木葉の幻想郷日記   作:バスタオル

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幻想郷に迷い込んだ外来人⑥(終)

木葉「さて、やろっか」

 

雄一「はい!」

 

木葉「と、その前にひとつ言っておきたいことが」

 

雄一「な、何でしょうか?」

 

木葉「勘違いしないでほしいのは、今から教えるのはあくまで相手を威圧するということだけ。喧嘩の仕方を教えるわけじゃないからその辺は勘違いしないでね」

 

雄一「分かりました!」

 

木葉「さて、まず相手がなぜ自分をいじめるのかなんだけど、これは人の心理が関わってくるよ。いじめの対象がいるってことはいじめる側の人はその人にしか大きな態度ができないんだ」

 

雄一「なるほど…」

 

木葉「じゃあ何故その人にだけ大きな態度を取れるのか。答えは幾つかあると思うけど、その中でやっぱり"言い返さない"ってのがあると思う。何でもかんでも『はい。分かりました』だけだと相手は余計に調子に乗るからね」

 

雄一「なるほど…」

 

木葉「だから今からやるのは相手に自分が上だと分からせる方法。つまり、威圧する力を身につけてもらうよ。これを使えることができたら喧嘩をせずに相手から手を引いてくれるよ」

 

雄一「おぉ!」

 

木葉「やり方は簡単。まずは相手の目をじっと見る。これが大事」

 

雄一「目をですか?」

 

木葉「そうそう。真っ直ぐ目を見ること。目がキョロキョロしてたら動揺しているって見られちゃうからね。堂々と胸を張って相手の目を見る。これだけで相手はある程度怖気付くよ」

 

雄一「でも…できるかな…」

 

木葉「目を見るだけならできるんじゃない?あとはしっかり胸を張ること」

 

雄一「こ、こうですか?」

 

 

 

雄一は胸を張って木葉の目をじっと見た。

 

 

 

木葉「そうそう。その調子その調子」

 

雄一「ふぅ…」

 

木葉「あんな感じで見るだけでいいよ。でもそれだけだと意味が無いから手を使ってみよっか」

 

雄一「手?」

 

木葉「そうそう。相手の手首くらいを強く握って相手の目を見れば相手は怖くなると思うよ」

 

雄一「ふむふむ…」

 

木葉「口は閉じて相手の目だけを見る。尚且つ手首を握って逃がさないようにする。これだけやってれば相手はある程度混乱すると思うよ」

 

雄一「なんか…うーん…」

 

木葉「?」

 

雄一「あの…ほんとにこんなので大丈夫なんですか?」

 

木葉「そりゃあね」

 

雄一「でも…あの人たちがこの程度で怯むなんて考えられないです…」

 

木葉「ん?」

 

雄一「え?」

 

木葉「あー確かに威圧するって言ったけどそれだけじゃないよ?」

 

雄一「え?」

 

木葉「これはただの準備だよ」

 

雄一「ど、どういう…」

 

木葉「さっき相手の目を見るって言ったよね?」

 

雄一「え、うん」

 

木葉「その後堂々と胸を張るって言ったよね?」

 

雄一「うん」

 

木葉「そして手首を掴むって言ったよね?」

 

雄一「うん」

 

木葉「これだけあればあとは言葉だけで済むよ?」

 

雄一「?」

 

 

 

雄一は何言ってるか分からなかった。

 

 

 

雄一「え…え?」

 

木葉「まぁ、見てて」

 

 

 

木葉は雄一の前に立った。

 

 

 

雄一「?」

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

雄一「!?」

 

 

 

木葉は雄一の手首を握った。

 

そして、雄一の目をじっと見た。

 

 

 

木葉「…」

 

雄一 (え…え…なに…)

 

木葉「ね?」

 

 

 

スッ

 

 

 

木葉は雄一の手首から手を離した。

 

 

 

木葉「言葉が出なかったでしょ?」

 

雄一「あ…」

 

