指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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もうすぐ秋だよマッソー!!

秋になると色んな誘惑が増えてくるよね!!

でもそれに抗う事も必要になってくるんだ!!

今回はそんな抗う事についてのお話だよ!!

それではレッツマッソー!!


第43話 誘惑と東煌姉妹

 

指揮官です。

 

現在心底ビビリ散らしております。

いつもの談話室で本を読みながら、ソファーでうたた寝していたところ………とあるKAN-SENが俺の上で馬乗りっていうか覆い被さった状態になんですよ。

 

何だこれ?

 

つい数時間前に今日の分の書類の精査やサインを終わらせて、ついでに明日の分もやれば筋肉との対話の時間が増えるのでは?

とかいうアホな考えで仕事を続けていたら、普段より仕事に時間が掛かっている事を、不審に思ったシェフィールドにバレて執務室を追い出されたのだ。

 

しかもシェフィールドから全ロイヤルメイド隊に連絡が行き渡り、今回の罰として俺が筋トレ出来ないようにトレーニングルームの閉鎖や、私室前で待機してトレーニングウェアや用具を取り出せない様にする徹底ぶり………

途方に暮れる俺には読み掛けの小説を片手に談話室へ向かう事しかできなかった………

 

いや、明日の分の仕事をしただけでこの仕打ちは酷くないか?

 

そんな納得できない感情を抱えながら談話室で小説を読んでいたら………そのまま寝落ちしちまったんだが………

 

「それで………いったいどういう状況だこれ?」

 

「………」

 

ソファーで仰向けに寝ている俺に被さるそのKAN-SENは、ジッとこっちを見たまま何も話さない。

正直、フニャリと形を変えて押し付けられる柔らかなお胸様が俺の理性を削っているのだが………

 

「そろそろ何か言ってくれないか寧海?」

 

「………………」

 

黒髪のツインテールを輪っかにしたような不思議な髪型で、ロリ体形なのに豊乳という所謂トランジスタグラマーな東煌所属の巡洋艦 寧海。

藍色のチャイナドレスを身に纏う彼女は、このやり取りの間に一言も声を出さない。

いったいどうしたというのだろうか?

 

「に、寧海?」

 

「…………………………」

 

やはり何も喋らない。

というか………さっきより近くないか?

いや、間違いじゃない!!

寧海と俺の顔の距離がさっきよりも近づいている!?

ジワリジワリと俺に、そのどこを触っても柔らか過ぎる身体を擦り付けるように上がって来ているのだ。

 

「お、おい……」

 

フー………フー………」

 

もはやキスまで数cmといった距離で気が付いた。

寧海の奴、めちゃくちゃ息が粗いっていうか興奮してる?!

いったい何故?

この筋肉ダルマの何処に興奮する要素があるのさ?

そんな疑問で頭の周りに?マークを大量量産していると………

 

 

 

「指揮官が悪いのよ♡………こんなに焦らすから………ね?」

 

 

 

瞳の奥に♡マーク入りそうな蕩け声で寧海が呟く。

その吐息が俺の顔に掛かる程に近いっていうかキス寸前。

というか身に覚えが無い!!

冤罪だ!!

寧海にそんなR-指定かかりそうな事とかしたことないもん!!

俺は童貞で魔法使いだぞ!!

 

寧海のきめ細やかな肌の質感が視認できる程の大接近に困惑する俺を他所に、彼女はなんとも淫靡な雰囲気を漂わせてフワリと笑う。

普段は妹の為にキリッとした、しっかりした姉という印象の強い彼女が見せるアダルティーな雰囲気にギャップを感じて………ちょっと息子が反応してる。

分かるか?いつもはしっかり者で厳しめな娘が二人っきりだとガラリと雰囲気が変わって甘えたような声色でこちらに擦り寄ってくるとか………堪らんね!!

 

これは据え膳ですか?据え膳ですね?

ちょっとくらい味見………それは失礼だな。

毒食らわば皿までと言うしな………

それでは………頂きま………

 

 

 

「指揮官」

 

「ぬぅお!?」

 

 

 

真横から声を掛けられた。

めっちゃ油断してた………

寧海をそのまま抱きしめてしまおうかとした瞬間だったわ。

驚きつつも目だけで横を見ると、其処には寧海の姉妹艦である平海が俺の顔を覗き込むようにしていた。

外見はよく似ているものの、姉と違って赤いチャイナドレスを着てのんびり屋気質であり、姉よりも胸部装甲が薄いが、それ以上にロイヤルの陛下並の美尻の持ち主である。

 

「姉ちゃん、だいぶ我慢した。凄い」

 

「が、我慢?それはどういう事だ?」

 

今だにフーフー呼吸の粗い寧海の様子が気になりつつも、平海の言葉が気になる。

いったい彼女は何を我慢していたんだ?

