木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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向こうの世界に遊びに行く⑦

光と霊夢が別荘に着くとみんな外で準備していた。

 

 

 

長津「やぁ、光。もうそろそろできるよ」

 

光「やったぜ」

 

長津「霊夢さんはどうしますか?」

 

霊夢「私は光を見てるわ」

 

光「俺は子供かな?」

 

長津「まぁ、怪我したら手当てしてあげてくださいね」

 

霊夢「えぇ、分かったわ」

 

長津「じゃあそろそろ始めようかな」

 

条乃「火の扱いなら任せろ!俺がやってやるぜ!」

 

佐野守「いえ、ここはレオに任せましょうよ」

 

三室「そうだぜ。お前がやると肉が焦げるわ」

 

条乃「やかましい!俺がやるぜ!」

 

長津「分かった分かった。くれぐれも気をつけてくれ」

 

条乃「おう!任せろ!」

 

三室「なぁ、本庄」

 

本庄「はい。何でしょうか?」

 

三室「胃薬の準備をお願い」

 

本庄「分かりました。任せてください」

 

条乃「おーい!聞こえてるぞー!」

 

三室「やっべ笑 聞こえてた笑」

 

魔理沙「なぁ木葉」

 

光「ん?」

 

魔理沙「今から何するんだ?」

 

光「肉とか野菜とかをジュージューするんだ」

 

魔理沙「じゅ…ジュージュー?」

 

光「そうそう」

 

魔理沙「野菜ってキノコはあるのか?」

 

光「まぁないこともない」

 

魔理沙「やったぜ!」

 

光「そろそろ始めるから待っててくれな」

 

魔理沙「分かったぜ!」

 

長津「じゃあ始めるよ」

 

 

 

長津が炭を入れて火をつけた。

 

 

 

パチパチ!パチッ!パチパチ!

 

 

 

光「あぁー良い音」

 

長津「さ、準備できたし材料並べようかな」

 

 

 

長津が材料を持ってきた。

 

 

 

光「おーい和人ー!始めるぞー!」

 

条乃「まっかせろ!燃やしてやるぜ!」

 

 

 

ジュージュー

 

 

 

フラン「木葉!ジュージュー鳴ってる!」

 

光「ん?どした?」

 

フラン「BBQ?ってジュージューなるものって聞いたの!」

 

光「誰から?」

 

フラン「この人!」

 

 

 

フランは長津を指した。

 

 

 

光「まぁ、間違ってないな」

 

フラン「ジュージューってこの事だったんだ!」

 

光「すぐにお肉が焼けるから待っててくれ」

 

フラン「分かった!」

 

条乃「光ー!肉と野菜持ってきてくれー!」

 

光「はいよー!」

 

 

 

その後、順調に肉や野菜は焼けていった。

 

 

 

長津「さ、みんな!お皿持ってきてー!振り分けるからー!」

 

フラン「やったー!」

 

魔理沙「私も食べるぜー!」

 

文「美味しそうですねー!」

 

 

 

そしてお肉や野菜をみんなに振り分けた。

 

 

 

霊夢「木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「はいこれ。木葉の分」

 

光「ありがとうな。そこに置いといて」

 

霊夢「分かったわ」

 

 

 

霊夢は皿を置き、箸を手に取りお肉を取った。

 

 

 

霊夢「木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「あーん」

 

光「あーん!?」

 

霊夢「そうよ。ほら、あーん」

 

光「あ、あーん…」

 

 

 

パクッ

 

 

 

光「うん。美味いな」

 

霊夢「私にも頂戴」

 

光「ほら、あーん」

 

 

 

パクッ

 

 

 

霊夢「ん…美味しいわね」

 

光「良かったー」

 

霊夢「木葉は食べないの?」

 

光「食べるよ?でも俺にはもうひとつあるから」

 

霊夢「もうひとつ?」

 

光「これだよ」

 

 

 

光はお寿司を霊夢に見せた。

 

 

 

霊夢「何?これ」

 

光「お寿司。生魚だよ」

 

霊夢「美味しいの?」

 

光「あぁ、絶品だ。霊夢も食べるといいよ」

 

霊夢「いいの?」

 

光「あぁ、いいぞ」

 

霊夢「じゃあ食べるわね」

 

光「おう」

 

