僕と絶唱アカデミア!   作:サソリス

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評価が赤バーで星8だったので祝いにケーキを買って帰って家にて初めての星8ハッピーバースデェ!しようとしたところ、再度確認してみると7に下がり黄色になっていて泣いた作者です。
できたぜぇー、本編は来週まで待ってくんろぉ。


僕と絶唱アカデミア!前回の3つの出来事。

一つ槍を投擲、3000メートルオーバーを叩き出す。
二つカロリー不足によってエルフナインになってしまい。
三つ新しい環境に緑谷が馴染めそうで安心した。


トラブル発生!

「おはよう緑谷〜学校行こうぜ〜」

「うん!」

 

次の日俺はようやく個性での変身が解けて初めて男として学校へ向かっている。男用の制服っていいなぁ…昨日からミニスカしか履いてなかったからわからなかったが。

 

「そういえば今日の午後の授業ヒーロー基礎学だけど個性を使った授業だど予想されるから響輝くんスカートちゃんと持ってきた?」

 

スカート…なんで男なのにスカート所持を強いられるんだろうか。一応制服は体の大きさが変わる個性を持つ者に合わせられた物を買ったけど変身するとスカートじゃなきゃ落ち着かないんだよな。

 

「誠に遺憾ながらちゃんと持ってきたとも、ほんっと俺の個性こう言うとこ不便だよな」

「女の子になっちゃう個性だもんね」

「だよなーそれも9種類、エラーモードも合わせれば10種類の女の子になるんだもんなぁ不便で仕方ねぇ」

「そうそう、それに全員美人系や可愛い系ばかり」

「良かったな緑谷!これで擬似ハーレムが体験できるぞ」(ヤケクソ)

「男友達の分裂した姿はちょっと…」

「だよなー、俺も無いと思うわ」

 

こんな風にバカな会話をしながら電車へと乗り込み学校へと向かう。

 

「あ、可愛い女の子発見!念し「死ねゴラァああああああ!!」アベ氏ッ!」

「念道くんまた盗撮してたんだ…」

 

途中見かけた盗撮バカを始末したとここに残しておこう。

 

「ナイス…パンチだった…ぜ…」

「南山!」

 

そして教室へ到着する、部屋に入ってすぐに飯田の姿が見えた為、俺は気軽に話しかけた。

 

「グッドモーニーグ飯田! 今日もいい天気だぁ!」

「…君は誰かね?」

「グハァッ!」

「響輝くん!?」

 

俺は膝から崩れ落ち吐血しながらぶっ倒れる。だって1発で個性使用状態の俺を男だと受け入れてくれた飯田なら俺を認知できると信じていたからだ。しかし現実は残酷で俺を俺だとわかっておらず困惑した表情だけ浮かべている。それに対してのダメージは増大でヴィラン相手にあんまり倒れた事のない俺でも一撃で粉砕する威力を誇っていた。

 

「しっかりして響輝くん!」

「緑谷くんこの人は…」

「す、すまねぇ緑谷、俺はここまでのようだ…」

「おいおい、なんか始まったぞ」

「何だ何だ?」

「ケロン?」

 

クラスの中にいた他の人もこちらを注目し始めて集まってくる。

そして飯田は突如目の前で始まった光景に対して焦りの感情をあらわにしていた。

 

「そ、そんな!君のお母さんとお父さんの夢を残して行くだなんてそんな残酷な事言わないでくれ!」

「お、おーい」

「ははは、流石はヒーローバカだぜ、こんな時でもヒーロー談話かよ…」

「響輝くん…」

「もしもーし」

「だからパピーには言っといてくれ…夢を叶えられなくて…ごめん…てね…」

「響輝くん?響輝くーん!!!」

「二人とも無視をしないでくれ!」

 

そして力尽きる俺、視界は暗くなり意識が途絶え俺の冒険は終わってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・( ・∇・)パチリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう飯田!今日も昨日と同じでいい天気だ!」

「うわぁ!?ビックリした!」

「形式美だね」

「何が!?って血が吐き散らかされてる!?」

 