木葉「人ってね突然のことには反応できないのよ。人が反応できるのはそれを視認したあとだからね」

 

雄一「あ…」

 

木葉「あとはそのまま君の気持ちを伝えるだけだよ。それがさっき言った『あとは言葉だけで済む』ってこと」

 

雄一「き、気持ち?」

 

木葉「うん。君はその人たちにいじめられたくないんだろ?なら率直に真っ直ぐにその事を言えばいいんだよ」

 

雄一「ど、どういう風に…」

 

木葉「もうやめてって言えばいいんじゃない?」

 

雄一「…」

 

木葉「君をいじめる人たちは何も言わない君を茶化すんだから君がハッキリものを言わないと何も解決しないよ」

 

雄一「…な、なるほど」

 

木葉「相手を威圧するってね結構難しいんだよ。特に君は優しいからね。相手を尊重する方が先に出てくるから怒るに怒れないんじゃないかな」

 

雄一「!!」

 

木葉「でも言われっぱなしは優しさとは違うよ。相手に言い返して機嫌悪くしたくないって思うのはいいけどそれは自分を守らないのと同じ。君が君自身を大切に思うなら守りなさい。ちゃんと言葉にしなさい。ハッキリ言いなさい」

 

雄一「…分かりました」

 

木葉「…あなたが」

 

 

 

ギュッ…

 

 

 

雄一「!!」

 

 

 

木葉は雄一を抱き締めた。

 

 

 

木葉「あなたが自分を守れるようになったら今度は自分が大切だと思うものを最後まで守りなさい。自分ですら守れない人に大切なものを守ることなんてできないからね」

 

雄一「…はい」

 

木葉「さて、これで終わるけどなにか聞きたいこととかある?」

 

雄一「あの…」

 

木葉「ん?」

 

雄一「僕に…できるでしょうか」

 

木葉「…人が不安に感じるのはね…それに対する経験が無いからだよ」

 

雄一「経験…」

 

木葉「そう。例えば泳げる人と泳げない人がいたとしよう。その2人に泳いでくださいと言った時、片方は普通に泳ぐけどもう片方は泳ごうとしない。何故かわかる?」

 

雄一「泳げないから…」

 

木葉「そう。泳げないから。じゃあもう片方の人はなぜ普通に泳げると思う?」

 

雄一「…泳げるから」

 

木葉「そう。じゃあ泳げる人と泳げない人の差を作るものって何?」

 

雄一「…経験」

 

木葉「そう。そういうこと。初めての人にこれをやってと言ってもその人は不安になる。それに対する経験が無いからね。でもその経験があったら不安にならず率先して動くよね」

 

雄一「うん」

 

木葉「君が今不安を抱くのは当たり前。その不安を押し殺して動くか、不安に負けて何もしないでいるかでは人は大きく違ってくる。何かを変えたいならその不安に負けず乗り越えなければならない」

 

雄一「…」

 

木葉「雄一くん」

 

雄一「…はい」

 

木葉「あなたならできますよ」

 

雄一「!!」

 

木葉「大丈夫です」

 

雄一「…頑張ってみます」

 

木葉「よしっその意気だよ。さてと、ちょっと結界の様子でも見てみようかな」

 

 

 

ヒュッ

 

 

 

木葉は結晶を取り出した。

 

 

 

ギュッ!

 

 

 

木葉「!!」

 

雄一「…」

 

 

 

雄一が後ろから木葉に抱きついていた。

 

 

 

雄一「木葉さん…僕の…僕の…」

 

木葉「…」

 

雄一「背中を押してくれて…ありがとうございました…」

 

木葉「…はい。いいですよ」

 

 

 

ピピピ!ピピピ!ピピピ!

