JGN〜THE・GUNMAN〜 作:ルナシー・ヴァーンズィニヒ
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プロローグ
その昔、この国を地獄の鍋の底に叩き落とした一つのアウトロー集団がいた。そのアウトロー集団の名前はアリス一派。アリス一派はたった四人で形成されているにも拘わらず、銀行強盗、店舗強盗、列車強盗、法執行官殺人、放火、建造物破壊、大量虐殺etcありとあらゆる犯罪を行った。否、行えた。彼女達は一人一人が一騎当千の古強者であったのだ。それは、全員が最初から1000XGを超える懸賞金を掛けられたと言う事からもわかるし、アリス一派が直接関与する事件だけでも分かっているだけで被害総額は931893889464XGで、関連事件や白昼の元に出ていない事件なども含めれば1145141919810XGは下らないとまで言われる程であると言う事からも分かる。しかし、そんな彼女達にも正義の裁きは下されるのである。
彼女達アリス一派は捕まった。傘下にいた多数の強盗団と共にマーズ連邦保安官率いる部隊に捕まったのだ。この時捕まったの賞金首の総額は143000とも言われる。まあとにかく、アリス一派ば捕まった。…………筈だった。マーズ連邦保安官は主犯格たる"大佐"にだけ注意を払っていた為に3人の脱走をゆるしてしまったのだ。この時逃げた3人と言うのは"マッドロッド"、"クレイジーサイコレズ"そして"テレサ"であった。幸いにも"マッドロッド"はその後すぐに捕まったものの"クレイジーサイコレズ"と"テレサ"は行方不明となってしまったのだ。
その後どうなったか?結局のところ、マーズ連邦保安官は一ヶ月の謹慎で処分を終えた。そして、昇進した。アリス一派の最大戦力である"クレイジーサイコレズ"を取り逃したのは痛いが、それも一個の部隊を倒す程では無いし、"クレイジーサイコレズ"よりも弱い"テレサ"なぞ問題ない。マーズ連邦保安官の立てた手柄に比べれた上で、そう判断されたのだ。この後、"大佐"はこの国最大であるニューブルーバーグ連邦刑務所に収監され、"マッドロッド"はヒゲクマー採石場送り、アリス一派の傘下の犯罪者は処刑されるか、各地の労働施設に送られることになったのだった。"クレイジーサイコレズ"、"テレサ"共に大幅に賞金額が吊り上げられた。
今尚、彼女達を追い求める賞金稼ぎが後を立たないという。
「ふぅ。ここに来るのも何年ぶりかな。」
シモキタウン。その町に足を踏み入れた女性がいた。
その名前はジゲン・マーガトロイド。否、"テレサ"。テレサ・アリス・リディオアクター。アリス一派のその一人である。