登校して来た峰田の声を聞きながら俺は何事もむくりと起き上がり血のりを片付け始める。峰田はどうやら血のりが散らばった光景にショックを覚えフリーズしているようだった。そして状況がいまいちつかめない飯田はこちらへと疑問を問いかける。

 

「えっと緑谷くん、さっきは一体なんだね?」

「あぁ、アレは響輝くんの寸劇です」

「そうそう、昔緑谷とよく一緒にやっていた第3自作寸劇ノート133ページ。【俺、明日からヒーローするわ】の最終回の感動シーンなんだよなぁ〜。ってか緑谷もよく覚えてたな」

「何度も練習してたから、僕も体が勝手に動いていたみたい」

 

自作寸劇ノートとはヒーローになりたい緑谷を応援する為に作った物で基本緑谷を主人公としてヒロイン俺!敵役俺!監督俺!で演じる物となっている。実際装者達の演技力も凄いわけで普通に様になってはだよなぁ。

昔を思い出ししみじみとしながらなれた手付きで片付けを終わらせ注目している皆んなの方へと向き直る。

 

「皆さまお騒がせしましたぁ! それと改めて自己紹介を。俺の名前は橘響輝です、以後よろしく」

 

俺はパパッと自己紹介を終えると驚きの声が教室に響く。毎度の事だが驚かれるのも慣れたなぁ。

 

「ケロン、つまり今の姿が本当の姿と言うことかしら?」

「まさにその通りだよ蛙吹さん!昨日は女の子だったけど本当は男友達なのさ!」

「梅雨ちゃんと呼んで」

「じゃあ私と昨日喋っていた内容は?」

「内容?確か俺が変身したツヴァイウィングの二人の曲に対して峰田と一緒に絶賛してた内容だったはずだよ耳郎さん」

「…合ってる」

 

その会話に昨日喋っていた女子達は何となく同一人物だと分かったようで驚いているようだけど男子の方は一部疑問を隠せない様子。

 

「まぁ疑問に思う気持ちもわかるけど、これから個性を使う授業の際わかるさぁ〜」

 

俺は笑いながら席に座り寝た。だって寝不足だったから。

 

その後授業となるんだけど…何というか普通だ。

 

「えっとここの関係動名詞が〜になるから、ここを…」

 

まぁそれはともかくとしてプレゼント・マイクの声は良いなぁ〜。授業であっても聞いてると癒されるよ。

午前は必修科目ばかりで前世の高校とあまり変わらない、これでも大学まで首席で合格してたから歴史の問題以外は楽勝!

 

 

お昼は食堂でプロの料理を安価な値段で食べられる…待ってたぜ、この時をヨォ!

 

「えっとあのメニュー表に書いてある物をここから左にずーといってここまで全部くだされ!

「…ふざけてるのかな?」

「ふざけてもこんなこと言えませんよ、カロリーを大量に消費する個性なのでこれぐらい食べないと(全力で使った場合)餓死しちゃうんですよー」

「な、なるほど」

 

無言で先生にオールマイト印の高カロリーゼリーを10本ほど日本政府発行の許可書を見せながら追加注文すると納得していただいたようで急いで料理を作り始めた。

そして俺が緑谷と合流する頃には…

 

「凄!?」

「た、橘、君本当に食べ切れるのかい?」

「ご心配なく〜、15人前ぐらい楽勝でしかねぇーさ」

「戦姫は目を疑うぐらい燃費悪いもんね」

 

俺はそれから始まる緑谷のヒーロー解説をいつも通り聞きながら飯を頬張る。お、今日はジャンプヒーロータイラーの説明か。

丼物は良い、いろんな味が楽しめてお腹にも溜まる。消化しようにも結構時間がかかるからすぐにお腹の空く俺にとってはほんっと助かる。

そんな事を考えながら食べていると隣の席に座っている生徒の話し声が聞こえて来る。

 

「お前ほんっとこの歌手さん好きだよなぁー」

「もちのろんだとも!」

 

そうやってこちら側へ座っている生徒へ携帯を見せる為に俺も目に入ってしまうんだけど…!?

