でも義務感も感じてるから終わるまで終わらない〜
前回のヒーローアカデミア!
試験に受かった!以上。
「ハロー!響輝少年!」
突如として端末が移すが画面に現れたオールマイトの姿。映像はそのまま続き何やら説明が始まった。どうやらオールマイトは雄英高に先生として就職するらしくこのムービーもそのお知らせも兼ねて撮っているらしい。そして入校試験での俺の成績だが、学科の成績は普通、つまり平均点でそれだけでは入校は難しかったのだが実地試験は後々に知らされたレスキューポイントも合わせて合計76ポイントと全受験者ではポイント獲得量が二位だった為に優秀な成績を収めてたらしくめちゃくちゃに褒められた。
その後の細かい事は一緒に見ている家族に任せて俺は急いで緑谷からかかって来た電話を取った。
「もしもし緑谷か?」
「響輝君!僕、受かったよ!」
「丁度俺も自分の結果を確認したところだ…」
「け、結果は…」
「…もちろん合格だとも」
俺が合格したと伝えるとまるで自分の事の様に喜んで居るのが電話越しでわかる。そんなに喜ぶだなんて流石の俺でも恥ずかしくなるぞ。
「じゃ、また一緒に学校へ通えるね!」
「今度は同じクラスになるといいな」
「うん!」
その後色々と雑談をしたりしていたら予想以上に時間が経っていたらしく母親が呼びに来た。
「響輝~説明終わったわよ~」
「そんじゃ緑谷、続きは学校でな‥‥マミー終わった?」
「やっぱりオールマイトは相変わらず凄いわね」
ニヤニヤと顔を抑える俺の母親。その手からは上がっていく体温を下げるために冷気が出ていて正直寒い。
「ちょっとマミー、体温が上がりやすいのはわかるけど霜が降りるぐらいまで下げないでよ。寒くてかなわない」
「あら、ごめんなさい」
そう言って個性の発動をやめるマミー……これでもプロヒーローなんだよな‥‥
俺の母親、橘 雪利はプロヒーローである。ヒーロー名は氷結姫。個性は氷結、空気中の水分を自由に凍らせることができるらしく、直接触れてなくても目標の体内にある水分を氷結させて身動きを封じるなど正直チートと呼ばれてもおかしくない性能を誇っている。格闘技術もそれなりのもので俺を仕込んだのもマミーだったりする。てか、小さな頃は気にならなかったが小学生男子に格闘術仕込むなよ。人気ランキングはまさかの5位、ホントチートだと思う。でもなぁ~。
「このポンコツ力さえ無ければ完璧なんだけどなぁ〜」
「あら、やだやだいけない、お料理の製作中だった事をすっかり忘れてたわ」
キッチンを見るとそこには火柱を上げ続けている煮込み料理用の鍋が、正直もう慣れたが何であの調理法で二つ星を獲得した料理を作れるんだろうか……不思議でしかない。
それからパピーが帰ってきて混乱がカオスと化したがパピーの説明はまた今度。
時が立ち4月1日、俺は雄英高の制服に身を包む……女子用の。
「オウィーシットデース、まさかママンが入学祝いに個性を使い歌ってだなんて言われるとは思ってもみなかったのデス」
家は父型の仕事の関係で週一度カラオケに家族で行くんデス。その日が昨日で一緒に入学祝いパーティーもやろうと言う話になったのデスが、ママンが無茶振りを言ってくれたのデース。個性を使って歌ってくれと。それにパパンも賛成しちゃってまぁ…歌っちゃったわけなんデスよ。その結果1日半、感覚的に残り今日1日は変身したままってわけなんデス。
「う、初日から変身したままだと絶対に性別が女の子だと勘違いされるデス……はぁ、憂鬱デース」
今日は駅で集合なので出久君を待ってるんデスが、妙に視線を感じるんデスよね……
「何だあの子、超可愛い」
「確かにさっきから小さくだがデスデス言ってて可愛いなぁ」
「おいお前、話しかけてみろよ」
「無理無理、だってあの制服雄英の物だろ?って事は絶対エリートじゃん、俺には無理だよ」
「念し「デースッ!」っはぐ!?」
おっと複数の視線の中に見知った気持ち悪いものがあったのでついつい手に持ってた空き缶を投げちゃったデスよ。
「大丈夫か!?」
「だ、大丈夫、これは恒例行事みたいなものだから……」
邪な視線が無くなり一安心しながら待っていると何だかお腹が空いてきちゃったのデス。今日はちゃんと朝ごはん食べて来たはずデスけどね?やっぱりこの個性は燃費最悪デース。
アタシはリュックの中に入れていたオールマイト印の超高カロリーゼリーを複数食べながら近くのベンチへ腰掛けるんですが本当に遅いデス……何かあったのデスかね?
