指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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ハロウィンだマッソー!!

今年は職場でフランケンシュタインの仮装をする事になったよ!!

患者さん達にいっぱい笑ってもらう為に笑わかそうと張り切っていたら、脅かす役になって欲しいって言われたね!!

ちゃんと役割を聞いておくべきだったよ!!

今回はそんな聞いてみる事についてだよ!!

それではレッツマッソー!!



第47話 エレバスとテラーとハロウィン

 

指揮官です。

 

今日はハッピーハロウィンですね。

母港でもお祭り騒ぎになっております。

そんな中でも筋肉との対話は欠かせません。

現在母港の私室で筋トレの王道であるスクワット。

全身の筋肉の支えとなる屋台骨な脚の筋肉と対話中ですよ。

 

「483……484……485……」

 

空気椅子の状態まで腰を降ろして、しっかりとポーズを取りながらゆっくりと行う。

素早くする事だけが筋トレではないのだ。

ゆっくりと確かめるように負荷を掛ける事で、自分の筋肉がビルドアップしていくのを感じ取るのです。

そして膝を曲げる時に、膝がつま先より前に出ないようにするのもポイント。

 

正しい姿勢で行わないと、腰や脚に負荷がかかり過ぎてギックリ腰や故障の原因になりやすい。

マッソーを信仰する身としては、筋肉との対話が出来なくなるような事態にならないよう予防するのも大切だ。

 

「496……497……498……499……500!!」

 

よし、今日のノルマである500×10セットのスクワット完了。

ちょっと物足りないが、今日はハロウィンとあって急いで準備しないといけない物がある。

これを用意しておかないと少々………いや、この母港が地獄より生温い戦場と化してしまうのだ。

 

それはお菓子だ。

 

たかがお菓子と侮るなかれ。

母港着任した年に行われたハロウィンで俺は地獄を見た。

前線に出ずっぱりな俺はすっかりハロウィンの事なんて頭から抜けており………トリック・アンド・トリートではなく、トリック・アンド・トリックを仕掛けられそうになり、母港で一晩中鬼ごっこする羽目になったのだから………

 

「嫌な………事件だった………」

 

思い出すのも辛いわ。

あの時失くした俺のワイシャツ…………まだ見つかってないんだ………

目を輝かせながらハンティングに勤しむヤベンジャーズ+その他に、撒き餌として脱ぎ捨てたあのシャツの事を俺は忘れない。

あのシャツの尊い犠牲によって稼いだ時間で俺は逃げのびれたのだから………

背後から聞こえる怒号に、砲撃音と急降下爆撃機のダイブする風切り音は今でも思い出すのも本当に辛い。

ハロウィンの終わった朝の母港が、まるで大規模な敵襲を受けて被害を被ったかのような光景に見えた時は思わず目から雫が溢れたものだ。

 

本当によく生きていたな俺。

 

そしてあの日以降、同じ過ちを繰り返さぬようにこの日だけはお菓子を事前に準備するようにしたのだ。

故にたかがお菓子だからといって侮る事をやめた。

ガチで母港が終わったら人類滅亡までのカウントダウンが始まってしまうのだから………

 

「何故お祭り事で人類の未来を左右することになるのか……いや、これ以上はやめよう」

 

哲学的な何かを悟りそうになりながら俺は頭を振る。

予防線さえ貼っておけば防げるのだから、俺も祭りを楽しむべきだ。

母港の皆が楽しむお祭りなのだから、母港の最高責任者の俺がムスッとしてても皆楽しめないしな。

やはり出来る上司は率先して楽しまなきゃね。

 

「とりあえずダイヤ20000分のお菓子は確保した。これでも足りるか少々不安が残るが………まぁその時はベルファストかダンケルクに頼んで作ってもらうか」

 

去年はこれで少し余りが出るくらいだったが、今年はまたKAN‐SENが増えたので分からない。

だが一番先にヤベンジャーズに配る予定なので酷い事にはならない筈だ。

 

「あいつ等本当に容赦ないからなぁ………っと誰だ?」

 

ヤベンジャーズの面々を思い浮かべて背筋を寒くしていると、私室の扉をノックする音が聞こえる。

ハロウィンはまだ始まっていないので、トリック・オア・トリートはまだされない筈だが?

はて、一体誰だろうか?

