指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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梅雨だよマッソー!!

投稿が遅れて本当にごめんね!!

それもこれもコ○ナって奴が悪いんだ!!

どれだけ求めても時間や体力は戻ってくれない!!

今回はそんな求めるお話だよ!!

それではレッツマッソー!!



第40話 開発とビスマルクとU-556

指揮官です。

 

どうしてこうなってしまったのでしょうか?

まるで鉄塊と見間違わん程のアーマーが俺のマッソーな肉体を包む。

鈍色に光る鉄がその重厚感を醸し出し、そして明らかにオーパーツ的な装備に俺の心を震わせる。

 

でもな?

 

一つだけ言わせてくれ。

 

なんで…………

 

 

 

なんでウルフェ〇シュタインのスーパーソルジャーなんだ!!

 

 

 

しかもNEW ORDER版かよ!!

変更点は素顔のままだったスーパーソルジャーに対して、ガスマスク状のフルフェイスヘルメットを付けている事くらいか?

本来ならレーザー機関砲装備とかいうロマン装備であるスーパーソルジャーの格好をさせられている俺。

しかし、今回装備しているのは8.8 cm PaK 43を手持ち出来るように改造したものである。

 

そう、皆大好き8.8cm(アハトアハト)なのだ。

 

手持ちするに当たって専用のマガジンを取り付けられるようになっており、装弾数は6発。

専用のコッキングレバーを引くと排莢されて薬莢が側面から弾き出され、レバーを戻すと次弾装填と薬室閉鎖が同時に出来るようになっている。

この魔改造8.8 cm PaK 43はバッテリーから電気を使ってのスイッチ操作での発砲が出来るようになっており、トリガーを引いてからの発砲までのラグはほぼ無いに等しいだろう。

持ち方としては左手で支えと照準を兼ねたグリップを握り、右手でトリガーとセーフティボタンの付いたグリップを握る。

そして発砲後はコッキング用のレバーを右手で動かすのだ。

 

いや…………訳わかんねぇわ。

 

背中の広背筋と大円筋を引き締める為に80kgのダンベルでワンハンドローイングをしていたら鉄血戦艦 ビスマルクに朝から呼ばれ、母港のKAN-SEN専用の射撃場へと行ってみたらこの有様である。

まぁなんかの実験って言われて新しい砲弾か装備なんだろうなって思ってたら、俺の装備だったって話なんよね。

 

「………異常数値は出てないわ。何時でも行けるわよ指揮官」

 

「………おう」

 

「不具合や違和感があったらすぐに言って頂戴。今回の実験はその辺を確認する為のものよ」

 

普段の軍装から青い繋ぎの作業着で、アーマーから送られているデータをタブレットから確認する彼女は綺麗なブロンドの髪をポニーテールで纏め、真剣な眼差しでそれをじっと見続けながら話す。

元々ビスマルクは研究一筋な所もあるし、作業着姿なのは疑問には思わないんだが………

 

「ん?どうしたの指揮官?」

 

「いや………何でもない」

 

「そう?なら実験を始めましょうか」

 

「了解した」

 

あの………作業着の上のジッパーが開放的なのはどうなんですかね?

しかも白のタンクトップがその大きなお胸様に押し上げられて苦しそうなんですが?

姉妹艦のティルピッツ同様にかなりスタイルの良い彼女がそんな姿をしていると、その膨らみがスゲェ強調されてて股間に悪いんですよ?

 

「ふぅ………行くぞ!!」

 

股間の紳士を宥める意味で一度深呼吸して、ビスマルクから視線を剥がす。

そしてアハトアハトをターゲットに向けて構えると、ガスマスクのようなフェイスシールド内にターゲットサイトが現れて照準を助けてくれていた。

おお、これ便利だな。

どうやらアーマーとアハトアハトは連動して動いており、アハトアハトを向ける先によってサイトが自動で表示されるようだ。

俺はそれを頼りに海の上に浮かぶ複数あるKAN-SEN用の簡易標的の内の一つに照準を合わせた。

 

「周囲の安全確認………よし!発砲開始!!」

 

俺は周囲の安全確認をしながらそう言って右手のグリップの上にある安全装置を親指で押し込み、人差し指でトリガーを引く。

特徴的な発砲音と共に反動で腕が引っ張られる。

しかし、その反動は思っていたよりも軽かった。

たぶんこれはアーマーからのパワーアシストかなんかで反動を抑えてくれているのか?