というかいい加減息子が完全に立ち上がりかけててズボンにサーカステント建ちそうなんだが!?

なるべく気が付かれたくないのではその話をハリーアップ!!

 

そんな俺の願いが通じたのか、平海が教えてくれた。

 

 

 

「えっと………クリスマスで姉ちゃんの胸を弄んで………ずっとモヤモヤしてたみたい」

 

「はいすみません!!俺のせいでした!!」

 

 

 

100%俺に罪有りでした。

あれだろ?

去年のクリスマスで酒飲んでたら明石に一服盛られて記憶が無くなったヤツ。

目が覚めたら母港中のKAN-SENが倒れてたアレだろ!?

そんな事してたのか俺は………

今更知った事実に驚愕していると

 

「平海もお尻を揉まれて………」

 

「ただのセクハラオヤジだこれ!!マジで………」

 

「凄く気持ち良かった、もう一度お願いしたい」

 

「え?」

 

「?」

 

自分の所業の被害者へ謝罪しようとしたら、感想を……しかも高評価で困惑する俺と、そんな俺の反応に困惑する平海とかいう不思議空間が形成されてしまった。

というか去年のクリスマスの爆弾が、今になって俺に牙を剥くなんて誰が想像できるかよ!!

 

………ちょっと待てよ。

 

つまり我慢したって………そういう事か?

これはそういう事を期待して二人共ここに居るって事だよな?

俺のリビドーをこのまま発散できるのか?

いやー、ここまで後生大事にしたくもなかった童貞だが………ここで無くしても構わんのだろう?

童貞丸出し過ぎてキモいかもしれん思考回路だが、乗り気な美少女二人を前にして据え膳とかマジでそれ無いわ。

それはゲイか不能のどちらかだな、うん。

何も抗う必要なんて無いもんな。

 

「よし、今度こそ…………ん?」

 

どちらからと言わずに、両方に手を出そうと手を伸ばした瞬間………俺のマッソーイヤーにとある音が届いてきた。

 

そう、それは………廊下を走る音だ。

 

視界を東煌姉妹に埋め尽くされそうになっていたが、少し見える隙間から壁にかけてある時計で時間を確認すると………委託が完了して重桜の駆逐艦、睦月型の幼い子達が帰って来る時間だ。

つまり………ここで痴態をおっ始めてしまったら、あの幼い子供であるあの子達が教育的にヤバ過ぎる絵面を見てしまうという事で………

 

…………いかん。

 

それだけは断じていかん!!

だが、だがそれは………俺のリビドーを開放して、いらない童貞を捨てる貴重な機会を失う事で………

魅力的な美少女である二人は既に期待した表情で俺を見ている。

そんなに期待されたら俺としても応えたい。

でも、でも………それは母港運営を預かる長としての信頼を失ってでも進める事なのか?

今ここで失っても良いことなのか?

 

「ぐぅ………」

 

「「指揮官?」」

 

蠱惑的な蕩け声が俺のマッソーイヤーを突き抜ける。

リビドーを開放してこのまま情事に耽りたい。

しかし、俺のマッソーと皆の信頼を一身に受け止める良心が………『それでも!!』と抗っているのだ。

 

遂に睦月達の声が聞こえ始めてきた。

俺が談話室で寝ている筈だから添い寝しようと期待して、こっちに向かっているのが手に取るように分かる。

まさに運命の分かれ道。

 

 

 

俺が………俺が取るべき道は………

 

 

 

「ふんっ!!」

 

「「きゃっ!?」」

 

俺は二人を抱きしめて全身の筋肉を使ってリビドーを抑え込み、そのまま身体を起こす。

そして両膝に一人ずつ乗せて頭を撫でた。

そう、俺はリビドーに抗う事にしたのだ。

今もこの貴重な機会を不意にした残念さは拭えない。

だが、そんなくだらない事で皆を裏切れないのだ。

不甲斐なく、ヘタレな童貞と言われようがこれだけは裏切れない。

 

「二人共、すまないがこれで勘弁してくれ」

 

「…………」

 

「えー……」

 

明らかに不満げではあるが仕方が無い。

というか寧海は何にも言わずに俺を睨むのはやめてくれ。

そして平海、不満そうにお尻を俺の膝にグリグリと押し付けるのもやめなさい。

 