 

「入れ」

 

「失礼するわ指揮官」

 

「……失礼します」

 

入って来たのはロイヤル所属のモニター艦 エレバスとテラーだ。

二人は姉妹艦であり、同じ白髪に深紅の瞳をしたまるで西洋人形のような美貌を持つKAN‐SENだ。

違いとして姉のエレバスは髪を腰まで長く伸ばしており、スラリとした美脚の持ち主である。

少々厨ニっぽい話し方をするのだが、それもまた個性と言えるだろう。

そして普段は魔女っ娘のようなゴスロリ調の服を着ており、白いワイシャツに黒のミニスカート、そして耳付きの黒い魔女帽子と裏地が赤色のマントを羽織っている。

 

一方の妹のテラーは髪が短く髪留めなのかよく分からない大きなボルトが頭を貫通したように留めてあり、フランケンシュタインのような縫い跡が全身の至る所にある。

彼女も姉と同じくゴスロリ調の服を普段は着ているのだが、姉と違い白い袖無しのフリル付きシャツに同じく白色の萌え袖アームガードとスカートと至ってシンプルな装いだ。

テラーは感情の起伏がかなり薄く、幼い子達に容姿も相まって少し怖がられる事があるが、聞き分けも良くとてもたまに見れる笑顔がとても可愛らしい女の子である。

そしてテラーはエレバスには無い立派なお胸様が存在しているのも違いの一つだろう。

 

「指揮官?なんだか邪悪な思念が過ぎったようだけど?」

 

「そうなの?」

 

「………いや、何でもない筈だぞ?」

 

危ねぇ………エレバスはめちゃくちゃ感が良いから俺の不埒な考えが読まれる所だった。

カンレキに刻まれた記録とも呼べるモノが彼女達を象っているのだ、そのイメージ通りの力を持っていてもおかしくはない。

特にエレバスは歴代のエレバスの名を持つ艦の記録も保持している傾向にあり、そこからの力が働いている節すらある。

まぁ、彼女達がその力でどうこうする訳ではないし、逆に俺達を助けてくれる心強い仲間である事には変わりないんだがな。

 

「ふぅん、まぁいいわ。指揮官なら別に、ね」

 

「……姉さんに指揮官どうしたの?」

 

「…………」

 

本当に気を付けよう。

さて気を取り直して、二人は何故俺の私室に来たのだろうか?

いや………たぶんアレか?

 

「そうよ指揮官、コレよ」

 

「?」

 

何か悩ましげに目を閉じるエレバスと、対象的に不思議そうに可愛らしく小首を傾げるテラー。

テラーはとても可愛らしい仕草だが、その格好に問題があるように思える。

何度も言うようだが、今日はハロウィン。

エレバスもテラーもハロウィンの仮装をしているのだが………エレバスはいい。

彼女は普段の格好に唾に蝋燭を立てた耳無しの魔女帽子と裏地が黄色になったマント、そしてガータベルト付きの黄色と白のストライプが入ったニーソックス。

なんともハロウィンらしい装いだ。

 

問題はテラーの方である。

 

いつものボルトを頭に付けて、全身が疎らどころか殆ど見えてしまっている包帯を緩く巻いただけの姿に、いつもの萌え袖アームガードだ。

さすがに豊満なお胸様や下の局部には包帯を多めに巻いているのだが………その格好はどうなんだ?

 

「どうかしましたか?」

 

「いや、その、だな……」

 

「分かるわ指揮官」

 

本当に不思議そうにするテラーに、なんと言っていいのか分からない俺と理解を示すエレバス。

というか俺にこれを注意しろと?

いやエレバス、俺が言ったらセクハラにならないか?

 

「だからあなたしか居ないここに来たのよ」

 

「………そうか」

 

「?」

 

もう思考を読まれているのはこの際置いておく。

姉として妹のなんとも言い難い扇情的な格好について俺から注意して欲しいんだな?

 

「それで合っているわ」

 

「はぁ………」

 

「指揮官も姉さんもどうしたのですか?」

 

「「はぁ………」」

 

なんという難題だろうか?

俺と同時にため息を吐いた所を見るに、恐らくエレバスも一度注意したのだろう。

しかし、それでもテラーを止めることは出来なかったと。

本人が問題無いと考えているから余計に止められないといったところか?

