プロローグ+第一部を書き終えたところでダレて、今の物語となりました
現在書いている方も少しスランプ気味だったり、多忙で書く時間が持てなかったり、でまだ完成にはほど遠いです
どうにか大体の流れは想像することは出来てるので、後は文に直して、加筆修正
とりあえず半月くらいは掛かると思うので、その暇潰しにでも、とこれを投下します
~簡単なあらすじ~
スマイルプリキュアとして活躍を続ける五人が住む七色ヶ丘町に一つの噂が広まっていた
それは雨の日の深夜零時にテレビの前に立つと、テレビが勝手に着き、運命の相手が映される、という噂
その噂は『マヨナカテレビ』として、若者を中心に広まっていった
そして、スマイルプリキュアである五人もその噂を聞き、試してみることにした……
「ねえ、マヨナカテレビって知ってる?」
深緑色の髪をポニーテールにしている頼りがいのある私の友達の緑川なおちゃんが突然そんなことを言った。
「なんやそれ」
赤色の髪を短く切り揃えたショートヘアで大阪弁がデフォルトの私の友達、日野あかねちゃんは問う。
私も同じく知らなかったから、特に何も言わなかった。
「雨の日の真夜中に映る謎の番組でしたっけ」
藍色の髪をまとめることなく下ろしているしっかり者の私の友達である青木れいかちゃんは、知っている様子。
「うん、それ」
「じゃあ、今日は都合良く雨だし、見てみようよ」
私、こと星空みゆきは提案してみた。
「面白そう」
茶色の髪をカチューシャで留めている絵が上手な私の友達、黄瀬やよいちゃんは終始目を輝かせていた。
私は両親にバレないように、一旦寝たふりをした。
手元の携帯を開く。
時間は11時55分。
「そろそろ行こうっと」
私は妖精のキャンディを起こさないように、ゆっくりと布団をどかした。
ガチャ、と音を鳴らしながら部屋の扉を開けた。
ジジジ
居間に在るテレビが付いている。
しかし、誰も居ない。
テレビには砂嵐が映っている。
「あれ?」
砂嵐の中に誰かが映っているように見える。
「ううん・・・」
だが、砂嵐が強くて、全く見えない。
5分位それが流れてから、テレビは勝手に消えた。
「ふああ、眠い」
私は自分の部屋に戻った。
「ねえ、昨日見た?」
私はいつものように、遅刻ギリギリで学校に着き、あかねちゃんにそう訊いた。
「一応な、やけど、何も見えへんかったで」
「私も」
残念ながら、やよいちゃんとなおちゃんとれいかちゃんは席が離れているので、訊けなかった。
また後で聞こうっと。
~朝のHR終了~
「みゆきちゃん、見た?」
私が訊きに行く前に、やよいちゃんが訊きに来てくれた。
「やよいちゃんは?」
「女の人が見えたよ」
・・・え?
「本当に?」
「うちには何も見えなかったで」
「私も何も見えなかったよ」
やよいちゃんには見えたらしい。
「私にも見えませんでした」
「私も」
れいかちゃんとなおちゃんも私の席の近くに来た。
「じゃあ、今日も見てみようよ」
「せやな」
その日はそれ以上マヨナカテレビについて話すことはなかった
~真夜中~
今日も私はこっそりと抜け出して、居間のテレビを見た。
ジジジ、と勝手にテレビが付いた。
「うわっ」
私はつい驚いて、声を上げてしまった。
すぐに口に手を当てた。
・・・
「ふう」
良かった。
私はテレビに集中することにした。
・・・
今日は昨日より、よく見えた。
「これは・・・」
場所は何処にでもありそうな路地裏。
黄色の革ジャンを着た人が映っている。
その人の周りには黒い人影。
その人以外はよく見えない。
「アアン、何みてんだテメェ、ウゼーヨ」
その女の人はこちらを睨み付けた。
正直怖い。
「何撮ってんだよ、テメェ」
彼女はこちらに向かってくる。
そしてーーー
プツン
テレビはそこで消えた。
「え?」
私はいきなり終わってしまったテレビに驚いて、付け直そうとテレビに近づいて、
「うわっ」
転んだ。
見事に。
ガンッ
テレビに顔をぶつけた。
「痛い・・・」
