ガチャ…
光は別荘に戻ってきた。
長津「おや?早いね?光」
ぐぅぅぅぅぅぅぅ…
光は腹を鳴らした。
光「あぁ、腹減った…」
長津「もう少しだけ待って。すぐ準備できるから」
光「飯って何作るんだ?」
長津「そりゃBBQでしょ?」
光「あー…そうだったな」
ガチャ…
レミリアとフラン、霊夢が戻ってきた。
長津「あら、御三方も」
レミリア「あら、何してるのかしら?」
長津「お昼ご飯の準備ですよ」
レミリア「お昼は何かしら?」
長津「BBQですよ」
レミリア「BBQ?」
長津「はい」
フラン「?」
長津「もしかして知りませんか?」
レミリア「!!」ギクッ
レミリア「し、知ってるわよ」
長津「なら、説明は要りませんね」
レミリア「え…あ…そ、そうね!必要ないわね!」
光(あいつ…今絶対説明欲しかっただろ)
霊夢(素直じゃないわね。全く)
フラン「ねぇ、BBQって何?」
レミリア(フラン…ナイス!)
長津「BBQって言うのは簡単に言うとお肉とか野菜とかを金網の上でジュージューする料理なんですよ」
フラン「ジュージュー?」
長津「そうです。ジュージューです」
フラン「?」
レミリア「ま、私は知ってたんだけどね」
フラン「じゃあお姉様!教えて!」
レミリア「え!?」
フラン「ジュージューするって何?」
レミリア「そ、そりゃあ…」
レミリアはチラチラとこちらに目を向ける。
光(はぁ…全く…知らないなら素直に聞けばいいのに)
光「フラン。あとでできるから見てたらいいよ」
フラン「あ、そっか…分かった!」
レミリア(ほっ…)
レミリアは難を逃れた。
光(全く…)
長津「光。ほかのみんなを呼んできてそろそろ始めるから」
光「やっと飯にありつける…任せな。嫌でも引きずってくるわ」
長津「まぁ、優しく呼んできてよ」
光「はいはい」
霊夢「木葉!私も!」
光「はいよ」
トコトコトコ
霊夢と木葉はみんなを呼びに行った。
佐野守「ア、アリスさん!」
アリス「え、何かしら」
佐野守「そ、その…」
アリス「?」
佐野守「そ、その…傍らにいるかわいいお人形さんは…」
アリス「あ、この子のこと?この子は上海って言うの」
佐野守「しゃ、上海…はぁ…はぁ…」
アリス「ど、どうしたのよ」
風和瀬「麗奈ちゃんは可愛いものが好きなんですよ。可愛いものを見るといつもこうなるんですよ」
アリス「あ、あぁ、そうなの」
佐野守「さ、触っても…?」
アリス「えぇ、どうぞ」
佐野守「やたー!」
スリスリ
佐野守は上海を抱き、撫でたりした。
アリス「あ、ちょ、その子も一応動くから…」
佐野守「え!?う、動くんですか!?」
アリス「え、えぇ、まぁ」
佐野守「動かしてください!」
アリス「わ、分かった」
アリスは上海を動かした。
トテトテトテ
すると上海が歩き始めた。
佐野守「動いたー!キャー!可愛いー!」
アリス「す、凄まじいわね…この子…」
風和瀬「ま、まぁ、あはは…」
光「おーい!そろそろお昼にするぞー!」
佐野守「光さん!見てみて!上海ちゃん!」
光「…知ってるぞ。それくらい」
佐野守「可愛いですよね!ね!ね!ね!」
光「あ、あぁ…可愛い可愛い…」
佐野守「ですよねですよね!はぁー!可愛い!」
光(こいつも相変わらずだな…)
風和瀬「光さん。お昼は何ですか?」
光「お肉だ」
風和瀬「やたー!お肉ー!」
光「それで、他の連中は知らねぇか?」
風和瀬「他の人なら森とか行きましたよ?探検だーとかなんとか言って」
光「…魔理沙だな」
霊夢「えぇ…魔理沙ね」
光「ありがとう。今智志と本庄が準備してるから手伝ってやってくれ」
風和瀬「分かりました!」
光「じゃあ俺たちは他のやつも呼んでくるわ」
風和瀬「お願いしますね〜」
光「はいよ」
スタスタスタ
木葉と霊夢はみんなを呼びに行った。
佐野守「上海ちゃーん…えへへ…」
風和瀬「麗奈ちゃん!そろそろ戻るよ!上海ちゃんも苦しんでるよ!」
佐野守「はっ!ごめんね上海ちゃん!アリスさん!」
アリス「え、えぇ、構わないわよ」
風和瀬「ほら、行きますよ。お昼の準備しないと」
佐野守「はーい」
風和瀬、佐野守、アリスは別荘に戻った。
双葉「とまぁ、つまりはそういう事だ」
パチェ「そうなの。あなたの融合はジェミちゃん?と分離はジェニちゃん?の2人によって成り立ってるわけね」
双葉「そうそう!」
パチェ「それは魔法?」
双葉「あー…えっと…」
パチェ「?」
双葉「聞いてみます?ジェミニに」
パチェ「ジェミニ?ジェミちゃんとジェニちゃんじゃないのかしら?」
双葉「あー俺の星座は2人で1人なんです。なので、ジェミとジェニ合わせてジェミニという双子座の星座なんです」
パチェ「そうなのね。会ってみたいわね」
双葉「分かりました!ジェミ!ジェニ!出てきて!」
シュー!