今日イチの修羅場過ぎて身体が震えそうになるが、それはマッソーで抑え込んで平然とした様子を見せつけるのだ。

俺の何とも思っていない様な姿でこの場を乗り切り、睦月達を迎え入れる。

 

 

 

仕方のない事なんだ………

 

 

 

ああ………仕方のない事なんだよ………

 

 

 

…………畜生、勿体ねぇ………

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「あれで良かったの姉ちゃん?」

 

「ええ、今回はこれでいいわ」

 

談話室のソファーで睦月型の駆逐艦に、身体をよじ登られて苦笑する指揮官を見ながら話す二人。

全身に纏わり付かれながらも、揺るぎもしない身体は日頃鍛えている賜物と言っても過言ではないだろう。

睦月型の子達は身体を擦り付けたり、舐めてみたりとやりたい放題だが、指揮官がそれを止めることはない。

それを彼はただのイタズラだと思っているから。

 

実際は違う。

 

睦月型の駆逐艦達の眼には、指揮官には見えていない熱が籠もっている事を二人は見逃してはいないのだ。

それは同じ女としての生を受けた存在であるからこそ分かる事。

異性であり、どこか鈍い指揮官では気が付きようの無い事ではあるのだが………

 

「まぁ今回は不意打ちみたいな事をしたし………確かめられたからいいわ」

 

「うん、指揮官凄かった」

 

いつもは何処かとボーッとしている妹ではあるものの、今の平海の眼には情が写り込んでいる。

そういう寧海の眼にも喜色を帯びた情が写り込んでいることだろう。

 

実はこの姉妹、指揮官が起きる数十分前から彼の側でいろいろと、そう、いろいろと確かめていたのだ。

 

その結果、気が付いた。

 

 

 

指揮官の寝相が悪い………というか近くに何かがあると抱き寄せてしまう事を

 

 

 

しかも撫でたり揉んだり摘んで擦り寄せたりとやりたい放題だという事を。

 

 

 

それはもう楽しんだ。

気持ちが良くなる場所や触ってもらいたい場所を重点的に。

特に普段は節約を信条とする寧海の忍耐力を、粉々に吹き飛ばして理性を失わせようとする程には。

恐らく我慢強い寧海でなければそのまま理性の無い獣になっていた事だろう。

 

誰も其処には居なかった為に聞かれなかったが、自分の手で口を抑えた姉妹の隠し切れない嬌声が、談話室に響き渡っていたのは言うまでもない。

もし見つかっていたら………指揮官の貞操はたちまち貪られていた事だろう。

 

そんな危険を冒し、想像以上の快樂に身を委ねてしまいそうな状況に抗った二人が、睦月型の姉妹達がしている事を児戯に見えているからこそ、今の状況を落ち着いて見ていられるのだ。

 

まぁ俗に言う賢者タイムが彼女達を落ち着かせているだけなのだが………

 

「姉ちゃん、次は………どうする?」

 

無意識に攻め立ててきた指揮官の手によって濡れてしまった下着の不快さも、今は何処か満たされたような心地良さに変わって、快感を感じながら平海は寧海に問い掛けた。

寧海はフッと嗤うと

 

 

 

「もちろん、もっともっと我慢した分を取り立てにいくわ♪」

 

 

 

そう言って足を伝う液体にその身を嬉しそうに震わせながら、妹を伴ってその場を後にしたのだった。

 

 

 

節約から贅沢をするのは簡単だが、贅沢から節約をするのは難しい。

 

 

 

まさに彼女が普段から言っている言葉通りの事なのだが………

 

 

 

ソレに抗う事など、彼女達にはもう出来そうになかった。

 

 

 

 




 
という訳で抗う事のお話だったね!!

誘惑に抗うのは結構大変だよね!!

ちなみに指揮官が寝ている間に近くのモノを引き寄せようとするのは、武器が近くに無いと落ち着かないからなんだよ!!

撫でたり揉んだり摘んだりってのは、寝ながら持ってるライフルの状態確認見たいものかな!!

常に前線に居たからね!!

もはや生活の一部みたいなものかな!!

皆もこれをしないと一日始まらないって事があるよね!!

無意識にしてる事もあるから他の人から見られると不思議に思われる事もあるよ!!

ちなみに作者は朝に筋肉の状態を確認することかな!!

泊まりに行った旅行先でもやるんだよ!!

同室に泊まった幼なじみ(♂)に『また始まった………暑苦しい』って言われてるね!!

今回はここまで!!

次回も皆でマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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