 

 

パクッ

 

 

 

霊夢「あら、美味しいわねこれ」

 

光「まぁな。俺の好物だ」

 

霊夢「木葉これ好きなの?」

 

光「あぁ、めっちゃ好き」

 

霊夢「…木葉」

 

光「ん?」

 

霊夢「あーん」

 

光「あーーん」

 

 

 

パクッ

 

 

 

光「うん。うめぇ」

 

霊夢「これ持ち帰りたいわね」

 

光「確かに。神社に置いててもいいかもな」

 

霊夢「えぇ、これは毎日食べてても飽きないわね」

 

光「それだと栄養偏るぜ?」

 

霊夢「確かにそうね。なら、たまに食べましょうか」

 

光「やったぜ!」

 

魔理沙「おーい霊夢ー!」

 

霊夢「魔理沙」

 

魔理沙「なぁ霊夢。あっちに肉あるから取りに行こうぜ!」

 

霊夢「はいはい分かったわよ。木葉、少し離れるわね」

 

光「はいよ〜」

 

 

 

スタスタスタ

 

魔理沙と霊夢はお肉を取りに行った。

 

 

 

光(ふぅ〜みんな楽しそうでなによりなにより)

 

アリス「あら、あなた楽しんでる?」

 

光「お?アリスか。楽しんでるぞ。さっきも霊夢にあーんしてもらったばっかりだ」

 

アリス「そう」

 

光「あ、そうだアリス」

 

アリス「何?」

 

光「はいこれ」

 

アリス「?」

 

 

 

光はアリスにお寿司を渡した。

 

 

 

アリス「これって」

 

光「食べてみて美味しいから」

 

 

 

アリスは蓋を開け、お寿司を取り出した。

 

 

 

パクッ

 

 

 

アリス「!!」

 

 

 

アリスは目を見開いた。

 

 

 

光「どうだ?うめぇだろ?」

 

アリス「ほんと、美味しいわねこれ」

 

光「だろ?俺の好物なんだ。気に入ってくれたか?」

 

アリス「えぇ、これいいわね」

 

光「むふふ〜そうだろそうだろ?」

 

アリス「これってあの時買ったやつなの?」

 

光「あぁ、デパートに行った時のな」

 

アリス「こんなに美味しいなんて」

 

光「もっと食べるか?」

 

アリス「い、頂くわ」

 

 

 

アリスはその後、お寿司の虜になっていた。

 

 

 

霊夢「木葉〜ってアリスじゃない」

 

アリス「あら、霊夢」

 

霊夢「ここで何してるの?」

 

アリス「見て分からない?お寿司を食べているのよ」

 

霊夢「な!?」

 

アリス「これ美味しいわねほんと」

 

霊夢「ちょちょっと!それは私と木葉の分でしょ!?」

 

光「霊夢待って!まだあるから」

 

霊夢「そ、そうなのね」

 

アリス「いいじゃない。ひとつくらい」

 

霊夢「ぐぬぬ…」

 

アリス「ねぇ、これ私にも頂戴な」

 

光「ん?構わんけど保存の仕方分かるのか?」

 

アリス「え?置いとくだけじゃダメなの?」

 

光「あぁ、まぁ置いとくだけじゃ味が落ちるし早めに食べないと食べられなくなるよ。一応生物だし」

 

アリス「そうなのね。じゃあどうすればいいの?」

 

光「低温で保存するのがいいよ」

 

アリス「なら魔法でどうにかなるわね」

 

光「…便利だな。魔法って」

 

アリス「教えてあげましょうか?」

 

光「あぁ、またいつか」

 

アリス「良いわよ。このお寿司のお礼も兼ねて」

 

光「ありがとうな」

 

霊夢「ちょっと!私に許可なしに連れてくのはダメよ!」

 

アリス「取って食ったりなんかしないわよ?」

 

霊夢「それでもダメなの!」

 

アリス「はいはい。じゃあ日を改めて伝えるわね」

 

霊夢「ムー…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラン「お姉様!これ美味しいね!」

 

レミリア「そうね。案外いけるわね」

 

咲夜「お嬢様。飲み物の方はどうされますか?」

 

レミリア「あーそれはあとでいいわよ。それよりも咲夜も食べなさい」

 

咲夜「分かりました。では、私も頂きますね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチェ「あ…熱い…」

 

双葉「パチュリーさんは熱いのが苦手なんですか?」

 

パチェ「えぇ、まぁ」

 

双葉「へ〜意外ですね」

 

パチェ「そうかしら?」

 

双葉「えぇ、何でも食べそうな雰囲気してますよ」

 

 

 

ドカッ!