初弾は照準通りに的へ命中。

ここら辺の精度は、やはり鉄血ならではの工芸品の様な緻密な作りによってもたらされているものと考えていいだろう。

 

「次弾装填………完了!」

 

そんな疑問を持ちながらも次の動作を声に出しながらレバーを引いて排莢して次弾を装填し、もう一度発射体制に持っていく。

排莢された空薬莢が白い煙を引きながら地面に落ちて、カランッという甲高い音を立てて転がっていった。

ここまでの動作で不具合は全く感じられない。

アーマーもアハトアハトも全然いけそうだ。

次弾もしっかり狙って発砲すると綺麗に的を撃ち抜いて大きな水柱を作り上げた。

 

「各種異常無し。指揮官、次は連続で発砲してみてもらえるかしら?」

 

「了解だ!」

 

フェイスシールド内に内蔵された無線からビスマルクの指示が聞こえた。

確かにこのアーマーの性能を試すには連続射撃も試さないといけないだろうな。

排莢してすぐさま次の的を狙う。

このアーマーのパワーアシストのお陰なのか、照準時の手ブレまで補正して直ぐに調整してくれるので非常に撃ちやすい。

2射、3射と連続して発砲を続けていくが、凄まじいまでの精度で外れることは無い。

 

「凄いぞビスマルク!思ったように的に当たっていくぞ!!」

 

「ええ、こちらでも確認しているわ指揮官。その調子でもっと撃ってデータを取らせてちょうだい」

 

「おうよ!!」

 

正直楽しい。

人の身で撃てない砲を両手で保持して撃てるなんてまさにロマンだ!!

男というものは何歳になってもロマンを追い求めてしまうものだからこの高揚感は隠しきれない。

最近の悩みで落ち込んで夕立に慰められたから、少しは立ち直ってきた。

それでも少し胸に罪悪感というか不快感が残り続けていた俺に、このロマンを感じられる状況は実に胸がすく思いだ。

 

「………っと、残弾ゼロか」

 

そんな爽快感に包まれながら撃ち続けていたら、弾倉内の弾が尽きてしまった。

 

「予備の弾倉はここに用意してあるわ指揮官。次は榴弾を用意しているから、そちらのデータもお願い」

 

「おおそうか、なら………よっと!」

 

空になった弾倉を外していると、いつの間にかビスマルクが俺の後ろに新たな弾倉を用意してくれていた。

撃つ事に集中していて気が付かなかったぞ?

 

「えへへ♪弾はまだまだ有るからドンドン撃ってよ指揮官♪」

 

「うぉ!?……居たのかU-556」

 

「今回の実験の助手に志願したんだよ!ビスマルクのアネキと指揮官のお手伝いがしたくてね」

 

いつの間にかビスマルクの隣に来ていた鉄血潜水艦 U-556

青い髪を高い位置で結んだツインテールに白いビキニ………というか隠してるのか隠してないのか理解に苦しむ胸当ての様な何かを着て、その上から茶色の外套を羽織る彼女が、弾けるような笑顔を俺に向けている。

 

そんな小柄ではあるものの、元気一杯な彼女はビスマルクの事をアネキと呼んで慕っている、ビスマルクにとっては可愛い妹分だ。

かなりの頻度で彼女達が一緒に居る所を目撃されている……というかU-556が日常的にビスマルクのサポートをしているのはこの母港でも有名である。

 

「それじゃ有り難く使わせてもらうぞ?」

 

「うんうん、ビスマルクのアネキの自信作をもっとも〜っと使ってみせてよね♪」

 

腰に手を当てながらニコニコと笑顔でそう言うU-556とは対象的にビスマルクの方はというと

 

「………そんなに褒めないで欲しいわ。少し恥ずかしくなってきたじゃない」

 

