指揮官はつらいよ~美女美少女ばかりの職場でいかに性欲を発散するか~   作:サモアの女神はサンディエゴ

8 / 64

マッソーしてますかー!!

楽しい楽しい筋肉の時間だよ!!

今日は筋肉を鍛えながら日常を過ごしていくお話だよ!!

どんなマッソーにも日常生活があるからね。

それじゃあ皆もレッツマッソー!!




第8話 お昼寝と睦月型

指揮官です。

 

今日は非番なので母港の全ての陣営が集う談話室にやって来ました。

私服でたまには筋トレせずにここで本を読むのが、俺の中で1番のリラックスタイムとなっている。

元々転生する前から本を読むのは好きだったし、本を集中して読んでいればKAN-SEN達も邪魔しないように声を掛ける事があまり無い。

 

例外があるとすれば………

 

「………なんで俺の身体を枕にしてんのかねぇ」

 

「んみゅ………」

 

「くー……くー……」

 

夕方の木漏れ日に気持ち良くなってソファーの上で少々うたた寝をしていた俺の腹の上に、重桜の駆逐艦 睦月と如月が仲良く手を繋いでお昼寝をしていた。

たまにこういう事がある。

この前うたた寝をした時は文月と長月が乗ってたし、重桜の駆逐艦達の格好のお休みスポットになってしまっているようだ。

 

寝顔が可愛らしい2人の頭を起こさない程度に軽く撫でて壁に掛かっている時計で時間を確認すると、現在夕方の16:25だ。

夕食にはまだまだ時間もあるし、彼女達のお昼寝を邪魔する事は忍びない。

 

「いくらKAN-SENと言ったって、この外見だからなぁ………ついつい甘やかしちまう」

 

睦月型駆逐艦の子達はとても幼い。

それこそ幼稚園児とまではいかないものの、小学生低学年から中学年程の外見年齢だ。

言動も幼くてあまり戦いには向かないような気もするが、彼女達を侮ってはならない。

 

「こんなに可愛いのに雷撃のスペシャリストでもあるからなぁ………ホントにビックリだよなぁ」

 

やはりそこは駆逐艦。

魚雷の扱いはお手のものなのである。

 

「ん?おっとぉ!?」

 

「んんー……ちゅぷ…」

 

「……うにゅ……レロレロ」

 

そんな事を考えていたら頭を撫でていたはずの俺の手を睦月と如月が両手で捕まえて、指を1本ずつ舐め始めていた。

 

あれ?どうしてこうなった!?

 

「えぇ………そうはならんやろ」

 

思わず困惑した心境を口に出してしまったが、彼女達は指の付け根まで丁寧にぺろぺろと舐めてくる。

その様子が彼女達の可愛らしく幼い容姿と重なって………ちょっと背徳感を感じてしまった。

 

 

 

そう、感じてしまったのである。

 

 

 

つまり、股間の紳士が『ん?呼んだかい?』と起き上がってきてしまっているのである。

 

 

 

アウトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

 

 

 

おめぇ見境無しかよ!!

確かに可愛くて愛らしいけどさ、ロリコンにまで堕ちた覚えはねぇぞ!?

まぁ、なんというかこんなに可愛い子達がペロペロキャンディの代わりに、俺の手を寝惚けながら一生懸命舐めてるのを見て背徳感を感じるのは………仕方の無い事なのかなぁ………

 

「いかん………思考がアークロイヤルになるところだった………なんて恐ろしい………」

 

とにかくこの状況を脱出してロリコン野郎の称号を取らないようにしなければ………

とりあえず今舐められている手を引き抜いて……

 

「あうぅぅ……」

 

「むうぅぅ……」

 

めっちゃ不機嫌になった挙句に二人揃って俺の手を両足の間に挟み込むようにして抱え込んでしまったのだ。

 

さっきより状況が悪化した。

 

「しかもこの感触………触ったことの無い感触だ………もしや!?」

 

ふわふわとした感触が俺の手に押し付けられている状況を確認する為に視線を彼女達の向けると、あのヒラヒラのスカートが捲りあがって可愛いプリントパンツが晒されているのが見える。

 

「マジでぇ………なんでだよぉ………」

 

なんでこんなに状況が悪化するんですかねぇ!?

