führerTod «What if hitler was assassinated in 1943?» 作:gh0sttimes
1971年5月4日、この日はいつもの朝とはならなかった。
ベルリン証券取引所の株価が大暴落を起こしたのだ。
これにより、日本で27年以上続いていた高度経済成長が終わりを迎え、アジアの国々は大不況に陥った。
ドイツ帝国国内では、失業者が街に溢れ、軍隊が治安維持に乗り出すほどであった。
しかし、その影響を受けなかった国家があった。
フランス·スイス·スペインなどといった社会主義国家だ。
これらの国々は経済を国家が計画的に管理していたため、不況の影響を受けずに、軍拡を続け、資本主義国家の軍事力を追い抜いていった。
そんな中、1971年8月14日。
キューバで恐慌や政府官僚の度重なる汚職による政情不安により、社会主義革命が発生。
チェ·ゲバラ率いる反乱軍は瞬く間に全土を制圧。
カストロ政権の下、キューバは社会主義国家となった。
これは後にキューバ革命と呼ばれた。
さらに、この影響を恐れたアメリカがキューバに戦艦16隻、潜水艦25隻、駆逐艦36隻、イージス艦14隻からなる大艦隊をキューバ近海に派遣。
これを受け、フランス海軍とスペイン海軍はキューバの援護のため、戦艦36隻、潜水艦28隻、駆逐艦65隻、イージス艦13隻からなる大艦隊を大西洋に展開。
空でも海でも両国がにらみ合っている状況となった。
そんな中、アメリカ空軍がサンチアゴ=デ=クーバの軍港を奇襲攻撃。
これにより、最大の陸上戦と呼ばれるキューバ戦争が勃発した。
まず最初に、アメリカ海兵隊15個師団がハバナ近郊に上陸。
圧倒的に数で劣るキューバ軍は市街地の入り組んだ地形を利用し、あちこちでゲリラ戦を展開。
史実のベトナム戦争の時のように、アメリカ軍を苦しめた。
そして、3日後の1971年11月14日。
スペインからの義勇軍部隊13個師団がサンチアゴ=デ=クーバに上陸。
その後、スイス空軍も到着。
数で劣るスイス空軍は質でアメリカ空軍を圧倒し、キューバ上空の制空権を完全に確保した。
その頃、フロリダ海峡ではスペイン海軍とフランス海軍がアメリカ海軍と衝突。
戦力はこんな感じ。
スペイン海軍第六艦隊
戦艦 13隻
空母 3隻
駆逐艦 35隻
イージス艦 12隻
フランス海軍第一艦隊
イージス艦 26隻
潜水艦 21隻
戦艦 15隻
空母 5隻
キューバ海軍沿岸警備艦隊
イージス艦 25隻
潜水艦 16隻
11月15日午前0時01分03秒、スペイン海軍は先にアメリカ海軍を発見。
すぐさま、フランス海軍に連絡が入り、フランス海軍はアメリカ海軍の戦艦≪フロリダ≫にミサイルを命中させ、見事轟沈した。
スペイン海軍に遅れて、15日0時05分13秒。
アメリカ海軍はスペイン海軍を発見。
スペイン海軍発見の一報を受け取ったアメリカ海軍はスペイン海軍の戦艦≪カタルーニャ≫≪サンタンデール≫の2隻を攻撃。
サンタンデールは中破。カタルーニャは小破した。
しかし、戦闘は可能であり、アメリカ海軍の戦艦≪マイアミ≫≪ロッキー≫の2隻が攻撃を受け、弾薬庫に誘爆。
轟沈した。
2時間後、ボロボロになったアメリカ海軍第一艦隊は撤退。
2日後の11月17日にアメリカ政府は講和を申し出た。
講和の内容としては、カストロ政権の承認のみであった。
この戦争は世界規模にはならなかったが、米西関係は完全に決裂。
第三次世界大戦は避けられないものとなった。