「チュー、チュー、プハァ! 美味しいデース!」
「何だあの子可愛いかよ」
「でも今食ってるのってカロリーが大量に必要な個性持ち用のオールマイト印のゼリーだろ?見た目に反してえげつない物食ってんなぁ…」
「友達がカロリー消費式の巨大化する個性を持ってるんだが、アレ食べて半年は何も食べなくても問題なかったらしい」
「それを複数食べてるあの子ってつまり…」
「めちゃくちゃに燃費が悪いんだろうな…」
あれ?なんだか同情に似たような視線に変換しましたデース……何でデスかね?そうやって10分ぐらい待っていると。
「響輝君、お待たせ!」
遅刻マンがやっと来たデスよ。
「集合時間、遅刻デスよ出久君。アタシまで学校に遅刻したらどうするつもりだったのデスか」
「あははは、ごめんごめん今日が楽しみでなかなか寝付けなくて」「それで遅刻したら元も子もないデース」
やれやれと首を振るアタシに苦笑いの出久君、高校時代にこう過ごす事は諦めていたデスがやっぱり友達と過ごすのは気分が良いデス。
それから試験場での出来事を再度話しながら電車で学校に向かうデス。
しかし出久君が個性に目覚めてだなんてビックリデース!これはお祝いに帰りに何か奢るしかないデスね!
ルンルンな気分で学校に入るのデスが、教室のドア大きすぎデース……バリアフリーにしても155cmあるはずのあたしが三人縦に並んでも余裕に入れそうなのはやり過ぎだと思うデース。
出久君がドアを開けて入るとそこには……
「机の上に足を乗せるのは止めるんだ!これまでに使って来た先輩方に申し訳なく思わないのか!」
「思わねぇわ端役! 思うとしたらどうも俺達の糧になってくれてありがとうぐらいだな、てかてめぇ何処中出身だよ、あ?」
「俺は私立聡明学園出身の飯田天哉だ」
「クソエリートじゃねぇか、ぶっ殺しがいのありそうだな」
「ぶっ殺すって…君、本当にヒーロー志望か?」
あの真面目星人と勝己君が言い争っていたデスよ。どうやら勝己君が机の上に足を乗せているの対して注意している様子。
この2人と同じクラスなのデスか……ちょっとだけこれからの雄英高生活が心配デース。
「あ、君は……」
するとあの真面目君が出久君の存在に気付いたらしくこちらへきたデス。それによって他のクラスの子もこっちを向くんデスが……うっ、直接の視線は勘弁してくださいデース。アタシは思わず出久君を盾にしちゃいましたデス。
「ザババ……」
「わ!えっと……」
「おはよう!俺は私立聡明学園の……」
「聞いてたよ、僕の名前は緑谷出久。よろしくね飯田君!」
す、すごいデス。流石は出久君この空気の中普通に挨拶しているデース。アタシも挨拶に参加したいのデスが……切歌モードだとどこか恐縮しちゃうデス、ダメデスねーアタシ。未だに自分の個性に振り回されているデスから.
「それで君は……?」
おっとアタシの番デスか、ここは切歌の様に元気よく挨拶をしてみる事にするデスね!
「アタシは橘 響輝、よろしくデース!」
「あ、あぁ……よろしく」
「あれ?失敗しちゃったデスか?」
何故か飯田君は混乱したような表情を浮かべている……どうしたのデスかね?
「すまない、前に張り出されている座席表には橘くんは男性だと書かれていたものだからてっきり……」
なるほどデス、確かに今の姿だと混乱するのも仕方がない事デース
「それ、合ってるデスよ?」
「え?」
ふふふッ、混乱してるデスね。この感覚、中学校に上がりたての頃を思い出すデース。
「アタシは今は女の子デスが実は男の子なのデースッ!」
その後アタシの発言を聞いていた他の子まで叫んだのは言うまでも無いデス。
ってかデス語むずくね?
次回予告
突如告げられた男の子宣言、しかしその見た目はどこからどう見ても可愛い女の子…これは一体どういうことだ?
次回【個性の燃費】
さぁーって次回もお楽しみ
~どうでもよくない設定~
待機モード
対応するシンフォギアに合わせて体が変化した形態。
鎧を素早く纏える利点があるが、性別が変わったり常に少量ではあるがカロリー接収を要求されることやすぐに元の姿に戻れないなど不利点が多いが人生の中でこのモードでいる時間が元の姿の時間より多い。その中でも複数モードがあってそれぞれデメリットを抱えている。
響モード
すぐにお腹が空くが燃費が一番良い。
翼モード
物を片付けられなくなる
クリスモード
体力が激減する。
マリアモード
トマトが食べられなくなる。
切歌モード
デス語になる
調モード
心配性になる
??モード
ママンになる。ママンになる(大事なので2回)
?モード
大らかになり姉貴肌になる。
???モード。
ぬいぐるみが無ければ寝れなくなる。
????モード
ファザコンになって奇跡が嫌いになる。