指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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お花見と筋トレは最高だね!!

桜並木を見ながらのジョギングは春を感じさせて気持ちが良いよ!!

身体の奥底から熱い熱を放出しまくりだよ!!

今日はそんな熱のお話だよ!!

それじゃあレッツマッソー!!



第36話 熱とアルジェリー

指揮官です。

 

今日は軽めの筋トレをした後にお風呂に行こうとしたのですが、何故か俺の私室の給湯器が壊れてしまってヴィシア・アイリス寮のお風呂を借りております。

他の寮に行っても良かったんだけど、特に、特に重桜とロイヤルのKAN-SEN達の猛プッシュがあったのでゆっくり出来そうなヴィシア・アイリスの寮のお風呂に来た次第であります。

 

「………自称オサナナジミとか自称お姉さんとかの猛プッシュとかヤバすぎんだろ」

 

広めの湯船に浸かって背中を壁に当てて天井を見上げる。

やっぱり前世が日本人な俺にとって、足を伸ばせる広い風呂ってのは心から安らげる素晴らしい空間だ。

基本的に寮内のお風呂はどこの寮も同じ内装らしいが、基礎としては重桜の銭湯をモデルにしているらしいので、前世のイメージにある古い日本の銭湯のような作りをしている。

外にはそれぞれの寮の特色が出た造りの露天風呂があるらしいのだが………外の露天風呂には出ない。

何故かって?

それは室内に設けられている湿気を抜く為の窓の外に見えている光景のせいだ。

 

「艦載機飛ばしてる奴がいるな………あれは零戦52型とF8Fベアキャットか?零戦は重桜の奴らだが………ベアキャットを装備しているのは1人しか居ないな」

 

最近の兵器開発で作ったばかりのベアキャットを、性能評価試験として装備しているエンタープライズしか持っている奴を俺は知らない。

というか母港の新兵器でエンタープライズと重桜の空母達は何をしているんだ?

演習場はこことは別方向だろ?

ベアキャットに機銃で撃たれた零戦が火を噴いた!?

実弾演習だと!?

誰が許可したんだよ!!

 

「………はぁ」

 

後で戻った時に話を聞かなければいけない光景に思わずため息が漏れた。

アイツらに緊急時以外での艦載機の無断使用の始末書を書かせないと………

もはやお風呂をゆっくり楽しむ所ではない。

そう思って肩まで浸かっていた湯船から身体を出ようと立ち上がると

 

 

 

「あら?指揮官じゃないの。どうしてここに居るのかしら?」

 

 

 

タオルを片手に普通に脱衣所からヴィシアの巡洋艦 アルジェリーが入って来た。

綺麗な長い銀髪にアメジストのような透き通った瞳と左目尻にある泣きぼくろ、そしてそのメリハリのあるダイナマイトボディが特徴である彼女は俺が居るにも関わらず、その眩し過ぎる四肢を隠そうともせずにこちらに歩いて来る。

 

いや、その二つのサクランボと銀色の茂みが生えた下の方を隠して貰えませんか?

 

「ふふふ、私の身体が気になるのかしら?恥ずかしくないわよ?指揮官に見せても恥ずかしくないと自信があるし………指揮官の”ソコ”も随分と立派な大人なのね。ふふふふふ♪」

 

「ぬぉ?!」

 

アルジェリーの綺麗な四肢に気を取られて自分の息子を隠すのを忘れていた。

俺は慌てて湯船に浸かり直す事で愚息を隠して下を向く。

そんな俺の様子が可笑しく見えたのか、彼女はクスクスと笑っていた。

愚息を晒してしまった事に彼女は不快感を感じていない様だが、ここは見苦しい”モノ”を見せてしまった事と女性の身体をガン見した事を謝罪しよう。

いくら本人がそう言っていても、親しき仲にも礼儀ありと言う事だしな。

 

「すまないアルジェリー。見苦しいモノを見せてしまった事と未婚の女性である君の身体をマジマジと見てしまって本当にすまなかった」

 

「あら?ふふふ♪良いのよ指揮官。私も貴方の身体に見惚れてしまって、近くで見ようとしてしまったもの………力を感じさせる引き締まって猛々しいその身体は私は好きよ?」

 

謝る俺にアルジェリーは笑ってそう言ってくれた。

どうやら本当にそう思ってくれているようだな。

その事にホッとしながら、頭を掻きつつこの間の雑誌で書かれていた事をついポツリと口にしてしまう。

 

「そ、そうか?傷だらけで筋肉質な身体というのは女性にとって暑苦しく感じるというが………」

 

 

 

その瞬間…………空気が凍りついた様な錯覚をしてしまった。

 

 

 

アルジェリーの身体を見ないように下を向いていた視線を上に上げると………冷たい笑顔の彼女がいつの間にか湯船に入って俺の目の前に来ている。

そして少し屈んで俺の胸板マッソーに右手を当てながら

 

 

 

「いったい誰がそんな事を言ったのかしら指揮官?」

 

 

 

そう言って俺を問い詰める。

その声色と雰囲気は今まで全く見た事が無い姿で、美人が怒ると怖いという事がよく分かる状態だ。

あまりにも雰囲気がヤバ過ぎる彼女を落ち着かせようと、俺は慌てて立ち上がり彼女の両肩を掴んで

 

「ざ、雑誌だ。雑誌にそう書いてあったんだアルジェリー………大衆向けの雑誌にそういう事もあると掲載されていたのを目にしたんだよ」

 

彼女の目を見つめながらそう言って説明した。

このままじゃヤベェ気配がプンプンだったので思わず肩を掴んでしまったのだが………これセクハラにならないよな?

