指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

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年末が忙し過ぎるマッソー!!

医療従事者な作者は年末というか今回のコ○ナワクチンや冬のインフルワクチンなんかでてんてこ舞い!!

少し休みが欲しくなるね!!

今回はそんな求める事のお話だよ!!

それではレッツマッソー!!



第49話 幸運と雪風

 

指揮官です。

 

今日はいつものルーチンである筋肉との対話を終えて、執務をしていたのですが………それどころではなくなりました。

いつもならベルファスト達、ロイヤルメイド隊にお世話されながら執務をするのですが、今日はロイヤルの本島での式典があるとのことで出払っております。

即ち仕事が終われば筋肉との対話し放題と思っていたのですが………

 

「…………あー、そろそろ離れないか?」

 

「やだ」

 

「そうか…………」

 

執務用の椅子ではなく、ソファーに座る俺の膝の上に対面で座る一人の少女。

顔をグリグリと俺の鳩尾辺りに擦り付けてイヤイヤする彼女にホトホト困り果ててしまった。

さて、どうしたもんかな………

 

「なあ雪風、今日はいったいどうしたんだ?」

 

「…………今日はずっと一緒なのだ」

 

「それは構わんのだが………お茶とかいらないか?」

 

「いらない。ここに居るのだ」

 

「そうか………」

 

ずっとこの調子で俺の上から離れようとしない。

本当にどうしたんだ?

重桜の駆逐艦 雪風。

白雪のように白く柔らかなフワフワの長髪に、頭頂部に結ばれた黒いリボンがよく似合う普段はちょっとワガママな明るいケモ耳尻尾な少女。

 

小さい身長にしては育っているお胸様をお持ちでヘソ出し改造セーラー服をいつもは着ているのだが、今日に限ってフリルたっぷりの白い甘ロリワンピース、前世のアプリで見たブランコ様衣装を着ていた。

というか最近俺の膝の上に跨がるようにして座る娘が多くないか?

もしかして流行ってる?

 

「いったいどうしたんだ雪風?今日は随分と甘えん坊だな?」

 

「んぅ…………」

 

仕方なく頭を撫でると、俺の服を握る手の力を更に込めながら目を細めてもっと撫でろと言わんばかりに俺の手に頭を擦りつけてくる。

その仕草はまさに甘えてくる仔猫のようで、可愛らしくもあるのだが………それが目の覚めるような美少女なのだからたまったものじゃない。

 

自他共認める可愛いを体現するような美少女である雪風が、普段は見せないような弱さと甘える仕草を見せるなんて俺の庇護欲を滅茶苦茶刺激する。

気が付けば俺は雪風の背中に手を回して抱っこしながら頭を撫でていた。

………いや、マジで無自覚でしていたんだが?

 

「指揮官………」

 

「どうした雪風?」

 

潤んだ眼で俺を見上げる雪風が頬を赤く染めながら俺を呼ぶ。

そんな雪風に返事を返したのだが、自分でもビックリするくらい優しい声が出ていた。

というかこんな声が俺から出たのか少し混乱するくらい穏やかな声だったんだが………

 

「えへへ……呼んだだけなのだ」

 

「そうか」

 

そう言う雪風はとても嬉しそうで笑顔のまま、また俺の鳩尾辺りに頬を擦り付ける。

まるでそこがお気に入りの場所で、自分の場所であるとマーキングするかの様に。

 

なんだろうかこの可愛い生き物は?

 

ちょっと本気でビックリしてるんだが?

こんなに甘えてくる雪風なんて本当に稀にしか見れないんだけど………

そこまで考えて気が付いた。

背中に回している手に伝わる僅かな震えを。

 

「………雪風」

 

「?」

 

俺の声に反応して顔を上げる彼女。

その緋色の瞳には僅かだが、怯えが入り混じっている。

何が彼女を怯えさせた?

ムードメーカーであり、同じ重桜の時雨や夕立に綾波といつも笑顔で元気な彼女に一体何があったというのだろうか?

