木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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霊夢の風邪①

ある日の朝…

 

 

 

木葉「ん…」

 

 

 

木葉は鳥のさえずりで起きた。

 

 

 

木葉「あ…朝か…」

 

 

 

木葉は起き上がり、手と顔を洗いに行った。

 

 

 

バシャバシャ!

 

 

 

木葉「う…冷たい…」

 

 

 

木葉は濡れた顔と手を拭いた。

 

 

 

木葉「さて、朝食でも作るかぁ…」

 

 

 

木葉は台所に行き朝食を作り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「ぅ…」

 

 

 

霊夢は木葉が起きてから少しして目が覚めた。

 

 

 

霊夢「気分…悪い…」

 

 

 

霊夢は起きようとしたが気分が悪いため起きなかった。

 

 

 

木葉「霊夢〜」

 

 

 

木葉が霊夢を起こしに来た。

 

 

 

木葉「霊夢〜朝ごはんできたよ〜」

 

霊夢「うん…ありがと…」

 

木葉「どしたの?」

 

霊夢「ごめん…気分悪い…朝食は後で食べるからもう少しだけ寝かせて…」

 

木葉「え…気分悪いの?ちょっと待ってて」

 

 

 

タッタッタッ

 

木葉は何かを取りに行った。

 

 

 

霊夢 (木葉…何するつもりだろ…)

 

 

 

タッタッタッ

 

木葉が帰ってきた。

 

 

 

木葉「霊夢!これ使って!」

 

 

 

木葉が持ってきたものは体温計だった。

 

 

 

霊夢「これは…」

 

木葉「体温計だよ。これで霊夢の体温を計るんだよ」

 

霊夢「ん…やって…」

 

木葉「え…」

 

霊夢「早く…」

 

木葉「え…うん…」

 

 

 

木葉は霊夢の体温を計った。

 

 

 

ピピピ!ピピピ!ピピピ!

 

 

 

木葉は体温計を取り出した。

 

 

 

木葉「37.9。少し体温高いね」

 

霊夢「そう…」

 

木葉「ちょっと待ってて。今ご飯作るか…」

 

霊夢「待って…」

 

 

 

ガシッ

 

 

 

木葉「!」

 

 

 

霊夢は木葉の服を掴んだ。

 

 

 

木葉「どうしたの?霊夢」

 

霊夢「ここにいて…離れないで」

 

木葉「…」

 

霊夢「一人は寂しいの…お願い…」

 

木葉「…ライブラ」

 

 

 

ヒュォォォォォォォォ…

 

 

 

ライブラが木葉の体から出てきた。

 

 

 

ライブラ「何ですか?」

 

木葉「ライブラ。風邪引いた人に優しい料理って作れる?」

 

ライブラ「優しい料理ですか…お粥なら」

 

木葉「じゃあお願いできる?」

 

ライブラ「はい。分かりました」

 

木葉「あ、あと…」

 

ライブラ「?」

 

木葉「リンゴがあったら持ってきてくれないかな?」

 

ライブラ「…分かりました」

 

 

 

ライブラは台所に行った。

 

 

 

霊夢「木葉…どこ…」

 

木葉「大丈夫。ここにいるよ」

 

霊夢「そう…良かった…」

 

木葉 (体温は37.9…普通より少し高いくらいかな…でもどうなるか分からない…ちゃんと見てないと…)

 

霊夢「木葉…」

 

木葉「ん?」

 

霊夢「ずっと一緒…」

 

木葉「うん。だね」

 

霊夢「…もっと」

 

魔理沙「おーい木葉ー!霊夢ー!」

 

木葉「ん?魔理沙?」

 

 

 

木葉が外を見ると魔理沙がこっちに来ていた。

 

 

 

魔理沙「おっす木葉!」

 

木葉「おぅ魔理沙。どうした?」

 

魔理沙「ちょっと弾幕ごっこしたくてな?木葉ならやってくれるだろうな〜って思ってな」

 

木葉「すまねぇ魔理沙。今日は無理だ」

 

魔理沙「何だ?用事か?」

 

木葉「あぁ。とても大事な用事だ」

 

魔理沙「何の用事だぜ」

 

木葉「それは言えないな」

 

魔理沙「ぶー!言ってくれてもいいじゃんかー!」

 

木葉「んー…」

 

霊夢「木葉…」

 

木葉「!!」

 

魔理沙「!」

 

 

 

木葉の真後ろで突然霊夢の声が聞こえた。

 

 

 

木葉「霊夢!?寝てなきゃダメだよ!ほら、こっち来て!」

 

霊夢「うん…」

 

魔理沙「な、なんだ?霊夢に何かあったのか?」

 

 

 

木葉は霊夢を寝かせた。

 

 

 

木葉「無茶しちゃダメだよ」

 

霊夢「だって…木葉がいないんだもの…」

 

木葉「そっか。ごめんな」

 

霊夢「いいよ…」

 

魔理沙「なぁ木葉」

 

木葉「ん?」

 

魔理沙「霊夢風邪引いたのか?」

 

木葉「んーまだ分からないけど体温が少し高くてね…」

 

魔理沙「じゃあ用事って…」

 

木葉「霊夢の看病」

 

魔理沙「なんだ…そういうことか…なら邪魔しちゃ悪いな」

 

 

 

魔理沙は立ち上がり、外へ出た。

 

 

 

木葉「魔理沙?」

 

魔理沙「木葉!ちゃんと霊夢を看てやれよ!病人の前で騒ぐのは非常識だからな!私は帰るぜ!じゃあな!」

 

 

 

ピューン!

