僕と絶唱アカデミア!   作:サソリス

15 / 47
あとちょっとで☆8から転げ落ちそうになっている状態にビクビクしている作者です。
アンケートは圧倒的に下の方が多かったので締め切ります…流石に二つの良いとこ取りをすると致命的な矛盾が生じるんで許してくだされ。

本編はもうちょいお待ちを…クリスの心情が書きずらい…なので!皆様の為にーフライング投稿ダァ!(明日に本編を投稿したいから仕方ないね)
それと今回も誤字多目となっておりまーす!誤字修正兄貴姉貴、出番でっせ!

前回の僕と絶唱アカデミア、三つの出来事。

一つ、仲間と一緒に作戦タイム!
二つ、切調変身LiNKERキメる。
三つ、とりあえず葉隠寒そう。


複製腕人間&半冷半熱vsZABABA

※※※

 

「これで全員倒しただろう」

「す、すごい」

 

俺は早期決着をする為に建物全てを凍り付かせた。その様子に同じチームを組んでいる障子と言ったか、そいつが驚いているみたいだったけど仕方ねぇだろ、俺とレベルが違い過ぎるんだから。

そして凍り付いた建物の中に俺達は入る。さて、目標の核は何処かな?ゆっくりと歩いて行く俺達、だけども突如障子の歩みが止まった。

 

「待て!何かおかしい…」

「どうしたんだ?」

 

何か気付いたようで全ての腕を耳にして他の階の音を聞き取っているようだ。

 

「心音が2人分しか聞こえない…足音もない」

「それはおかしい、相手は3人だぞ?」

 

俺の攻撃を避けたのか? だが、一体何処に…。俺達は行方のわからない最後の1人を警戒しながら通路を進んでいくのだが。

 

「何だ、これ?」

 

奥に進むほど壁や天井、床に刺さる形で散乱しているピンク色の丸い何かが通路中に散らばり始めた。試しに一つ手に取って見てみると素材は金属と思うのだがそれ特有の重さを一切感じない不思議な素材でできていて周りには丸鋸のような刃も取り付けてある、だけど中央にはスピーカーが取り付けられていて用途が想像できない。そしてそれが散らばっているもの全て全て同じものだという事がわかった。

 

「障子、これなんだと思う?」

「ふむ…スピーカーが取り付けられた丸鋸…謎だ」

 

障子も手に取ってそれを確かめるが…何も異変は無い。俺達は一応気を付けながら上へと登って行って4階へと辿り着く。そこは先ほどとは比べ物にならないぐらいに先ほどの丸鋸スピーカーが大量に散りばめてあって視界がピンク一色だ。それを不気味に思いながら一歩踏み出し部屋へと続く通路へ入ると異変が見られた。

 

「何だ?」

「音楽?」

 

突如全ての丸鋸スピーカーから音楽が流れ始める。これは…ジャズ? だけどこれによって通路に音が反響して障子の耳による探知が潰された。

 

「警戒しろ、何かある」

「…了解」

 

冷気を直ぐ様打ち出せるように警戒してゆっくり、ゆっくり一歩ずつ慎重に進んで行く。まるでホラーハウスだな。いつ何処から出てくるかわからない(ヴィラン)を警戒して進んで行く俺達探索者(ヒーロー)、なるほどオールマイトが室内戦の方が屋外よりも凶悪と言ってた意味がよく分かる。実戦ではこれ以上に最悪な状況に置かれることの方が多いだろうしな。

 

警戒をして進んで行く俺たちだが敵の気配は微塵もなく、あるのはただ丸鋸スピーカーからの音楽が響くのみ。

それから何分経っただろうか、常に気を張り詰め警戒している為に体の疲労が溜まって行く。そのせいだろうか俺は一瞬気を抜いてしまって気付かなかった、敵は既に直ぐ近くに潜んでいる事を。

 

「!?、っぐ!」

 

突然コンクリート製の壁が吹き飛び俺達は飛び散る破片を防ぐ形となった。そのせいで一瞬視界は完全に塞がり俺は不味いと考え冷気で壁を作り出そうとしたのだが遅かった。風を切る音と共に背中に鉄の棒で殴られたような激痛が走った。そのまま俺の体は壊れた壁の方へと引きずり込まれる。そして俺がその時、唯一見えたのは…

