僕と絶唱アカデミア!   作:サソリス

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遅刻ー遅刻ー 遅刻よー

疲れたんゴ寝るんゴ。

コメント、評価ありがとうございます!

今回も誤字たっぷりあるので修正兄貴姉貴たちお願いします!

僕と絶唱アカデミア! 前回の3つの出来事。

一つ、バスに乗って三千里
二つ、その最中ポーカーをやるが口田の一人勝ちして響輝は爆豪に煽られキレる。
三つ、じゃんけんによる勝負の結果負けた。



USJⅡ

「すっげぇーーー! USJかよッ!!」

 

雄英高校一年A組のメンバーはヒーロー基礎学の内容である救助訓練を行う建物へと到着する。建物の看板にはUSJと書いてあってあの大阪にあると言う遊園地を思い出させる名前……これはアウトなのか? セーフなのか?

切島達の驚く声が響く中、俺と爆豪はバスから降りると睨み合いそしてじゃんけんで喧嘩をし相澤先生からの熱い拳骨(教育)で粛清されてしまった。

痛い……頭が痛い……

頭の痛さは轟に出してもらった氷を八百万さんに作ってもらった袋に入れて作った簡易的な氷袋で冷やし癒しながら建物へと入る。そしてエントランスへ出るとそこには相澤先生が授業前に知らせていた三人目の先生がいた。

 

「皆さん、待ってましたよ!」

「おぉ!」

 

真っ白でずんぐりとした体形に黒い宇宙服を模したヘルメットと服装、それに加えその上半身からは想像できないオシャレなスニーカー……あなたは!

 

「スペースヒーロー13号だ!」

 

スペースヒーロー13号、自然災害などの災害救助で目覚ましい活躍をしていて、その見た目からは想像できないほど紳士的で優しいヒーロー。そして俺をあの悪夢から救ってくれたヒーローの1人でもあり、歳は離れているものの俺と友達でもあるのだ。雄英高校の教師をやっていたなら一言メールで教えて欲しかったなぁ。

 

「災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

「わぁ~! 私好きなのぉ、13号!」

 

緑谷と麗日さんの二人は13号の姿を確認するや否やテンション爆上がり。緑谷はともかくとして麗日さんは13号好きなんだ……まぁ気持ちはわからなくもない。俺も大好きなヒーローを目の前にしたらテンションがおかしくなって緑谷のSMASH食らっちまうからな!

 

「早速、中へ入りましょう」

「「「「よろしくお願いします!」」」」

 

13号の案内の元建物の奥へ入って行く、すると見えて来たのは広々としたドーム状の空間だった。

そしてこの建物の説明が始まる。

 

「水難事故、土砂災害、火災、暴風、山岳事故、etc……。あらゆる事故や災害を想定して僕が作った演習場です。その名も、|ウソの災害事故体験ルーム!! 略して……」

 

 

(ウソの)(災害や)(事故ルーム)

 

そう言いながらポーズをキメた13号、だけど俺達は皆、こう思ったと思う。

 

〖〖〖ホントにUSJだった!!!〗〗〗

 

いやーあの人、紛らわしい名前付けるの得意だからきっと自身で付けたんだろうな……。目の前の友人のネーミングセンスに苦笑いしてると教師二人が何か話し始めた……ん? そういえば。

 

「なぁ緑谷」

「なに響輝君」

「確か相澤先生って授業が始まる前に3人で今日はやるって言っていたよな?」

「うん、最後の一人はオールマイトだって言ってたよ」

 

そう、そうなのだ。今回の授業、相澤先生は3人で見ると事前に告知していた。けれどこれまでにここへ来るために使ったバスの待ち時間には現れず、会場に付いたが13号しかいなかった。そして恐らく最後の1人であろうオールマイトの姿はどこにも見えない。

 

「なら肝心のオールマイトは何処(いずこ)に?」

「さぁ……?」

 

マジでオールマイトさんどこ行ったんだろうか。確か朝の通学中に確認したヒーローニュースの内容では何件かの事件を黄色いスーツ姿のオールマイトが解決したと出てたし、何かしら関係でもあるのかな?

俺は会話の内容は聞こえないが相澤先生へと13号が立てる3本の指を見ながら俺は首を傾げるしかなかった。

その後は13号が個性の優位性や危険性に関するありがたい話を始める。この話は要約すると道具も個性も使う人次第で役に立つモノにも凶器にもなるって話だ。

 

「君たちの力は人を傷つけるためにあるわけではない、救ける為にあるのだと心得て帰ってくださいな。以上、ご清聴ありがとうございました!」

 

そう言って頭を下げる13号に足して皆は拍手をしながら称える。飯田に至ってはブラボーなんて言いながら感動してるぐらいだ。

ってか、俺はこの話に身に覚えがあり過ぎてヤバい、主にアームドギアの殺傷性云々に関してだけど。

 

そう考えながら続く話を聞いていたんだけども……ん?

 

 

「雑音?」

 

 

耳にキーンと耳鳴りの様な雑音が聞こえてきた。そしてこの音は段々と大きくなっているのに他のみんなはその音に気付いていない様子。あれ、これってもしかして……!?

