僕と絶唱アカデミア!   作:サソリス

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眠たいぜ……疲れたぜ‥‥…お腹もすいたぜ…皆様お勤めお疲れさまでしただぜ……それと明日は特別に早く起きてやらなければいけない日なのでコメント返信は明日の午後辺りやるデース。

コメントと評価ありがとうございます!

今回は~携帯で書いたので作りも甘いデスよ~誤字もたくさんですし。やっぱり休みの日にパソコンオンリーで書くと丁寧に書けるんですよねー

僕と絶唱アカデミア! 前回の3つの出来事。

一つ、飛ばされる緑谷、蛙吹に助けられるも船の上でピンチに陥る
二つ、響となった響輝が同じ場所へと飛ばされ駆け付けるけど相性の問題で状況は好転せず
三つ、それでも未知と言うアドバンテージを生かした作戦を練ることとなった。


USJⅤ

「とりあえず、粗方片付いた」

「もっと強いと思っていたデスがいくらか拍子抜けデス」

「まだどこかに潜んでるかもしれねぇから油断するな、二人とも」

 

私達は飛ばされた後すぐに襲い掛かって来たヴィラン相手に轟君と一緒に立ち回っていたデス。

今回幸いな事にギアインナーを纏ってたおかげで身体機能的には上がっていた。だから素早く行動でき襲いかかる接近型の人達は私達二人のマーシャルアーツで、それ以外は一緒の場所にワープして来た轟くんに任せながら戦った。

轟くんは流石は推薦入学者と言ったところデス。アタシが転移直後の轟くんに声をかけると素早く状況を判断し、行動を起こしてくれたデス! 結果、厄介な中、遠距離型のヴィラン達を大きな大きな氷のオブジェにしてくれたデース!

 

「ふぅ〜……それにしても」

「あぁ、手応えがなさ過ぎる。てっきりオールマイトを殺す算段が出来ている言っていたから少数精鋭で挑んで来ていると思ってたが」

「これじゃッ!「ヘブ!」 アタシ(アタシ達)がッ!「っが!」普段から相手にしているヴィラン以下ッ!「ありがとうございます!」 の、チンピラと差ほど変わらないデデデーーーースッ!」

「「「グハッ!」」」「ありがとうございます!」

「橘は普段からそんな事していたのか……」

 

今の私達は戦場のあと片付けを始めてる、私は轟くんと協力して気絶したヴィラン以下のチンピラ達を丁重に頭を残して凍らせて拘束していく。

アタシの方は轟くんが相手にしたまだ起きているヴィラン達の顎を丁重に回し蹴りなどをして脳を揺らして、意識を丁重に刈り取っているデス。

 

「や、やめてくれ……お前もヒーロー志望なんだろ」

「デース、ヒーローになる為毎日楽しく頑張ってるデス!」

「ならなんでこんな酷い事ができるんだ!」

 

え? だって昔ママがヴィランは人であらず、見つけたら悪・即・斬! って教えてくれたデス! だからヴィラン落ちした人には人権も無いデス! それにもし拘束を脱出されてまた敵に回られたら面倒デス。

 

「人権はあるよ、人権は」

「容赦ないなぁ」

 

アタシはそうだった人権はあるんだった、と思い出しつつも命乞いをしていたヴィランの意識を刈り取って隣で凍っている恐怖によって顔の青い鳥頭のヴィランへと目を向けるデス。そのヴィランの足元は水たまりが出来ていてアンモニア臭が漂ってくるデス。臭い。

 

「こ、殺さないでくれ……たのむ、頼むよぉ!」

 

さてさて鳥頭って事は人体の構造が違うデス、何処をどう刺激したら意識が刈り取れるデス?

 

その後、轟くんの機転で止めに入らなければその人の意識も刈り取っていたと思う、うん。

そのヴィランはそのまま轟くんに拷問されて今回の襲撃理由などの諸々な情報を吐き出させてるけどその時の顔は必死だった。そんなに怖かったのかな?

私はそんな事を考えながらゆっくりと拷問が終わるのを二人で待っているとあの耳鳴りに似たノイズが聞こえ始めた。

 

「轟君警戒!」

「またあのワープで何か出てくるデス!」

「!」

 

やがて黒い渦が広がりゆっくりと誰かと言うよりナニカが姿を表す。

その肌は薄黒く筋肉質、大柄で大体筋肉モリモリなオールマイトより一回り小さい体格で剥き出しとなった脳の横に並ぶ複数の目がギョロリとこちらを見つめてくる。

 

「!」

「デ、デース」

「何だ、コイツ……」

 

私達がその迫力に呑まれかけていると敵はその場で跳躍を開始した。その高さは尋常じゃなくかなり高いはずの天井へと届きそうな程のジャンプだ。

 

