それと星8になって赤バーになっていた!ハッピーバースデェー!
リアルでケーキを買い直して祝いました。でも本編よりも評価が高いのはちょっと複雑な気分ですね。
本編の方に立花響の誕生日記念作品を上げたんでそっちも読んでくんろぉ。
あそこまで重くなったのは最近シリアスを書けてないからその反動…自分ってシリアスあまり好きじゃないのに書きやすいんですよね…シリアス最高!
前回の僕と絶唱アカデミア、前回までの3つの出来事。
一つ橘響輝(男)が橘響輝(女)と同一人物だと中々認知されず。
二つ息絶える響輝、それに駆け付ける緑谷、混乱する飯田。
三つ響の誕生は昨日だ。
「わーたーしーがぁ──────
時刻は丁度お昼の時間が終わって午後の授業が始まるぐらい。どこか聞き覚えのある声と共に勢いよくドア……と言うより引き戸が開けられた。
──────普通にドアから来た!!!」
「「「「「おおおおぉぉぉぉぉぉ‼」」」」」
そして堂々とゆっくり歩んで入って来たのはあの時、ヘドロヴィランから助けてくれて合格の知らせに映っていたオールマイト。そしてその体に纏うのは
「オールマイトだ‼ すげーや、ほんとに先生やってたんだ!」
「あっれて
「画風違い過ぎて鳥肌が……!」
俺意外にもオールマイトのコスチュームの事に気づいた人もいるらしく、それぞれあこがれの人の登場に目を輝かせている。そしてオールマイトはそのまま教卓の前へと立った。
「私の担当はヒーロー基礎学、ヒーローの素地を作るために様々な訓練を行う科目だ。単位数も最も多いぞ」
後ろを向いて何してんだろ? そしてオールマイトはマッスルポーズで何かを溜める動きを見せると‥‥
「早速だが今日はコレ!」
そして取り出すはBATTLEと書かれた四角い用紙。
「戦闘訓練!!!」
「戦闘……」
「訓練……!」
「んなアホな」
マジか、基礎も身に着けずに戦闘訓練とかオールマイト鬼かよ。どう想像しても個性での殴り合いしか想像できない、しかも戦闘型じゃない個性の人は絶望的じゃん。でも、あの試験を生き残れた人達だし……意外といけるのか?
俺の思考も置き去りにオールマイトは話し続ける。
「そしてそれに伴って……こちら!」
オールマイトが壁に向かっていつの間にか持っていたリモコンを向けるとその壁から数字の書かれたタンスの様な物が飛び出してきた。
「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえた
「「「おおおおぉぉぉぉ‼」」」
その光景に皆テンションを上げ楽しみしている様子。確かにコスチュームなんてテンション上がるよな、俺もなんとなく楽しみになって来ぞ。
「着替えたら順次グラウンドβに集まるんだ」
「「「「はーい!」」」」
そして解散しそれぞれ要望を出したコスチュームを持って更衣室へ急ぐ皆。緑谷はどうやら持参したリュックの中に入れていたらしくそれを持って先に行ってしまう……俺も急ぎますか。21と書かれたトランクを取り出すと俺も更衣室へ急いだ。
※※※
羽化する前の雛たちはβの門を潜る。それぞれ自然と横一列に並びながら歩いてオールマイトへの元へと進む。
「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!」
そして雛達は日の当たらない影の場所から──―
「自覚するのだ、今日から自分は──―」
────日の当たる場所へと足を進めた。
「ヒーローなんだと!」
その光景は圧巻の一言で皆個性豊かな自分の特性に合わせたコスチュームを身に纏っている。
「いいじゃないかみんな、かっこいいぜ!」
オールマイトもニコニコといつも以上に笑っている雰囲気を出していてすごく楽しみにしているようだ。
「さぁ始めようか、有精卵ども‼」
そしてその雛達からは遅れに遅れて
「響輝君ネクタイ曲がってるけどいいの?」
「いいのいいの、これが正しい着方だから」
赤い雛と緑色の雛が追いかけて来た。
※※※
ここで雄英高に導入されている被服控除と言う項目に説明しておこう。
被服控除とは入学前に個性届、身体情報、デザイン等の腰部を提出すると学校専属のサポート会社が最新鋭のコスチュームを用意してくれるシステムを言う。有体に言えばコスチューム無料で君に沿った物を用意するんでプロになってからも我社をよろしくって感じの宣伝目的でもあるシステムだ。