昨日はいつもの仲良しメンバーでクジ付きのきな粉棒を食べてとても楽しそうだったのに……

こうなっている要因が分からない。

とりあえず当てずっぽうで聞いてみるか。

 

「………怖い夢でも見たか?」

 

「っ!?」

 

ビクリと身体を大きく震わせる雪風、初手でヒットした。

分かり易すぎる反応。

これで理由は分かった。

だがこれをただ悪夢を見ただなんて考えで片付けてはいけない。

彼女達KAN‐SENは自身の元となった史実側の記憶、カンレキを保持している。

非業の最期を迎えた娘達だっているのだ。

それが夢となって出てきてもおかしくはない。

 

「そうか、怖かったんだな」

 

「うぅぅ………」

 

雪風のしゃくり上げる声が聞こえてきた。

それに合わせて先程よりも労るように優しく頭を撫でる。

いつもはピンッと立っているケモ耳も倒れて元気が無い。

それ程の質の悪い悪夢だったのだろう。

雪風がここまで落ち込む悪夢とは、いったいどんなモノだったのだろうか?

まずはそこを聞き出さなければ話は始まらない。

古傷を抉るようでちょっと可哀想だが、彼女達KAN‐SENを指揮する上でのメンタルケアも指揮官の仕事でもあるのだからやるしかないな。

 

「………どんな夢だった?俺に教えてくれないか?他人に話せば怖くなくなるかもしれないぞ?」

 

「ぅ………ぁ………」

 

「ゆっくりでいい。落ち着いて俺に話してくれ」

 

ポロポロと涙を溢しながら俺を見上げる雪風だったが、言葉にしようとして声にならないらしい。

必死に伝えようとしているのが分かる。

だから俺はその頭を優しく撫で続けて雪風の言葉を待つ。

こういう時は急かさず、話しやすい雰囲気に持ち込んでいく事が大事だ。

しばらくそうして待っていると、動揺が収まったのか雪風がゆっくりと話し始めた。

 

「………指揮官」

 

「なんだ?」

 

「夢……夢を見たのだ」

 

「ああ、怖い夢だったんだな?」

 

「……うん」

 

また思い出したのか、雪風の眼に涙がじんわりと溢れていくのが見える。

これは相当ショックな悪夢だったようだ。

しかも根が深そうなタイプと見た。

俺のシャツを掴む手に力が籠もって震えていくのが分かる。

 

そんな雪風を優しく抱きしめて頭を撫でていた手を背中に回して、一定のリズムを刻むようにポンポンと優しく叩く。

子供扱いしているようにも見えるが、駆逐艦のように幼い容姿の子達にはこれで案外落ち着く事が多いのだ。

 

「………夢の中で雪風の身体が船体しか無くて、他の重桜の皆も船体だったのだ」

 

「……なるほど、それで?」

 

やはりカンレキからの記憶、カンレキは彼女達KAN‐SENに様々な影響を与えるが……今回はあまり良くない影響を与えたようだな。

 

「皆と一緒に海を走って……戦って………でも雪風だけは傷付かなくて………皆は沈んでいくのに………」

 

「…………」

 

「気が付いたらわたしは………一人で…………誰も居なくてっ……ぅ……ぅぅ………」

 

収まった筈の涙がまた流れる。

それを俺は何も言わずに抱きしめる力を少し強め、雪風の頭に手を当てて思い切り泣かせた。

あぁ、これはツライ。

雪風は史実において豪運艦とまで呼ばれた船だ。

 

どんな戦場でも無傷で帰って来た、砲弾の方が避けて当たらず、雷撃や爆撃は不発や命中しないなんて事が当たり前のようなとんでもない幸運を持つ奇跡の船。

だがそんな幸運が仇となって、自分の姉妹艦や仲間の最期を看取るのが常となる立ち位置となってしまった不幸な船でもあるのだ。

 

「ぅぁ……ぁぁ………みん……な、居なくて……雪風だけ……雪風だけしか……居なくて……」

 

「ああ……」

 

縋り付く雪風の頭をくしゃりと撫でながら相槌を打つ。

史実の雪風も感情を表す事ができていたら、こんな心境だったのだろうか?

