指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~ 作:サモアの女神はサンディエゴ
バレンタインデーだマッソー!!
日付が変わる瞬間に一緒に筋トレする友人から見事に割れたシックスパックの写メ送られて、「バレンタインの板チョコだぞ!!嬉しいだろう!!」と送られたので次に会う日に腹パンしようと決めたよ!!
全然嬉しくないよ!!
贅沢だけど、女性から手作りチョコとか貰いたいよね!!
そんな宛は無いんだけどさ!!
今回はそんな手作りなお話だよ!!
それじゃあレッツマッソー!!
追記
感想欄で書いて欲しいKAN‐SENのリクエストされた方が居たようですが、今回のお話は前々から書いていたものなのでマッソー………
作者は一応全部の感想を見ているのですが、衝動的に書きたいと思ったKAN‐SENとの話の構想を考えてからKAN‐SENがどう動くのかを想像していくので、なかなかリクエストには答えられない事が多いマッソー。
そこはご了承してくださいマッソー。
指揮官です。
今年もやって来ましたバレンタインデー。
なんというか………やっぱり量が………量が多いです。
前世とか母親からしか貰えなかったのに、凄い嬉しいよね。
量が多いというのは贅沢な悩みなんだろうなぁ………
「まぁ二口位で食える量なのはありがたい」
私室で椅子に座ってテーブルに載せられたチョコを掴み取り、そう言いながら口に運ぶ。
む、これはリアンダーのか?
ハート型の小さなチョコレートだが、そこにホワイトチョコで縁取りなんかをしていてなかなかお洒落だ。
手作りチョコってだけで、本当に嬉しくなる。
こういった少し凝ったやり方も、KAN‐SEN達それぞれ違うので見てるだけでも面白い。
「さっき食べたラングレーの文字入りのチョコといい、本当に俺が食べて良いのか悩む位の工夫がしてあるなぁ……」
まぁ義理チョコなんだろうけど………
だいたい母港に俺しか男が居ない時点で送る相手が限られているのも問題だろう。
たった一人しか居ない男の上司に送る義理チョコ………
なんか涙出そう。
「………いや、皆の優しさにこの涙は出ているんだ」
若干の虚しさを感じつつ、次のチョコを手に取ろうとした所で………私室の扉をノックする音が聞こえた。
チョコを渡しに来た誰かだろうか?
渡しに来てくれるのは素直に嬉しいし、待たせるのも悪い。
早速入ってもらおうか。
「入れ」
「失礼するぞ指揮官」
入って来たのはユニオン最強とまで称される空母 エンタープライズ。
姉のヨークタウンに似てモデルのような均整の取れたスタイルを誇り、灰色に近い長い銀髪に青紫色の瞳を持ち、金色の縁取りがされた白いシャツと黒いミニスカートを着て、裏地が赤色の黒いロングコートを身に着けている。
黒いニーソとロングブーツを履き、頭には海軍将校の被るような帽子を乗せ、いつも自信に満ちた表情を浮べて戦場をたった一人で支配するほどの強さを誇る彼女に、俺は何度助けられた事だろうか。
そんな戦場では無双を誇る彼女は何処か落ち着きが無い様子で入室してきた。
まぁ上司にチョコ渡しに来るとかちょっと位緊張するか。
でも手渡ししに来てくれたのは素直に嬉しいかな。
「その……だな。指揮官、貴方に渡したい物があるんだ」
「そうか。エンタープライズが直接くれるんだ、ありがたく頂くとしよう」
「ああ、そうしてくれると嬉しい。今回は………手作りチョコレートに挑戦してみたんだ………少し不格好でも笑わないでくれ」
「そうなのか?それは嬉しいな。是非、受け取らせてもらおう」
手作りチョコか。
あの効率ばかり求めて食事もエナジーバーやレーションで済ませるエンタープライズが、手作りしてくれるなんて………正直嬉しいな。
前もその前も既製品のチョコをラッピングしただけのチョコだったし、エンタープライズが手作りするなんて本当に気合が入ってるぞこれ。
嬉しくなった俺は、早速エンタープライズから受け取ったチョコの包装紙を外してチョコの入っている箱を開けた。
すると中から出てきたのは手の平よりも少し小さいハート型のチョコレート。
そしてその中央にはホワイトチョコでLOVEの文字が
描かれていた。
ヤバい、めっちゃ嬉しい。
このLOVEの文字もよく見たら少し歪んでいる。
頑張ってゆっくり丁寧にエンタープライズ自ら書いたものだろう。
普段は本当に料理をしない彼女が頑張ったんだ、しかも俺の為にだぞ?
嬉しくない訳ないだろうが。
「いい出来だ。早速頂くよ」
「お、お世辞でも嬉しいな、ありがとう。ベルファストに習いながら作ったんだ。味も保証する」
照れくさそうに帽子を目深に被るエンタープライズ。
そんな彼女に微笑ましさを感じながら俺はチョコを手に取った。
「そうか、頑張ったな。では………」
「…………」
エンタープライズの唾を飲み込むゴクリという音を聞きながら、カリッと小気味の良い音を立ててチョコを齧る。
よく噛んで味わうと、舌に仄かな甘みと苦味を感じた。
これはビターチョコか?