「! 切ちゃん!」

「ガッテン、デースッ!」

「何を……」

 

私達は不味い予感が頭をよぎり咄嗟に切ちゃんは轟くんを蹴り飛ばしてこちらへ寄越す、そして私は倒れた轟君の上へと大きかぶさった。

そして……

 

「!?  何を!」

「耐えて!」

 

敵はそのまま先ほど轟君のいた場所へと飛び蹴りを放つかのように着地した。

 

「グッ!」

 

その着地は凄まじいの一言だった。まるで爆風かのような発生した強い風が私達を襲うのと同時に、私のお腹に激痛が走って思考共有している切ちゃんが攻撃された事もわかる。その後も吹っ飛ばされたのであろう切ちゃんの痛みが全身へと広がりかなり痛い。土煙が収まると敵はクレーターの真ん中で立っていて切ちゃんは……クレーターの端っこで倒れていた。

 

「っく、着地の瞬間ボディーブローを叩き込むだなんて女の子の扱い方がなってないデス。まぁあたしは男の子なのデスが」

 

無理矢理にでも冗談を言いながら膨らむ恐怖心を誤魔化し、痛む体に鞭打って何とか立ち上がるデス。不幸中の幸いか攻撃を受けた瞬間と地面への落下時に咄嗟に受け身を取ったおかげで頭は守れたデス。

お腹を見るとインナーギアのおかげで思ったほどの痛みでは無いデスが、感覚的にどれかの肋骨に罅が入ってるデス。青痣にもなっているかも?

体は無事、だけどピンチだ。

 

「何が、起こった」 

 

轟君も目の前の状況に混乱しているみたいだけど、目の前にある非常な光景に言葉を失っている。

 

「GAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

 

ヴィランの叫び声が空気を震わせながら木霊する。あはは……さっきまで聞こえなかったノイズが耳に鳴り響きだしたデス。その音で頭まで痛くなるけどそんな事構ってる暇はない。

空気が変わったのが分かったのか轟君も表情を変えて構えを取った。

 

「いくぞ二人共、あの様子だとアイツは逃がしてくれないだろうかな」

「うん、頑張って倒してお蕎麦食べよう」

 

「アタシも頑張るデスよぉー!」

 

遠くの切ちゃんの叫び声を耳にしながら私達は首元に付いているギアペンダントを手に取り胸の歌を紡いだ。

 

Various(ヴァリアス ) shul(シュル) shagana(シャガナ) tron(トロン)

Zeios(ゼイオス) igalima(イガリマ) raizen(ライゼン) tron(トロン)

 

インナーに付いている宝石状の装飾が全身へと展開されて鎧を形成、私達の体へと装着される。

 

【GXギア、展開!】

【GXギア、展開デース!】

 

身に付けられた鎧が再度光に包まれて色と形を変える。その光が収まってギアの展開が終わると切ちゃんはその場で跳躍して私達の方へと来るとアームドギアを展開する。

 

「私達を阻む障害は」

「すべて切り刻んでやるデース!」

 

そしてお決まりのポーズを決めるデス!

やっぱり二人揃ってギアを纏ったならやらなくちゃね。

 

「ポーズいるのか?」

「いる」

「デース!」

 

こうしてあのヴィランへと私達は各々の武器(個性)を構えながら立ち向かっていった。デース!

 

 

※※※

 

【危険信号点滅 地獄極楽どっちがイイDeath? 真っ二つにされたけりゃ Attention! 整列(きおつけ)Deathッ!】

 

確か切歌と言ったか、緑色の橘が放つブーメランのように飛んでいく鎌の刃と調の髪飾りから発射されるピンク色の丸鋸と歌い始めた事を皮切りに戦闘が始まった。

ヴィランはその刃を食らってもビクともしていないみたいで刃は弾かれたように後方へと飛んでいく。

 

「効いてないか……なら!」

【小っ恥ずかしい過去は 赤面ファイヤー消去Death ドコまで積み上げれば 未来って見えてくるんだろう】

 

俺は咄嗟に左側の個性を使って敵の足を止めようとするが跳躍で避けられる、だが。

 

「逃がさない」

【突き進むだけのレール ねぇ合っているのDeathか?】

 

その上から大きなピンク色の高速回転するコマが飛び上がったヴィランを地面へと再度叩き突けて俺の個性は届いた。

 

【切り刻むことない 世界に夢抱き】

 

その上から切歌がその大鎌で何度か攻撃したのだが。

 

キスをしましょうって、デデデデース!? 魂を切り裂くイガリマの刃が効かないデスか!?」

 