………一応聞いてみるか。

 

「あー、テラー?ハロウィンはその格好で参加するのか?」

 

「そうですよ?包帯を巻くの私、指の感覚が鈍いから苦労しました」

 

「そっかー」

 

エレバスにジト目で見られるが、なんかもう言いにくい。

テラーは本当に感覚が鈍く、様々な場面で苦労する事が多い。

そんなテラーがハロウィンの仮装を頑張ったのが、その無表情ながらも頑張りましたオーラを通してヒシヒシと伝わってきたのだ。

本当に何も言えねぇ………

 

「ねえテラー?やっぱり寒くないかしら?包帯だけでは風邪を引いてしまうわ」

 

「姉さん、大丈夫です。生まれてからずっと風邪なんか引いたことありませんから。それに今回は姉さんもハロウィンの装いをしているんですもの、私も一緒にハロウィンを楽しみたいです」

 

「そうだったわね………」

 

やべぇ、俺もエレバスも頑張ったオーラたっぷりのテラーに何も言えなさ過ぎる。

だって一生懸命な雰囲気が溢れんばかりに伝わってくるんだもんよ………

どうしたものか………

二人でどうしたものかと頭を悩ませていると

 

 

 

「姉さんも今日のハロウィンを楽しみにしてましたよね?だって今日の下着は、指揮官に見られても良いように透かしの入った白いレースの可愛い刺繍が入ったのを着てましたから」

 

 

 

テラーによる爆弾発言がいきなり炸裂した。

思わずエレバスの方を見ると、彼女は耳まで真っ赤になった顔を両手で覆い隠す。

 

「エレバス………」

 

「聞かないで……少しだけ羽目を外し過ぎただけなの………お願い、聞かなかった事にして………」

 

「姉さんどうしたのですか?指揮官に見せる為にここに来たんじゃないんですか?最近買ったばかりでお気に入りの勝負下着だって言ってましたのに……」

 

「うぅぅぅぅぅ…………」

 

「もう止めるんだテラー!!エレバスのライフは0だ!!」

 

テラーの無自覚な口撃にエレバスが顔を隠したまま、とうとうその場にしゃがみ込んでしまった。

その勝負下着は気になるが、それよりエレバスの心がヤバい!!

プルプルと震えながら動かなくなったぞ!!

 

「あれ?ここに来たのは、私の仮装と姉さんの勝負下着を指揮官に見せる為じゃなかったのですか?私、指揮官にいっぱい見てもらう為に包帯をいくつか巻き直して来たのですよ?」

 

「その格好が増やしたの結果なのか!?」

 

「そうですよ?」

 

「………頭痛くなってきた」

 

「………………」

 

巻いている量を増やす前はどれだけ紙装甲だったのか……

驚愕する俺を見ながらやはり不思議そうに首を傾げるテラー。

そしてエレバスは何も言わずにただ震えるのみ。

このカオス極まりない空間をどうすればいいのだろうか?

聞けば聞くほど自分の常識を崩されていく感覚に陥ってしまうのだが?

 

「………もうお嫁にいけないわ」

 

「しっかりしろエレバス!」

 

見たことのない涙目のエレバスにドキッとしてしまうが、今はエレバスのメンタルケアを行うべきだ。

ここで味方を減らしてしまっては元も子もない。

とりあえずしゃがみ込んだままのエレバスの前に屈んで話そうとした瞬間………

 

 

 

「指揮官、責任を取ってちょうだい」

 

 

 

涙目で真っ赤に顔を染めたままではあるものの、目が座ったエレバスが片手で俺の服を掴みながら自身の服を脱ぎだした?!

 

「おまっ?!ちょっと待て!!マジで待て!!ホントに待て!!」

 

「ダメよ指揮官、ここまで私の闇を知ったのなら……貴方という光とここで一つになるべきだわ。もう失うモノなど無いのよ?ならば後は全てを得るだけのこと」

 

「何言ってるのか分からんぞ!いや、本当に脱ぐの止めろ!!自分が何をしてるのか分かってるのか!?」

 

「大丈夫よ指揮官、私の大切なモノを貴方にあげるから貴方も私に光を注ぎ込めばいいのよ!!」

 

「それ比喩表現出来てないからな!!」

 

もはやグダグダである。

なんかエレバスの目がグルグルしてて恐らく正気ではない。

羞恥心の限界値を越えて暴走し、勢いだけでなんか口走ってしまっているんだ。

なんとか落ち着けないと………あ、これがテラーの言っていたエレバスの勝負下着か。

俺が慌てている間に下着以外の全てを脱ぎ去ったエレバスの勝負下着が見える。

本当にテラーが言っていたように白い地肌が見える程のスケスケで白のレースと刺繍が入った可愛い下着。

しかもブラとショーツともに同じ感じなので、上の方はピンク色のポッチが透けて見えてますよ!!

