまで抱きついているんですかね?
「「……………………」」
互いについ見つめ合ってしまうが…………何も話せない。
というか目の前にいるこの美少女はマジなんですかね?
潤んだ瞳に上気した頬、そして事故とはいえ見てしまった裸。
これが据え膳ってヤツですか?
最後の守護神であるパンティ(白の無地)こそあるが、殆ど全裸である。
長門の喉が鳴る…………ってなんでお前の喉が鳴るの?
「男らしくて雄々しい身体…………凄い」
「な、長門?」
「スンスン……指揮官の匂い…………」
「ぬぅっ!?………………しまった、長門も重桜の…………」
先程とは目付きが変わった。
長門はどこかトロンとした目をしていたが、ヤバそうなスイッチが入ったのか、あの赤城達ヤベンジャーズのような目付きに変わってしまっている。
「お、落ち着け長門、ゆっくり深呼吸するんだ」
「……なんでこんなに……心地良いの?…………スンスン…………アハ♪」
「!?」
視線が獲物を狙ったそれだ。
上を脱ぎ捨てた事がきっかけで、俺の体臭が発情の原因なのか?
そんなの誰が予測出来んだよ!!
「ぐっ?!??!!」
「れろぉ…………ちゅぅぅ…………はぁ♡」
長門が俺の板チョコマッソーを舐めて吸い付いてきた!!
なんだこのエロさ!?
しかも一度吸い付いてきた後に俺の顔を見つめて蠱惑的な吐息を零すなんて…………
もうここで童貞捨ててもいいかな?
いやぁ〜随分と守ってきたもんだけどさ、ここまで求められて据え膳されてきたんなら食わぬは恥ってやつだろ?
もうビンビンで辛いのよ。
それに長門も乗り気みたいだしさぁ?
それじゃ、いただきまぁ…………っ!?
「…………………………何をなされているのですか?」
お茶入れに行っていた江風が帰って来ていた。
凍りつく俺と長門。
そりゃそうだよな、江風はお茶を入れに出て行っただけで戻って来るに決まってるわ。
そこで半裸の俺と長門を見れば…………こんなん気まずいわ!!
「もういやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
長門のそんな悲鳴が室内に響き渡る。
我に返って湧き上がる羞恥心の限界を超えたのだろう。
そんな彼女に掛ける言葉が俺には見当たらなかった。
それから長門は江風と共にすぐに隣室へと移動して着替えて帰ったらしい。
そして待機室には半裸の俺が残されて、寂しく雛あられをポリポリと齧るだけだった………………
という訳でソワソワするお話だったね!!
今回はひな祭りに合わせて投稿したかったけど間に合わなくてごめんね!!
作者も時間に間に合わないとソワソワして文字が乱れていたんだよ!!
本当にごめんね!!
そして感想欄の皆のコメント本当にありがとう!!
作者のやる気の燃料になってて本当に嬉しいよ!!
鳥ササミのコメ来てたけど、シソは巻く派でシソの内側に梅肉を塗り込んで焼くと美味しいよ!!
ニンニクなんかも好きなんだけど、人と関わる仕事をしているから休日くらいしか食べられないんだ!!
今回はここまで!!
それじゃ皆もマッソーマッソー!!
友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?
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いる
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いらない
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マッソー