 

 

 

雄一「!」

 

木葉「…どうやら結界が馴染んでるようだね」

 

雄一「え…」

 

木葉「今ならあっちの世界に戻ることができるけど、どうする?」

 

雄一「…」

 

 

 

雄一は千夏を見た。

 

 

 

雄一「木葉さん…」

 

木葉「はい。何ですか?」

 

雄一「…お願いします」

 

木葉「…はい。じゃああの子を呼んできて」

 

雄一「はい」

 

 

 

スタスタスタ

 

 

 

雄一は千夏を呼びに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄一「なっちゃん」

 

千夏「ん?どうしたの?雄一くん」

 

雄一「帰れるそうだよ。どうする?」

 

千夏「あ、そっか。もう帰れるんだね」

 

雄一「…」

 

千夏「…」

 

霊夢「…案外短かったわね」

 

千夏「…ですね」

 

雄一「さ、帰ろ?」

 

千夏「…だね」

 

 

 

スッ

 

スタスタスタ

 

 

 

雄一と千夏と霊夢は木葉のところに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雄一「木葉さん」

 

木葉「来たね」

 

千夏「はい。木葉さん。今までお世話になりました」

 

木葉「ううん。大丈夫」

 

雄一「…」

 

霊夢「…」

 

木葉「さ、この枠内に入って」

 

雄一「…はい」

 

 

 

スタスタスタ

 

 

 

雄一と千夏は魔法陣の枠内に入った。

 

 

 

千夏「これでいいですか?」

 

木葉「あぁ。いいよ。そのまま立ってて」

 

雄一「木葉さん!」

 

木葉「?」

 

雄一「また…会えますか?」

 

木葉「…あぁ。会えるよ」

 

雄一「良かった…」

 

 

 

パキパキパキ…

 

 

 

木葉はあるものを作り出した。

 

 

 

木葉「はい。これを持ってて」

 

雄一「これは?」

 

 

 

木葉は雄一にある結晶を渡した。

 

 

 

木葉「お守り。いつか君の助けになるよ」

 

雄一「ありがとうございます…」

 

木葉「千夏さん」

 

千夏「は、はい!」

 

木葉「何かあったら雄一くんを支えてあげてくださいね」

 

千夏「はい!」

 

木葉「雄一くん」

 

雄一「はい…」

 

木葉「…千夏さんを守ってあげて。強い人は誰かを守らなければならない。君ならそれができるよ」

 

雄一「…はい」

 

木葉「さ、そろそろ送るよ」

 

千夏「木葉さん!霊夢さん!お世話になりました!」

 

木葉「はいよ」

 

霊夢「また来なさい。歓迎するから」

 

千夏「はい!」

 

雄一「木葉さん…霊夢さん…本当に…ありがとう…ございました…」

 

木葉「…あぁ」

 

霊夢「あなたもしっかりね!」

 

雄一「はい…」

 

木葉「雄一くん」

 

雄一「はい…」

 

木葉「あなたの人生に憂うことなかれ」

 

雄一「!!」

 

 

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……

 

 

 

白い光が雄一と千夏を包み込み、二人は現代に戻っていった。

 

 

 

霊夢「…いい子だったわね」

 

木葉「…だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……

 

 

 

二人は現代に戻ってきた。

 

 

 

雄一「あ、あれ…戻ってきた?」

 

千夏「そ、そうなのかな…」

 

雄一「!!」

 

 

 

2人が立ち尽くしていると倉本が目の前を横切った。

 

 

 

雄一「あれは…」

 

千夏「結衣ちゃん!」

 

倉本「?」

 

 

 

倉本は声のした方に振り返った。

 

 

 

倉本「千夏さん」

 

千夏「結衣ちゃん結衣ちゃん!」

 

倉本「な、なんですか…」

 

千夏「木葉さんの事色々教えてください!」

 

倉本「え、木葉…誰…」

 

千夏「え?木葉さんですよ?木葉さん」

 

倉本「あ、(こう)さんの事?」

 

千夏「あ、そうそう!」

 

倉本「え、まぁ…いいですけど…」

 

千夏「やった!あ、あと私たちがいなかった日の授業を教えてくれたら嬉しいな」

 