でも俺にとってはこの被服控除システムには大問題があった。
判明したのは入学三週間前。
「どうしよう……ぶっちゃけコスチューム要らねぇ……」
変身してギアまで纏う関係上どんなコスチュームを着ても生かせずに普通の服と一緒だ。それに加え身体情報を送るときは変身してない時も合わせて11人分の情報を送らなきゃいけない‥‥クッソ面倒だぜ。だから……
「……そうだ!」
俺はコスチュームはネタに走ることにした。理想は最強の自分ではなく最強の後方支援、すべての物を吹き飛ばし戦姫絶唱シンフォギアに登場した最強のOTONAが着ていたあの服。
そして────
「た、橘少年。それが君のコスチュームかね?」
「はい、そうですけど?」
俺は真っ赤な袖をまくったシャツに白色のズボンと複数腰に取り付けられているポーチ、ピンク色のネクタイの先を胸ポケットに仕舞こんで右腕には黄金色に輝く籠手を装備していた。
「何と言うか……普通の格好だね君」
「どうせ個性の関係で身に着けている服なんてどれも変わりません、なので一番自分がカッコいいと思う服を注文しました」
「君がそれでいいというなら……うん……」
俺の格好にはあのオールマイトも思わず苦笑い。そりゃそうさ、今の格好風鳴 弦十郎そのものだ。だって俺、パピーの赤髪とマミーの黄金の瞳を受け継いでるからどうせならシンフォギア繋がりで最強のOTONAの
ちゃんと素材はヒーロースーツとして注文したから折り紙付きで破れにくく頑丈、それに加え俺の変身するすべての体格に合わせて伸び縮みするように細かく注文しておいたから問題ないはずだ。籠手は籠手で変身できない時用にぶん殴ったり防御するために注文した。でも一番の肝になるのがこのポーチの中に入っている物……これは後で説明しよう。ってか麗日さんのスーツはパツパツだし八百万さんのヒーロースーツは露出度高過ぎだし……いいね! すっごくエロイッ!
俺は麗日さんと話し終わった緑谷達と一緒に列に並ぶとオールマイトの説明を待つ。ってか緑谷スッゴイ緑緑してんな‥‥かっこいいゾ。何年も応援してきたかいがあったというもの。前世も合わせると40過ぎのおじさんになる俺だが、なんだか息子ではなく孫が独り立ちするみたいに見えて感動物だぞ‥‥。
「さぁ、戦闘訓練のお時間だ」
「先生」
先生の話が始まる、と思いきや飯田が今回の事に関して何か質問があるようだ。
「ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか?」
市街地演習……あのクソデカヴィランの拳が重かった記憶しか残ってないぞ。他のモードと比べてパワーの低めな翼モードだったから潰されかけた時とかマジでビビったなぁ……懐かし。
「いいや、もう二歩先に進む」
オールマイトは二本、指を掲げピースをすると細かい説明に入った。
簡単にまとめるとヒーローとしての活動は屋外が多いが実際厄介なのは屋内、そちらの方が凶悪なヴィランが出やすいらしい。なので今回はそれにも慣れるためクラスでヒーローチームとヴィランチームで別れて2対2または3の屋内戦を行うらしい。
そっかクラスは全員で21人いるわけだし一人どっかに入れるため3を付け足したのか。
「基礎訓練無しに?」
「その基礎を知るための実戦さ!」
蛙吹さんの質問に答えるオールマイトだけどオールマイトってスパルタなんだな。
「ただしぶっ壊せはOKなロボじゃないのがミソだ」
確かに対人戦だと相手の動きや癖まで読んで行動しないといけないし……難しいな。
あ、そういえば……
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっ飛ばしてもいいんですか?」
「また、相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
「別れるとはどのような別れ方をすればよろしいですか?」
「このマントヤバ「分裂って使ってもいいのですか?」
八百万さんの質問を皮切りに皆疑問に思ったことを一斉に質問するんだけど……ごめんって青山、わざとじゃないからそんなキランって感じでこっちを見るな。マリアモードの時を思い出して寒気がする。
「んんん~、聖徳太子ッ‼」
そりゃあのオールマイトでも同時に質問されりゃ困るよな。先生は懐から紙を取り出して説明を始めた……あれってカンペだよな?
