それとこのお話を本編の最新話として投稿してしまいました…まことに申し訳ありません。
前回の僕のシンフォギアアカデミアは!
とりあえずゼリー足りなくて焦った。
※※※
あのオールマイトから個性を継いだ生徒である緑谷出久が俺の予想に反して行動不能と成らずに記録を叩き出してた。その結果に俺は認識を改めるほかない。
ほぉ、最初は結果次第では除籍処分にすると決めていたが…流石はオールマイトの見込んだ子だ、中々と熱い事をしてくれる。
俺は何か胸に熱いものがこみ上げてくる感覚を感じるがそのままだとマイクの奴にまたバカにされると気づき落ち着く。その後緑谷は他の生徒に絶賛されながら戻るが、俺はその後に立つ人物へと思考を向けていた。
そしてあれが警察からマークされ、オールマイトが気にしているヴィラン候補だった野郎か。
俺は歩いて来る生徒を見る。今でこそオールマイトや俺達プロヒーローが講師を務めている雄英へヒーロー科として入ったからいいものを、こいつが過去に巻き込まれた事件のとその結果を考えたら油断もできない。そう考えながら手元ある生徒のプロフィールを見る。
名前:橘 響輝
年齢:15歳
性別:男・女
○○県○○市在住、橘
過去に6度ヴィランに襲われその度に正当防衛とされているが明らかに過剰防衛と判断できる反撃をする。反撃されたヴィランは最低でも全治10ヶ月の大怪我を負っており、未だに入院している者や怪我による後遺症で治療中、その中には酷くトラウマを負った者もいる。
本来の性格は極めて温厚だが、個性によってその性格すらも変わり好戦的になることもある。
警察では一級ヴィラン候補として目を付けていたが、雄英高校ヒーロー科へ進学したことからヴィランへなることは低いのではないかと判断。一段階下げ二級ヴィラン候補へと降格した。
個性:戦姫
自分の存在を他の者へと書き換える個性。
種類は10種類あると本人は言及しているが確認できるのは9種類のみ。力を使いすぎるとその姿が定着してしまい戻れなくなるとのこと。
カロリーを大量に消費する事によって能力を発動することができて戻れなくなると言う現象を防ぎ、同時に期間短縮ができるが最低1日半は戻れない。
それぞれにモードがあって、モードの戦い方や武器に応じ適応した姿へ変わるとのこと。
変わる姿が全て女性であることや自身の要望により個性の名前は戦姫と本人により名――――
俺はそこまで読んで次々と高カロリーゼリーを食している橘へと目を向ける。
存在の書き換え、それによる複数の個性の使用…ハイリスクだがリターンの強い能力だ。だが、今のところ姿を変える以外は個性を使っていないように見える。
だが、こいつの個性にはカロリーを消費するらしいからな…恐らくだがこのボール投げでなにかしらやるだろう。
「…あらかじめカロリーぐらい取っておけ」
「すいません先生、このモードだと通常時の3倍は摂取しなければならなくて大変なんですよ」
そう言って橘は恐らくだが本格的に個性を使いはじめたのだろう、短歌の様な短い英語の歌を口ずさんだ。その途端に光が体を包みその光が晴れると雄英高指定の運動着ではなくヒーロースーツの様な物を身に纏っていた。
「勝負は一回、全力で歌うだけッ!」
そう叫び両腕を合わせるとその部分に身につけられていた籠手が合わさって槍を作り出し地面へと突き刺す。その後先端部に測定用のボールを取り付けると何故か雰囲気が変わる。まるで戦場に立つ戦士のようで決して最近高校へと進学してきた子供とは思えない。
「あれ?誰か携帯持って来たか?着信音なってんぞ」
「持ってきてないよ」
「ケロン、それにこの音量的に着信音じゃないわ」
「一体どこから流れてきているというのだこの曲は!」
「まぁまぁ飯田君落ち着いて落ち着いて」
そしてどこからともなく聞こえだす曲の小さなイントロ、耳を澄ませてみるとその音楽はどうやら目の前に立つ橘から流れてきているようだった。
「今回は本気も本気、全力で歌いきる!だから力を貸してくれ!」
橘がそう発言するや否や再度全身が光だし又もや今度は衣装を変えて背中の部分から小さな光が分離して形を変えだす。そしてそれは徐々に大きくなり出してそして―――
「翼ッ!」
「承知ッ!」
あの実地試験での姿となった。確かに円の中では何でもやっていいと言ったがまさか分裂までするとは思わなかったぞ。
「え!?ふ、二人になっちゃったよ!どうして、デク君どうして!?」
「ちょ、麗日さん首を揺らさないで首をぉおおお‼」
「確かに性別を変えると大まかには説明されたが分裂まで可能とは…すごいな響輝君は」
「ていうかあの分裂した橘君達、まるでアイドルみたいで綺麗…」
「ケロぉ…」
「ですわね‥‥」
「なにあれ、スゴ!?」
その様子に他の生徒達も驚きを隠せないでいる…ってオールマイトさんまでいるし…見てたんだったらこっちを手伝ってくださいよ。
「一時の幻想である私をまた呼び出すとは…しかし一緒に歌えることを嬉しく思うぞ奏」