 

「デースッ!」

 

不適に笑う、飯田に泣かされていた方のあいつ(響輝)の顔だった。

 

※※※

 

「轟!?」

 

 一瞬の事で俺も反応出来なかったが轟が壁の中へと引き摺り込まれた。

俺は複製した耳を使った探知方法があの丸鋸のスピーカーに潰されていた為に変わりに目を複製していた。そのおかげで先ほどの出来事を細かく見る事が叶ったのだが反応は出来なかった。あの時は一瞬、緑色の鎌が飛び出して来てそのまま轟の背中に刃を引っ掛けられるとそのまま引き摺り込んだように見えた。クソ、やはりあのスピーカーは俺の探知を狭める為か。

俺は轟を追う為にあの吹き飛んで出来た穴へと入ろうとするのだが。視界がピンク色一色で染る。

 

「!?」

 

俺はそれに驚き数発拳を叩き込んで後方へとバックステップで下がるのだが、その結果俺の拳は赤く染まってしまった。硬い、まるで盾を殴っている様に硬い。

 

「盾?」

「なんとノコギリ」

 

俺の思った事が口から溢れると盾の様なピンク色の円盤の向こうから声が聞こえた。そして円盤は小さくなりその使用者がゆっくりとこちらは歩んできた。

 

「分断せーこー」

 

その者は若干ドヤ顔で微笑んでいる、アイドル(響輝)だった。

俺はその姿を確認すると放課後絶対に色紙にサインとツーショット写真を撮ってもらおうと心に決めた。

 

※※※

 

「ッチ、分断されたか」

 

戦闘訓練RTAを世界最速クリアを目指した結果、クリアも出来ずリセ案件の面倒臭い事となった轟君を嘲笑う戦いはっじまるよー!

 

って素の時の思考だったらこういう時言うんデスかね? 

それはともかく作戦成功デース。アタシはついつい頬が上がっているのを自覚するほど、嬉しい気持ちに満たされるデース。だって私とアタシの約2人分の思考を使って考えた作戦にまんまと引っ掛かってくれたんデス。

 その作戦と言うのが私のギアであるシュルシャガナの丸鋸にスピーカーを搭載させてあたり一面に散りばめて音楽を流しこちらの戦い易いフィールドを用意してそこに誘い込んだ後、あたしが片方どちらでも良いから拐って分断させる事デース。

 

「私たちはヴィラン、だからヒーローは徹底に叩き潰すので覚悟してくださいデース!」

「……役に入り込んでるなぁ……」

 

デースデスデス気分は第七寸劇ノートの悪役、Death大魔王デース!

そのアタシを見て轟君は何だか呆れているみたいデスが癖みたいなものなので許してください。

内心謝りながら鎌を振り回して轟君が作り出す氷の壁を切り刻むデス。イガリマの鎌は本来魂を切り裂く事のできるアームドギアデース。その特性が残っているのかこの鎌はカロリーを消費する事によって個性で作り出した、もしくは産み出した物だったら例外無く全くの無抵抗で切り刻む事ができるデス。なので氷を切り刻んでいるはずなのに手応えを全く感じ無いデース。まぁ、その状態もカロリーが有り余ってるからできる事なんデスけどね。

 

「……」

「動かないの?」

 

私の方では障子君が動かないの為に困ってる。

 

「……」

「……」

 

そのまま数分の時間が経過、私も障子君もどちらも動かずにじっとしている。何故かはわからないけど動いたら負けだと思った。だから私も動かないのだけど‥‥本当になんで動かないんだろう? 

 

「……」

「……」

 

私はゆっくりと近づいてみるけど……全然反応しない。なので私は障子君を捕まえるために。

 

「えい」

「……」

 

とりあえず拘束目的で抱き着いてみた。本当は後ろから羽交い絞めにしたかったんだけど、腕がいっぱいあるから無理と判断して正面から抱き着いた。…これで捕まえた事になるんだよね? 私は混乱の中とりあえず持っていた確保テープをぺたぺた後ろからぐるりと貼って切ちゃんの元へと急ぐ。

 

「っぐは!」

 

途中後ろから何かを吐き出すような声が聞こえたけど…障子君何か調子が悪かったのかな?