 

魔理沙は颯爽と帰っていった。

 

 

 

木葉 (魔理沙…気を使ってくれたのかな…)

 

霊夢「木葉…」

 

木葉 (霊夢。良い友達だな。魔理沙は)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「あの霊夢が風邪引くなんてなぁ…木葉一人じゃ大変だろうから何か手伝ってやるか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブラ「主。できましたよ」

 

木葉「ありがとうライブラこの机に置いてくれる?」

 

ライブラ「はい」

 

 

 

コトッ

 

ライブラはお粥を机に置いた。

 

 

 

ライブラ「リンゴならありましたよ。切ってきますね」

 

木葉「あ、お願い」

 

ライブラ「はい」

 

 

 

ライブラはリンゴを切りに行った。

 

 

 

木葉「霊夢。起きれる?」

 

霊夢「ん…手伝って…」

 

木葉「うん。ほら、いくよ」

 

 

 

木葉は霊夢の肩を持って起き上がらせた。

 

 

 

木葉「さ、お粥できてるけど食べる?」

 

霊夢「…少しだけ」

 

木葉「よしっ」

 

 

 

木葉はお粥を霊夢の口に近づけた。

 

 

 

木葉「霊夢。口開けて」

 

霊夢「あー…」

 

 

 

霊夢は口を開けた。

 

パクッ

 

霊夢はお粥を食べた。

 

 

 

木葉「どう?熱くない?」

 

霊夢「えぇ、美味しいわ」

 

木葉「そっか…」

 

霊夢「木葉…もっと食べさせて…」

 

木葉「はい」

 

 

 

パクッ

 

 

 

霊夢「ん…美味しい」

 

木葉「良かった良かった」

 

霊夢「これ木葉が?」

 

木葉「ううん。ライブラが作ってくれたんだ」

 

霊夢「…そう」

 

 

 

ポスッ

 

 

 

木葉「!!」

 

 

 

霊夢は木葉の胸に体を預けた。

 

 

 

木葉「霊夢?」

 

霊夢「少しだけ…このままでいさせて…」

 

木葉「…はいはい」

 

 

 

霊夢は少しの間、木葉にもたれかかった。

 

 

 

ライブラ「主。リンゴが…」

 

木葉「しーっ」

 

ライブラ「!」

 

 

 

霊夢は木葉に体を預けたまま寝てしまった。

 

 

 

木葉「ありがとうライブラ。そこに置いといて」ボソッ

 

ライブラ「はい。分かりました」ボソッ

 

 

 

コトッ

 

ライブラは皿を机に置いた。

 

 

 

ライブラ「ではこれは下げますね。他になにかありませんか?」

 

木葉「大丈夫ありがとう。また何かあったら呼ぶけどいいかな?」

 

ライブラ「はい」

 

 

 

ライブラはお粥を持っていった。

 

 

 

霊夢「スゥーッスゥーッ」

 

木葉 (少しの間お休み霊夢」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「んー霊夢は何食べるんだろ…」

 

 

 

魔理沙は何か食べやすそうなものを買いに来た。

 

 

 

魔理沙「あいつ体頑丈だから何食べてもいい気がするが…」

 

早苗「あれ?魔理沙さん?」

 

魔理沙「ん?」

 

 

 

魔理沙が振り返ると早苗がいた。

 

 

 

魔理沙「なんだ、早苗じゃないか」

 

早苗「何してるんです?」

 

魔理沙「霊夢が風邪引いてな。何か持って行ってやろうと思ったんだ」

 

早苗「え!?霊夢さん風邪引いたんですか!?あの霊夢さんが?」

 

魔理沙「あぁ、あの霊夢が」

 

早苗「め、珍しいですね…」

 

魔理沙「まぁ、そうだな」

 

早苗「じゃあ私も行きましょうか?」

 

魔理沙「んー…行ってみるか?木葉いるけど」

 

早苗「はい!行ってみましょう!」

 

魔理沙「じゃあまずは何か体にいいものを…」

 

早苗「そうですね!」

 

 

 

その後、魔理沙と早苗は買い物を済ませ、神社に向かった。




〜物語メモ〜

ライブラ
ライブラは一応料理ができる。
木葉(光)に料理を教えたのもライブラ。
何でも作れる訳じゃないが、ある程度のものは作れる。
木葉(光)が昔、風邪引いたりしたときはライブラが料理をしていた。
ちなみに、ライブラは料理だけでなく一通りの家事はこなせる。
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