そう言って恥ずかしそうに目を逸らす。

しかし、U-556の攻撃は止まらない。

 

「えー?ビスマルクのアネキ、これを作るのに凄く頑張ってたよ?指揮官の為だ〜ってね?試作段階でも部品精度がどうだとか、品質が足りてないとか………凄い拘ってたもん」

 

「そ、そうなのか?」

 

「そうそう、結局既製品じゃ信用出来ないって言ってさ?わざわざ素材から集めだしたんだよ?工作機械も手作りして、ビスマルクのアネキ1人じゃ手が回らないから、わたしも金型なんかも削り出し手伝ったんだよ?」

 

うんうんと頷きながらU-556はこのアーマーが出来上がる裏話を感慨深そうに詳しく説明してくれた。

そうだったのか……そうやって真心込めて作ってくれたのか。

これはお礼を言わないとな。

 

「そこまでしてたのか………忙しいのにありがとなビスマルクにU-556」

 

「んもう!U-556!!そこまで言わなくて良かったのに………」

 

「え〜?あんなに張り切って作ったのに?」

 

首を傾げるU-556に赤くなりながら怒る……というか照れるビスマルク。

そんなに手間の掛かるやり方でこれを作ってくれてたのか………

俺の為にそこまでやってくれた彼女達に感謝の言葉だけで良いのだろうか?

何かお礼をした方が良さそうなんだが………新たに引き締めた俺のマッソーポーズでどうだろう?

なかなか決まって見栄えが良くなったと筋肉評論家のローンからも太鼓判を押されたんだよな。

よし、この実験が終わったらお礼をしてみるか。

 

そんな事を考えながら装填を終え、再びアハトアハトを的に向け直す。

そうと決まればじゃんじゃん撃ちまくろう。

いまだに言い争いというか、照れ隠しにそっぽを向きながらU-556と言い合うビスマルクという何処かホッコリする光景を横目に、俺はロマンの塊を存分に堪能するのだった。

 

 

 

「ふぅ………なかなか珍しい経験をさせてもらったよ」

 

「アーマーを着てたけど、生身でアハトアハトを手持ちで撃つなんて指揮官くらいしか経験したこと無いんじゃないのかな?」

 

「良いデータが取れたわ。協力感謝するわね指揮官」

 

実験終了後に普段着ている服装に着替え、鉄血寮の談話室に集まった俺達。

こんな貴重な経験をさせてもらったお礼にスーパーマッソーポージングを披露しようかと思ったのだが、丁度お昼時になったので二人を食事に誘ったのだ。

よくよく考えてみれば俺のマッソーポージングなんて見たい奴居ないだろ。

そんな事より改めてちゃんと言葉でお礼を伝えた方が良い筈だ。

ベルファストにはちゃんと説明して鉄血寮の談話室で昼食を取る旨を伝えてある。

うちのメイド長はとても優秀で、すぐに俺達三人分のランチBOXを用意して持たせてくれた。

まぁ報連相は大事だからな、前に伝えなくて笑顔で説教を受けた記憶はマジで黒歴史だ………説教3時間は流石に堪えたぜ………

 

「二人共、今日は本当に貴重な経験をありがとう。お礼と言っちゃなんだが、俺にできる事を何かさせてくれないか?」

 

「え?いいの?」

 

「あ、ああ勿論だ」

 

テーブルに着いて食事が終わった後のティーブレイク中に、そう言った俺の言葉に食い気味に食い付いたU-556の目がキラリと光る。

なんだか少々嫌な予感がしたものの………男に二言は無い!!

腹を括ってやらァ!!

バッチコイぃ!!

 

 

 

「じゃあさ〜、指揮官。わたしの頭をあのロイヤルの駆逐艦みたいに撫でてよ♪あ、ビスマルクのアネキの分もよろしくね?」

 

 

 

………それは……マズイ。

まさかのマッソー撫でを御所望、しかもジャベリンにやったフルパワーマッソー撫でだと!?