倉本「え?何言ってるんですか?」

 

千夏「え?」

 

倉本「?」

 

千夏「?」

 

倉本「お二人は学校休んでましたっけ?」

 

千夏「?」

 

雄一「?」

 

千夏「え、どういう事?今って火曜日だよね?」

 

倉本「え?日曜日ですよ?」

 

雄一「え?」

 

千夏「え?」

 

雄一 (どういう事?僕があの世界に行ったのは土曜日…なっちゃんが来たのはその次の日だから日曜日…それで幻想郷を見て回って1日で次の日にこっちに帰ってきた…)

 

千夏「え、どういう事だろ…」

 

倉本「お二人はどこかに行ってたんですか?」

 

千夏「え、うん。幻想郷っていうところに」

 

倉本「!!」

 

雄一「だよね。今火曜日くらいだよね」

 

倉本「もしかして…」

 

千夏「何かわかったの?」

 

倉本「あ、いえ、そういうわけではないんです」

 

千夏「あ、そうなんだ…」

 

倉本 (光さん…もしかして…)

 

千夏「そういえば結衣ちゃんは何してるの?」

 

倉本「今から家に帰るんですよ」

 

千夏「あ!私も行きたい!」

 

倉本「え…ま、まぁ…別に構いませんが…」

 

千夏「やった!雄一くんも行こ!」

 

雄一「え、いいのか?倉本」

 

倉本「はい。大丈夫ですよ」

 

千夏「ほら!行こ!」

 

 

 

千夏は雄一の手を握った。

 

 

 

倉本「では行きましょうか」

 

 

 

倉本と千夏、雄一は倉本の家に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の月曜日

 

 

 

生徒A「よぉ佐藤。ちょっとこっち来いよ」

 

雄一 (はぁ…またか…)

 

 

 

雄一はある場所に行った。

 

 

 

生徒B「うわっほんとに来やがった」

 

生徒C「こいつ学ばねぇのか」

 

生徒A「でよぉ?俺ら今ストレス溜まってるんだわ。だからよぉ…」

 

生徒B「俺たちのサンドバックになってくれや」

 

雄一 (…やっぱり)

 

生徒A「ちょっとこいつ抑えててくれよ」

 

生徒C「おっけー」

 

雄一 (…言わないと…何か)

 

 

 

木葉「あなたならできますよ。大丈夫」

 

 

 

雄一「!!」

 

 

 

突然雄一の頭にその言葉が響いた。

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

生徒C「!?」

 

 

 

雄一は生徒Cの手首を掴んだ。

 

 

 

雄一 (木葉さんに教わったように…相手の目を真っ直ぐ見て堂々と胸を張って口を閉じて手首を掴んで…)

 

 

 

雄一は木葉に言われた通りの事をやった。

 

 

 

生徒C「な、離せよ!」

 

雄一 (あとは…)

 

生徒C「!!」

 

 

 

木葉「あとは君の気持ちを伝えるだけだよ。それがさっき言った『あとは言葉だけで済む』ってこと」

 

 

 

雄一 (言葉を…気持ちを…伝えるだけ…)

 

 

 

雄一は生徒Cの目を真っ直ぐ見て自分の気持ちを伝えた。

 

 

 

雄一「もうやめて。こっちの事も考えて」

 

生徒C「!!」

 

 

 

雄一はいつもとは違う声色で言った。

 

 

 

雄一「正直やめてほしい。なぜ僕がこんな目に遭わなくちゃならないのか理解できない。君たち何なの?僕に寄ってたかって…いい加減にして」

 

生徒A「!?」

生徒B「!?」

生徒C「!?」

 

 

 

雄一は三人の目を真っ直ぐ見た。

 

 

 

雄一「…」

 

生徒A「言うじゃん佐藤…サンドバックの分際で…」

 

 

 

バッ!