状況設定はヴィランがアジトのどこかに核爆兵器を隠してヒーローはそれを処理しようとしている設定。うぁーアメリカンな設定だ。そしてヒーローは時間内にヴィランチームを捕まえるか核兵器を回収することヴィランは守り切るかヒーローを捕まえる事が勝利条件となる。シンプルでわかりやすいな、殲滅戦か防衛戦のどちらかって訳だし。
「コンビ相手はこれで決める!」
そう言って取り出すは相澤先生が持っていた物と同じ端末。そして映し出されるのはみんなの名前が書いたあみだくじ、なるほどなぁこれで決めるのか。
「ホントはくじで決めたかったのだがなんせ君たちは奇数だ、くじでは公平が無いと判断して相澤君にあみだくじプログラムを組んでもらったのさ!」
だから今日の相澤先生いつも以上に眠そうにってか授業中に寝てたのか……お疲れ様です。俺は今頃寝てるであろう先生に心の中で黙祷をささげていると飯田が騒ぎ出した。
「適当なのですか!」
まぁ真面目君の君じゃそこに突っかかるよな、でも。
「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップすることが多いしそういう事じゃないかな?」
「そうそう、それに新人の頃は経験を積ませるためにいろんなヒーロー達のサイドキックとしてたらいまわしにされるって聞いた事あるからな」
これは現役プロヒーローであるマミーから聞いた話で新人時代はよくいろんなヒーロー達とコンビを組んで活動していたらしい。その途中でパピーと出会ったらしいのだがその事はまた今度。緑谷と俺の言い分に納得したらしくオールマイトへ頭を下げる飯田、真面目過ぎるのも考え物だな。
「そうか……先を見据えた計らい、失礼しました」
「いいよ、早く始めよう!」
そうして隠されていたあみだくじの部分が解放されてチームが発表される。……緑谷がチームAで俺がIか。
「尾白に葉隠さん~よろしく」
「あぁこちらこそよろしく頼む」
「二人ともよっろしくぅ!」
そして俺のいるチームが3人となった。元々尾白とは格闘関連で休み時間などで話していて俺の個性と相性がいいのはわかっているからラッキーだな。それに葉隠さんは葉隠さんで決め手に使えそうな個性を持ってるから…結構楽勝かもしれない、相性次第だが。
それぞれアルファベットにチーム分けがなされ今度は最初の対戦の組み合わせ決めとなるんだけど…
「キッツ、最初からかよ」
俺達Iヴィランチーム対障子と轟合わせてのBヒーローチームだ。
・・・・障子が泣いているけど大丈夫か?
主人公が(格好だけ)OTONAになったのだ!
響は一番の推しキャラなので超嬉しいね!
次回予告
3対2の状況だが相手は二人揃って強そうな個性を持った人たち。なので響輝達は策を練って対抗しようとするのだが建物全体が凍り付いてしまう。響輝達IチームはBチームに勝てるのか?
次回【ザババの本領発揮】
次回もお楽しみに!
~どうでもいい設定~
響輝専用ヒーロースーツ
自分の瞳と髪の色がOTONAと一緒な為にネタとして注文したスーツ。
しかしその見た目とは裏腹に性能は高く、ある種のパワースーツのような機能も保有していて高くジャンプしたりかなりのパワーでパンチしたりできる。
その機能を使う際はパスワードが必要。【飯食って、映画見て、寝る】に設定してあるが他のパスワードはほとんど使う気が無いために忘れている物もある。
ポーチの中にはある物が入っている。
〜どうでもいいキャラ設定〜
緑谷出久
個性:ワン・フォー・オール
母親に作ってもらったスーツに身を包み気分は高揚しているがヒーローと言うより仕事帰りのサラリーマンの様な響輝のスーツを見てちょっと下がった。
ペンライトをポケットに入れるのを手まどった為に遅れてやって来た。
飯田天哉
個性:エンジン
今回、響輝の戦闘訓練時どんな姿で戦うかそして歌うのか楽しみになっている。
チーム発表後緑谷からピンク色と緑色のペンライトをもらった。
麗日お茶子
個性:無重力
被服控除の時詳しく書かなかったせいでパツパツスーツになってちょっと恥ずかしい。緑谷と一緒にコンビを組めてラッキー!
橘響輝
個性:戦姫
OTONAのコスチュームに身を包み気分はSONGの司令、それと同時に絶対に右手で親父をぶん殴ってやると再度心に決める。尾白とはなんとなく波長が合ってこの学校二人目の男友達となった。
尾白猿夫
個性:尻尾
強力な個性持ちの人物が一緒のチームになって嬉しいが葉隠さんの価値観にちょっと引いた。響輝とは格闘関連で気が合った。
葉隠透
個性:透明化
響輝が響輝ちゃんと同一人物だと驚いたが自分と同じで色々と苦労しているんだと思って優しくなってしまう。響輝の能力の一つに個性の一時的な無効化があると聞いて自分の姿が見えるようになるのか?と疑問を抱いている。
障子目蔵
個性:複製腕
実はマリアの戦闘映像をネットに流した張本人、それに加えその前のライブの時も偶然目撃していて響輝がマリアの正体だと知っている。そのために今回は歌が聞けるとルンルンな気持ちでペンライトとビデオカメラを持参していたが自分達の対戦相手だとわかって内心絶望しながら涙した。
轟焦凍
個性:半冷半燃
響輝が女なのか男なのかわからなくて頭が混乱している。
峰田実
個性:もぎもぎ
気絶から目覚めた後にあの赤髪の男が奏と同一人物だと知り絶望した。
相澤消太
個性:抹消
オールマイトの無茶ぶりを非効率ながらも答えた結果午後の授業の間ずっと保健室で寝てる事に。
戦闘訓練の際どのチームに入れるかまだ決めれてません…読者の皆様はどちらが好み?
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尾白&葉隠
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デク&麗日