 

「!?ゴホ!ゴホォ!ゴホ!」

「大丈夫かい橘君」

「だ、大丈夫。米が気管に入っただけだから…あ、麗日さん水ありがとう」

「慌てて食べるといかんけんね!」

「タイラーはその強靭な脚力でヴィランを翻弄し…」

 

緑谷が説明を続けているようだがそんなの聞いてる場合じゃねぇ!

何であの動画がまだ残ったんだ!???

 

「二年前突如ネットの世界に出てきた孤高の歌姫マリア、その歌唱力だけで動画再生ランキングは初登場時から不動の1位を死守し続けている謎の歌い手」

「ネットに流れた歌を紡ぎながら華麗に戦う姿のお陰で個性が戦闘向けと分かり、今では音楽関係の事務所やその美貌や強さを見込んでプロヒーローのサイドキックとして探されているとか何とか。ほんっと凄いよなぁこの人」

 

そして携帯から流れ出す激して力強くも美しい歌声…なんだけど、アレ俺なんだわ。

二年前ぐらい1人でSONGモードのステージも作り出しての全力運転テストの最中、どうやらパピーに録画されてたみたい。そのまま動画はネットへリリースされて動画サイトの一位を取得してしまった。それだけならまだネットの中だけ注意してればよかったんだけどちょうど待機モードでマリア状態の時にヴィランに襲われて止むを得ず抵抗。その時の俺が戦っているところをその動画を知っていた野次馬の誰かが録画してネットに流した結果有名人に。

 

「それに戦う姿も綺麗だよなぁあー」

「今ではファンクラブまであるぐらいだからな、まぁ俺もその一人なんだが」

 

この2人の言う通り俺非公認のファンクラブもかなりの規模の物があるみたいで・・何というか怖いです、はい。

そして歌の動画が通常のテレビでも紹介されて流れたもんだからあんまり知らない人はいないぐらいには有名になってしまっている。パピー、俺あの動画消しておいてって言ったのに恨むぞぉ。

 

「やはり謎の歌い手マリアはどこでも人気だな」

「私もあの動画好きだなぁ」

「そして必殺のタイラーキックは…」

 

俺の思考を置いてマリアの事を喋り続けるみんな、そして俺は早くこの場から離れたくなり急いでみんなの食べ終わる速度に合わせて残りの丼を食べ終わるとそそくさと教室へ向かう。

 

「Mt.レディはその巨大化の個性から…」

 

しまった! せっかくのMt.レディの説明を聞きそびれた!

そして午後は俺たちヒーロー科のメイン…ヒーロー基礎学の時間だ。




今回は誰にも変身しなかったぜぇ。ハッピ!バースデー!!

次回予告

とうとう始まるヒーロー基礎学。オールマイトの登場によりみんなテンションを上げるんだが…

次回【孫にも衣装、しかしお前を除く】

次回もお楽しみに。


〜どうでもいい設定〜

動画サイト

マリア状態で歌った姿が上位にいつもある大手動画サイト。
そのせいで響輝は恥ずかしくて動画が見れない。

寸劇ノート
全13冊のノートに記載されている劇。
ユニゾンを使用して演じると普通に絵になる。基本的に緑谷が主人公。

〜どうでもいいキャラ設定〜

緑谷出久
個性:ワン・フォー・オール
実はファンクラブを作った張本人。いつか公認にしたいと考えている。

飯田天哉
個性:エンジン
関係ない顔をしているが兄弟揃って二桁台のクラブ会員。

麗日お茶子
個性:無重力
響輝の食う量に驚いたがピザなどを分けてもらってハッピー。

橘響輝
個性:戦姫
家に帰ったら全力で親父をめっためたにしてやると決めながら麗日にお裾分け。

戦闘訓練の際どのチームに入れるかまだ決めれてません…読者の皆様はどちらが好み?

  • 尾白&葉隠
  • デク&麗日
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