 

その不要な雑誌を捨てないと………そう、分かったわ指揮官。でも覚えておいて?貴方のその身体の傷や筋肉は私達との絆でもあるわ」

 

「ぬぅ?……確かにお前達と知り合ってから付いた傷痕や筋肉は多いが…………」

 

自分の身体に付いた傷痕をチラリと確認しながらアルジェリーの言う絆について考え込む。

筋肉は絶え間ぬ努力の結果であるし、彼女達と駆け抜けた戦場で付いた傷が殆どではあるが、それよりも古い傷痕だって沢山あるのだが………

 

「共に生きてきた貴方に付いた傷は私達が護りきれなかった失敗の証、でも貴方が生きている事でそれを挽回出来るチャンスをくれた証でもあるのよ?………本当なら傷だらけになる事なんて無かった筈の貴方は、それでも私達と共に生きてくれると言ってくれた………だから私達にとってその傷痕と筋肉は絆であり、力の象徴にして誇りなの。それを忘れないで指揮官?」

 

「お、おう」

 

なんか凄い大袈裟に言われた気がするのだが………真剣な顔でそう言うアルジェリーの有無言わせぬ迫力に屈してしまった。

まぁ彼女だけでなく、皆もそう思ってくれているのなら俺もこの事で悩むのをやめよう。

よし、これからはもっと筋肉との対話を深めて、更に素晴らしいマッソーを披露して見せよう!!

 

「ああそれと………」

 

「ん?どうした?」

 

決意を胸に生まれ変わった気分で筋肉の事を考えていたら、不意にアルジェリーが目を逸らしながら指をさす。

その指の方を見るとそこにはそそり立つ俺のバベルの塔が………

 

「流石にそれは恥ずかしいわ指揮官………」

 

「…………………………すまん」

 

どうやら筋肉の事を考え過ぎて自分の状態を確認出来ていなかったようだ。

俺は俯きながら彼女から離れて後ろを向いた。

 

 

 

「隙ありよ指揮官?……ちゅぅ………ぷはぁ♪」

 

「!!!????!?」

 

 

 

アルジェリーに後ろから抱きつかれて首筋を強く吸いつかれた!?

しかも背中の広背筋に当たる柔らかいお山と頂のポッチの感覚ががががががが!!

 

「私は貴方が大好きよ指揮官?力強さも道標として先導する逞しさも………全部私に見せてくれる貴方はね?………それじゃあ後でワイン………は勤務中はダメだったかしら?ならコーヒーを入れてあげるわね?」

 

「あ、ああ…………」

 

そう言ってアルジェリーは離れて行った。

 

 

 

大好き?俺の事が?

 

 

 

それは………指揮官としての俺の事か?

 

 

 

それとも…………………一人の男としての俺か?

 

 

 

…………………分からない。

彼女達の好意を向けられる事が何度もある。

だが俺にはどう答えて良いのか分からない。

つい煩悩に押し流されそうになるが、それは俺の自分勝手で都合の良い考えの愚かしい衝動のせいなのだ。

恋というモノの感覚が分からない年齢=童貞で彼女無しの俺にはそういった機微が理解出来ない。

愛情ならば親愛や友愛といったものが少し理解出来るのだが………

 

「…………どうすれば良いのだろうか」

 

一人湯船で立ち尽くす。

あのアルジェリーの身体の柔らかさや熱を感じた背中は、失った熱の寒さを感じ始めている。

青春時代など、とうの昔に過ぎ去っているというのに………俺はそれを甘受しても良いのだろうか?

最初も次の人生でも感じたことの無い感覚。

俺はそれをどう受け止めるべきなのだろうか?

よくある異世界転生モノなんかでハーレムを築いたり、恋人を作れる転生者に聞いてみたいものだ。

 

どうすればそのような女性との良好な関係を築けるのですかと。

 

自分から動かなければ機会は訪れないのは分かっている。

前世で引きこもりやニートだったコミュニケーション能力を持たない人達が、何故いきなりそんな今まで関われなかった異性と親しくなれるのか?

考えてもみて欲しい。

筋肉以外の自分に自信が無い、自己肯定が出来ない俺にとってそれは傍から見れば情けない事なのだと思う。

だが今まで関わった事の無い女性とそんなに気軽に話せるものなのか?