私は顔をおさえながら、部屋へ戻った。
あの人、どこかで見たような。
「まあ、いいや」
また明日、話そう。
「あれ、生徒会一年書記の後藤さんだと思います」
れいかちゃんが簡単に答えを出した。
「ああっ」
やっと解った、だから見覚えがあったんだ。
「とりあえず会いに行ってみよか」
「うん」
私達五人は後藤さんに会いに教室まで行くことにした。
「おかしいですね」
「うん」
後藤さんは来ていなかった。
聞きたかったことがあったのに、残念。
その日は晴れたので、私は皆と町に買い物に出掛けた。
今日はデパートにやってきた。
「ちよっと待っててな」
「あ、私も」
「みゆきちゃん、ごめん、私も」
「すいません、私も」
皆トイレに行ってしまった。
そして、誰もいなくなった、なんちゃって。
「君は、この町の子かい?」
知らない男の人、でも悪い人には見えない。
「はい、最近引っ越してきました」
「ああ、なるほど、どおりで初めて見る顔だったんだね」
「よろしくお願いします」
「うん、よろしく」
私は男の人が差し出してきた手を握って握手をした。
「それじゃあね」
男の人は去って行ってしまった。
「すまんなあ、一人にして」
あかねちゃんの声がした。
「うっ」
体から力が抜けていく感じ。
目眩がする、こんなに強いのは初めて・・・
バタリ
「ちょっ、みゆき、大丈夫か、みゆき、みゆきー」
「どうしたんですか」
「みゆきが、みゆきが」
「落ち着いて」
れいかちゃんとなおちゃんの声、やよいちゃんはまだトイレかな。
そこまで考えて、私は意識を失った。
「うう」
「目が覚めたか、みゆき」
まだ朦朧とした頭で必死に目を開けた。
目の前、というか、顔の前にはあかねちゃんの顔。
「あれ?あかねちゃん?」
「みゆきちゃん、突然倒れるんだもん、びっくりしちゃったよ、もう」
やよいちゃんが心配してくれている。
だんだん、意識がはっきりしてきた。
ここは、公園かな。
で、今私はベンチの上で
「!!!」
あかねちゃんに膝枕してもらっている。
「うん、びっくりしたよ、今はどう?」
「元気元気、大丈夫だよ」
なおちゃんも心配して言ってくれた。
「あれ?れいかちゃんは?」
「トイレに行って来るって、言ってたよ」
「そっか」
「あかねちゃん、ありがとね」
私はそう言いながら、体を起こした。
「困ったときはお互い様や」
あかねちゃんは私に向かって笑顔で言ってくれた。
「あら、みゆきさん、起きましたか」
「うん、もう大丈夫だよ」
「そろそろ帰ろっか、無理させちゃ
悪いし」
「そうだね」
「皆、ごめんね」
私がそう言うと皆はこっちを見て言った。
「いいの、いいの」
ってね。
その日はマヨナカテレビは映らなかった。
私が気絶した日から、2日が経った。
今日は雨。
「今日は見れるかなあ」
話を出したのはやよいちゃん。
「そうだね、今日は雨だし」
「今日も見ておこか」
「そうだね」
「話は変わりますけど、今夜は霧も出るそうですね」
「ふうん、そうなんだ、れいかちゃんは何でも知ってるね」
「何でもは知りませんよ、知っていることだけです」
~真夜中~
ジジジ
この前と同じようにテレビが勝手についた。
「・・・え?」
映っている映像はこの前と少し変わっていた。
まず最初に周りの影が全て消えていた、その代わりに、私の学校の制服に似た女の人が映っている。
あれは・・・後藤さん?
後藤さんはひどく怯えているように見えた。
「ひいっ、来ないでっ」
後藤さんに近寄る黄色の革ジャンを着た影。
黄色の革ジャンを着た影は形が崩れていく、そして黒い巨大な影となる。
「イヤアアアアアア」
プツン
「・・・え?」
ちよっと待って、今のは何?
あれ、演技とかには見えなかったけど。
私はテレビを付け直そうとして、テレビに近づいて、
「あぎゃっ」
転んだ。
見事に。
テレビに右手をつけた。
ぐにゅっ
「へ?」
右手がテレビにはまってる。
え?え?え?
何で?
あれ?何か引き込まれてない?
