僕と絶唱アカデミア!   作:サソリス

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出来たゾー眠たいぞー

誤字たぷりでっせ、修正頼んます!

前回の僕と絶唱アカデミア、三つの出来事。

一つ、マリアはカラオケに挑戦する。
二つ、やけんどゼロ点を叩き出し最下位に
三つ、対戦の結果は轟勝利。

略して逆にしたら、たやマ。


遅刻するから! そこ、どいてぇ!

「不覚、何故あの時の(マリア)は機械に入っていない歌を歌ったのだ……」

「あははは、響輝君ドンマイ」

「いつも通りの感覚で歌うからだ、このドアホが」

「ック、爆豪のいつもの罵倒が、心へと刺さる」

 

カラオケ大会後、皆で一通り歌い親睦を深めながらプレゼント・マイクに促され解散した私達はそれぞれの帰り道を進んでいた。途中高カロリーゼリーを摂取しながらステージを出現させて大量に消費したカロリーを補給しつつ私の家の位置的に途中までは爆豪も重なり結果、3人で帰る事となった。

 

「罰だ罰、俺との約束を守らなかったことの罰だこのヤロォ。反省しやがれ」

「爆豪、だが勝負事には全力で挑むのが私の心情であってだな……」

「それで負けてちゃわけねぇな」

「……緑谷、助けてくれ爆豪に言い負かされてしまった。何も言い返すことができないぞ」

「かっちゃんの言う通り今回は響輝君が悪いと思うよ」

「二人して私をいじめるとは……くっ、コロせぇー! いっそコロせぇー!」

「くっころだ……」

 

などと茶番をしつつ帰り道を進む私達。()の姿で演歌を歌えば……まだチャンスはあったのか? 今となっては分からない。

爆豪の家が帰り道的には近いために先に爆豪が帰宅、ついでに私もいつもお世話になっている爆豪のお母様にご挨拶をしようと思い付いて行く。緑谷は編集があるとかで先に帰ってしまった……なんの編集? 爆豪のお母様へは途中の駅で買っておいたお饅頭でもいいかな?

 

「(爆豪の)お母様(御母様)、いつも息子さんにお世話になっております。これ、つまらない物ですが……」

「あら、そんなのいいのに悪いわね。コラ勝己! あんたもお礼言いなさい!」

「ハァ?? なんで俺がそんな事しなくちゃ「いいから言いなさい!」ッチ、サンキューな」

「ごめんね、知っての通りこの子素直じゃないから」

「存じております。しかし、こんな様子ですが二人っきりの時などは素直になったりとなかなか可愛い姿も見せてくれますよ」

「あらあら、いつの間にそんなに進んでいたのかしら?」

「ッ!? 余計な事言うんじゃね!」

「ちょっと勝己!」

 

そのまま家へと入って行く爆豪。なんで顔を赤くしていたんだろうか……まさか、風邪か? 

 

「ごめんね、それじゃ私は勝己に聞き出さないといけない事ができたからここらへんで〜」

「はい、失礼します」

「そんなにかしこまらなくていいのに、じゃ、またね」

 

爆豪を追いかけ家へと入って行った爆豪のお母様。やはり爆豪のお母様は若々しくてお茶目なところもあり話していて楽しいな。

その後私も帰宅して夜。既にお風呂などを済ませて自分の部屋でゆっくりしていた。

 

「疲れた……(この姿)だとお母様は何故あそこまで私を着せ替え人形にしたがるんだろうか……謎だ」

 

やり終わった課題を片付けて……この姿だと余計に汚くなるのでそのままにしておき寝床へ着く為にまた変身する事にする。エルフナインやキャロルの姿の方が身長的にもベッドを広く使えて寝やすいのからな。

 

「さてさて、お布団さんを準備しなけれ、ば!?」

 

この時、ボクの知らないボクの記憶が流れ込む。キャロル、また勝手にユニゾンして離れて行動したんですか……ハァ〜。

ボクの個性の中にあるモードの中でもキャロルやシェム・ハ、通称アンノウン組は特別でボク達(橘響輝)自身をベースとしながらそのキャラとしての自我をホントに薄々ですが持っているんです。