アカン奴やそれ………

驚いて目を白黒させているとビスマルクが、普段被っている軍帽を脱いで髪を手で整え始めた。

そして俺の視線に気が付くと頬を赤らめ肩をビクッとさせて俯き視線を逸らすも、チラチラと俺の方をチラ見している。

その胸に脱いだ軍帽を当てて両手の指先をずっとモジモジさせて待っている様子が見て取れた。

え?マジで?

というかビスマルクさん?なんでそんなに期待してらっしゃるの!?

 

「ほ〜ら〜指揮官、早く撫でてよ〜」

 

「…………」(ソワソワと肩を揺らして待っている)

 

俺の理解を越える超展開だぞこれ。

U-556はテーブルを叩きながら急かしてくるし、ビスマルクは無言ながらも期待した表情と目で今か今かと待っているのだ。

というかビスマルクのそんな表情を始めて見たぞ俺。

いや、考えろ、考えるんだ!!

何もフルパワーでなくてもいいんだ。

そんな事をしたらこの食堂が惨劇の現場になってしまう。

普通にマッソー撫でをしてあげれば………目に見えた惨劇を回避できるはずだ!!

 

「よし、ならまずはU-556からだ」

 

「え?わたしから?ビスマルクのアネキじゃなくて?」

 

「先に提案したのはお前の方だろ?なら言った方からするのは当然の事だな」

 

「それはそうなんだろうけど………ふにゃっ!?……はあぅぅぅぅ……あれ?……はにゅぅぅぅぅ」

 

俺は席を立ち、何故か焦るU-556の後ろに移動し問答無用でマッソー撫でを行う。

フフフ、生意気言う子にはちょっと強めのマッソー撫でだ。

最近加減が効くようになってきたからこういった微調整はお手の物。

気持ち良さに溺れそうで溺れないギリギリのラインを行ったり来たりさせてやろう。

 

「はっあっ………も…少し………はぅ……なん……で………うぅくぅぅぅぅぅ………」

 

フム………自分でゲスっぽくなってやってみたけど、なんだかU-556の声がドンドン艶っぽくなってきているぞ?

よくよく考えてみれば気持ち良いのに、気持ちよくなりきれない状態を行ったり来たりってヤバくないか?

それってただ焦らし続けて不満を感じさせてしまっているだけなんじゃ………

あの、ビスマルクさん?

右手で口元を押さえて顔を真っ赤にするのはどうしてでしょうか?

情事を覗いてしまったかのような表情はやめて頂きたいのですが………

それになんだか期待する目をしていらっしゃる。

このマッソー撫でをご所望で?

そんなに良いものですかねこれ?

 

「ああっ!あっ、きゅ……うに…つよ…すぎ……ふぎゅぅう!!?!!??」

 

「……あ」

 

ビスマルクに見惚れてたら加減をミスった。

テーブルに伏せるU-556

だらしなく舌を出して軽く白目剥きながらビクビクと痙攣する彼女に、俺は思わず頭を掻いた。

 

…………やっちまった

 

ここまでする予定じゃなかったのになぁ。

やらかしてしまったこの現状に、どうしようか迷いながらビスマルクの方を見ると

 

「…………………」(ワクワクした雰囲気でおずおずと頭を此方に付き出す)

 

「Oh Jesus」

 

俺は思わず天に救いを求めてしまった。

なんでそんなに楽しみにしてらっしゃるのですかね?

隣の惨状を見てませんでしたか?

貴女もこんな感じになってしまうかもしれないんですよ?

鉄血のリーダーとして何か大切なモノを失う可能性が出てくると思うのですが?

普段は身に纏っているカリスマオーラはいったい何処に消えたんだよ………

 

「………ビスマルク」

 

「!?………どうぞ

 

名前を呼ぶだけで頭を出す彼女。

少し恥ずかしいのか頬を染めて上目遣いなのがなんとも可愛いのだが………

綺麗系な美人が羞恥を我慢しながらワクワクとした様子でこっちを見てくるのは、俺の股間にダイレクトアタックだ。

なんだかイケナイ事をしようとしているような、なんとも言えないような背徳感を感じてしまう。

今にも下腹部のアハトアハトが最大仰角へと達しそうになる程にその……そそるのだ。

 

「いくぞ?」

 

「………んんっ」

 

そんな下半身が元気一杯になりそうな状況で俺は恐る恐るビスマルクの頭に手を当て、ゆっくりとその柔らかく滑らかな手触りの髪に感動しつつも撫で始めた。

最初に漏れたビスマルクの吐息で最大仰角へと到達したのは内緒だぞ?