「ええいっ」
どうにか私はテレビから右手を引き抜くことに成功した。
「何だったんだろう」
マヨナカテレビのこともだけど、さっきの右手がテレビにはまったことも気になる。
でも、もう遅いし、また明日にしよう。
私は布団へと戻った。
次の日の朝、学校に行くと既にれいかちゃんとなおちゃんが話をしていた。
やよいちゃんとあかねちゃんは今日は私と一緒に登校してきた。
「おはよう」
私は挨拶をした。
「あれはそういう企画だったんだと思うんだよね」
「でも、演技には見えませんでしたよ」
「実は演劇派だった、とか」
「そうでしょうか」
無視ですか、そうですか。
集中してるから仕方ないんだろうけど、辛いなあ。
「おはよう」
もう一度だ。
「あ、ごめん、気づかなかったよ、おはよう」
「すいません、みゆきさん、おはようございます」
朝はなおちゃんの『演技』派と、れいかちゃんの『本音(マジ)』派で話し合った。
結局、どっちなのか私達なりの答えは出なかったけどね。
そういえば、今日も霧が深いなあ。
そして放課後になった。
『皆さん、この中学校の近くで事件が起きました、生徒の皆さんは下校せずに教室に残っていて下さい、また、教師は職員室まで来て下さい。』
「へえ、事件かあ」
まず、私が言った。
「何だろうね」
次になおちゃん。
「解らんな」
そのあとにあかねちゃん。
「マヨナカテレビと関係あったりしてね」
やよいちゃんは冗談を言うように言った。
その言葉を一人を除いて「まっさかー」と言い笑った。
「だよね」
「いいえ、その可能性は高いです」
そう言い、れいかちゃんは教室を出ていった。
「ちょ、どこに行くの?」
「事件現場です」
「わあ、れいかちゃん、すごく速い」
感心してしまった。
「じゃなくて、私も行くっ」
「あ、あたしも」
「うちもや」
「え?ええー、置いてかないでよー」
結局皆行くんだね。
そのときのクラスメイトの顔は、表すのに良い擬音があるんだ。
ポカーン
「ここですか」
「はあ、はあ、速いよ」
「みゆき、大丈夫?」
「はあ、はあ、うん、大丈夫」
「あれですね」
れいかちゃんが指を指した先、私達は信じられないものを見た。
「・・・え?」
「・・・嘘」
指した先にあるもの。
それは、電信柱、または電柱。
それは電線。
そして、その電柱の上、電線に引っ掛かっているものは何?
それは、死体だった。
生きているようにはどうにも見えない、生気の感じられない肉塊がそこにはあった。
その死体は何処かで見たことのある服を着ていた。
その死体は何処かで見たことのある靴を履いていた。
そして、その死体は何処かで見たことのある顔をしていた。
その死体の正体は後藤さんに見えた。
「うぷ」
電車に引かれた時のような強い衝撃が私の体を襲ってきた。
ーキモチワルイー
それが頭の中を覆っていく。
じきに何が気持ち悪いのか、思考が回らなくなり、私は吐いた。
「ううう・・うう」
吐いてすっきりしたのか、少し余裕ができた。
朦朧とする意識を必死に正常な意識にして、周りを見回した。
あかねちゃんは混乱して泣きわめくやよいちゃんを介抱している。
自分も恐怖で足をガクガクさせているのに。
なおちゃんは、死体のある方向を見ながら、固まっている。
ショックが大きすぎて、何も出来ないんだろう。
れいかちゃんも、なおちゃんと一緒だった。
「おい、誰だあ、こっちに人やんなっつったろ」
男の人の声、私の意識はそこで途切れた。
「ううん」
「起きたか」
知らない男の人の声。
「誰っ?」
「大丈夫ですよ、みゆきさん」
「へ?れいかちゃん?」
「せやな、この人は警察の堂島さんや」
「け・・・い・・さ・・つ?」
けいさつ、ってあの警察?
何で?
「事件現場の近くに寝てたからな、捜査の邪魔だから仕方なく運んだだけだ」
へえ、そうなんだ。
「迷惑かけてすいません」
「全くだ、それで、何でお前らはあそこにいたんだ?」
「え?ええと、帰り道の途中で偶然」
「ふざけるな、と言いたいところだが・・・仕方無い、今回は見逃してやる」
「ごめんなさい」
「子供だからな、ただし、今回だけだ、気を付けろよ」
「はい」
私達五人仲良く声を合わせて言った。
「あの、最後にひとついいですか?」
「何だ?」
「あれは、後藤さんでしたか?」
堂島さんは、少し戸惑ってから言った。
「ああ」
「そうですか」
それからすぐ私達は帰った。
そのとき、皆が少し辛そうに見えた。
本当は二つに分かれていたのですが、なんと片方は500字以内で投稿出来ないので、しかたなく合体させて投稿しました
物語はこの次の次まで書き終わり、その次でつまづいて、停止、廃止することに
う書く予定はありませんが、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです
では、すみませんが、本編の方はもうしばらく待ってください