見送り続けるだけの助けられない無力感。

それは前線という地獄に居た俺にも共感できる。

銃傷や爆発の衝撃で内臓破裂が起きた場合、即死出来れば苦しまなくて済む。

だが稀に即死せず、そして意識を保ってしまったが為に自分がゆっくりと死に向かっていく瞬間を知ってしまう者達も居た。

 

口々に助けを乞う言葉や肉親や親しかった者達への言葉を口にしながら、徐々に消えていく灯火。

そしてそれを見つめる事しか出来ない歯痒さ。

生き残った………いや、生き残ってしまった俺や仲間達はそれをずっと見続けてきたから、その苦しさや悔しさを知っているのだ。

見送るというものは………残されるという事は、ツライ。

 

「だから…何も考えたくなくて……思い出したくなくて………外に出たら何か変わるかと思って……お気に入りの服を着てお散歩してたのだ………でもやっぱり無理で……」

 

「それでここに来たんだな?」

 

「………うん」

 

「そうか」

 

優しく、労るように彼女の頭を撫でる。

冷え切った心に俺の手の平から、俺の持つ熱をゆっくりと染み込ませて暖めるように。

ただ話を聞いて寄り添うだけ。

それだけでも何故か人は安らげる事がある。

互いの体温を感じるだけで何故かホッとしてしまうのは、いまだに不思議に思う事があるが………今はそれで良い。

求めているモノがそこに有れば良いのだから。

 

「指揮官……温かいのだ」

 

「もっと抱きついててもいいぞ?」

 

「………いいの?」

 

「もちろんだ」

 

「えへへ~♪」

 

蕩けるような笑顔で更に抱きつく雪風。

どうやらこれ以上、言葉は要らないな。

ただそこに居る。

それだけで得られる心地良さこそ冷え切ってしまった心に一番必要なモノなのだからな。

 

 

 

ゆったりとした時間が流れていく。

 

 

 

全てを忘れる事は出来ない。

 

 

 

でもそれをどう受け止められるのか、そしてそこに支えてくれる人が居てくれるか。

 

 

 

その求めたモノが有れば、人は、感情は、乗り越えようとしてくれるのだから。

 

 

 

ちなみにこの後二人ともそのまま昼寝をしてしまい、雪風の事が心配になって見に来た綾波達に見つかって、ちょっとした騒動になったのは別のお話。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「えへへ~♪」

 

緩む頬を抑えられない。

お風呂もご飯も終わって寮の自室に戻ってからというもの、緩み続ける頬を抑えることができないのだ。

というよりあれからずっと緩みっぱなしだ。

 

「やっぱり指揮官は優しいのだ♪」

 

布団に寝そべり行儀悪く足をパタパタさせながら思い出す。

パジャマに着替え終わって後は眠るだけなのだけど、昼間の事を思い出して少し目が冴えてしまった。

でもそれも心地良い。

胸がポカポカして暖かく、そして何度思い出しても嬉しくて嬉しくて身震いしてしまうのだから。

 

「もっと………もっと指揮官に甘えたいのだ」

 

あの甘美な感覚をもっと求めてしまう自分が止められない。

どこまでも甘く暖かな感覚をずっとずっとず〜っと感じていたい。

そんな欲求に身を焦がしている今が本当に楽しく感じてしまう。

もっと熱く、もっと深く、もっと鮮烈に。

あの感覚をそんな風に味わえれば………一体どうなるのだろうか?