 

「ずっと………」

 

「ん?」

 

「ずっと憧れていたの」

 

しばらく撫でていると目を閉じて俺のマッソー撫でを堪能している様子だったビスマルクが不意にそう言う。

そして撫でていた俺の手を取り、そのまま頬に当ててきた。

 

「私は、いつも人を褒める立場で………こうして褒められる事は少なかった」

 

「そうなのか?」

 

「ええ、鉄血を率いるリーダーとして誰かの前を歩かなければいけないから、ずっと気を張っていたわ………感情を表現するのも苦手だったのもあるけど、でも、一度こうして甘えてみたかった」

 

「ビスマルク……」

 

嬉しそうに微笑むビスマルクの初めて見るそんな様子がとても可愛らしく感じ、そしてもう少し甘えさせてみたくなる。

股間の主砲は癒し回と分かったようですぐに俯角を取って下がっていった。

まぁ考えてもみれば分かる。

彼女は鉄血陣営のフラグシップ。

つまりはその陣営の顔とも言える存在なのだ。

そんなビスマルクが誰かに甘えられるシーンなど、本当に存在しない事なのだろう。

だから今こうして俺に甘えてくるのは、そうした反動なのだという事が良く分かった。

 

「ビスマルク、あそこのソファーに座らないか?」

 

「え?もちろんいいけど……」

 

俺はビスマルクを談話室に置いてあるソファーへと誘う。

それは思い切り甘やかしてやろうという単純な考えから思い付いたことなのだが………

 

「おう、それじゃここに横になれよ」

 

「ええっ!?……い、良いのかしら?」

 

「遠慮するな、いつも頑張るビスマルクに俺からのお礼をみたいなもんさ」

 

「そ、それじゃあ……失礼して………」

 

先に座った俺が膝の上をポンポンと叩く。

その姿に驚く彼女だったが、笑いながら誘う俺に恐る恐るといった様子で静かに横になり、そして俺の膝の上に頭を降ろした。

 

所謂膝枕である。

 

前に不知火にしてもらった時に感じた安心感と安らぎは、俺の心を大いに和らげてくれた。

男の俺がする膝枕がどこまで安らぎを与えてくれるのかは知らないが、こんな風に甘え方を知らないビスマルクを癒やすきっかけ位にはなるだろう。

そうしてまだ緊張している彼女に、俺はまたゆっくりと頭を撫でる。

慈しむように、そしてもっと自然に甘えられるように。

 

「………優しいのね指揮官」

 

「そんな事はないさ。頑張るビスマルクを労いたいだけだよ」

 

「そういうのを優しいって言うのよ?」

 

「そうかな?」

 

「ええ、そうよ………癖になりそうだわ」

 

「その時はいつでも」

 

「ふふ♪ありがとう♪」

 

心地良さげに笑う彼女へ一層の心を籠めて撫で続ける。

緊張は取れ、俺に身を委ねるビスマルクは心の底からリラックスしているようだ。

綺麗な空の色にも似た碧眼が俺を捉えて離さない。

その視線はまるで、俺にもっと撫でて欲しい、甘えさせて欲しいと訴えているかのようだ。

ああ、甘えさせてやるとも、撫で続けてやるとも。

この不器用な頑張り屋を労い続けてみせるさ。

この時間が常に重責を背負い続けるビスマルクの安らぎの一時となる事を願って………

 

 

 

だが俺は知らない。

 

 

 

この事がきっかけで、週3の頻度でビスマルクが俺に膝枕をせがみに来るきっかけとなる事になろうとは………

 

 

 

しかも断ろうとしたら涙目でションボリするから可愛そうで断れないし………

 

 

 

どうしてこうなったんだ………

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「今回は一歩前進ね」

 

「わたしは酷い目にあったよビスマルクのアネキ………」

 