その為にユニゾンした場合独立した思考を持って行動しています。スモール達はちょっと特殊な方法で分裂している結果であの子達は元々ボク自身だったんですが個性の暴走の結果、独立しちゃってて既に確固たる自我まで待ってます。だからボクと再び一つになることができずに記憶の同期に加え共有化もできません、しかし脳内処理のアシストならできます。

自分自身が変身する分には何ら問題ないのですが偶に寝ている時や無意識状態のボクを動かしてユニゾンを使用させて勝手に行動してますね……ハァ~困ったものですよ、ホントに。そのせいで究極のプリンを探すとか言って家出した人格もいるんですが……この話はまた今度。フィーネ、本当にどこに行ったのでしょうか? 最近来た手紙によると――――

 


 

(響輝)

 

ハロー、私! 最近元気にしてる? 私は今も全力で究極のプリンを探してるけどなかなか見つからなくて苦労してるわ。最近では自分で作った方が早いんじゃないかと思い始めたんだけど最近出来た友達のおかげで探す事を諦めてはいないわ。だからそっちも高校生活頑張ってね!

 

追伸

途中寄った牧場の牛乳を送っておくわ、これを飲んで身長を高くしてね!

 


 

北海道の牛乳絞りを体験していたようですが……とりあえず美味しい牛乳ありがとうございます。

 

話を戻して、薄くても独立した個が存在することによって記憶の同期はそのモードにならないと出来ず、思考の共有化や同期も障害が発生して結構不便なところもあります。しかし独立した個を持っていることによって本体(ボク)では気付かない所も気付く時があるのでその点では便利です。それにしても緑谷君の個性覚醒の秘密にオールマイトが関わっていたとは驚きです。明日詳しいことを聞けるといいんですけど……。

そう考えながらお布団さんの中へと入ったのでした。

 

※※※

 

「よかった……無事で……」

 

 

私の目の前では絶唱を歌い血だらけのセレナが、私達の思い出の曲を歌いながらこちらを見ていた。待っててね、今助けに行くから!

崩壊した研究所の瓦礫を乗り越えて助けにいこうとするんだけど、マム!? 一体なにするの!? 突如襲い掛かる衝撃に意識が薄くなるのを感じる。そして最後に見たのは瓦礫に埋もれるセレナの姿であった。

 

※※※

 

「セレナァァァァァァァァァァッ!! …………あれ……?」

 

ベッドから飛び起きる私……あれ? セレナは一体何処?

思わず頭を傾げそうになるけどそこで思い出した、私はセレナでもあったんだったと。

 

「そっか……私はマリアであってセレナでもあったんだー……あはは、アハハハハハハハハハハハハ」

 

部屋の中、私の笑い声だけが響いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

「……って危ない危ない、人格が乗っ取られる所だった……」

 

セーフ、心の中でそう考えながら顔を洗う為にベッドから這い出る。

眠い……けど、登校の準備をしなきゃ……。フラフラと洗面台に向かいながらさっきの事を考える。

どうやら寝ている途中に寝ぼけてZシリーズの方のマリアになっていたらしく、あの悪夢も相まってパニックになった(マリア)自身に自我が乗っ取られそうになった。Zシリーズのマリアの精神状態は妹であるセレナを失った直後ぐらいの不安定な状態で、これまた未来のように感情の起伏で暴走しやすくなっている。まぁ、しやすいと言っても滅多に暴走はする事は無いんだけどね。

 

「それにしてもまたパジャマをダメにしちゃったわね……はぁ」

 

エルフナインの体型で合わせた服だからマリアになった今では前のボタンは全て吹き飛んでいてズボンは悲鳴を上げている……苦しいけど着替えるのは後で、どうせ制服に着替えるんだから。なんとか部屋から出て洗面台へ、顔を洗い先ほどまでのどんよりとした気分をリセットさせると制服へと袖を通す。ハァ〜……今の状態で登校するのよね……憂鬱だわ……

 

「あら響輝ちゃん、今日はその姿で行くの?」

「どうやら寝ぼけたまま変身しちゃってね、仕方なくよ仕方なく」

「本当にその姿の響輝ちゃんは美人さんね~」

「はいはい、ありがとう」

 

私と一緒で顔を洗いに来たママとの会話も楽しみつつ、その後朝ごはんを食べ終わり通学用のリュックを背負って学校へ向かうとするんだけども……やっぱり目立つわね、私。念のために家で変装用のサングラスを付けて学校へと向かった。

 

 

途中満員電車の中で携帯端末に記録されてある音楽を聴きながら出久からのメールを確認する。出久、今日は先に学校へ行くって書いてるけれどなんでかしら? 昨日編集とか言ってたのに関係が?