 

「はっ…はっ…はっ…はぁぁぁ………どうしよう、ドキドキが止まらないよぉ………」

 

想像するだけで呼吸は浅くなり、鼓動は強く早くなる。

身体は熱くなり、期待に焦がれて身震いも大きくなってしまう。

なんだか考えるだけでおヘソの下が疼いて寂しくなってきた。

こうなる原因はもう分かっているのだけど………

 

 

 

「ジャベリンとニーミが持ってた本に書いてあった通りなのだ。わたし………指揮官の子供が欲しくなってるのだ」

 

 

 

ジャベリンとニーミが持っていた男女が絡み合う肌色の多い写真が載った本に書いてあった通り、自分は指揮官の子供が欲しくて“ココ”が疼いてしまっているのだろう。

全部本に説明されていた通りで、最近覚えた自分の慰め方を実践する時に、指揮官に激しく求められている妄想をするだけで激しく燃え上がる。

いや、燃え上がるだけでなく、満足感や充実感がとんでもなく高いのだ。

 

「指揮官のを………“ココ”に………」

 

思わず生唾を飲み込む。

想像するだけでもうたまらない。

お風呂に入った後だというのに、指をその先端に触れさせたくて内腿を擦り合わせてしまう。

自分が慰めるだけでも凄いのに、指揮官がしてくれたらどれだけ凄いのだろうか?

指揮官に甘えながら蕩けるような快樂を甘受し、そんな毎日を続けて子を授かる。

それはこの身体、女性として産まれた自分の存在意義なのではないだろうか?

 

「もし、もし子供が出来たら………指揮官も喜んでくれるかな?」

 

その日を想像し、笑顔で喜ぶ愛しい人の顔を思い浮かべるだけで………キュンっと甘い疼きが下腹部から全身に広がっていく。

今日指揮官に甘えるキッカケになったあの悪夢は本当に怖かった。

でもそれを吹き飛ばす程、指揮官に甘えられて自分の使命を思い出す事ができた。

 

「指揮官が一番なのだ♪えへへへ~♪大好き~♪」

 

思い出すだけでも笑顔が溢れる。

疼いて疼いて寂しくなるけど、それは指揮官が大好きで大好きで結ばれたいと思っているから。

見たくもなかったあんな悪夢なんかに負けない強い想いがこの雪風様を奮い立たせる。

 

「でもぉ……さ、最初はき、キスから始めたいなぁ………」

 

想像したら恥ずかしくて声が小さくなったけど、愛を確かめるなら、求めるのならば………唇にキスしたいし、されたい。

両手で頬を触って顔が熱くなり、自分でも真っ赤になってしまっているのが分かる。

でもこれだけは、愛し合う関係になれたら必ずキスは欲しい!!

言葉だけじゃなくて、行動で示して………そして………

 

「ーーーーーっ!!??!!?」

 

またその先を考えてしまった。

今度はさっきの疼きよりも更に強かった。

もう………我慢出来そうにない。

 

 

 

「わたし、頑張るのだ………指揮官………わたしにぃ………わたしの“ココ”に……く、ください

 

 

 

妄想の中でも恥ずかしさが勝って小声になってしまったけど、それでも想像の指揮官は笑顔で満たしてくれる。

 

 

 

優しく、的確に雪風の弱点を一つ一つ丁寧に突いてきながら。

 

 

 

自分の意志とは関係なく漏れる声が恥ずかしい。

 

 

 

でも指揮官なら、指揮官ならこんなエッチなわたしも受け入れてくれる筈。

 

 

 

“大好き”その言葉を何度も伝える。

 

 

 

いつか本当にそう言えるよう願って。

 

 

 




 
という訳で今回は求める事だったね!!

そして今年もやって来るベリークルシミマス!!

作者は仕事だよ!!

というよりベリークルシミマスから年明けの5日まで缶詰が待っているよ!!

何も苦しまなくて済むね!!

皆はしっかりとイベントを楽しむんだよ!!

今回はここまで!!

それじゃあ皆もマッソーマッソー!!


友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

  • いる
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  • マッソー
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