コメント評価ありがとうございます!
今回も誤字多めだゾ!
僕と絶唱アカデミア! 前回の3つの出来事。
一つ、
二つ、そこに待ち構えるチンピラヴィランを殲滅した後にワープ持ちを仕留めようと動き出すが狙撃され、切島を庇って響輝が負傷してしまう。
三つ、作戦名歌爆ずきん
「うぅわッ! コエー! マジ!! 今見えた!!三途見えたマジで!!! なんなんだよコイツらは!!! どうなってんだよ!!!」
遠くで上鳴の声が聞こえる。その後に続いて八百万と耳郎の声も……無事でよかったと思うが上鳴らしいふざけた悲鳴だな。
「何笑ってるの翼、今は目の前の相手に集中しなさい」
「あ、あぁすまない」
思わず頬が上がってしまったのを戻し目の前の敵へと集中する。
私としたことが
敵はあの脳が露出している怪物、その
「セレナ、貴方本当に大丈夫なの?」
「う、うん、今の所は大丈夫、だから心配しないで」
「無理はするな、大人しく下がっておけ」
セレナが戦えない状態に置かれていた。
現在、緊急ユニゾンの影響で思考の共有に記憶の同期が切断されている。それによって私と私との繋がりが切れ、個として独立しているようにも見えるがただ一つだけ、それでも私達を繋げるものがあった。
それは……感情。
緊急ユニゾンの時のみ分裂体それぞれの感情が全て中継個体を通じ一つにまとめられ、本体へと繋がり独立する事を防いでいる方法がとられている。そしてその中継個体と言うのが……セレナだ。
すべての分裂体が抱いている様々な感情が送られそれを一つにまとめ本体へと送っているのだが、どうやらその負担は想定以上に大きく彼女の体を蝕んでいた。
「後少しの辛抱だ耐えろ」
「は、はい」
「数分もしたら本体との接続も回復するから頑張って」
敵がじりじりと動き出す。その手には刃先がボロボロに欠けた刀を持っておりそれを構えと言えない構えでこちらへと向けてくる。隙だらけであるはずなのに
隙がない。そんな矛盾した雰囲気を漂わせながら間合いを少しずつではあるが狭めている。
マリアと私はその剣を持って同じく間合いを詰めて斬りかかろうとするがやはり隙はない。そのまま動きのないまま数分が経過してそして、状況は動き出す。
「チャージ完了しました、供給開始します!」
サポート特化型であるセレナは感情が送られそれを一つにまとめるとそれに応じて少量ではあるがフォニックゲインが発生するので、それを蓄積、私含め他の分裂体へと流し込むことが可能だ。
セレナから力が流し込まれフォニックゲインが高まり、体が軽くなるのを感じる、フォニックゲインの高まりは副次効果としてカロリー消費も抑える事もできる。
準備は整った、これで後手に回る事はない。これで……
「私達は‥‥‥‥戦えるッ!」
「マイターン!」
私達は大量のフォニックゲインを糧に二人同時に襲い掛かった。
まずマリアが逆手に持つ剣を蛇腹剣の様に扱い敵を分断、その後右の個体へと攻撃開始。私は残った方、左の方の
「「GAAAAAAAAA!!!」」
まずは攻撃力を削ぐ為にその腕をもらおうか。
両手で刀を持ち
しかし敵はそれを体ごと左へとステップ移動して避けると、
それを対角上に、縦に剣を構えて防ぎながらジャンプして一回転、敵の攻撃を利用して上空へと浮かび上がりながらとセレナから流し込まれた大量のフォニックゲインを
「特と見よ、そして我が
それによってアームドギアは大剣状へと変形させながら空中で体制を両脚部に装備され安定翼でもあるブレードのバーニアを使用して安定、それと同時に刀身へとエネルギーを浸透させて―――――
「蒼ノ一閃ッ!」
――――そのエネルギーを斬撃状に斬り付けるように
そしてその攻撃は真っすぐに地面に立っている
「何ッ!?」
本来なら生きている者には外傷的ダメージが入らないはずの非殺傷モードで何故か体が切り裂け二つに分かれてしまう。しかし直後その体は一瞬にて結合した。
その直後、私は不味いと第六感が囁いた為に一旦バックステップで下がるとちょうど同じく下がって来たマリアと合流する。
「翼、あれって……」
「あぁ……自然回復か何かの
マリアも同じように攻撃した後のようで驚きが隠せてはいない。
恐らく斬った直後という部分に何か秘密があると思うのだが私の今の思考能力と速度では正体を割り出せない、だから。
「セレナ!」
「はい!」
マリアの呼び声に遠くにいる返事が聞こえてくる。
セレナはサポート特化。だから他の分裂体よりも三倍以上も多くリソースが割かれ、私の足りない思考能力と速度も優れている。だから敵の分析もお手のものだ。少しの情報に先ほど得られたであろう追加の情報をこれまで緑谷から得られた情報と自信が調べ、記録し生み出した個性分析ノートの内容の記憶に照らし合わせ答えを探る事ができる。
「分析結果出ました! 敵は分裂の個性または、複製の個性で片方が傷ついても分裂した片方の個体が無事なら瞬時にダメージを回復すると予想されます! しかしダメージが通る秘密は不明、恐らくその異質性に鍵があると思うのですが分かりませんでした!」
少ない情報からこれだけの情報を探し当てるだなんて流石はセレナだな。しかしなるほどな……その分裂や複製の
マリアと背中合わせとなって私達を囲む
敵の動きは先ほども述べた通り鏡合わせで分析ので出た
「ッフン!
「なに?」
背中合わせで獲物を構えるマリアは方法を思いついたようで私へと発破をかけて来た。
「思考の共有と記憶の同期が無くても私達には歌がある! 思い出せ、初めてのユニゾンで一緒に立ったステージをッ! 二人を繋いだあの歌をッ!」
「!」
あぁ、そうだったな。
そして、
元の思考と重なり私自身の答えも導き出され私とマリアは一瞬互いを見る。その目には敵を倒さんとす闘志が宿っているように見えた。
私自身がやっている事とは言え面白い。
「それでは、
「えぇ!」
私達は再度敵を討つために同じ構え方、
「炎宿す不死鳥が如く舞うぞ、マリアッ!」
「見せてもらうわよ!
やがてギアから音楽が流れ始め私達はその胸の歌を紡ぎ始めたのであった。
今回なんとなくオマージュ入れてみました。
次回予告
一体で二体の分裂脳味噌ヴィランを相手している頃、ワープで飛ばされる前にいた出入口付近では13号とクラスメイト、それに加え分裂した響輝達が戦っていた。
次回【USJⅧ】
次回もお楽しみに!
~どうでもいい設定~
響輝が刀の扱い方を学び身に着けるために参考とした母型の実家の倉荷にて発見した秘伝書、その3冊目。
様々な構え方から戦い方まで書かれている。
~どこに飛ばされたで章~
出入口前
13号、クラスメイト、
セントラル広場
水難ゾーン
緑谷、蛙吹、峰田、
土砂ゾーン
轟、
倒壊ゾーン
爆豪、切島、
山岳ゾーン
上鳴、八百万、耳郎、
火災ゾーン
???
暴風・大雨ゾーン
???