 

 

アタシは調が合流するのを待ちながら轟君と戦うんデスが…正直厳しくなってきたデース。作り出された氷を切り刻むデスがそれによって散らばった氷が体へと付着して体が冷えて体力を着実に奪って来てるデース。轟君も同じ条件のはずデスが左手を使ってちょくちょく暖を取っているデース。

 

「キリねぇな」

「デース、そろそろお鍋が食べたくなってきましたデス」

「それは良いな、俺も体が冷えた放課後食べに行こう」

「楽しみに、しておくデースッ!」

 

アタシは鎌を轟君へ振り下ろすのデスがまたも氷の壁に阻まれるデス。私はさっきと同じ様に切り刻むのデスが‥‥

 

「流石に、ワンパターンだ」

「デデデ!?」

 

切り刻んだ氷が全て溶かされ水蒸気となって爆発した。アタシの体は吹き飛ばされて壁へと叩きつけられる。くそぉ水蒸気爆発デスか、油断したデース。まさか爆発させるほど温度を上げれるだなんてなんて個性なんデスか! アタシは体の痛みに耐えながら轟君の方へと目を向けた。そこには左目の青く綺麗な瞳を左手の炎で灯し輝かせこちらを見ている。

 

「すまない、少し強すぎたか?」

 

そしてその顔は完全に遊び相手を見つけた子供のような気持ちが読み取れる表情を浮かべていたデス。アタシは素早く体を起こして吹き飛んだアームドギアを呼びよせる。鎌は壁の向こうへ吹き飛んでいたみたいで壁を突き破り戻ってくるデス。

 

「デース、ちょうど冷えた体が温まってきたところデス」

「むしろ暑すぎる、だから帰りにお鍋ではなくファミレスに行こう。クラスの皆を誘って」

「それは良い、これから過ごす学友だからな。その為の交流は大事だ」

 

さっき吹き飛んだ壁からやって来たアタシでもある調も合流し私達は意識を轟君へと向ける。これは面白くなりそうデース。さらにユニゾンでの出力を上げる準備を始める。丸鋸スピーカーからBGMの様に流れ続けていた曲は変わり、アタシ達のために胸に浮かぶ歌を紡いだ。




今回戦闘描写が多くて楽しかったー…早くこっちでもシリアスしたいなぁ

コメント返信は今日の朝行うので…許してくだされ…評価おにゃします。


次回予告

1対1(タイマンとは言ってない)の状態で戦い続ける響輝と轟、だんだんとペースは上がっていき当初の目的を忘れさせる。

次回【忘れられてたチームメイト】

次回もお楽しみに!

~どうでもいいというより説明し忘れた設定~

この作品に出てくる個性でのイガリマとシュルシャガナの無印ギア状態は原作で言う黒色のGのギア。Gのギア状態はそのGのギアの黒色の部分が白色になっただけのデザインです。

ー今回の勘違いー

響輝:寒いしギアの出力上げて防寒するかーでもこれすると俺が出す音が消えるんだよなー、不思議だー。

障子:2人の心音しか聞こえない? 足音すらない、一体どう言う事だ?

響輝:とりあえずスピーカーばらまいとけば音楽的な何かで戦い易い事になるんじゃね?

障子:音楽のせいで察知ができなくなった…俺に対策して来たのか?


以上、描写できなかったキャラの心情。
勘違いが雑なのは許してくだされ。

〜どうでもいいキャラ設定〜

橘響輝
個性:戦姫

片方捕まえた、やったぜ。でも、もう片方が曲者で苦戦するけど相手の表情を見てだんだんと戦いが楽しくなってきた。

轟焦凍
個性:半冷半燃

まさか親父が夫婦での旅行期間中に親父の方の個性を使わせる奴と出会うとは思ってなかった。けど、そのおかげでライバルと言える張り合える奴と出会えて楽しくなってきた。帰ったら親父に話そうと思う。そして響輝とはぜひ友達になりたいとも思った。

障子目蔵
個性:複製腕

あこがれのアイドルを前に何もできずに固まってしまい、抱き着かれ脳が停止。離れた後に再起動後、その時の感触を思い出して無事鼻から赤色の感謝が噴き出した。

次回の日常パートのモードを決めてクレメンス

  • 響or翼orクリス
  • 切歌or調
  • まさかのエルフナイン
  • マリア…とか言わないよ…ね?
  • 大正義、奏
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。