 

 

 

双葉「いでぇ!」

 

ジェミ「主!女性になんてこと言ってんのよ!」

ジェニ「主…」

 

双葉「え!?なに!?どしたのジェミジェニ」

 

ジェミ「ほんと無神経ね!」

ジェニ「主…」

 

双葉「え…ちょ…なんかすいません」

 

パチェ「いいわよ。それくらい」

 

双葉「は、はぁ…」

 

ジェミ「もう二度と無神経な事言わないで!分かった!?」

ジェニ「主…」

 

双葉「分かったって…」

 

パチェ「あなたたちっていつもこうなの?」

 

双葉「こうって?」

 

パチェ「こんな仲良いの?って事」

 

双葉「いえいえいつもはこんなんじゃないですよ」

 

ジェミ「そうよ!私たちはこんなんじゃないわ!」

ジェニ「いえ…いつもこんな感じです…」

 

パチェ「意見が分かれてるわね…」

 

ジェミ「こんなひょろひょろ!殴ったらすぐ骨が折れるわ!」

ジェニ「いつもは一緒にゲームしてます」

 

パチェ「そ、そう…」

 

双葉「すいませんパチュリーさん。ジェミがやかましくて…」

 

パチェ「いいわよ…」

 

ジェミ「主!私がうるさいってどういう事よ!」

ジェニ「お姉ちゃんはうるさくないよ」

 

ジェミ「ほら!ジェニだって言ってるし!」

ジェニ「ただ、表現が大袈裟なだけなんです」

 

ジェミ「な…ジェニ?」

ジェニ「…」

 

双葉「あっははははは!やっぱりジェミはうるさいんだな!」

 

ジェミ「主ーーー!」

ジェニ「あはは…」

 

 

 

こうして、楽しいBBQは1時間続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長津「みんなお腹いっぱいになった?」

 

フラン「なったー!」

 

長津「それは良かったです」

 

本庄「長津さん。私、片付けますね」

 

長津「あ、じゃあ私も」

 

咲夜「私も手伝いますよ」

 

妖夢「私もお手伝いしますよ!」

 

うどんげ「あ、じゃあ私も!」

 

早苗「私もやりますよ!」

 

本庄「ありがとうございます。それでは、お願いしますね」

 

 

 

カチャカチャ…

 

 

 

本庄たちは片付け始めた。

 

 

 

霊夢「木葉?」

 

光「…なに?」

 

霊夢「どうしたのよ」

 

光「…食べ過ぎた」

 

霊夢「はぁ…なら少し休んでなさいね」

 

光「…おう」

 

アリス「私がそばに居てあげるわね」

 

霊夢「いいわよ!私がいるんだから!」

 

アリス「全く…少しくらいいいじゃない」

 

霊夢「ダメよ!」

 

光「霊夢…喧嘩はダメだよ」

 

霊夢「うっ…」

 

光「アリス…ここは大丈夫だからみんなのところにいてあげて」

 

アリス「そう。分かったわ」

 

 

 

スタスタスタ

 

アリスは光と霊夢の元を離れた。

 

 

 

霊夢(ちゃんと木葉を見とかないと)

 

光「霊夢」

 

霊夢「なに?」

 

光「俺は誰にも取られたりしないから心配しなくてもいいよ」

 

霊夢「でも…」

 

光「大丈夫」

 

霊夢「…分かったわよ」

 

光「よしっ…でもまぁ、今はここにいて欲しいな」

 

霊夢「もちろんよ!」

 

 

 

こうしてお昼ご飯は幕を閉じた。




〜物語メモ〜

・木葉の食べ方
木葉は好きな食べ物を後に残すタイプ。嫌いなもの、もしくは苦手なものを先に食べてから最後にいい思いをするタイプ。
その他に、好きな食べ物はできるだけ残しておきたいため、いつもお寿司の保存は第四星座 蟹座の立花にお願いして保存してもらってる。
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