ニヤける顔をなんとか抑えるビスマルクとは対象的にゲンナリするU-556。

指揮官からの膝枕に撫で撫でまで受けられる、しかもお願いすれば何度でもという約束までしてもらえたのだ。

ビスマルクからすれば宝くじの当選くじを、無期限で何度も使えると言われるよりも嬉しい出来事だった。

 

逆にU-556の心境は最悪である。

意識を失った後、マッソー撫でで天国と地獄を味わされ、最後は全ての気持ち良さが一度に訪れるという調教のようなナニかを受けていた彼女。

しかも本人の知らぬ間にバラストタンクが勝手にブローしていたのは女性としてのナニかが終わってしまうので、一緒に居たビスマルクとの秘密である。

幸い指揮官はその事に気が付かなかったようであり、異性として気になり始めている指揮官に知られなかったのは、まさに不幸中の幸いといったところだ。

 

「あ〜……もうお嫁に行けないよ〜………」

 

「ほら、元気を出しなさいU-556。大丈夫、指揮官が必ず貰ってくれるわ」

 

「でも……お洩らしするような子に指揮官が幻滅しないかな?」

 

「その程度で指揮官が幻滅する筈は無いわ。彼はきっと貴女を心配してくれる、もしかすると責任も取ってくれるかもしれない」

 

「せ、責任って………あぅぅ」

 

ナニかを想像して真っ赤になるU-556。

一体何を想像したか気になるビスマルクだったが、それよりも新たな指揮官専用のアーマーの設計する事に切り替える。

ユニオンで造られた指揮官専用アーマーは近・中距離型の仕様であるのは既に既存の事だ。

だからこそこちらは移動トーチカとも呼べる重装甲、高重量、高出力のアーマーで遠距離攻撃を主体にしたアーマーを造っている。

競い合って開発するのでは無く、互いに互いの欠点を補えるようにしたい。

私達に必要なのは、前線から絶対に引かない指揮官の安全だ。

 

必要であれば、向こうのアーマーの上に着れるように造って緊急時にパージ、そしてそのまま撤退戦にすぐに移行出来るようにしてもいい。

遠距離攻撃方法を持たせてあげれば、指揮官も撃ち合いの最中に前に出る必要は無くなり、後方で支援砲撃に徹してくれる筈だろう。

近距離よりも俯瞰して見れる後方の方が、指揮もしやすくて手持ちに砲があれば助けられる。

まさに一石二鳥の装備なのだ。

だから完成を急がなくては。

 

「次はもう少し大型化する必要があるわね」

 

「ええ!?まだ大きくするの!?」

 

「そうね、大型化すればその分搭載量も増えて別の機材も配置できるかもしれない………」

 

「………完成まで付き合うよビスマルクのアネキ!!」

 

「そう?なら頑張りましょう。指揮官も褒めてくれる筈よ」

 

「そ、そうかな?………もう一回……無でてもらおうかな?

 

「?どうした?」

 

「ううん!!何でもないよビスマルクのアネキ!!よーし、頑張るぞ〜!!」

 

「そ、そう?」

 

やる気充分なU-556と首を傾げるビスマルク。

そして今日もまた新たなアーマー造りへと突き進んでいく。

 

 

 

指揮官からのご褒美という甘美な報酬を求めて。

 

 

 

ちなみにアーマーを新造した事がユニオンのリノに知られ、対抗してセイレーンバスターなる大型アーマーが造られて頭を抱える事となるのだが……それはまた別のお話。

 

 

 




 
という訳で求めるお話だったね!!

今回遅れた理由として、本当にコ○ナが関係していたんだ!!

作者が罹患した訳ではないんだけど、作者は医療関係者なんだ!!

つまりワクチンの接種で人手が足りな過ぎて執筆する気力すら湧かない程の激務だったんだ!!

というかあまりの激務に看護師が3人程ドタキャン&自主退職したお陰で休日出勤する羽目になったよ!!

その3人は絶対許さないから作者と一緒にトライアスロンに出てもらおう!!

皆も健康に気をつけてコ○ナに負けないでね!!

それじゃ皆もマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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