 

「さぁ指揮官、男を見せなさい!!」

 

「ゔぇ!?ヤバい、これ逃げられんヤツ……」

 

シャツを握られたままそう言われてしまうと………逃げ場が無い。

この場を収めたいのだが、展開が早すぎて止められそうにない。

 

そ、そうだ、テラーは………テラーはどこに………

 

一縷の望みを託してテラーに助けを求めようとした。

そして視線を上げると………

 

 

 

「………という訳で、ほら、姉さんが指揮官に勝負下着を見せているんですの」

 

「「「「「ヘェ~」」」」」

 

 

 

いつの間にか入室していたヤベンジャーズに俺とエレバスの痴態を説明しているテラーの姿があった。

というかヤベンジャーズの面々の目が怖い。

ギラギラっていうか………それ以上の擬音で表現出来ない熱が……灼熱が籠もっていた。

 

 

 

「きゃぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

我に返ったエレバスの悲鳴と共に俺は私室の窓に向かって走り出す。

そして全く使っていなかった護身用の拳銃を抜いて4発発砲し………そのままガラスをブチ破って脱出した。

 

 

 

ガラスで数ヶ所切ったと思われる痛みがあるが、そんなの無視だ!!

 

 

 

今の痛みよりも逃れなければならない未来があるんだ!!

 

 

 

そしてその日俺は………一日中母港を走り、隠れ、そして全ての思いの丈を込めて叫ぶ。

 

 

 

もう二度とハロウィンはゴメンだと………

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「………………」

 

「姉さん、どうしたの?」

 

寮の部屋に戻って来た妹のテラーが私に心配そうにそう聞いてくるが、今日の私は何も話したくはない。

指揮官が母港を巻き込んだ鬼ごっこへと強制参加させられてたハロウィンは終わり、綺麗な月がまた水平線へと沈もうとしていた。

テラーがとても純粋な良い子であるのは知っているのだけれども………アレは本当に最悪の出来事だった。

一方的に恥をかいて暴走した挙げ句に下着を見られる羽目に………

 

「?姉さんは指揮官に下着を見せれたから良かったんですよね?」

 

「………そんな訳ないでしょ」

 

「?」

 

いまだに勘違いしているテラーにツッコミを入れてみるが、全く気がついた様子はない。

それもまた妹らしい所ではあるのだけれど、今日は、今日だけはそれをして欲しくなかった。

 

「いいテラー?淑女は殿方に下着を見せたりしないのよ?」

 

「そうなの姉さん?でもウォースパイト様はスカートを履いていないけど………」

 

「それは………例外よ」

 

「?……よく分からないよ?」

 

「はぁ………」

 

どう説明した方が良いのだろうか?

本当に私の妹は純心過ぎて突拍子もない事をしてしまうのだから気を付ければいけない。

 

………でも、いつまでも進展の無かった私と指揮官の間に少し進展があったのかもしれない。

 

指揮官の事が気になっているのに、いつも遠巻きに見ているだけであまり話すことも無い。

そんな毎日を歯痒く思っていたのだけれど、テラーの仮装をキッカケに話す事ができた。

 

話すのが凄く恥ずかしくてあまりいっぱい話す事は出来なかったけど、久し振りに見たあの人はやっぱり本当の光のように暖かな人だった。

その後のハプニングは闇の底に沈めてしまいたいのだけれども………

 

「姉さん」

 

「何かしら?」

 

テラーが私の前にやって来て、普段は見せない笑顔を浮かべる。

いったいどうしたのか疑問に思っていると

 

「テラー、姉さんと一緒にハロウィンを過ごせて嬉しい。今度は姉さんと指揮官も一緒にハロウィンを楽しみたい」

 

「そう……そうね。指揮官と一緒なら楽しくなるわね」

 

テラーの言葉に私もつい笑みが溢れてしまう。

この子と一緒に指揮官も入れて今度はハロウィンの母港を巡るのも悪くないだろう。

そんな妹の願いを聞きながらまた明日への力を蓄えるべく、就寝の準備を始める。

 

 

 

光の側に必ず闇は訪れる。

 

 

 

でもその光は優しく暖かく闇(私)を迎え入れてくれた。

 

 

 

ならば私(闇)も光を優しく、慈しむように包み込んでみせる。

 

 

 

それに私は一人じゃない。

 

 

 

可愛い妹(テラー)と一緒ならばどこまでも光を守り、そして更に強く輝かせてみせよう。

 

 

 




 
という事で聞いてみる事だったね!!

ちゃんと話を聞かないと、結構重要な事を聞き逃したりするだよ!!

作者は学生時代に台風で学校が休みだという事を聞いていなくて、冠水した道路を自転車を押しながら通学して怒られた事があったよ!!

本当に大事だね!!

皆も気を付けよう!!

それじゃあ今回はここまで!!

それじゃ皆もマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

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