双葉の体から2つの光が出てきた。
シュー……ボワン!
そして、人型に姿を変えた。
ジェミ「どうしたの?主」
ジェニ「な、何か御用でしょうか。」
双葉「あぁ、パチュリーさんが俺たちの分離と融合の能力について知りたいんだって」
ジェミ「分かりました」
ジェニ「分かりました」
ジェミ「融合の能力と」
ジェニ「分離の能力は」
ジェミ「私たち自身の魔力によって構築されています」
ジェニ「なので、魔力を失えば発動できません」
パチェ「それって魔法使いが持ってる魔力と同じものかしら?」
ジェミ「厳密に言うと違いますが」
ジェニ「大体は同じです」
パチェ「じゃあ私でも扱えるかしら?」
ジェミ「できます」
ジェニ「できます」
パチェ「それを教えてって言ったら教えてくれるかしら?」
ジェミ「はい」
ジェニ「教えますよ」
パチェ「え…いいの?自分たちの能力が他人に使われるなんて嫌だと思わないの?」
ジェミ「先程言ったように私たちの魔力とあなたたち魔法使いの魔力は厳密に言うと違います」
ジェニ「なので、私たちの能力をそっくりそのまま使うことは出来ないんですよ」
ジェミ「でも、私たちに似た技ならあなたでも習得できますよ」
ジェニ「あなたの魔力の保有量は凄いので」
パチェ「じゃ、じゃあ教えてくれないかしら。あなたたちの能力に似た技を」
ジェミ「えぇ」
ジェニ「構いませんよ」
パチェ「ありがとう」
双葉「じゃあジェミ、ジェニ。俺は見てるから教えてあげてね」
ジェミ「分かったわよ」
ジェニ「任せてください」
光「おーい!宗司ー!」
双葉「光?」
霊夢「あら、パチュリーじゃない。珍しいわね。外に出てるなんて」
パチェ「えぇ、まぁね」
光「これから昼飯だから呼びに来たぜ」
双葉「あ、もうそんな時間か」
光「今智志と本庄が準備してるから手伝ってやってくれ」
双葉「はいよ。ジェミ、ジェニ。教えるのはあとにしようか」
ジェミ「はい」
ジェニ「分かりました」
双葉「じゃあパチュリーさんも行きましょう」
パチェ「そうね。またあとで教えてもらうわね」
双葉「はいよ」
スタスタスタ
双葉、ジェミ、ジェニ、パチェは別荘に戻った。
光「じゃあ残りの連中も呼ぶか」
霊夢「えぇ」
妖夢「はぁぁぁぁ!」
ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!
美鈴「はっ!やっ!」
妖夢「まだまだ!」
ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!
美鈴「私だって!」
シュッ!シュッ!シュッ!
妖夢「わ、わわわ!」
美鈴「隙あり!」
ドン!
妖夢「うっ…」
美鈴「どうですか!」
妖夢「くっ…」
光「おーい2人ともー!」
美鈴「おや?あれは…木葉さんですかね?」
妖夢「え?あ、ほんとだ。木葉さーん!」
光「2人ともー!何やってるんだー?」
妖夢「2人で修行してましたー!」
光「分かったー!これから飯だからそろそろ切り上げてくれなー!」
妖夢「分かりましたー!」
光「じゃあ次行こっか」
霊夢「えぇ」
光「あとは…魔理沙と文だな」
霊夢「あーあの二人なら…あそこね」
光「ん?」
光と霊夢は空を見た。
光「あ、あんな所に」
霊夢「私が呼びに行くわ」
光「あぁ、お願い」
ヒュッ!
霊夢は空を飛んだ。
魔理沙「なぁ、文」
文「何ですか?」
魔理沙「この世界ってほんとに私たちが知らないことばかりだな」
文「そうですね」
魔理沙「こっちでの生活も悪くなさそうだ」
文「でもまぁ、また機会があれば来たいですね」
魔理沙「だな」
霊夢「あんたたち」
文「霊夢さん?」
魔理沙「どうしたんだ?霊夢」
霊夢「そろそろお昼だから別荘に戻りなさい」
魔理沙「お、もうそんな時間か。じゃあ文!別荘まで競走だ!」
文「私に挑戦するなんて身の程知らずですね!」
魔理沙「じゃあ行くぜー!」
ビュュュュュン!
魔理沙と文は颯爽と別荘の方へ飛んで行った。
霊夢「さて、私も木葉と一緒に戻ろうかしら」
ヒューーーーーッ
霊夢は地面に降り立った。
光「あの2人、めっちゃ速く飛んでたな」
霊夢「競走だーとか言って飛んでったわ」
光「そっか。じゃあ俺たちも戻るか」
霊夢「そうね。他の連中はもういるだろうし」
光「あぁ」
スタスタスタ
光と霊夢は別荘に戻った。
〜物語メモ〜
は、無いので次回ですね。