 

「♪♪♪」

「あれって歌姫のマリアだよな」

「だな、オレ初めて見た」

「雄英の制服着てるって事は高校生だったのか?」

「き、綺麗だ」

「変装にサングラスだけってあの美人オーラを隠しきれてないよな……」

「サングラス似合ってないな」

 

それにしても複数の目線を感じるわね……変装してるから大丈夫だと思うけど……バレてないわよね? ないわよね?

その後奇妙な視線を感じながら何とか学校へ到着するんだけど‥‥‥‥えぇ……

 

「オールマイトの事に付いて教えてくださいよ!」

「平和の象徴が教壇に立ってることについてなにか一言!」

「教師オールマイトについて……」

 

多分テレビ局の人達と思われる集団が雄英の門を囲んでいた‥‥‥‥私が入れないぐらいに。このままだと私、遅刻するんだけど‥‥‥‥あ、門が閉じた。




順位表は……峰田君は11位とだけ言っておこう。細かいのは今度書きますよ……だって時間ないから。

次回予告

何とか学校の中へと入り教室の席へと座る、マリアに付いて色々と質問されそれに答えながら朝の時間を過ごして担任である相澤先生の担当するHRが始まる。

次回【がっぽい!】

お楽しみに!

~説明し忘れていた設定~

【SONGモード】

歌を歌いエネルギー増幅に特化したモード。
戦闘モードへ回すエネルギーを別の事へ回せる為に派手な衣装などを作り出す事ができステージまでも一時期的にではあるが出現させる事ができる。
空間を歪めて自身のイメージした空間を作り出すことも可能だが消費カロリーが莫大に跳ね上がる為に持続時間も無理して2、3曲をフルで歌いきる程度で戦闘ではまともに使えない。
ユニゾンと組み合わせてさらに多くのエネルギーを増幅する事が可能。
カロリー消費によって服だけ生み出す事も可能だが、カロリーが供給か切れると服のみ消える。


~どうでも良くない設定~

アンノウン組

他のモードと違いキャラその者の自我が薄くではあるが存在する。
その為にユニゾンで使用するとその薄い自我がユニゾン先の響輝の自我を上回るほどに活性化してそのキャラとして行動する。
薄い自我が芽生えている影響で思考の共有化に障害が起きたり記憶の同期がそのキャラへと本体が変身しない限り出来ない。基本的には本体で変身する分には問題ないが制御できない者も多く封印指定しているモノが多い。

該当キャラ

※←コメ印が付いているのは制御可能キャラ

シェム・ハ
フィーネ&ウェル博士
キャロル※
???・??????プ?
?ィ?
?ン?????※
??オ???
???ー??

~どうでもいい設定~

フィーネ&ウェル博士

姿はフィーネであるが思考回路的にはウェル博士の英雄への狂気的な憧れとフィーネの一途な恋心と響輝自身の好物への思いが合わさり何故か究極のプリンへの探求に行動原理が変わっている分裂体。そして究極のプリンを求めて家出しちゃた自分自身。
最近はどうやってかヒーロー免許を取得してプロヒーロー英雄事故として行動している。
英雄への憧れも残っているせいか自分自身である響輝を英雄(最高のヒーロー)にする為に有利になる道具も作ってたりする。

〜どうでもいいキャラ設定と言うより心情?〜

橘響輝
個性:戦姫

マリア状態で何とか登校してきたけど……何故に報道陣が……これじゃ学校に入れないじゃない!

橘雪利
個性:氷結

響輝ちゃんは男の子でも女の子でも可愛いわぁ~
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