その攻撃は効果は無く、俺の出した氷を切り裂くのみ、去り際に蹴りを放つとそれを防ぐためにヴィランは腕をクロスさせる。視界が塞がれて隙が出来たことによってもう一度氷で固めようとしたけれどピンク色の背中がオレの前へと立った。くそ、これじゃ攻撃できない。

 

「だったら私が!」

 

今度は調が前へと出てその髪飾りの武器を展開、大きな丸鋸でヴィランへと攻撃するけれど……

 

「っく! ぐぅぐぐぐッ!」

「下がれ!」

 

その丸鋸も軽々と両手で防がれてしまった。

それどころかヴァイランが高速回転している丸鋸を掴んで身動きが取れなくなっている。

 

「GAAAA!」

「ッグハ!」

 

それでも攻撃しようと調は蹴りを放つとヴィランは叫び声をあげてそのまま身動きの取れない調を蹴り飛ばした。

 

「調ぇッぐへ!」

「ッチ!」

 

頭に付いていた武器である髪飾りが壊れ、その後ろにいた切歌も一緒に吹き飛ばされてしまった。

二人へと駆け寄る為に最大範囲でヴィランを氷で固め走って駆け付けた。

 

「っく! ごめん切ちゃん、油断した」

「あたしがクッションになってよかったデス……痛ったた、結構良いのを食らっちゃったデスね」

 

二人は地面へとめり込むように重なるように倒れていたけれどすぐに立ち上がった。

 

「二人共大丈夫か?」

「問題なし」

「体はキツイけど大丈夫デス!」

 

戦闘が始まって数分だが既に二人の体は俺から見てもボロボロ、明らかに無理をしているのが分かる。

それにあのチンピラモドキや脳味噌ヴィランとの戦いを見ていてわかったけど、委員長決めの時に言っていた通り俺のような自分自身以外との連携は苦手のようだな……

 

「二人共聞いてくれ」

「デス?」

「ん?」

 

俺は先ほど得た少ない情報を整理する。まずヴィランはどうやら斬撃系が全く効かないらしい、二人が攻撃した場所には切り傷一つついてはいない。けれど打撃系、二人が放った蹴りや俺が凍らせた場所は薄黒い肌に青あざや凍傷の様な傷が出来ている。この少ない情報から見てヴィランの個性は斬撃、つまりは防刃かそれに準ずる何かだと考えた。

二人にそのことを伝えると納得したみたいで作戦を立て始める。

 

「確かに私達だけじゃダメ」

「相性最悪デス、でも轟君がいるなら何とか……でも」

「自分以外を組み込んで作戦を立てるのは緑谷君以来で難しい……」

 

どうやら相当難儀しているみたいで二人共悩んでいるみたいだ。

 

「まず質問だけど―――」

 

そうして聞かれるのは俺の個性の情報、確かに俺を作戦に組み込むのなら俺の個性の情報は必要だな。

俺の個性は半冷半燃、左で炎を右で氷を操ることができる個性だ。だけど左の炎はある理由があって長時間は使えず実質防御手段としてしか使えない。

そう伝えると二人は顔を見合して作戦を再度考え始めた。

 

「轟君の炎なら……」

「デスが短時間しか……」

「でもアームドギアを溶かす温度を出せるなら……」

 

そういえばと思い出しヴィランへと目を向ける。

今のところあの氷で包まれたヴィランに動きはない、まるでこちらを観察しているかのようにその複数の目でこちらをじっと見つめていた。不気味だ、アレだけの脚力を持っているならいつでも脱出出来てもいいはずなのに……何故脱出しないのだろうか?

 

「轟君、作戦が決まった」

「デース!」

 

俺の疑問は置いておき、どうやら作戦が決まったようだ。そして俺はその作戦を聞くが……マジか。

 

「俺にそんな事できねぇぞ」

「でも行けるはずデース!」「あなたの炎の温度ならいけるはず、だから大丈夫」

 

こうして俺達の対ヴィラン戦法が決まり俺達は動き出したのだった。本当に上手くいくのか?




次回予告

轟との作戦が決まった頃、倒壊ゾーンに飛ばされたメンバーはピンチに陥っていた。

次回【USJⅥ】

次回もお楽しみに!

~どうでもよくない設定~

ギア・インナー

防御力も出力も低いギア。咄嗟に歌無しで纏えるために緊急時に頼りになる。

~どこに飛ばされたで章~

出入口前

???

セントラル広場

イレイザーヘッド(相澤)

水難ゾーン

緑谷、蛙吹、峰田、響輝()

土砂ゾーン

轟、響輝(切歌)響輝(調)

倒壊ゾーン

???

山岳ゾーン

???

火災ゾーン

???

暴風・大雨ゾーン

???
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