確かに甘い物が多かったが、ここでビターチョコというのは少し斬新だな。
でも甘い物ばかりで変化が欲しかったのは事実だ。
たぶん、これはベルファストの入れ知恵かな?
そんな事を考えて味わっていたら、エンタープライズが胸元で手を組んでこちらを見ている。
んん?なんでだ?
なんでそんな表情でこっちを見てるんだ?
そこまで考えてもう一口チョコを口に入れて完食する。
一方エンタープライズは段々と不安そうな表情を浮かべるようになってきた。
圧倒的不利な戦場でも見たことない表情なんだが………
まぁでも本当に美味しかったなぁ………ん?
ああ、そうか。
俺は味の感想を彼女に言っていなかった。
それが原因か。
そこまで考えて苦笑し、しっかりとエンタープライズの目を見て
「ありがとうエンタープライズ、とても美味しかったよ」
自分にできる最高の笑顔でそう伝える。
感想を聞いた瞬間の彼女の表情は、まるで無垢な幼子が喜んだかのような明るい笑顔だった。
この後、余韻に浸っていたエンタープライズとチョコを渡す為にやって来た重桜の赤城が鉢合わせてちょっとした修羅場となったのはご愛嬌。
でもこんなに気持ちの籠もった物を貰えるってのは良いことだよな。
俺はここに来れて………本当に幸せだよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まったく、赤城の奴め。あんなに怒らなくたっていいじゃないか」
せっかく指揮官に手作りのチョコレートを食べてもらい、美味しいと言ってもらえた嬉しさが台無しだ。
なんでも私より先に渡そうとしていたらしく、チョコレートも私と同じビターチョコだったらしい。
………ベルファストに言われて早めに持っていったのは正解だったな。
「それにしても………ふふふ♪指揮官に喜んで貰えるなんて本当に嬉しいな。………やっぱり、愛して……いるからかな?」
その言葉だけで胸が締め付けられる。
この想いを自覚したのはかなり前、それこそ指揮官が指揮官として私を隷下に置いた頃の話だ。
実際にセイレーンに通常戦力で挑み、勝ち、そして背中で語って皆を率いる姿に私は惚れ込んだと言ってもいい。
諦めず、挫けず、自由を手にする為に抗うまさにユニオンの夢見るスーパーヒーローのような姿勢は私の心を掴んで離さなかった。
「でもそれだけじゃなかった。あの人の本当の素顔は………とても傷つきやすくて、だけど皆を心配させないように隠し、どれだけ傷付いても優しくいられるような少し不器用な人」
そんな素顔を知ってからは、本当に大変だった。
いつも思っていた。
どんな戦場でも凛々しく指揮する貴方を抱きしめたいと。
皆に変わらぬ笑顔で接するあの人にもう良いんだと伝えてあげたいと。
リノがヒーローを支える存在になりたいといつも言っているように、私も彼を支えたい。
でも私は彼に、ヒーローとしての役割を押し付けたくはない。
だって………彼は人なのだから。
そう、漫画や映画のスーパーヒーローのような存在でありながらも、生身の感情を持つ一人の人間。
それが彼だ。
だからこそ護りたい。
彼の全てを。
力強く、雄大で、鮮烈に皆を照らし続ける彼にだって、気を休める宿り木や木陰が必要なんだ。
太陽が昼を照らし、水平線に沈んで休む時間があるように、私が彼を優しく包む夜の闇となりたい。
「その為の第一歩。そうだ、ここから始めるんだ」
この一歩はちっぽけなものなのかも知れない。
それどころか他の皆よりも遅れたものなのだろう。
だが構わない。
それでも諦めない事が必要なのだ。
それぐらいで諦めるのならば、私の想いはその程度だったという事。
でも違う。
こんな事で今まで想ってきたこの愛は終われない!!
「私はエンタープライズ、大いなる挑戦と銘打たれた私は諦めない。必ずその先へと進んでみせる!!」
新たな誓いをその胸に、これからの戦略を練っていく。
ビッグEの名は伊達ではないという事を皆に知らしめよう。
その為にも………まずは料理を習おうかな?
ベルファストに頼んで習えば大丈夫な筈だ!!
これが後の私、エンタープライズのメイド隊に仮入隊という珍事件のきっかけとなったことに関しては………ノーコメントとさせて頂く。
という訳で手作りなお話だったね!!
ちなみに作者はいつも自炊して食費を抑えてるよ!!
筋肉の維持と運動しての空腹でかなり食べるので、外食なんて出来ないね!!
外食で食べると一人で7000円くらい一食で使っちゃうからね!!
お給料無くなっちゃうよ!!
それじゃあ今回はここまで!!
次回も皆でマッソーマッソー!!
友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?
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いる
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いらない
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マッソー