童貞でコミュ障な事を考えているのは分かるが………現実的に二度目のやり直しのような人生でも、相当な覚悟がいるはずだ。

 

「俺には無理だな」

 

今でさえセクハラ発言や行為をしないように精一杯なのに、それ以上の関係なんて考えられない。

アルジェリーのアレもリップサービスってやつの一環だろう。

そう考えたらそんな事に動揺する自分が恥ずかしくなってきた。

 

「うんうん、そうだそうだ!何甘い事考えているんだ俺は………やはり弛んでいるな。よし!!」

 

湯船から上がってその場でスクワットを始める。

片足を前に伸ばしてバランスを保持しながらのスクワット。

これは足の筋肉だけでなく、臀部や腰部といった体幹を鍛えるトレーニングにもなる素晴らしいものなのだ。

 

 

 

一心不乱に筋肉を鍛える。

 

 

 

それで余計な事を考えなくて済む。

 

 

 

今は戦時中、戦う事こそが最善なのだ。

 

 

 

だから……………………今はそれだけを考えるんだ。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「……………これで少し揺らいでくれたのかしら?」

 

ゆっくりとコーヒーの準備をしながら、恐らく動揺を筋トレで必死に誤魔化そうとする指揮官の事を思い浮かべる。

そうでなくては困る。

あんなに恥ずかしい思いをしながら指揮官を誘惑したのだから…………

 

「でも、こうでもしないとあの人は揺るがないのよね」

 

苦笑しながら脳裏に過ぎるあの人との”思い出”いや、”記憶”と言った方が良いのだろうか?

世間では勇猛果敢で負傷しても止まらない猛将等と言われる彼が、本当は奥手で臆病だという事を知っているのはこの母港に何人居るのだろう。

私達や戦友達が傷付く事を恐れて、囮として常に戦場の最前線に立ち続ける彼の在り方を。

それを知ったのはあの時事だった。

 

 

 

それはまだこの母港に着任する前の聖堂の警備に着いていた時の事。

 

 

 

聖堂の中で急激に頭の中を掻き回されるような痛みにその場に倒れ込み、そのまま救護室へ運び込まれた私は…………自分の身に覚えの無い記憶がある事に呆然としてしまった。

記憶にある私に笑いかける一人の男性。

私は彼を指揮官と呼んで慕っていた。

常に戦場の先に居る指揮官との思い出は、会ったことの無い人物の筈なのに………私の心を揺さぶる。

共に生きて、共に戦い、共に笑い合う………その先に力及ばず倒れる事もあった。

 

 

 

でも記憶の中の私と指揮官はどこまでも互いを信じ合い、倒れても互いを気遣い続けていた。

 

 

 

綺麗だった。

その常に共にある在り方が羨ましかった。

今いる私が何故その場に居れないのか悔しくなるほどに。

絆が結ばれてその先へと進んだ記憶もあった。

純白の花嫁姿の自分に新郎姿の指揮官が優しく微笑んでいる幸せな記憶。

別の自分が彼と結ばれる事に嫉妬してしまう。

何故私では無いのだろうかと。

 

「でも良かった、この世界ではまだ誰とも結ばれて居ないもの」

 

コーヒーを準備する手を止め、誰も居ない事を確認して普段は仕舞っている”ソレ”を取り出した。

 

 

 

”黒いメンタルキューブ”

 

 

 

いくつかある記憶の中で、アイリスとロイヤルの混合艦隊と敵対した時に聖堂に伝わる秘蹟の再現を行ったソレ。

あの時は扱い切れずに暴走してジャンヌ・ダルクに止められたが、今のコレはその暴走の兆しは見えない。

私に記憶を渡してくれたコレはいったいどの私が使っていたモノなのかは分からないが、これから指揮官を攻略する上で重要な役割を果たしてくれるだろう。

 

「彼の事もコレのお陰で知ることが出来たし………これはまさに天からの贈り物ね」

 

本来、奥手で臆病な指揮官の理性という鉄壁の城を崩すのに大いに役立ってくれているのだから。

このメンタルキューブからの記憶から読み取れる情報を駆使しても指揮官を包囲する事は簡単では無い。

でも上手く活用する術はある。

 

「その為にいくつもの情報をバラ蒔いたのだから………」

 

それに最初に食い付いたのは重桜の陸奥。

彼女もまた聖域の神託を受けて行動しているとの事。

まぁ彼女だけに留まらず、他にも独自に動いている人達も居るようだけど………

 

それはまるで指揮官という餌を蜘蛛の糸で巻き取っていくかのような光景。

果たしてそれに彼は気が付いているのだろうか?

 

 

 

「私達にその光を見せつけて焼き焦がしてきた貴方は…………もう逃げられないわよ?」

 

 

自分でも初めて感じる愉悦と征服感が熱を持ってその身を焦がす。

 

 

誰もが貴方を求める。

 

 

 

その一番を求めて。

 

 

 

さぁ、貴方の心は誰の手に?

 

 

 

私も貴方を逃がさないわよ?

 

 

 





という訳で熱のお話だったね!!

アズールレーンを始めた時に初めて選ぶ初期艦にワクワクしてそれからここまで熱中してしまったよ!!

大好きなKAN-SEN達と盛り上げていく母港を見るのは本当に最高だね!!

最近ではメタなんて新しい艦種が増えてますます楽しみだよ!!

セイレーン作戦や新兵器開発も面白い!!

これからも新くなっていくアズールレーンを楽しんでいこう!!

それでは今回はここまで!!

次回も皆でマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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