 

「緑谷! LiNKER!」

「!?」

 

今一瞬、嫌な予感が走った。あの半年間、ヴィランを潰しまくってた時に培われた自身の生存性を高めるための感が俺に逃げろと叫び続けている。それに加えこの耳鳴りの様な音はただ事じゃないと感が告げている。恐らく俺の個性が何かしらの警告音を出しているんだろう。

 

「はいLiNKER」

「ッチ、マジかよ」

 

だから緊急事態と判断した俺は緑谷に預けてあるモノを要求、緑谷は過去の経験から俺がかなり焦っていると読み取れたのかすぐにジャージの中に入れてあるLiNKERを渡す。爆豪は爆豪で両手に装備してある籠手やその他の装備が正常に動作するかの最終チェックを始めた。

 

「橘、それに緑谷と爆豪までいきなりどうした?」

 

相澤先生達は俺達の行動に理解できなかったのか疑問に思っている。だけど説明している暇は俺達にはない、急いで準備しておかないと大変な事となる。

すると相澤先生の後ろから13号が一歩踏み出してこちらへと来た。

 

「……橘君もしかして……嫌な予感?」

 

流石は俺の友達、俺の行動が分かってる!

今俺の口は高カロリーゼリーをたらふく食べてる為に言葉がしゃべれない、だから首を縦に振った。すると13号は相澤先生へと向き直る。

 

「先輩、警戒を厳に。もしかしたらあと少しでヴィランが現れるかもしれません……それもかなり強力なヴィランが」

「なぜだ、何故そう言いきれる」

「この子の勘が不味いと言ってるからです!」

 

相澤先生は雰囲気の変わり真剣な声色で話す13号へ詰め寄ろうとしたが爆豪が待ったをかける。

 

「なんだ爆豪」

「待てよ先生、この宇宙かぶれ先生の言う通り響輝の勘はかなり当たる。その的中率は本人曰く98パーセント、普通ならホラ吹きと笑うとこだがそうじゃねぇ。こいつの場合はホントに98パーなんだ」

「つまりその勘に従ってお前たちは行動していると?」

「あぁ、実際俺もその勘で何度かヴィランから襲われていたところをコイツに助けられたからな」

 

爆豪の真剣な表情に嘘はついていないと判断したのか相澤先生の目つきが変わった。首元のマフラーの中からゴーグルを身に着け、辺りを警戒し始めた。

 

「なぁ爆豪、今何が起こってるんだ?」

「赤鬼、今は辺りを警戒してろ……多分今回はやべぇ事が起こるぞ」

「他の皆も何か違和感を感じたらすぐに報告して!」

 

俺達の様子に他のクラスメイト達は付いて行けずちんぷんかんぷんな状態。そんな中、俺は最後のゼリーを飲み干すと首にかけているペンダントを外し握りしめ何時でも変身できるようにした。

 

「はぁ? それはどういう……」

 

切島の言葉ここで途切れてしまった。何故かって?

 

「一かたまりになって動くな!!!」

 

相澤先生がオレの嫌な予感の原因を見つけたみたいだったからだ。

 

「13号、生徒を守れ!」

「はい先輩!」

 

相澤先生が大声を上げて13号への指示を出す。俺はその視線の先を、ノイズのする方へと目を向けた。そこでは黒い渦が正面にある広場に出現して次々とその中から人が沢山出きている。そして真ん中にいる手がたくさん張り付いた奴を見た途端、俺の体は寒気が止まらなくなってしまった。

なんだアレなんだアレなんだアレなんだアレ、なんだあの悪意(ノイズ)の塊は。こんなの今まで聞いた事ない。

それに加えあの脳みそ丸出しの4人、アイツらもかなり強い。ノイズは聞き取れないがあの薄い黒色の肌をした4体はかなりの実力者だ。

 

「なんだアリャ、また入試みたいにもう始まってるパターン?」

「んなわけあるか赤鬼ッ! あれは‥‥」

 

「「(ヴィラン)だ!!!」」

 

相澤先生と爆豪の声が被った。どちらもふざけた様子はなく真剣な声色、そのため陽気だった切島も状況が理解できたのかその額に汗を浮かべた。

敵は多人数、それに比べてこちらの戦力であるプロヒーローは13号とイレイザーヘッドのである相澤先生のみで後は羽化も終わっていないヒーローの卵である俺達、足手まといだけだ。これは不味い、圧倒的に人数的不利だ。

前に緑谷に見せてもらったノートによると相澤先生は集団戦はあまり得意ではなく、どちらと言うと奇襲戦法が得意なヒーロー。そして13号は本人曰く元々対人戦は苦手……これは勝ち目があるのか?

 

「13号にイレイザーヘッドですか……先日()()()教師側のカリキュラムではオールマイトがいるはずなのですが……」

「やはり先日のはクソ共の仕業だったか!」

 

先日って言ったらあの侵入者騒ぎの件か……つまりは昨日からヴィラン側はこちらの様子を窺っていたのか?

 

「どこだよ、せっかくこんなに大衆引き連れて来たのにさ……。オールマイト、平和の象徴いないなんて……」

 

悪意(ノイズ)が爆音で鳴り響く手だらけの男、その次に放った言葉に俺は戦慄を覚えてしまった。

 

()()()()()ば来るのかな?」

 

こうして皆で初のUSJでの救助訓練は図らずも、プロヒーロー達が常に向き合い戦っている途方もない悪意によって中止させられてたのであった。




はーい!個性戦姫の影響で脳無4体入りまーす!
それとシリアスってなんであんなに書きやすいんだろうか?

次回予告

突如として現れたヴィラン達、その集団へと単身突っ込んでいく相澤。そしてその間に避難を開始しようとするのだが……

次回【USJⅢ】

次回もお楽しみに!

~どうでも良くない設定~

第六感

今まで培われた装者達やアンノウン組達の経験によって悪意にのみ反応する。
それは耳鳴りの様な音で現れ個性の所有者に警告を鳴らし続ける。

〜どうでもいいキャラ設定と言うより心情?〜

シリアスなのでお休みです。
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