 

雄一は生徒Cの手を振り払って生徒Aに近づいた。

 

 

 

生徒A「な、なんだよ…」

 

 

 

雄一は生徒Aの目を真っ直ぐ見て言った。

 

 

 

雄一「僕はサンドバックなんかじゃない。僕は人間。君たちと同じ人間。君は人間がサンドバックに見えるの?」

 

生徒A「あ?なんだお前」

 

 

 

スタスタスタ

 

 

 

雄一は生徒Bに近づいた。

 

 

 

雄一「君はなんなの?さっきからずっとそこにいて。全然近寄ろうとしない」

 

生徒B「!!」

 

雄一「ねぇ?」

 

生徒B「…」

 

雄一「何もしないなら早くどっか行って。僕は君たちに色々されて頭にきてるの。怒ってるの。これ以上何かするなら…」

 

生徒B「なぁ…もう行くぞ」

 

生徒A「あ?何言ってんだ」

 

生徒C「おい。まさかこいつの事怖ぇのか?」

 

生徒B「…いいから」

 

 

 

スタスタスタ

 

生徒Bは逃げるように去っていった。

 

 

 

生徒A「おい!待てって!」

 

 

 

生徒AとCもその場をあとにした。

 

 

 

雄一「はぁ…怖かったぁ…」

 

 

 

雄一はその場に座り込んだ。

 

 

 

雄一 (木葉さん…ありがとうございます…僕にもできました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒A「おい!待てって!」

 

 

 

ガシッ!

 

生徒Aは生徒Bの肩を掴んだ。

 

 

 

生徒A「何であいつから…!!」

 

生徒C「お、おい…どうした…」

 

 

 

生徒Bは震えていた。

 

 

 

生徒B「お前ら…()()が見えなかったのか?」

 

生徒A「あ?なんだよアレって。おい。お前なんか見たか?」

 

生徒C「いや?何も見えなかったが…」

 

生徒B「もうやめようぜ…あいつをからかうのは…」

 

生徒A「あ?何言ってんだよ。お前、あんなやつに怖がってたのか?」

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

生徒A「!?」

 

 

 

生徒Bは生徒Aの肩を掴んだ。

 

 

 

生徒B「お願いだ…」

 

生徒C「おいおい…ほんとにどうしちまったんだよ…」

 

生徒B「あれ以上やってたら…」

 

 

 

ヒュォォォォォォォ……

 

 

 

生徒B「!!」

 

 

 

生徒Bの目の前に()()が現れた。

 

 

 

生徒B「あ…あ…」

 

 

 

生徒Bは急に固まった。

 

 

 

生徒A「おい!どうした!」

 

生徒C「おいおい…大丈夫か…」

 

 

 

ヒタ…ヒタ…

 

 

 

生徒B「!?」

 

 

 

()()は一歩ずつ生徒Bに近づいている。

 

 

 

生徒B「うわあああああ!来るなあああああ!」

 

 

 

生徒Bは()()を見て逃げ出した。

 

 

 

生徒A「おい!待てって!」

 

生徒C「どうした!おい!」

 

 

 

生徒AとCは生徒Bを追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃木葉は…

 

 

 

木葉「そろそろかな♪怖がってるかな♪」

 

霊夢「何?あんたまたなんかしたの?」

 

木葉「ん?さぁ?」

 

霊夢「はぁ…全く…程々にしなさいよね」

 

木葉「にひひ〜♪」




〜物語メモ〜

雄一と千夏
雄一と千夏が現代に帰った時に曜日の感覚が狂ったのは木葉が雄一と千夏を現代に帰す時にちょっと時間軸をいじったから。
木葉は雄一と千夏の両親に心配させないように帰す日にちをズラし、幻想郷に来た日に帰した。
だが雄一は土曜日に幻想郷に来て日曜日に帰ったことになるので、実質1日家を空けていたことになる。
そのため、雄一は母親に怒られたが、自分のことを心配してくれたと思い、少し喜んでいた。
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