「ごめんな翼、この前私のお母さんの前で一緒に歌ったばっかりなのに何度も呼び出して」
「いいや、本来絶唱により滅んだはずの私が今こうして立っていられるのもその能力のおかげだ。だから今世を生きる奏の役に立てると考えると私も嬉しい」
「ははは、そこまで言われると流石のあたしも照れるな…」
そして二人になった響輝達は手に持つマイクを構えると。
「行くぞ翼ッ!」
「私達の歌を響かせよう」
そして二人はイントロに合わせ踊り出し歌い始める。
【聞こえますか…? 激情奏でるムジーク】【天に】【解き放て!】
【聴こえますか…? イノチ始まる脈動】【愛を】【突き上げて】
その姿はさながらまるでライブ会場にいるようだと錯覚すら覚える、実際になぜか大きな翼の形をしたドームのライブ会場にいる感覚になってきた…
「あれ?オイラ達体力テストをするために運動場に来たんだよな?」
「ここはライブ会場か何かか!?」
「すごい!まるで兄と昔遭遇したゲリラ・ライブを見ているようだ!」
「デク君…なんでペンライト取り出してるの?」
「なんでって中々やりたがらない分裂を使った響輝君をすぐさま応援するためだよ、最高ッ!ツヴァイウィング最高ッ!」
生徒達も同様で目を輝かせながら踊りそして歌う姿を見ていた…分裂の次は歌い始めるとか個性だからってやりたい放題過ぎる。そう考えながらもマイクに後で記録映像を見せようと考えるのだった…CD出したら買ってやるか…。
※※※
バリバリキツイ!
【遥か】【彼方】【星が】【音楽となった…彼の日】
【風が】【髪を】【さらう】【瞬間】【君と僕はコドウを
足りないカロリーで尚且つ短時間で大きなエネルギーを作り出すために分身みたいな事ができるユニゾンを使って逆光のフリューゲル歌ってるけど正直キツイ!
奏モードだとユニゾンを使う場合は本編とは別の平行世界、翼が絶唱により亡くなってしまった世界の亡霊の様な事となってしまっている本人が分身に入ってもらって歌ってるから負担はゼロに近いけど正直皆の前で歌うとかキツすぎる!
【そして】【夢は】【開くよ】 【【見た事ない世界の果てへ…】】
今世のあたしはアーティストでもないのに何でこんなアイドルが着るような衣装で歌わなければならないのだ‥‥っぐぅ。それにこの奏モードだとどうやら本編で亡くなってしまっている天羽奏本人の、魂の欠片の様な物があたしへと入り込むようでついつい奏と呼ばれると反応しちゃう。でも二人で歌えばツヴァイウィングだから恥ずかしさも消える。だからか、何故か全力で歌いたくなる。
【【Yes, just believe 神様も知らない ヒカリで歴史を創ろう】】
【逆光のシャワー】【未来照らす】【【 一緒に飛ばないか?】】
そのおかげか、全力で歌いながら踊ることに加えユニゾンは効果的なようでいつもより多くのフォニックゲインの高まりを感じる。
【【Just feeling 涙で濡れたハネ 重くて羽撃けない日は Wish】】
それに加えなんだか胸の奥がどんどんと暖かくなってくる…まるで飛べなくなった両翼がまた飛べる事を喜んでいるかのように…
【その右手に添えよう】【僕のチカラも】
【【二人でなら翼になれる Singing heart】】
そして歌が歌い終わる…これで準備は整った。
「それじゃ奏、後は…」
「あぁ、ありがとうな翼」
あたしは光となって消えていく翼に別れを告げ再度ギアへと変えると突き刺した槍を手に取る。
「これがあたし達の力だぁあああああああ‼」
そしてそれをすべてのエネルギーを消費して大きく高く投擲したのだった。
なぁ、コレ最終回みたいだけど実はただの体力テストなんだぜ?
それと今回のイメージとしては無印シンフォギア第1話のヅヴァイウィングのライブシーンを思い浮かべればいいと思いますよ。
それとアンケートの強力が協力と誤字してますが気にしないで欲しいデース!
次回予告
投擲した槍はぶっ飛ぶ… 歌と思いを形にして… そして月へと突き刺さる…と良いなぁ・・・
次回【結果発表!】
さぁーって次回もお楽しみ!
~どうでも良くない設定~
ユニゾン
複数人で歌う曲に対応するため生み出された形態。本来は二人分の体を一つの頭で制御するような感覚だけど一部は別世界の幽霊の様な本人が操作を肩代わりしてくれる。
相澤先生は実は本編とは違いオールマイトとは仲の良い関係にあります。オールマイトが個性の秘密をしゃべっちゃうぐらいには仲のいい関係です。だから先生が緑谷の事を注目しててもセーフって事で。
それと先生とオールマイトが響輝に目をかけている理由ですがオールフォーワンに戦姫と言う個性を狙われないようにするためです。
戦闘訓練の際どのチームに入れるかまだ決めれてません…読者の皆様はどちらが好み?
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尾白&葉隠
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デク&麗日