そしてこの状況で起き上がってこようとするぺドな股間の紳士は空気を読んで貰いたい。

 

「このままでは………しかし、どうすれば………」

 

足りない脳みそを必死に回して考える。

このままではロリコン野郎もいいかな?なんて煩悩に理性が取り込まれてしまう!!

何か妙案は………っ!!??

 

「一か八か………やってみる価値はある!!」

 

そう、この煩悩に理性が焼き切られてしまう前に実行するのだ。

まず腹筋だけで身体を起こして抱え込まれている腕を動かさないようにして一緒に起きる。

そしてゆっくりと二人を揺った。

 

「睦月、如月、そろそろ起きるんだ」

 

「うぅん………しゅきかん?」

 

「ふぁぁ……しきかんなの?」

 

今だ!!

起きた事で緩んだ足の拘束からスルリと腕を引き抜いて二人を抱き抱えた。

 

「だっこしてくれるのしゅきかん?」

 

「かたいおててだねー」

 

二人は抱き抱えられた事に大喜びしてさっきまで俺の手があった位置など覚えていないようだ。

今回はなんとかやり過ごす事に成功したが、一歩間違えたらどうなっていたか………

 

 

 

抱っこされて満面の笑顔でキャッキャッと喜ぶ二人を見て俺は癒されつつもこう思った。

 

 

 

ロリコンって簡単になっちまうんだなぁと。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「しゅきかんからアメさんもらっちゃったね♪」

 

「おいしいね♪」

 

二人で手を繋ぎながら寮へ帰る。

今日の晩ご飯は大好きな指揮官のお膝の上であーんして貰いながら食べさせてもらって大満足。

そしてご飯が終わった後にアメさんを買って貰ってそこで指揮官とは別れたのだ。

 

「しゅきかんはやっぱりやさしいね」

 

「うん、如月しきかんはこわくないよ」

 

大好きなアメさんから感じる甘さに頬が緩みながら、普段は話さない事を互いに話し出す。

それは、胸の内に秘めた乙女の秘密。

 

「睦月、しゅきかんのおよめさんになりたい!!」

 

「如月も………うぅぅぅはずかしいよぉ……」

 

「そんなこといったらしゅきかんとられちゃうよ!」

 

「うぅぅぅぅぅ………それはいやぁ……」

 

自分達二人だけでなく、指揮官を想う人は多い。

睦月型の皆で指揮官に好きになってもらおうと作戦を立てている所なのだ。

自分達が他のKAN-SENに比べて小さいというのは分かっている。

その分指揮官に好きになってもらうのが難しいのも………

だから考えた。

 

「しゅきかんをろりこん?ってのにすれば睦月たちもおよめさんになれるの!」

 

「うまくいくかな?」

 

小さい子を好きになるロリコンというモノに指揮官をしてしまえば、自分達もチャンスが巡って来るかもしれないと。

そして、指揮官が談話室で本を読んでうたた寝している瞬間を狙って睦月型の皆で協力して交代しながら添い寝しているのだ。

 

 

 

全ては指揮官をロリコンにする為に

 

 

 

「いつかしゅきかんとみんなでけっこんしようね」

 

「うん、如月がんばる!!」

 

 

 

その意味が分からずとも、最終的に皆で幸せになるために………

 

 

 

その行為で指揮官が窮地に陥るという事も分からずに………

 

 

 





という訳で指揮官のマッソー以外のほのぼのとした日常生活だったね?

やはりトレーニングだけを続けると筋肉には悪いから、たまの息抜きも大事だよ!!

ジャン・バールのマッソーなお話には後書きに追記を入れてるので確認して筋肉を大きく厚くしてね?

それじゃあ皆もマッソーマッソー!!

友人にアズレン小説書いてるのがバレて言われた一言「史実側、宇宙人に侵略されている歴史にも居るんでしょこの指揮官?それってどんな感じなん?」これはいる?

  • いる
  • いらない
  • マッソー

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。